このクルーズを選んだ理由
息子家族がドバイに遊びに来たので、この機会に中東クルーズを計画。2歳の孫が転落しないように、あえてバルコニーの無い部屋を選び、私と家内、息子家族用に2部屋同じフロアで取りました。船も、小振りなMSC Operaを選んだのは子供に目が行き届くようにと言う配慮と、Omanの飛び地であるKhasabなど、通常では行きにくく、小型船のみがアプローチ出来る寄港地で決めました。

mr. minamiku さんの17回目の乗船記

2024年1月30日 投稿
2024年1月21日
8日間
家族
海側
総合評価
食事
サービス
客室
船内施設
この航程マップはイメージです。実際の航路や寄港順は変更となる場合があります。
ドバイ
Dubai (Port Rashid, UAE)
ハサブ(ムサンダム)
Khasab (Musandam, Oman)
マスカット
Muscat
アブダビ
Abu Dhabi
シルバニヤス島
Sir Bani Yas Island
ドバイ
Dubai (Port Rashid, UAE)
ドバイ
Dubai (Port Rashid, UAE)
寄港地
アラブ首長国連邦
00:21 発
寄港地
オマーン
00:09 - 00:18
寄港地
オマーン
00:08 - 00:18
寄港地
アラブ首長国連邦
00:06 - 00:21
息子家族がドバイに遊びに来たので、この機会に中東クルーズを計画。2歳の孫が転落しないように、あえてバルコニーの無い部屋を選び、私と家内、息子家族用に2部屋同じフロアで取りました。船も、小振りなMSC Operaを選んだのは子供に目が行き届くようにと言う配慮と、Omanの飛び地であるKhasabなど、通常では行きにくく、小型船のみがアプローチ出来る寄港地で決めました。
以前のMSCよりは少し良くなったかなと言う印象ですが、前回がシーボーンだったため落差が大きいと言えば大きいです。 ただ、子供連れのファミリーレストランだと割り切ると、それは十分な食事ですし、ワインも比較的安く程々のワインが提供されていたのは評価に値します。
特に問題はないのですが、サービスを提供する人としては、いかなるものかと言う不愛想な人がビッフェなど共用エリアに多く、これもMSCとして変わっていないという印象でした。しかし、サービス担当の位が上がり、テーブル付きのウェイターの方や、部屋の清掃整頓を担当する方は、直接評価の対象になるためか、しっかりした対応の人が多く、全体な印象として、不快な感じが残ることは有りませんでした。
あえて、古い船のOperaを選びましたので、広さが今一なのは承知の上でしたが、家具など備え付け備品が、すべて簡素なもので、ホテルで言うと、3つ星が取れるか取れないかのランク。セーフボックスもありませんでした。また、ベッドの足の長さが短く、ベッドの下にスーツケースが入れられなかったことが、部屋をさらに狭くしてしまいました。ティッシュペーパーの提供がなく、トイレットペーパーですべて代用するところも今一ですが、その分費用も安くなっているので、コストダウンに徹していることが清々しく期待する方がおかしいと変に納得した次第です。
エンターテイメント。特に毎日のショーが楽しく、意外な楽しみをもらった感じでした。 何も特別なことは無い、歌と踊りのショーなのですが、毎日志向が異なり、飽きさせないように出来ていたと思います。最近乗っている上級ランクの船と比較しても負けない楽しさでした。
アラブ首長国連邦
オマーン
ダウ船による、ドルフィンウォッチングとシュノーケリングのツアーに参加しました。TripAdvisorで調べて申し込んだのですが、エクスカーションで手配した場合と比較すると半額。内容は、食事の比較が出来ないので何とも言えませんが、行くところは同じところ。船の大きさは、逆に小型船で10名のツアーになったので、かえって良かったと思います。ムサンダムエリアを堪能することが出来ました。
オマーン
何度か行って運転をしたこともあるマスカットの街でしたので、自分でレンタカーを借りて、時間一杯まで、堪能しました。レンタカーは港まで持ってきてくれて、終わりも港で引き渡しでしたので、いたって簡単。金額もリーズナブルでした。マスカットはドバイと異なり、普通の車が普通に走る町なので、とても運転しやすくレンタカーは快適でした。
アラブ首長国連邦
ドバイと同じ車にアブダビポートまで来てもらい、普通に街を回りました。ルーブル美術館、アルワタン、ザイードモスクとお決まりの3観光地を回り、それぞれが2~3時間で、外で昼食も食べることで、1日を使い切った感じです。モスクから美術館までのルートも少し遠回りをして、ヤス島のレーシングサーキットやフェラーリパークも眺めて回ることが出来ました。ルーブル美術館の上では、夕方ドローンショーもあり、美術館からと船に戻ってターミナルからと2回見ることが出来ました。
アラブ首長国連邦
シェーク様が、島全体を動物園にしたような島でした。緑はすべて海水淡水化による灌漑水で保たれており、そのコストは普通に考えると莫大な金額になるのでしょうが、ある意味、動物園を50個作ったと考えると、それぐらいの金額になるのかもしれません。広大なサファリはアフリカに行く以外に経験できない疑似的な野生動物の生態が見えました。骨付き生肉を加えて走るチーターなど少し笑ってしまいますが楽しいです。このサファリツアー以外には、人工浜辺のマリンスポーツと日焼けくらいしかやることが無いので、何もしないでのんびりと過ごしたい方以外は、ツアーに申し込むことを強くお勧めします。島は原則無人島で、アナンタラリゾートが運営するホテルと、開発の労働者キャンプしかありません。飛行場も今はまだ王家専用。コマーシャル機に開放されていませんし、定期フェリーもアナンタラリゾート客専用のはず。したがって、他の港のように第三者によるツアーは有りません。船のエクスカーションが唯一の楽しみ方と言えます。バスもタクシーもレストランもありません。食事は船がビッフェをビーチで提供しています。
いつものCruise.comで申し込んだら、レストランでのボトルウォーターとコーヒーが特典として付いていました。この特典はUSAのエージェントにだけ提供されるものらしく、以前に日本のエージェントで申し込んだ時にはこのサービスは無く、有料で頼むか、食後にビッフェに行って自分で取ることに成っていましたので、今回はその分満足でした。Vacations To Goとも比較しましたが、Cruise.comの方がWeb 割引分安くなっていました、
カリブ海、地中海など普通のクルーズは一通り経験済み。日本近海もアジアも経験したという人には、異文化体験と言う意味も含めて、面白い経験になると思います。ただし、10月から3月までクルーズ船が運航している時が、観光シーズンですので、ドバイもアブダビもホテル代が高騰し、その分クルーズ船の割安感光ります。偏見かもしれませんが、知っている人はホテル代わりにクルーズ船を選択する。つまり、安さを求めてクルーズ船に来る人達が多いと感じました。見ていて閉口する行為を取る客先も多く見られます。言葉も英語がマイノリティですので、船内の異文化度合いは半端有りません。高級客船などとは思わないで、シルクロード横断の乗り合いバスに乗っているというぐらいの割り切りが必要です。ただ、サービスを提供する乗組員は全員英語が出来るので心配は有りません。因みに日本人は我々だけでした。66カ国の人が乗ったとのことでした。船内放送も、英語・イタリア語・ドイツ語・フランス語・スペイン語・ポルトガル語・ロシア語の7カ国。以前よりロシア語が増えて7カ国になりました。
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