このクルーズを選んだ理由
憧れのシーボーンが、ショートクルーズをリーズナブル価格で出していたので、迷わず決めました。今まで2回エーゲ海クルーズをしていますが、寄港地の被りが少なく、行ったことがない島に寄港が多かったのも決め手となりました。

mr. minamiku さんの16回目の乗船記

2024年1月7日 投稿
2023年11月12日
8日間
夫婦・カップル
スイート
総合評価
食事
サービス
客室
船内施設
この航程マップはイメージです。実際の航路や寄港順は変更となる場合があります。
イスタンブール
Istanbul
リムノス島
Lemnos Island
チェシュメ
Cesme
ボドルム
Bodrum
シミ島
Symi Island
サントリーニ島
Santorini Island
エルムポリス(シロス島)
Ermoupolis (Syros Island)
ピレウス(アテネ)
Piraeus (Athens, Greece)
寄港地
トルコ
17:00 発
寄港地
ギリシャ
09:00 - 17:00
寄港地
トルコ
08:00 - 18:00
寄港地
トルコ
08:00 - 23:00
憧れのシーボーンが、ショートクルーズをリーズナブル価格で出していたので、迷わず決めました。今まで2回エーゲ海クルーズをしていますが、寄港地の被りが少なく、行ったことがない島に寄港が多かったのも決め手となりました。
オールインクルーシブのシーボーンですので、お酒も食事も、スペシャルレストランもすべて含まれているので何の心配もなく、どこにでも行けて何でも飲める気楽さがとても心地良く大満足でした。当然食材も良いものを使っていて、味も言うことが有りません。ワインも高級ではないものの、それなりに美味しいワインが日替わりで出てきました。
乗客の人数も600人を切っていましたので、スタッフともすぐに顔見知りになり、きめ細かなサービスが得られました。適当に距離をおいてくれて、必要な時には助けてくれる適度な関与も良かったです。部屋の担当が女性二人だったのも初めて。今までは男性一人が多かったので新鮮でした。
オールスウィートですので、広さも十分。今回はシーボーンとしては珍しい1週間クルーズでしたが、通常はもっと長いクルーズになるので、長くなっても不満のない広さだと思います。お風呂も広くバスタブ付きに家内はうれしかったようです。
年配者向けの船のつくりになっていますので、派手さはなく落ち着いた雰囲気。船のサイズは、5万トン級で、それなりに大きいのですが、フロア数も少なく、真ん中の7階は、船主側にジャグジーが有り、客室船尾側がショップと活動には持って来い。寄港地から早めに帰って、ジャグシーで疲れをいやして、シャワーを浴びて夕食と言うパターンにはまりました。貸し切りジャグジーで最高でした。
トルコ
イスタンブールは、前泊を入れて、今まで歩いていなかったアジア側の街歩きを楽しみました。ホテルもギリギリに破格の値段に下がって、カドキョイの連絡船前に5つ星のホテルが取れました。アジア側からは連絡船が各地に何本も出ており、その一つはクルーズ船ターミナルの横に着くと言う事で、乗船前の移動には連絡船を使いました。経済が悪化していると言う事でリラ安のトルコですが、前回2015年に降りた際は、倉庫の一角だったターミナルが、ウォーターフロント再開発で、世界屈指の近代的なターミナルになっていたのは、びっくりでした。
ギリシャ
リムノス島のミリアは、小さな港町。今回は、アイランドホッピングなので、各島を徒歩で楽しむことを目的としました。「高いものが見えればすべて登る。」を目標に、ミリアもミリヤ城跡地の頂上を目指して上った後、海岸線の散策をして、一通りの雑貨とお酒を買い早めに帰船しました。船では、昼食と海から見る景色を楽しみました。我々のクルーズが今年最後の船だったようで、海岸線のレストランはほぼすべて閉店しており、冬の準備に入っていたことも早めの帰船になった理由です。 ミリヤ城には、野生だと思いますが、ゴート(大きな山羊)が守り神の様に住み着いていました。鹿も沢山いて面白い経験でした。
トルコ
チェシュメも同じくチェシュメ城が港の近くにあり、城の探索後バザールを目指しましたが、小さなバザールで拍子抜け。一通り街歩きをして船に戻り、船で昼食後にジャグシーと言うパターンで、のんびり過ごしました。船に戻った午後に、突堤の反対側にRORO船のフェリーが入って来たので、着岸作業と荷役を見ていたら、時間が過ぎていきました。
トルコ
今回のクルーズを申し込んだ、Cruise.comからボルドムのエクスカーションが無料サービスとなっており申し込みました。ボルドムも港にお城が有り、その探索からガイドが付きました。探索を終えた後、ショッピングストリートで自由行動の後集合して、郊外に抜ける事1時間位。田舎の民家レストランで食事の後、カーペットを見せてもらうツアーでした。以前のクルーズもやはりイズミールのエクスカーションでは、同じく革製品の店に寄りましたので、トルコのエクスカーションは同じパターンなのかもしれません。ただ、此方のカーペットは本当に手作りで、値段も良心的。欲しい人には良かったと思います。私は購入はしませんでしたが、楽しめました。
ギリシャ
切り立った斜面で囲まれたしシミ島は、教会が小高い丘の上にあり、「高いところに登る。」目的に合わせて上を目指しました。とてもきつく汗びっしょりに成りましたが、達成感は高く、降りてから飲んだビールが美味しかったこと。こちらもシーズンの最後と港の周りで締まっている店も多かったのですが、革製品のお店で家内がカラフルなバックを数点買って、港内のホテル兼レストランが開いており、シーフードのフリッターとビールを堪能して船に戻りました。
ギリシャ
前回は、2019年に来たサントリーニ島。前回と被った寄港地はこちらだけでしたので、今回はイアには行かず、フィラの街だけで良いと思い、ケーブルカーで登りました。驚いたことに、ほぼ全ての店とレストランが閉まっており、観光シーズンは完全に終了。しかし、その分あの白い街と美しい島の景色をゆっくりと見ることが出来ました。最後ロバに乗って降りようとしたのですが、上のロバ待ちのところには一頭もおらず、少し下がったところで一頭。ただロバ使いの影は無し。完全に下に降りたら、下で10頭ぐらいが居て、ロバ使いが3~4人が暇そうに待っている状態でした。前回は5月のGWでしたので、シーズンが始まる少し前でしたが、街はそれなりに活気が有り、ケーブルカーは待つ人の列が長く、比較的すいているロバに乗って降りたのですが、今回は拍子抜けでした。
ギリシャ
最後の寄港地だったのですが、前日船長メッセージで、風の向きが悪いので、急遽寄港地を、ナフプリオに変更するとの連絡。ナフプリオはギリシャ本土なので、面白くないのかなと思って入ったところ、やはりテンダーに寄る入港で、島に上陸と雰囲気は全く変わらず、更に、ナフプリオの街は落ち着いた大人の雰囲気の街で、期待していなかった分、満足感が高くなりました。パラミティ要塞と言う名のお城が街を見下ろす形でそびえたっていたので、「やはり登らねば。」と、登る事30分ぐらい。かなりきつく帰りに段数を数えたら、場内の階段を含めて888段。そのまま早めの帰船で、軽めの昼食を船でとり、アフターヌーンティーでのんびりと船を堪能しました。
ギリシャ
2015年の最初に行ったエーゲ海は、カタコロンからイズミール、イスタンブールまで入る急ぎ足の日程でしたので、ピレウスには寄港せず、2回目の2019年がピレウス発着でしたが、その時はアテネ観光に主眼を置きピレウスの街は素通りでした。今回はピレウスのために後泊を入れて、街歩きをしましたが、トラムと地下鉄で便利な街は、歩き甲斐もあり、博物館や、ヨットハーバー、運動施設に、海沿いのシーフードレストランと満足いく結果になりました。ピレウスから空港はバスもあるのですが、地下鉄が2種類出ており、前回は下船の当日帰国だったので、港から車をチャーターしておいたのですが、今回はホテルの近くから地下鉄でゆっくりと空港まで行くことが出来ました。
海外のクルーズにおいては、Vacations to goとCruise.comを使い分けることをしていますが、今回はCruise.comがWeb割分安くなっており、此方を使いました。ネットで、部屋を決めないギャランティーにて購入しましたが、7階の真ん中あたりで、何も不満はありません。と言う感じです。特に担当者ともやり取りもなく、すべてネットの中でスムーズに進みました。
11月のエーゲ海と言う事で、シーボーンもいわゆるRepositioningに入っていました。我々は7日間でピレウス下船をしましたが、船はそのままスエズ運河を通って、ドバイに行く日程が次に待っていました。その後は、スリランカを経由してシンガポールです。シーボーンはやはり落ち着いた大人の船ですので、若い人には物足りないかもしれません。逆に40代以降には、ガツガツすることなく、ゆったりと長期間乗るのが良いのではないでしょうか。私はまだ働いており、それほど長期休暇が取れる身分ではないので、7泊8日が精一杯でしたが、出来れば20日間ぐらい乗って居たいと感じました。コロナ前に、アラスカから日本の太平洋横断に乗りましたが、今度は逆に日本からバンクーバーでシーボーンに乗るのが良いと思った次第です。
まだコメントは投稿されていません。
コメントの投稿にはログインが必要です。