このクルーズを選んだ理由
MSCベリッシマは評判が良さそうなのでいつか乗りたいと思っていたところ、沖縄からのリポジショニングというお得なコースを見つけたので決めました。 ステイタスマッチでボヤジャーズクラブのゴールドでの乗船です。

ms. krn さんの27回目の乗船記

2023年10月23日 投稿
2024年3月7日
6日間
家族
内側
総合評価
食事
サービス
客室
船内施設
この航程マップはイメージです。実際の航路や寄港順は変更となる場合があります。
那覇(沖縄)
Naha (Okinawa Island, Japan)
那覇(沖縄)
Naha (Okinawa Island, Japan)
基隆 / 台北
Keelung (Taipei, Taiwan)
東京
Tokyo
寄港地
日本
—
寄港地
日本
—
寄港地
台湾
—
寄港地
日本
—
MSCベリッシマは評判が良さそうなのでいつか乗りたいと思っていたところ、沖縄からのリポジショニングというお得なコースを見つけたので決めました。 ステイタスマッチでボヤジャーズクラブのゴールドでの乗船です。
【マーケットプレイス】★★★☆☆ 座席数も多く、混み合っていても清掃がすぐに入るので空席探しに時間はそれほど掛からなかったです。 シート間も十分なスペースがあり、満席状態でも圧迫感無し。 メニューに関してはピザ&パスタの他に主な寄港地の日本&台湾料理を常備。 和食も充実しているので洋食が苦手な世代でも食に困る事は無く、甘口カレーやお茶漬けの素や納豆等もあったので子連れでも安心。 味に関しても濃すぎる事は無く、メニュー数も決して多いとは言えないけれども全体的に奇を衒わず万人受けする料理が並んでいるので誰でも必ず口に合うものがあると思います。 小ぶりなケーキやフルーツも充実していました。 ピザは期待したほどでもなく、初日に一度食べたのみ。 船内で作る自家製モツァレラは材料をイタリアから直接仕入れているとのこと。 ただ、乗船時は機械の不具合でモツァレラの提供は無く、後半、ランチ&ディナータイムに数量限定で提供されていました。 ミルク味が濃く美味ですが、オリーブオイルが近くにないので毎回声をかけて貰っていました。(塩は卓上に常備) ナイトシフトのヘッドウェイターが子供だけのテーブルを常に気にかけ、テーブルマジックを披露していたのが印象的。 毎晩様々トリックをせがまれて大人気でした。 【ジャン・フィリップ・モーリー・ジェラート】★★★★★ 美味しいので1回は食べて欲しいジェラートです。 【メインダイニングルーム(MDR)】 ■朝食★☆☆☆☆:ライトハウス 通されたエリアのサーバーのレベルによりかなり左右されます。 ジュース、コーヒー、バターは言わないと出てこないと思った方が良いです。 待ち時間はそれほどでもなく、味に関しては特にどうという事も無いです。 ■ランチ★★☆☆☆:ライトハウス 1回のみ利用。 カプレーゼを頼んだら、トマトはあるもののモツァレラが乗っておらずレタスと粉チーズが掛かったサラダが届いたので、頼んだものと違う伝えると「これで合ってる、これがカプレーゼだ。」と言われました。 再度確認を依頼すると「今日のモツァレラはもう無くなった。」とのことでした。 モツァレラ無しの「カプレーゼ」を出すことに違和感を感じないサービスはいただけません。 クルーズ中、唯一食べたパスタ(ラビオリ)がかなりイマイチでした。 船のパスタはハズレが多いので通常は避けてますが、MSCスプレンディダでは美味しかったので今回は期待外れで残念。 ■ディナー★★★★☆:ライトハウス(2nd) ポシドニア17:00 → ライトハウス19:30 乗船日にMDRに赴き、ファーストからセカンドへ変更して貰いました。 ベテランサーバーに当たったため、ストレスフリーで毎晩楽しいディナータイムとなりました。 初日に注文したドリンクや追加のチーズなどは毎日忘れることなく聞いてくれるので、いちいちお願いする手間が省けます。 エレガントナイトでロブスターが出た日のみ、普段は6割くらいの客席がほぼ満席となったため料理も出てくるまでにかなりかかりましたがオーダーが間違う事は無く、サービスも忙しいながらも完璧でした。 料理は全てにおいて極一般的。 味が濃すぎたり薄すぎたりすることもなく、前菜やメインを複数頼んでも食べきれるポーションでした。 担当テーブルが物凄く多いようで、アシスタント制も完璧ではないのかほぼ一人で対応していたところがちょっと心配な点です。 ただどのサーバーも常に笑顔で、誕生日などは全力でかなり賑やかにお祝いしていました。 イタリアンナイトなどはダンスに照れがある人が多く、こちらも全力で踊ってくれたらもっと盛り上がるのになと思いました。 【Butcher's Cut】★★★★★ ■ランチ※アラカルト 終日航海日の13時の予約でボーンマーロウとブッラータのサラダは既に売り切れ。 パルミットのサラダ、シュリンプカクテル、ホタテのグリル、フィレミニヨンを注文。 どれを食べても美味しく、サーバーはジョーク好き。 お料理も雰囲気もお薦めです。 他の船会社と違ってランチ営業というわけではないのでアラカルトでフルメニューで楽しめますが、一部ブランチコースが設定されていました。
基本の挨拶は英語ながらも、あいさつ程度は日本語もかなり使われていました。 片言~堪能レベルの方と日本人クルーもダイヤモンドプリンセス並みに配置されていました。 今回、基隆出港の夜に1時間時計を進め、日本時間に合わせるようにとのことでしたが、翌朝起きたらデジタルサイネージが台湾時間のまま。 船内新聞の案内もクルーズプラネットの案内も間違っていて(翌朝8時過ぎに訂正文を入れてました)、これが1時間逆だったらと思うと船側のアナウンスの杜撰さに呆れました。 ■全般 ★★★★☆ 皆さんかなりフレンドリーで笑顔で挨拶。 アジア系クルーのウェルカム感はクルーズならではです。 欧州系オフィサーはフレンドリー感ゼロ。 ■ステイトルームアテンダント ★★★★★ 担当アテンダントは仕事が早く、常に完璧。 廊下で会うといつも不具合は無いか、足りていないものは無いかと気にかけてくれます。 過不足のない迅速な対応で毎日清潔で快適なキャビンでした。 ■マーケットプレイス ★★★★☆ どのランクのクルーもにこやかで、忙しい時間帯でも清潔な空間で心地良く食事をすることが出来ました。 ■MDR (朝)★☆☆☆☆ (昼)★☆☆☆☆ (夜)★★★★★ 朝・昼は全体的に雑。 夜は担当によりけりです。 総合的にみるといい加減な感じはなく、頼まれたらちゃんと対応してくれるスタイルです。 先回りしてやるほどの余裕はなさそうな雰囲気でした。 ■ゲストリレーションズ ★★★☆☆ 日本人(日本語)、中国人(英語)、ベトナム人(英語)に対応して貰いました。 全体的にしっかりやってくれる人が多いです。 ■ボヤジャーズクラブ ★☆☆☆☆ とにかくお粗末。
インサイドはソファーが無いのでかなり広々と使えます。 クローゼットがとても狭く、引き出し、棚が少ないので全体的な収納力がかなり低いのが残念。 バスルームはハンドシャワー&アクリルドアなので水はねの不安もなく快適でした。 ダイヤモンドプリンセスと比べると両隣の音が一切聞こえないのでとても静かに利用出来ました。
■MSC for me ★★☆☆☆ WiFiを申し込まなくても利用可能なショー予約システムとメッセンジャーを利用。 WiFiがすぐにログアウトしてしまうのでリアルタイムでメッセンジャーをリアルタイムで受信できなかったりして使い勝手はイマイチです。 ショーの予約もアプリだとうまくいかないこともあるので、船内各所にあるモニターでの予約が確実でした。 ■ロンドンシアター ★★★★☆ プロダクションショーはいずれもかなり高レベルで歌もダンスも大満足でした。 ゲストエンターテイナーのマジシャン(日本人)が自分でも「昭和のマジック」と言ってたけれども、あまりにも定番&地味過ぎて、日本人同士だからお情けで笑いと拍手を貰っているという印象でした。 ■カルーセルラウンジ(有料ショー) ★★☆☆☆ ミュート&スイートを鑑賞。 事前予約$12、乗船後の予約$18+SCでワンドリンク付(アルコール2種・ノンアルコール1種)。 専用の劇場でのショーなので期待したもの、RCIで見たことがあるような物ばかりで「何度でも見たい!」とはならないレベルでした。 MSC Bellissimaは無料のショーのレベルが高いのでロンドンシアターだけでも十分です。 ■イベント ★★★★★ ガレリアでのダンスイベントは毎晩大盛況。 乗せるのが上手なのでクルーズ終盤では大半の参加者が Magic System の Magic in the Air を踊れるようになっていました。 ■ミュージシャン ★★☆☆☆ インフィニティアトリウムでのピアノマンは1名はそこそこ、もう1人は聞くに堪えないレベルでいつも閑散としていました。 ベリッシマバー&ラウンジでの女性ボーカルバンドはそれなり、男性バンドは同じくイマイチ。 ただ、選曲が良いので賑わってることもありました。 ガレリアでのイベントは日本人クルーズディレクター&中国人ディレクターが頑張っているようでイベントは大盛況。 ロンドンシアターでは日本人&中国人のショーの紹介他を簡単に説明。 こちらはアーティスト陣のレベルが高いのでクルーズディレクターが場を盛り上げなくても大盛況でした。 XOXOXOで締めるあたりがイタリアンで可愛らしいです。
日本
那覇空港→第2バースまではタクシー利用。(2,850円) 那覇下船がスムーズだったお陰か、荷物預けとチェックインが時間よりも前に開始したため、運良く予定より早く乗船することが出来ました。 那覇市の無料シャトルバス17台がおもろまち&県庁前&第2バース間を運行していたので県庁前で下車し、国際通りと牧志市場を観光しました。 港にも港の周りにも何もなく、シャトルが無ければわざわざ那覇の町まで観光に出る事は無かったと思います。
台湾
下船はアナウンスがあると事前の案内にあったので、準備をして待っていたけど結局何の放送もありませんでした。 基隆下船組への案内が最初にあっただけで、その後は自由に下船が出来た模様。 11時入港で13時ごろにそれに気づき、並ぶことなく船外に出ることが出来ましたが、その後の税関とセキュリティで少し並びました。 両替は港で1万円→1,800台湾ドル(100ドル手数料) 徒歩で基隆廟口夜市を観光。 小吃を食べ、李鵠餅店は混み合っていたので連珍糕餅店でパイナップルケーキを購入。 余った台湾ドルは港の売店で日本円を組み合わせて使い切ることが出来ました。
日本
東京国際クルーズターミナルに初入港のベリッシマ。 前回このクルーズターミナルを利用した時は飛鳥Ⅱだったため、CIQはスキップ。 今回はどのようになるのかと思ったら、下船のボーディングブリッジで2階に到着→エスカレーターを上り外廊下を歩いて3階(入国審査)→2階で荷物受取り→1階でシャトルバスへの流れ。 スーツケースがあってもエスカレーターに誘導されるので、荷物が多い方や年配の方には大変不便。 子連れでベビーカーがあり、スーツケースも複数ある家族がエレベーターへ向かおうとしたところ、係員から阻止される始末。(最終的にはエレベーターを利用できた模様) 導線が悪く使えない”国際”クルーズターミナルです。
予約番号が来たのが13日前。 ここでやっとMSC for meにアクセスすることが出来、キャビンがわかりました。 乗船券が届いたのは1週間前でした。 何をするにも時間がかかり、リクエストも出来ずです。 強いて言えば、船内のデスクがあるので初心者は船内で困った時に頼れる人が居るのが唯一の利点でしょう。
イベント好き、ショー好き、カジュアルに気張らずに楽しく過ごしたい人向けです。 手厚いサービスや美食を求める人には不向き。 落ち着いて過ごしたい人にはヨットクラブを選ぶと良いのかもしれません。 どの世代でも楽しく過ごせる大型客船なので非日常の世界を味わいたい方にお薦めです。
那覇港は、泊ふ頭8号岸壁(那覇クルーズターミナル)のほうが市街地に近く便利ですが巨大船には不向きなのでしょうか。 第2バースは、社名入りのコンテナが沢山あるのでMSC専用みたいに感じました。 今秋にベリッシマの東京発着ショートクルーズに乗船予定ですが東京国際クルーズターミナルに関する口コミを拝見させて頂いて乗船時間にはゆとりを持とうと思いました。 今年2月に那覇発着ショートクルーズに乗船した際には毎日複数回のショーを観ていたのですが、「MSC for me」では満席表示となり予約できなくてもモニターディスプレイのほうでは直ぐにキャンセル状況が反映されるようで開演直前に予約出来ることがありました。

泊ふ頭は市街地まで徒歩で行けるそうですね。 以前はこちらも利用してたと聞いてたのですが、今年からは全て第2バースのようですね。 こちらの港の開発はMSCが関わっているそうで、今後もメインで利用する港となるような話を聞きました。 コンテナもあり確かに専用感ありましたね。 10/31のショートに乗船されるんですね。 休み的にも丁度良いので気になってはいるのですが、リポジショニングと比べると割高感を感じてしまい決められずにいます。 やはりアプリよりモニターの方が反映が早いですよね。 予約なしでも劇場には入れるものの、とにかく座席数が少ないので早めに入って好みの席を確保したいので何度もチャレンジして頑張りました。 また乗る機会があれば最初からモニター利用をしたいと思います。 4/26のQEも同じくシャトルバスが一番便利なのでそれを利用してターミナルに行く予定です。 品川からも出るようですが東京テレポート駅を利用すると思います。 きっと船内のどこかですれ違うかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。 ①:りんかい線「東京テレポート駅」⇒東京国際クルーズターミナル 8:45~16:30 約 15~30 分おきに運行 ②:JR「品川駅」港南口⇒東京国際クルーズターミナル 9:00~16:30 約 15~30 分おきに運行
krnさん コメントに回答して頂き有難うございました。 10/31東京発着のコースは昨秋にHISが早期に申し込むと若干割安で往復荷物の宅配サービス付を出していたのでつい予約してしまいました。 2月の乗船には海側バルコニーでしたが次回はコスパを考えて内側にしました。 今年に入って親族分を同じく内側を追加予約したのですが既に1万円程上がり宅配サービスも付きませんでした。 2月乗船時に和食部門強化として日本人エグゼクティブ スーシェフが採用されていたので、その後の状況を確認したり苦労話が伺えれば良いなと考えています。 4/26発着のQE乗船時には、品川駅からシャトルバス乗車を計画していたのですが連れの仕事の関係で「ゆりかもめ」を利用することにしました。帰港時には品川駅まで利用する計画です。 最終乗船時間に間に合わせるため東京国際クルーズターミナル駅方面から走っている姿があったら私たちかも知れません。 近くで「コロナ前より〇〇だ、昨年よりも〇〇だ」と言っている乗客を見かけたら「オヤッ?」と思って頂けると幸いです。(同様のことを言われている方は沢山いらっしゃるとは思いますが) 当方は自宅から近くドライブ&クルーズサービスが利用できる大黒ふ頭発着の方が有難いです。(昨年6月にクルーズプラネットさんが東京国際クルーズターミナルで主催されたクルーズフェアの際に東京港関係者の方に同様の対応を希望したのですが難しいそうです。) 2025年GWも今年と同一キャビンで申し込んでいるのですが、2026年以降は日本に寄港するスケジュールが無いので残念です。 【追伸】現在航行中のQE船内で「手指消毒」の注意喚起が出ているという噂がありますが、何か情報をお持ちでしょうか。

次回は内側にされたんですね。 MSCスプレンディダでも感じましたが、MSCの内側は全体的にかなり広く機能的な作りになっているように感じました。 ただその代わり収納が少ない所が難点です。 バルコニーでも収納が少なめと書かれてる方も多いので広さを取るか収納を取るかの違いなのでしょうね。 私も義母が楽しんでくれたので、次回は義父も一緒にと思って探したのですがドル建てでも円建てでも今回のようなお得感が無くて今のところは保留です。 QEはお仕事後に乗船でしょうか。 それもあって出港が遅いと今回初めて気づきました。 前回は出港22時予定が20時だったので満船でもなかったし皆さん早く乗り込まれたのでしょうね。 私も多分去年と比べたりベリッシマやダイヤモンドプリンセスと比較してあれこれ喋ってるかもしれません。 来年のQEも申し込まれているとは! 私もコース&料金をチェックしてみます。 海外クルーズが円安と航空券の高騰で気軽に行けなくなってしまったので当分は国内が続きそうです。 手指消毒はコロナ前から感染症対策でレストラン入場時は当たり前のようにしていたので(うるさかったのは主にRCIですが)それの事でしょうか。 むしろMSCやダイヤモンドプリンセスは何も言われないので(特にリドやマーケットプレイスで)逆に不思議でした。
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