このクルーズを選んだ理由
南極大陸に上陸するクルーズに行きたくてえらんだ。 ワールドエクスプローラーの新造船後の昨年の一月予定のものが 完成の遅れで一年後の今年になった。 本来のクォークエクスペディションではなく読売旅行の貸切パックだったので 真の姿としてのワールドエクスプローラーでは なかったと思うが 冬場のアメリカを抜けるので雪などによるフライトの変更などを心配し、読売にした。 ポナンもあったが、ワールドエクスプローラーの機能がよさそうだったので。

mr. kingpano さんの22回目の乗船記
2020年2月19日 投稿
2020年1月11日
10日間
夫婦・カップル
総合評価
食事
サービス
客室
船内施設
この航程マップはイメージです。実際の航路や寄港順は変更となる場合があります。
ウシュアイア
Ushuaia
サウス・シェトランド諸島
South Shetland Islands (Antarctica)
ドレーク海峡
Drake Passage (Antarctica)
ウシュアイア
Ushuaia
寄港地
アルゼンチン
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寄港地
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寄港地
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寄港地
アルゼンチン
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南極大陸に上陸するクルーズに行きたくてえらんだ。 ワールドエクスプローラーの新造船後の昨年の一月予定のものが 完成の遅れで一年後の今年になった。 本来のクォークエクスペディションではなく読売旅行の貸切パックだったので 真の姿としてのワールドエクスプローラーでは なかったと思うが 冬場のアメリカを抜けるので雪などによるフライトの変更などを心配し、読売にした。 ポナンもあったが、ワールドエクスプローラーの機能がよさそうだったので。
乗客とスタッフの比率が少ないので、ラグジュアリーに近いものを期待していましたが、プレミアムカジュアルよりも少し落ちる感じ。 南極という地域性を考えても他社の南極クルーズのブログなどを見たり、この船の本来バージョンのブログなどを見てももっと良い食事が出ているよう。 味がとても悪いわけではないが(シェフはウクライナ人でまあまあ)食材が チープでがっかりというところ。日本回りでは コスタ当たりの食材と変わらない感じ。 読売旅行が 日本人板前なる人を 連れてきて出した和食が人気はよんでいた。 材料なども大変らしくおいしい物とは言えない程度だったが、洋食がいまいちなので 喜んでいる方もいたとおもう。コーヒーなどを24時間飲めるドリンクバーのようなものがあったのでのみものは 助かった。 バーベキューなどもおそまつだった。 サービススタッフも少なかったが みんな一生懸命していて 好感はもてた。
当たり前のクルーズのサービスは 頑張っているが、人数が少なく非常に気の毒な感じだった。 チャーターでは 本来のサービスを受けられないケースがほとんどで、仕方ないとはいえコスパが悪くなると思う。
インフィニティスイートという窓付きベランダなしのへやだったが、名の通りインフィニティウィンドウで、外の景色がよく見える。ガラスが汚れてしまうので 写真はいまいちだが 暖かな部屋の中から安楽椅子やソファ、ベッドに寝転がっていても南極の景色が見えるのはかなりの贅沢。 ラグジュアリーな探検船であることをここでは感じられる。 室内も広いし、バスルームは トイレとシャワーが しっかり離れているうえ暖房がよく聞くし、シャワーも種類が多く、豪華である。 だが、就航1年未満で あちこち、故障や壊れ等があ部屋以外でも部屋でも見られ、新鋭のポルトガルの造船会社野造船と聞いたが内装は問題ありかもしれない。 センス的には 落ち着いた色合いで木製の部分も多く良かった。
探険船だけにまさに南極にいる間は 毎日毎日、午前午後とゾディアックでの 冒険が続く。 あとは南極関係の講座とか 映画とかゲーム。いわゆるクルーズらしいものはなく南極に特化してあったが、あえてのことだろうし、南極なので 南極づけで良かったと思う ワールドエクスプローラー自慢のマッドルームは ほどほどの広さもあり使いよかった。
アルゼンチン
ブエノスアイレスで 1泊したので 翌朝に飛行機で移動して、少し街の中を観光できた。 パタゴニアというブランドのマークのような山が見える坂の多い街で、立派な観光地。 スーパーでマテ茶を買ったり、土産物屋や飲食店も多く、面白いところ。南極では土産物はほとんどかえないので、このタイミングで買うことをすすめられた。
サウスシェットランドも南極半島も常にゾディアックボートでの上陸や クルージング。 基本船は着岸することはない。 毎日、4、5時間、班に分かれ重装備に身を包んで 冒険に繰り出す。 まさに探険そのもの。帰ると豪華なクルーズ船で やすめるからシニアでも行かれると思う。 結構ハードな観光というより探検を繰り返します。
ドレーク海峡は世界一荒れる海でここを越えなければアルゼンチン側からの南極には到達できない。 行は比較的静かで、 クルーズになれた人なら、平気な感じだったが、帰りは おおあれで横揺れプラス6mの波を砕いてかなり高速で 進むので、500mlは言ったガラスの水のビンが横に吹っ飛ぶほど。 寝たきりの人や、ベッドから放り出された人も。 医師から全員酔い止めを絶対飲むように強く言われる。 このふねは ローターが6か所で かなり馬力がある船だったがそれでも ものすごいもので、 先人の苦労がしのばれた。2日間は揺れまくるので 覚悟は必要だ。 それでも、間の南極のすばらしさは 言ってよかったとつくづく思えるもの。
昨年行く予定で、予約していて、突然の造船遅れのキャンセル。一年後の予約に対してお詫び金などもあって、相殺されたが今年は価格自体はあがっていた。 その分食材などで サービスが落ちていたかもしれない。 南極用にもらえるパルカというコートも中はダウンジャケットと聞いていたのに、結局は ただの中綿で 重たくて暖かくなかった。読売の問題かクォークエクスペディションの問題化はわからないが、ちょっと疑問なところ。 だいたいにして、クルーズなのにクルーズというより南極探検のいきおいで来ている客が多く、スタッフとのやりとりが うまくできずにクレームをつけていたり、普通のクルーズにない場面も多かった。添乗員も山のようにいたがクルーズもわかっていず、なお英語も怪しいものも多く、なかなか大変そうだった。 飛行機などのリつぎは 添乗員が頑張っていたが、人によってはいまいちなかんじ。 冬場の飛行機のことを考えてここにしたが、コスパは良かったかどうかは謎。
南極は素晴らしい。心底そうおもうが、長時間の飛行機移動と、ドレーク海峡の突破を考えて乗り越えられる自信を持つ方には、おすすめする。 こちらの船は 探検に絞られているので いわゆるクルーズのお楽しみはあまりないかもしれない。そして。英語力がなくチャーターに、頼ると本来のクルーズでないかもしれない。 それでもいったかいはあるところだ。コスパを考えると海外サイト等で頼み、自分でウシュワイアまでたどり着けるととてもリーズナブルになる。その辺の検討をよくよくする必要はあると思う。 だが 最期の秘境南極、温暖化で風景も変わってしまうかもしれないし、検討される価値は絶対にあると思う
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