このクルーズを選んだ理由
1週間ほどのクルーズで少し物足りなさを感じていたので、日数が少し長く、終日航海日が多めで、住まいのある横浜からの出発、ということで選びました。行ったことのない清水港、ベトナムに寄る、というのも魅力的でした。

ms. merko さんの11回目の乗船記

2019年1月14日 投稿
2018年12月7日
13日間
夫婦・カップル
スイート
総合評価
食事
サービス
客室
船内施設
この航程マップはイメージです。実際の航路や寄港順は変更となる場合があります。
横浜
Yokohama (Tokyo, Japan)
清水(静岡)
Shimizu (Shizuoka, Japan)
大阪
Osaka
基隆 / 台北
Keelung (Taipei, Taiwan)
香港
Hong Kong
ニャチャン
Nha Trang
フーミ(ホーチミン)
Phu My (Ho Chi Minh City / Saigon, Vietnam)
シンガポール
Singapore
寄港地
日本
—
寄港地
日本
—
寄港地
日本
—
寄港地
台湾
—
1週間ほどのクルーズで少し物足りなさを感じていたので、日数が少し長く、終日航海日が多めで、住まいのある横浜からの出発、ということで選びました。行ったことのない清水港、ベトナムに寄る、というのも魅力的でした。
美味しかったけれど、特に印象に残るほど、という程ではなかったです。まず残念だったのが、コーヒーがアメリカンだったことです。バーで頼んでも、入れたてでなかったりで、コーヒーマシンを是非改善していただきたいと強く思いました。 ビュッフェもバラエティに乏しく、夕食をビュッフェでいただいた時は、とても残念な気持ちになりました。 ステーキハウスも楽しみにしていましたが、通常解放されているビュッフェエリアが隔離されただけのスペースで、美味しかったけれど、もう少し特別な雰囲気も味わいたかったな、と思いました。 終日航海日に、ブリティッシュスタイルランチ というイベントがあって、いつもと違ったランチが楽しめました。 2005年にサンプリンセスに乗船した時の食事は、美味しかったし、バラエティーに富んでいたし、ディナーではみんなおしゃれをしてきていたのですが、時を経て、全般的にカジュアルになってしまったんだな、と思いました。
ディナーテーブル担当は、めずらしく女性でした。いつもにこやかで、とてもいい方でした。 日本人スタッフや、日本語の堪能なスタッフがたくさんいて、驚きでした。ショップや写真担当のスタッフも日本人が多く、逆に乗客は日本人が少なかったので、いろいろお話もしました。
バルコニー付きの広いお部屋で居心地がよかったです。 クローゼットは広くてハンガーもたくさんありましたが、扉がなくオープンなのがちょっと気になりました。 バスルームも広々、バスタブも付いていたので、大阪で入浴剤を買いました。 トイレはウォシュレットが後付けされていて、きれいにお掃除されているのですが、ウォシュレットを使用していないにもかかわらず、初め2日ほど臭いが気になり、お部屋担当の方にお話ししましたところ、洗剤多目でしっかりお掃除してくださり、以来臭いは気になりませんでした。 テレビはベッド側とソファ側に2台あり、リモコンが見ていない方に反応してしまうこともありました。
シアターの椅子は座り心地もよく、新幹線の座席のように肘掛け部分からテーブルが出てくるので、飲み物があっても安心です。 ライブラリーには日本語の本も充実しています。 映画は部屋ではもちろんのこと、シアターやラウンジ、プールサイドでも上映され、プールサイド(ムービーズアンダーザスターズ)では毛布も用意されているので寒さも問題ありません。 シアターでの寄港地の案内がとても充実していました。交通手段や主な観光地、通貨の他に歴史まで、とても参考になります。他のイベントでシアターに行けなくても、お部屋のテレビで見られます。案内で出てきた地図を携帯で写真にしたら、それも役に立ちました。 朝食の後にダンスラウンジでやるズンバというエクササイズはテレビモニターがたくさんあって、前の方に行かなくてもインストラクターの動きが見やすかったです。 IZUMI 入浴施設(有料)。 大阪がとても寒かったので、人が少なそうと思って出港までにまだまだ時間のある夕方に電話予約。英語で話していて温泉経験を訪ねられ、日本人なのでと返答してから日本語での応対となりました。 いわゆるお風呂としての時間は朝8時から10時のみで、他の時間帯は水着着用。カーテンのついたシャワーブースの中で水着を脱いで身体を洗うことができる。との説明を受け、行ってみたら他には誰も来ていなくて、貸切でした。 期待していなかった分、ジャグジーや打たせ湯アロマの香るシャワーミスト等、気持ちよかったのですが、あがってから身体に染み付いた塩素の匂いにはちょっと辟易しました。
日本
横浜在住なので、13時ごろタクシーでターミナルへ行って荷物を預け、徒歩で馬車道でのイベントへ行って、14時半ごろターミナルに戻ってチェックインしました。待たされる事なくスムーズに乗船できましたし、乗船した時には荷物も部屋に届いていました。 横浜は大桟橋からみなとみらい地区、赤レンガ倉庫、日本大通りから横浜スタジアム、中華街、山下公園、元町は普通に、少しがんばれば山手の辺りまで徒歩でまわれます。地元民の私も好きなエリアです。
日本
まずは徒歩で次郎長ゆかりの街散策。 三保の松原に行けそう、と思い立ってマリンターミナルから渡し船(水上バス)で三保へ。船着場から三保の松原へは徒歩だと時間的に難しい事がわかり、レンタルサイクルをして三保の松原 羽衣の松まで行きました。あいにく富士山は雲に隠れていましたが、お天気は良かったし寒くもなかったので、十数年ぶりのサイクリング、思いのほか楽しかったです。 三保からターミナル側への水上バスは清水駅行きになり、下船すると目の前が清水魚市場 河岸の市。海鮮丼のお店が多い中、カウンターのお寿司屋さんがあったのでそこで昼食。 清水駅でさくらももこさんの絵やマンホール等を見てからエスパルスの無料バスでターミナルへ。 まだ時間があったのでエスパルスドリームプラザのちびまる子ちゃんランドを覗いて船に戻りました。
日本
ターミナルから徒歩で地下鉄大阪駅へ。一日乗車券(日曜日だったので600円)を購入して、今宮戎神社、通天閣、新世界、難波と歩き、法善寺横丁の行列のお好み焼き屋さんで昼食。心斎橋のレトロな喫茶店でお茶して、道頓堀のグリコの看板を見て、四天王寺にも行きました。 外国人ばかりの船で大阪に着くと、英語の地図をもらったり、心斎橋で偶然会う知り合いが船で出会ったメキシコ人だったりすることもあって、大阪も外国のように思えておもしろかったです。
台湾
基隆は2回目。台北も九份も行ったことがあるし、基隆も前回だいたい見て回っていたので、 今回はバスで野柳ジオパークへ。風化や波によってできた変わった形の岩が並んでいる所です。混雑しているだろう九份、十份を避けて行ったのですが、大型観光バスがたくさん来ていて中国人観光客で混んでいました。 当日は雨まじりで強風が吹き、波も高かったため、歩けるエリアが制限されていました。日本の100円ショップで買ったカッパが役に立ちました。 公園のそばに海産物やお土産を売る市場があり、揚げたての海藻やカニなどの天ぷらを買いました。近くのセブンイレブンでビールを買ってどこかで食べようと思ったら、そのセブンイレブンの2階が休憩所になっていて外を見ながら食べることができました。 バスで基隆に戻り、夜市にはまだ早かったので、通りかかったマッサージ屋さんでボディマッサージ60分。受付の女の子は英語が話せなかったけれど、英語の案内表を見せてくれたり、スマートフォンの翻訳機能を使って対応してくれました。マッサージは痛かったけど、もみ返しも無かったので、また基隆に行ったらお願いしようかと思うほどです。 4時過ぎに夜市をやっていたので、屋台で蟹汁とおこわ、温かい豆花、焼き肉まん(?)、いちご飴をいただきました。どれも美味しかったです。 職場へのお土産にピーナッツと胡麻のお菓子も買いました。どちらも美味しかったです。 雨まじりで寒い日でした。台湾だから暖かいと思っていましたが、セーターやウールの上着は必須。終日航海日に開催された10ドルセールで買っていたパシュミナが役に立ちました。
中国
地下鉄の駅まで無料シャトルバスが出ました。駅でオクトパスカードを買って、まずは黄大仙へ。隣接してたくさんの占い師のブースの並ぶ所があり、興味はあったものの、怯んで通り過ぎ、地下鉄で旺角へ。 金魚通り、花通り、鳥通りを歩いて翠園で飲茶。再び地下鉄で ペニンシュラホテルアーケードへ行き、ショッピング。スターハウスの印鑑のお店で書道で使う印をオーダーし、日本に郵送してもらう手配をしました。 それでほぼ時間いっぱいでした。 香港も年中暖かいイメージでしたが、ウールの上着が必須でした。
ベトナム
白い砂浜の広がるきれいな海岸線、のイメージでしたが、海は泥色。ビーチでゆっくり、なんていう雰囲気は全くありませんでした。 無料シャトルバスで中心地のホテルへ連れて行ってくれます。そこでトイレを使わせてくれるので助かります。 歩いてダム市場へ。途中ATMを探すものの、唯一見つかったATMでは現金不足だったのか現金が出ず。通りはゴミだらけだったり、暑かったり。日本に生まれた幸せを初めて実感しました。 ATMを見つけ、フォーでも食べに行こうと歩いていたところ、地元民で賑わう鍋のお店の前を通りかかり、フォーの店が見つからなかったのでそこに入りました。 うなぎの鍋が人気だったようですが、ビールとエビの鍋と揚げ春巻きを注文。とっても美味しく、クルーズ中で一番美味しかった食事のひとつとなりました。お店の若い従業員たちは皆テキパキと仕事をしていて、それを見守る支配人はカッコいいご婦人で、それまでのニャチャンのイメージも覆してくれました。デザートがわりに飲んだグアバジュースも美味しかったです。 いよいよ南におりてきた、という感じで、ここでは袖無しワンピースで過ごしました。ここで必須なのは帽子とサングラスと日焼け止めです。
ベトナム
船のエクスカーションでホーチミン自由観光を申し込んでいましたが、連れの体調が悪く、断念。 停泊していた港はたくさんの船が行き交ったり、隣ではガントリークレーンでコンテナ船の積荷をしていたので、それが興味深く、のんびりと眺めて過ごしました。 また航海中揺れる事が多く、のんびりと読書をするのも憚られていたので、この機会にと、しっかり読書もしました。 ホーチミン観光は一番の楽しみだったのでキャンセルはとても残念でしたが、船旅でよくある抜港だったと思えばいいか、という考えに至りました。停泊中の船上のプールサイドで映画を見たり、贅沢な時を過ごせたのかな、とも。 後日食事時にどこの寄港地が一番よかったか、という話題が出て、ホーチミンが一番、というお話があったので、行く機会に恵まれた方、是非楽しんでください。
シンガポール
タクシーで空港へ。 港のターミナルを出てすぐにいる車はタクシーではないので、TAXIの文字を目印に少し歩くとタクシー乗り場になります。 空港にはお店もたくさんあるし、きれいなので、待ち時間退屈する事はないでしょう。 荷物の重量がオーバーしていないか、測りではかってからチェックイン。 楽天皇朝で小籠包とワンタンをいただき、免税店でショッピングをしたらあっという間にフライトの時間です。
国内の寄港地でも海外旅行気分を味わいたい方。 国際色豊かなクルーズを楽しみたい方。 日本発でしたが日本人は20人程だと言われました。アメリカやカナダ、オーストラリアや香港…さまざまな国から来ていました。長めのクルーズなので、年齢層はやや高めでした。
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