このクルーズを選んだ理由
新造船コスタベネチアに乗船してみたかったからです。 本船はカーニバルグループが発注する13万総トン型クルーズ客船「ビスタクラス」の3番船でコスタクルーズブランドとしては初めての就航船(1番船、2番船は共にカーニバルクルーズ向けとして就航)でアジア就航も初めてだったので、個人的にとても興味がありました。 又、日本発着クルーズなので飛行機に乗って海外に行く必要が無いのも理由の一つです。

mr. kinjo_masahiro さんの14回目の乗船記

2019年6月15日 投稿
2019年4月29日
8日間
家族
バルコニー
総合評価
食事
サービス
客室
船内施設
この航程マップはイメージです。実際の航路や寄港順は変更となる場合があります。
東京
Tokyo
鹿児島
Kagoshima
基隆 / 台北
Keelung (Taipei, Taiwan)
東京
Tokyo
寄港地
日本
—
寄港地
日本
—
寄港地
台湾
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寄港地
日本
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新造船コスタベネチアに乗船してみたかったからです。 本船はカーニバルグループが発注する13万総トン型クルーズ客船「ビスタクラス」の3番船でコスタクルーズブランドとしては初めての就航船(1番船、2番船は共にカーニバルクルーズ向けとして就航)でアジア就航も初めてだったので、個人的にとても興味がありました。 又、日本発着クルーズなので飛行機に乗って海外に行く必要が無いのも理由の一つです。
食事メニューは他のクルーズ客船と大差は有りませんでした。 レストランの設備、雰囲気はとても良かったです。流石デザインの国イタリアの設計するクルーズ客船だけのことはあると感じました。 サービス面では新造船な上に、イタリア→東京のポジショニングクルーズ終了とともにスタッフもかなり入れ替わったとのことで、手慣れない感じのスタッフが多数いました。 メインレストランではオーダーの間違え、忘れが頻発したり、カトラリー類が不足したり、同席メンバーでの供食タイミングがちぐはぐだったり、前の方の食べ残したパンが残っていたりと今までのクルーズでは経験したことがない位不手際が目立ちました。 又メインレストランのセカンドシッティングの開始時間が初日は1時間以上、その後も10~15分位遅れる日がありました。 新造船では一般論として経験の浅いスタッフも多く乗船することになり、サービスの質が安定しないのは良く聞く話なので個人的にはまあこんなものかと思って見ていました。(クルーズ船乗船する以上は洗練されたサービスは絶対だという方は新造船は避けたほうが無難と思います。) 又日本発着クルーズの特徴の日本食対応については、本船(今回1回限りの日本発着クルーズなので致し方ないと思いますが・・・)の日本食メニューはメインレストランでは常に1品程度で選択肢はほぼない状況でした。年配の方中心に日本食ニーズを満たせてない状況に見受けられました。 (コスタネオロマンチカ(同じコスタクルーズ社に所属する通年日本配船のクルーズ客船)は日本食メニューがそれなりにありました。) 今回利用したスペシャリティレストラン(高級イタリアンの「カサノバ」と火鍋中華の「鑢」) については食事の質は良かったです。
今回は就航して間もない新造船ということもあり全体的に不手際が目立つクルーズでした。 初日の乗船から船内会計システムのユーロ→ドル切り替えトラブルで中々乗船開始にならず大井埠頭で2時間程屋外待機を余儀なくされました。 乗船手続きも大幅に遅れたことから初日のメインレストランのファーストシッティング開始時間までに乗船出来なかった乗客が多数いた影響でファーストシッティングの終了時刻がずれ込んでしまい、その結果セカンドシッティングの開始時間が1時間以上遅れるトラブルがありました。これも事前に遅れる旨のアナウンスやどの位遅れるのか等の案内が一切なかったため、かなりの客が当てもなくレストラン入り口で待たされていました。中には怒鳴りだす乗客もいるありさまで、最低限のアナウンスは必要と思いました。(それがあるだけでも大方の乗客のイライラは抑えられたと思う)
今回は海側船室と海側バルコニーに宿泊しました。 基本的には一般的なクルーズ船の標準船室同様ですが、新造船なだけあり調度品も真新しく使用感もあまり無くとても気持ちよく過ごすことが出来ました。 又特筆することは海側船室にはシャワールームとは別にバスタブがあったことです。 一般的にこのクラスのクルーズ船ではスイート船室以上にしかバスタブは備わっていないことが多いのでちょっとしたサプライズでした。 お陰様でとても快適に過ごすことが出来ました。
船内設備、インテリアは船名通りベネチアがテーマとなっておりとても良い雰囲気でした。 メインレストランやブュッフェレストランも特に不満はありませんでした。 船首部にあるメインシアターについては4000人以上乗船する大型船の割には小さく、毎回公演のたびに立ち見客が後方通路に溢れかえっていました。 他の同規模クルーズ船ではもっと大きなシアターを備えているので、その点は改善項目かと感じました。
日本
日本
鹿児島では事前に予約しておいたレンタカーで観光しました。 費用はレンタカー代+ガソリン代、高速代トータルの費用です。 観光した場所は妻の要望の薩摩焼窯元巡り(鹿児島県美山)と南さつま市万世特攻祈念館を観光しました。 どちらも鹿児島市内からは離れているのでレンタカー以外で向かうのは少々難しい位置にあります。 又特攻関連施設では一般的には知覧のほうが有名ですが、こちらは過去に何度か訪れたことがあったので今回はまだ訪問したことの無い万世の方にしました。 こちらも展示内容は知覧に劣らず充実していますが、知名度が低いためか?GW期間中にも関わらず混雑することも無く落ち着いて展示物、資料等観ることができました。
台湾
タクシーを半日チャーターしました。金額は1700台湾ドルで交渉成立。 巡ったのは和平島公園と国立海洋科学技術館の2ヶ所。 国立海洋博物館は予想外に展示内容が充実していて長男(5歳)がとても楽しんでいました。 子連れならここだけで1日潰せる場所だと思います。 又次回基隆訪問した時に機会あれば訪れたい所でした。
今回はJTB旅物語商品としての専属販売だったので旅行会社としては選択肢がありませんでした。 販売方法も電話又はFAX及び郵送のみとインターネットやメール、全国各地にあるJTB店舗でのやりとりが使えない販売方法は少々不便と感じました。 代金支払い方法もクレジットカード払いが東京都文京区の茗荷谷にある本部(?)でしか出来ないので、クレジットカードで各種ポイント・マイル等貯めたい人には残念な販売方法でした。 結局私はクレジットカード払いで得られるメリット(マイル)と天秤にかけた上で茗荷谷まで出向いてクレジットカード払いをしました。) 全国各地にあるJTB店舗で本クルーズの取り扱いがあれば特に不満はなかったと思います。
最新鋭のクルーズ客船にいち早く乗船したい人、日本発着の便利さを享受したい方にお勧めです。 又GW期間中ということもあり、子ども連れの家族も多くいたので子どもがいて気を使うんではないかと心配されている方にもお勧めのクルーズです。
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