このクルーズを選んだ理由
イギリス駐在中に一度はクルーズに乗ってみたいと思っていました。絵画・建築などの文化を観光するのではなく、大人も子供も楽しめる自然や景色を求めて、アドリア海・エーゲ海航路を選びました。初めてでしたので、まずはカジュアル船にトライしました。
ms. kjkana さんの1回目の乗船記
2019年8月20日 投稿
2019年8月11日
8日間
家族
バルコニー
総合評価
食事
サービス
客室
船内施設
この航程マップはイメージです。実際の航路や寄港順は変更となる場合があります。
ヴェネツィア
Venice
バーリ
Bari
ケルキラ島(コルフ島)
Corfu Island
サントリーニ島
Santorini Island
ミコノス島
Mykonos Island
ドゥブロヴニク
Dubrovnik
ヴェネツィア
Venice
寄港地
イタリア
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寄港地
イタリア
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寄港地
ギリシャ
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寄港地
ギリシャ
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イギリス駐在中に一度はクルーズに乗ってみたいと思っていました。絵画・建築などの文化を観光するのではなく、大人も子供も楽しめる自然や景色を求めて、アドリア海・エーゲ海航路を選びました。初めてでしたので、まずはカジュアル船にトライしました。
子供たちもある程度大きいため、着席制のレストランでほとんど食事しました。夜は英語のメニューを見ながら自分たちで前菜・主菜など選ぶのが楽しく、おいしい料理ばかりでした。お酒をほとんど飲まなくても、コース料理なので1時間半ほど掛かりますが、せっかくなのでとその時間を楽しむことにしました。 朝は毎回インターナショナル料理(メニューから各国の伝統的朝食を選ぶ)とビュッフェでデザートやパン類を選べます。昼はビュッフェ式だったり、コースになっていたり、日によって異なりました。ビュッフェの内容は変わり映えのないものですが、概ね満足できる内容だと思います。 夜の席は毎回一緒なのですが、おそらく言語の問題で4人用のテーブルで家族のみにしてくれていたのか、他のお客さんとの交流は特にありませんでした。
日本人のような細やかなサービスではありませんが、困ることはほとんどありませんでした。あらかじめネットで調べたところ、25点まで20€のランドリーサービスがあるという情報がありましたが、下船2日前と下船1日前しか受付がないようでした。それまでの期間は1着いくらというスタイルのランドリーサービスしかなさそうでしたので、節約のため手洗いで過ごしました。 プール用のタオルは毎晩交換に来てくれていたので、毎日プールや海で過ごしても問題ありません。
ダブルベッドと2段ベッド式の簡易ベッドです。小学生2人の家族で、狭いと感じることはそれほどありません。コンセントが一カ所しかないため、ゲーム・Kindle・携帯・ipodと充電渋滞は発生しますので、あらかじめ同時複数充電可能なコンセント等を準備された方がいいと思います。 出航時にベネチアの夜景を見たいと思って左側の部屋にしてもらいましたが、デッキからも景色が見えますので、あまり左右は関係なかったと思いました。航路によるのでしょうが、バルコニーに日が当たる時間が少なく、洗濯物の乾きに意外と時間が掛かりました。
船内のプールは海水なので、子供たちは目が痛い~と言っていましたが、結局楽しんでいました。(温水シャワーが脇にあります。)浮き輪など持っていきましたが、なくても子供用の無料ライフジャケットで代用できそうでした。図書室でボードゲームが借りれますが、イタリア語仕様なので遊べるものはほとんどありませんでした。 託児用のSquok Clubは幼児対象のプログラムが多く、10歳の息子が参加できるものはほとんどありませんでした。逆に大人向けの夜のショーは、小学生でもある程度楽しめました。(ある程度大人が英語の通訳をしてあげる必要はあります。)
イタリア
乗船前に前泊したので、ヴァポレットの24時間券(20€)を購入しました。ホテル代・交通費(空港間も含む)・食事代など、基本的に物価は高めです。小さな町なので丸一日あれば概ね観光できると思います。乗船日・下船日とも日曜日だったので、ムラーノ島のガラス工房見学ができなかったのが残念です。また、ガイドブックに載っていたレストランやお店が、7月下旬から8月いっぱいまでお休み(夏休み)というところが何軒かあり残念でした。
イタリア
ベネチア入港並びに出航が遅れたため、バーリでの滞在時間が3時間程度となってしまいました。そのため、あらかじめ申し込みしていたマテーラ洞窟のエクスカーションがキャンセルになってしまいました。(アルベロベッロもキャンセルになったようです。) バーリの街を歩いて観光しましたが、見所が少なく、すぐに船に戻りました。
ギリシャ
クルーズのシャトルバスもありましたが、高かったのと時間が希望に合わず、市バスを利用しました。クルーズターミナルを出てすぐのところにバス停があり、頻度も問題ありませんでした。一日券(8€ほど)を現金で購入し、旧市街・旧要塞・カノニ展望台と周りました。どうしても見たいところがある訳でなく、また英語がある程度話せるのであれば、個人で散策されても問題ないと思います。
ギリシャ
お昼過ぎの到着だったので、当日朝にテンダーボートの順番券配布がありました。念のため配布予定時刻の30分前に行ったところ、すでに30人ほど並んでおり、配布予定時刻より早く配り始めてくれました。また、サントリーニだけでなく、翌日のミコノスの分も配布されました。 日の入り前に船に戻る必要があったため、先にOiaに行くことにしました。テンダーボートで到着後、Oiaの街にSpeed Boatで行き、バスでFiraまで連れて行ってくれるサービスを利用しました。(大人一人15€ほど) Oiaには1時間ほどしか滞在しなかったのですが、Firaの滞在時間を短くして、もう少し長くOiaにいれば良かったと思いました。Firaは買い物だけしました。写真映えするのは圧倒的にOiaです。
ギリシャ
テンダーボート下船後、町まで歩いて散策し、その後市バスでプラティスヤロスのビーチに行きました。本当はエリアビーチに行きたかったのですが、バス停を間違えてしまったのと、バスの本数が限られていたため、プラティスヤロス(バスは30分に1本ほどあります)に変更しました。ビーチにはレストランが並んでおり、それぞれがお店の前にビーチパラソルを貸し出しています。バス停から離れるほど料金は安くなる印象です。ビーチパラソル+デッキ2台で、一日20€のところに決め、お昼もそのレストランで食べました。プラティスヤロスは比較的落ち着いた雰囲気のビーチだったので、安心しました。町も青と白の美しい町並みでよかったです。子供たちは海水浴ができたこともあり、クルーズ中、一番気に入ったのはミコノスだったようです。
クロアチア
クルーズのシャトルバスは時間と費用から利用しないこととしましたが、時間が限られているため、タクシーでまわりました。クルーズを降りるとタクシーがたくさん待っていて、スルジ山~パニエビーチ~プロチェ門を1時間ほど@55€でまわってもらいました。(途中で写真を撮る時間を設けてほしいこともあらかじめ伝えました)ケーブルカーも利用できましたが、混雑具合や営業時間を吟味した上でタクシーに決めました。 城壁はプロチェ門からイヴァン要塞まで歩き(1時間弱)、その後、城壁内の街を散策し、またタクシーでターミナルまで@10€で戻りました。
ネットで予約すると、イタリア本社から確認の電話が掛かってきます。英語で対応してくれ、またこちらの質問に対してもきちんと回答してくれたり、支払方法なども説明してくれるので、ある程度英語ができれば、自分で全て手配しても問題ありませんでした。言語に自信がない場合は、ツアー会社等を利用された方が安心だと思います。
今回初めてクルーズを利用しましたが、家族みな満足しています。子供たちは下船して観光するよりも船の上でプールに入ったり、食事を楽しんだりする方が良かったようです。航路も小学生でも楽しめる自然を中心としたものだったので、ファミリーにおススメです。
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KJKANAさん 読んでいて我が家の最初のクルーズを思い出しました。2001年夏の西カリブ海。アメリカへ移住した最初のクルーズで、小学生3人と中学生1人を連れての旅。家族全員がハマりました。訳あって帰国後、今は子供たちも独立してそれぞれの生活になっていますが、クルーズで家族集合の号令をかけると集まります。イギリスにおられる間に色々楽しんでください。私も、アドリア海、地中海、エーゲ海と欧州を3回クルーズして、次回GWはサザンプトンからP&Oでポルトガル、スペインです。
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