3 nights / 4 days, one-way from Keelung to Yokohama
プリンセス・クルーズ · ダイヤモンド・プリンセス

3 nights / 4 days, one-way from Keelung to Yokohama

mr. ranpou さんの10回目の乗船記

mr. ranpou
mr. ranpou

2018年12月31日 投稿

1130

出航日

2018年12月4日

日程

4日間

同行者

家族

客室

バルコニー

4.1

総合評価

食事

4.0

サービス

3.0

客室

4.0

船内施設

3.0

航程と寄港地

この航程マップはイメージです。実際の航路や寄港順は変更となる場合があります。

寄港地リスト

  1. 1

    基隆 / 台北

    Keelung (Taipei, Taiwan)

  2. 2

    横浜

    Yokohama (Tokyo, Japan)

1

寄港地

台湾

4

寄港地

日本

乗船記

このクルーズを選んだ理由

片道クルーズだったので、台湾をじっくり旅行した帰りに利用するのに丁度良く、また値段も安かったので、初めてのダイヤモンド・プリンセスに乗ってみることにしました。

食事

4.0

ダイニングルームはSavoyで、通常のメニューに加え、ライスと漬物、味噌汁、冷奴、タコの酢の物、鮭の味噌焼き、鶏の照り焼きが定番として毎回記載されている日本人向けメニューでした。同行の高齢な母が和食を選択していましたが、味噌汁のワカメが多すぎるのと、海外にありがちな勘違いでスープ扱いをされてしまっていて、前菜として味噌汁が単品で出てきてしまったのが残念な以外、味は普通に美味しいと言ってました。 給仕係は、オーダーを間違えて何度も料理を交換してましたが、調子の良い憎めない感じの人で、楽しかったです。 少し分かり辛いのは、オーダーが1度に出来なかったことです。給仕係への最初のオーダーは、デザートを含めることが出来ません。メインディッシュを食べ終わると、デザートの別メニューを渡され、改めてオーダーするのです。しかし、最初のオーダー時のメニューにも、シェフお勧めの欄にデザートが一部掲載されており、特に説明もないので、デザートはそれだけに見えるのです。「なんだ、デザートこれだけ?」とか思いつつ、メインディッシュ等と一緒に最初にデザートをオーダーすると、「後で」と言われ、初日は断られる意味が分かりませんでした。メインディッシュ後に渡されるデザートのメニューを見て、初めて選択肢の存在を知るので、「美味しそうなデザートが沢山あるなら料理を減らせば良かった」と思っても後の祭りです。 また、ドリンクのオーダーも、給仕係とは別の、ドリンクのみの担当者がやってきます。まあ、ワインのオーダーを最初に勧めてくるのはよくあることですが、誰もお酒を頼まないテーブルで、初日は母がコカコーラをオーダーしたのみでした。母は、翌日以降もソフトドリンクをオーダーしたかったそうなのですが、以降、ドリンクメニューを渡されることもなく、担当者を呼んでオーダーするのも気が引けたようで、我慢してしまっておりました。酒類をオーダーしないテーブルは、ターゲットから外れるのかもしれませんが、遠慮がちな日本人への対応としては、少し足りなかったですかね。 なお、ダイニングのテーブル番号はクルーズカードに予め記載されており、2人ずつ3組、計6人の日本人で丸テーブルを囲みました。最近、日本人の少ないクルーズばかりだったので、見知らぬ日本人と夕食を共にするのは久しぶり。半分はクルーズが初めてという方々でした。そのお陰か、ドレスコードを守っても浮かずに済みました。ただ、6人中男は自分1人で、カジノに否定的なおば様方との会話には、気を使いました。本当の事を言えば言うほど、否定を前提に質問攻めされるので、テーブルが固定なのも困りもの。有料レストランに逃げるべきかと考えてしまいました。 デッキ14のブッフェレストラン(ホライゾンコート)は、ランチで利用しましたが、ラーメンやうどんが大人気でした。こちらも日本人向けな料理が多いわけですが、高齢な母には好評でしたが、個人的には日本以外の食事を数多く楽しみたかったので、少々残念ではありました。ただ、オーソドックスな料理はどれも美味しく、料理の質が高いと感じましたし、菓子パンやケーキなども日本人の口に合うもので、悪くなかったです。 下船日の朝、インターナショナルダイニングルームで初めて朝食を食べてみましたが、ご飯と味噌汁、ししゃもの塩焼き、ひきじの煮物や梅干しとお漬物といったTHE和食がメインで驚きました。自分は普段、この手の和食の朝食は食べないのですが、こちらも味は良かったです。

サービス

3.0

・英語、日本語、中国語対応 各国語のクルーズディレクターがいて、何かにつけて3か国語に順々に訳します。それは仕方ないのですが、無駄に時間がかかった時は残念でした。乗船日の夕方、毎度の避難訓練でマスターステーションへ向かいましたが、ここで救命胴衣のつけ方などを日本人だけ2回見させられました。 船内放送で、英語→中国語と訳しながら、スタッフが救命胴衣の実演をするのを見た時、日本語訳がないのが変だとは思ったのですが、理解は出来ました。一通り説明が終わると、日本人以外は解散となり、次は日本語訳バージョンの放送があるので日本人は残れと。え? しばらく待たされた後、英語→日本語と訳すバージョンの放送が流れ、スタッフが先ほどと同じように救命胴衣装着の実演を開始しました。 一度で3か国語の放送してくれない理由は分かりませんでしたが、16:15に始まった避難訓練から日本人が解放されたのは、17:10頃でした。夕食は17:30からだったので、慌てて部屋に戻って着替えましたが、ダイニングルームには遅刻してしまいました。 ・両替 台湾から乗船したにも関わらず、船内では台湾ドルから船内通貨のUSドルへの両替は出来ないと断られ、吃驚しました。単なる寄港地ならともかく、乗船地の通貨からの両替ができないとは、思っていなかったのです。台湾を5泊旅行してから、この片道クルーズに乗船したのですが、最後は船で両替すれば良いと思い、多めに残った台湾ドルを持ったまま乗船してしまっていました。フロントデスクでの説明では、乗船前に基隆のクルーズターミナルで両替を終えていなければいけなかったと言われましたが、それは無理な話でした。乗船開始は13時からなのに、基隆のクルーズターミナル内の両替所には、15~16時のみ営業と案内が掲示されていたのです。チェックインせずにスーツケースを預けられれば、身軽になって両替所のオープンまで待とうと思ったかもしれませんが、それもできない乗船手順でした。 ・WIFI 船内の無料WIFIからPrincess@Seaというサイトに接続すると、有料の外部インターネット接続サービスを申し込むことが出来るのですが、その画面の説明に問題が。 プランはSocial、Surf、Premiumの3種で、それぞれ24時間単位と、下船までをカバーする複数日でお得な選択肢があります。画面上の説明では、一番安いSocialは「200Mb」「Streaming and audio/video calling may be blocked」と書かれていました。Surfは「300Mb」で同じく「Streaming and audio/video calling may be blocked」、Premiumは「500Mb」で、制限なく使える旨書かれていたと思います。自分はEメールとSNSが出来れば良いのでSocialを選択したのですが、実はこれではEメールが使えませんでした。また、200Mbなどの数字がデータ量の上限を示すのか、帯域を示すのかも、この時点ではよく分かりませんでした。 後から、デッキ5のインターネットセンター(カフェ?)で日本語の解説チラシを見つけて読んだら、Socialは「人気のソーシャルサイトやアプリのアクセスなど。」、Surfは「Eメール、ニュース、スポーツやお気に入りのサイトのネットサーフィンなど。」と書かれており、SocialがSNSオンリーでEメールをブロックしているプランらしいと読み取れました。しかしそうなら、サイトの記載にも、Eメールをブロックすると書くべきだろうと思いました。(幸い、一度選択したプランから上位のプランへは、追加料金でアップグレード可能だったので、Surfに変更しましたが。) また、日本語のチラシには、「各パッケージは、お客様のクルーズ期間中毎日データ量無制限でご利用いただけます。通信速度は、各パッケージのネットワーク使用域により変わります。」と書かれており、「より速い速度で提供されているデータ量」はサイトを見ろとされてました。これは、ネットワークサービスに詳しくない人が書いているのだろうと思いますが、恐らく「帯域」のことを「ネットワーク使用域」や「データ量」などと専門用語を誤ったりごっちゃにして使用しているので、ちょっと分かり辛いのです。要は、データ量に制限はないけれど、Princess@Seaのサイトに記載のあった200Mbや300Mbというのが200Mbpsや300Mbpsの省略で帯域を表示しており、プランそのもので帯域が異なり、通信速度に差が出るということなのでしょう。 結果として、紙のチラシと、サイト上の記載の両方を読まないと、このインターネット接続サービスが理解できず、正しいプラン選択が出来ないというのが、非常に残念に思いました。なお、「Streaming and audio/video calling may be blocked」と書かれていたSurfですが、Skypeの通話はブロックされましたが、接続できるIP電話アプリもあり、スマホからアプリで日本の家族に電話出来ました。 ちなみに、動画サイトも利用できる一番高いPremiumプランでも、下船までの3泊利用できて59.99USドルでした。(Surfは44.99USドル、Socialは29.99USドル) 他社船のWIFIサービスと比較すると、MSCスプレンディダで3泊で116USドルしたのにデータ量に上限があったのと比べると、無制限で約半額というのは、悪くないとは思います。 ・ルームサービス 朝食のため、ルームサービスを利用しました。部屋にオーダー用紙がありましたが使わず、前日夜Princess@Seaにスマホでアクセスし、1品1品選択して予約しました。時間は、6:30から10:30まで30分単位で指定でき、7:00~7:30で予約しました。翌朝、7時前に着替えていると、6:57にノックが。まさか早く来るとは思わず、慌てました。自動徴収されるサービス料は、ルームサービスのスタッフには分配されないとのことで、チップを1ドル準備して渡しましたが、オーダー用紙にチップの金額を書く欄もあったので、現金の手持ちがなくても大丈夫なようです。

客室

4.0

デッキ12の船尾向きバルコニーのある客室で、デッキ12後方のプールまで徒歩15秒(笑)、デッキ14のホライゾンコート(ブッフェレストラン)はこの船にデッキ13が存在しないため1階上がるだけで行ける、なかなか悪くない場所だと最初は思いました。しかし、海がかなり時化たため、高層階で一番後ろの部屋は、最悪の揺れに悩まされ続けることとなりました。室内でもまっすぐ歩くのが困難。ずっと電車の中を歩いているようでした。同行の母は、船酔いで朝食も食べられず寝込んでしまいました。船内は、船酔いの人が続出し、売店の酔い止め薬も売り切れとなっておりました。低層の方が揺れが少ないとは知っていましたが、デッキ5・6等に下りると案の定揺れが小さくなるので、やはりクルーズは低層の客室が安心と再認識しました。 なお、客室で一番驚いたのは、テレビプログラムの多さです。日本人クルーズディレクターと毎日異なるスタッフの2名による30分のモーニングショーが、毎朝更新されるのです。乗客から前日寄せられたコメントを交えており、本当に毎日、最新の情報で30分番組を作って流しているのです。番組でクイズが出されると、図書室で回答用紙に記入するのですが、ここでお客はコメントを書け、それが番組で紹介されるかもしれないので、つい翌日も見てしまいます。抽選でプレゼントも当たります。スタッフ紹介も兼ねているので、自然とスタッフに親しみが湧きます。こういう取り組みは素晴らしいと思いました。他にも、客室で見られる映画が大変多く、それも日本語吹替と日本語字幕のある作品が沢山あるのが、とても特徴的でした。見たかったけど見損ねていた最新映画も多く、カジノが閉まってしまった夜、映画を何本も見て過ごしました。まあ、クルーズで客室にこもる時間が長いこと自体は、どうかとも思いますが。

船内施設

3.0

・泉の湯 ダイヤモンド・プリンセスの最もユニークな点と言えると思いますが、泉の湯という日本式の大浴場があります。1回15ドルで90分、乗船後要予約で、泉の湯入り口で申し込み用紙に記入するか、内線電話をかけて予約します。これは利用したかったので、予約が埋まることもあるとのことで、乗船日の夕方には急いで予約しました。まあ、単なる銭湯なのですが、こんなところで他人と裸の付き合いをしたがるのは、日本人くらいでしょう。5回で60ドルの回数券(購入者本人しか使用できない)もありました。 大浴場の湯舟は、足の不自由な方向けと思われる入浴支援機器も備えておりました。装置に座ったまま、湯舟まで持ち上げて運んでくれるようです。利用するには事前に申し出る必要があるとは思いますが、なかなか考えられていると感心しました。 なお、15ドルで利用できるのは大浴場だけでなく、屋外の円形プール兼ジャグジーもあり、こちらは水着着用が必須でした。この時期は既に外はかなり寒いので、冷えたら大浴場に戻って温まることができるというのは良かったです。時化た海の揺れのせいで、通常のプールはネットがかけられ閉鎖されている時間が多かったり、寒さからわざわざ利用しようとは思わなかったのですが、ここで大浴場と一緒にプールを利用する機会があって良かったです。寒さのせいか他の客はおらず、プールはずっと独り占め状態だったので、時化た海のせいで自然と波のプール状態になっている真ん中で、大の字になってプカプカと漂ってました(笑) ・シアター フォーマルナイトの日、シアターでのショーが、満席で立ち見客が大量に出ていたのに驚きました。1回目のショーが満席だったので諦め、2回目の開演30分前にシアターへ行き、自分は無事座れたのですが、こちらもすぐに満席となました。結局2回目の開演時には、シアターの壁沿いの通路が立ち見客で埋まり、席と席の間の通路に座る客までおりました。フォーマルで立ち見とか、残念すぎて同情してしまいました。 よく分からないのですが、私の今までのクルーズ経験では、シアターで大量の立ち見客が出たことなどなく、ダイヤモンド・プリンセスのシアターのキャパシティと乗客数のバランスが悪いのではないかと、想像してしまいました。他社のクルーズ船では、無料のショーでも予約制をとっているところもあり、行って座れないということがない工夫をしているので、ダイヤモンド・プリンセスも立ち見とならないための工夫をすべきだと感じました。 内容については、初日の日本人バルーンアーティストのショーは自分としてはイマイチでしたが、ダイニングテーブルを共にした他の日本人のおば様方は、良かった、可愛かった、等と申されてました。 ・カジノ カジノは営業時間が短く、大変残念でした。終日航海日に、テーブルゲームが10:00~19:30しかオープンしてなかった日、夕食が17:30からに設定されていた私は、夕食前でゲーム終了。カジノを堪能できると期待していた終日航海日に、半日も遊べないというのは想定外でした。スロットマシンは深夜0時頃営業再開とのことでしたから、船が日本の領海に近づいてギャンブルできないなどの理由ではなく、テーブルゲームを営業しない理由は分かりませんが、単なる人件費削減でしょうか。遅くオープンしている日でも、23:00にはクローズでしたから、夜は客室にこもって映画を観て過ごすしかなかったです。 私はBlackjackのみプレイしましたが、このカジノには「Blackjack」と「funBlackjack」というルールの異なる2種類が4卓ほどありました。しかし、オープンしていたのは各1テーブルのみでした。しかも、どちらもミニマム6ドル(半端!)、マキシマム500ドルで、もっと高額で遊びたいのに、選択肢はありませんでした。 ルールについては、「funBlackjack」はかなり特殊で、10デッキ(セット)のカードからはキングが全て除かれており、Pontoonに近いのですが、もっと斬新でした。ダブリングダウンは3枚目からでもいつでも可能。ダブリングダウンからのサレンダーも可能。Aのスプリット後もヒット数に制限はなく、Aスプリットからのダブリングダウンも可能。スプリットは3回でき、Aスプリットを繰り返して4手にすること可能。ディーラーのアップカードがAの場合、インシュアランスだけでなく、サレンダーも可能でした。私はこれまで、こういう自由度の高いルールのBlackjackを見たことがありませんでしたので、キングが無いというのは痛いのですが、面白かったです。 対して、funではない「Blackjack」は、一般的なルールに近いのですが、Blackjackの役の配当が6to5と悪く、残念でした。「funBlackjack」がキング抜きで3to2だから、キングの入っている「Blackjack」は6to5しか配当しない、との説明を受けましたが、変な話です。そもそもBlackjackはキングが入っているものであり、それで3to2の配当をするのが一般的なルールなのです。特殊なルールの「funBlackjack」を作ったからと、基本の「Blackjack」のルールを改悪するというのは、お客からすれば知ったことではありません。しかもマズイのは、このテーブルが6to5であることが、テーブル上に明確に印字されていないのです。こんな大事なことなのに、小さな文字でルールの書かれたプレート(テーブルの端っこに立ててあります)を覗き込まないと、知ることが出来ません。正直、アンフェアだと感じました。6to5を初めて配当されたプレイヤーが、金額が間違っているとディーラーに申し出るシーンを見ましたが、ディーラーは「間違ってない」と答えるだけで、このテーブルが6to5という特殊ルールであることを説明しませんでした。理解できないプレイヤーは、明らかに困惑してましたが、見かねた隣のプレイヤーが6to5と説明してあげてました。 ただ、このカジノがルーズなわけではなく、ディーリングは正確で、ディーラー教育を怠っていないことは明らかでした。例えば、プレイヤーがスプリットする際、厳格なハンドサインを求めるディーラーがおりました。スプリットのハンドサインとして、テーブルのカードの手前に指をYの字に広げて置かないと、スプリットを認めてくれないのです。口で言っても認められないのは当然として、指を置く場所がカードの横や、ちょっと離れていたりするだけでも、ダメだと言われます。これは、流石にやり過ぎとは思うのですが、天井の監視カメラからスプリットの指示が明確に読み取れるようにプレイヤーが振る舞わなければ、ゲームを進行してはいけないと、このディーラーは叩きこまれているのでしょう。もしかすると新人で、加減が分からないのかもしれませんが、監視カメラを意識したゲーム進行をするディーラーは、基本的に信頼出来ました。 その他、他の日本人プレイヤーから突っ込まれて気付いたのですが、自分が座った時だけ、何かドリンクを飲むかとフロアパーソンが聞いてきました。Blackjackは、日本人客でかなり賑わっていたのですが、皆さんそんなサービスを受けていないそうで、一人だけドリンクをサービスされるのは何で?と聞かれ、「いやー、僕も知りませんw」と答えるしかなかったです。「高額プレイヤーだから優遇されるの?」とか言われましたが、ドリンクくらい誰でも無料なんじゃないかなと思うのですが、確かに基準がよく分かりませんでした。自分は、聞かれると毎回コーヒーをオーダーしてましたが、確かに自分以外でドリンク飲んでるプレイヤーは見ませんでした。クルーズカードでリワードポイントが加算されていたのかもしれないのですが、それを確認する端末などはありませんでした。スロットマシンでもやれば、マシンにカードを差し込んでポイントを確認できたのかもしれませんが、一度もプレイしませんでしたので。ただ、クルーズカードにはお金を貯める機能があり、クルーズカードをマシンに差し込んでプレイするスロットマシンやポーカーは、勝ち金をカード内に貯めるようになっていたようです。下船前日、カジノのキャッシャーがクローズする前に現金化するのを忘れないよう、アナウンスが流れてました。もしかしたら、自分のクルーズカードにも、何かしら加算されていたのかもしれません。 なお最終日、カジノがクローズしている中をじっくり歩いて見つけたのですが、カジノで使用済みのカードが、お土産として1ドルでショーケースに陳列されてました。カジノの使用済みカードは、世界共通でカジノの定番土産として1ドル程度で売られているものではあるのですが、クルーズ船のカジノで売っているのは、見たのは初めてでした。カジノでは、一定時間でカードを交換するので、大量の使用済みのカードが生まれるのですが、それほど傷んではいません。が、買った人がカジノでイカサマに使えないように、カードの角がカットされていたりします。それでも、個人的に遊ぶには十分ですから、格安のクルーズ土産になると思います。これを買い損ねたのが、非常に残念でした。

寄港地での体験

基隆 / 台北

台湾

5.0

乗船前5日間かけて、台北中心に観光してました。うち、乗船日前2泊は、基隆のHarbor View Hotelという宿に宿泊したのですが、これが正解でした。名前の通り、基隆港が正面のホテルで、乗船日の朝、ダイヤモンド・プリンセスが入港してくる様子も、ホテル客室の窓からバッチリ見えました。あれは感動しました。 基隆は、九份や十分といった観光名所までも近く、夜は基隆廟口夜市で食事も楽しめましたし、台湾観光に適した港だと思います。台北駅方面や国立故宮博物院までも、車で3・40分で行けます。当然、龍山寺や中正紀念堂、台北101も行けます。行ける観光名所が多すぎるので、寄港地として半日程度しか滞在できないとすると、どこに行くべきか厳選しなければならないでしょう。効率的に観光するには、寄港地ツアーに参加するというのも手でしょうが、自分は好みません。せっかく交通の便が良いので、ローカルのバスや列車を活用して、厳選した名所に行った方が、旅としては楽しいです。特に今回、高齢な母を連れての旅行だったのですが、バスや列車で台湾の方々が必ず母に席を譲ってくれることに、感銘を受けました。台湾では、高齢者に席を譲ることがこれほど当たり前のことなのだと、公共交通機関を利用したことで初めて実感できたのです。 まあ、基隆のクルーズターミナルを出ると、台湾の黄色いタクシーが沢山待ち構えてますから、そのまま乗ってしまうのも手でしょうけど、メーターを回さないタクシーも当然おり、注意は必要です。Uberは利用できるので、料金比較のためだけでも、スマホにアプリを入れておくと良いでしょう。

観光:自分で移動手段:バス・電車・タクシーなど

横浜

日本

大桟橋への接岸で、周囲は観光名所だらけですが、下船後は普通に日本大通り駅まで歩いて、帰宅しました。

観光:観光していない

予約・手配(事業者)について

2.0

これまでこの代理店で乗船券が余裕を持って届いたことがなかったのですが、4度目にして初めて、こちらから催促する前に乗船券が届きました。いつも3~5日前にギリギリ受領していた乗船券等が、今回はちゃんと2週間前の11/20に届きました。台湾からの片道ですから、乗船前から台湾入りして観光予定だったので、いつものように直前では困ると思っていたのですが、徐々に会社として改善しているのかなと感じました。 ただ、それとは別に、変なことがありました。 このクルーズの予約前、先にMSCスプレンディダのクルーズを予約し、5/28にクレジットカード会社からも代金が決済されたと連絡がありました。その後、このダイヤモンド・プリンセスを6/2に予約し、その日に決済されたのですが、クレジットカードの決済額が本来の代金より何万円も高かったのです。理由は、代理店が5/28の決済を取り消し、2件の別々のクルーズを一括して決済し直していたからでした。MSCスプレンディダは私一人でしたが、ダイヤモンド・プリンセスは母親との二人旅。メンバーの異なる、予約した月も異なるクルーズを、しかも一度決済したものを取り消してまで一括することに、どういう意味があるのか分かりません。私は、誤って決済されたのかと、問い合わせてしまいました。 もう一つ、困ったことがありました。代理店ホームページから、いつの間にかこの商品のページが削除され、何も確認できなくなっていました。6/2にメールで届いた予約内容確認書には、乗船する港の名前や時間、横浜の到着時間など、何も具体的な情報は記載されておらず、次の連絡は11/20の乗船券等のメールのみです。この間、台湾での旅行を色々と予約を進め、乗船日の予定なども検討に至り、「乗船は何時だっけ?」となった時、ブックマークしていた商品ページは何故か削除されており、クルーズに関する情報が得られなくなっていたのです。日を改めて何度か確認しましたが、商品ページは復活しませんでした。「ご指定のページはございません」と表示されるのみ。サイト内でダイヤモンド・プリンセスのクルーズを検索しても、このクルーズは出てきませんでした。他の代理店や、船会社の公式サイトなどを検索して情報収集しました。元々、ホームページの記載やメールの案内に誤りの多い代理店ですが、乗船前にそのクルーズのページが消えてしまうのは、ちょっと想定外でした。ちなみに、出発に必要な最終書類は、「原則ご郵送いたします(メールの場合もございます)」と代理店ホームページに今も掲載されてますし、6/2のメールにも「最終書類(乗船券)はご出発の約5-10日前に原則郵送で送らせていただきます。」と書かれていましたが、今まで4度の利用で全て、乗船券はメール添付のPDFのみです。別に、そうしてコスト削減して価格を抑えること自体は全然OKなのですが...

予約・手配の方法:ベストワンクルーズ」を利用

おすすめの方

クルーズ初心者や、日本語でのきめ細かいサービスに安心するタイプの方には、オススメです。ドレスコードなどはほぼ守られるので、オシャレを楽しみたい方にも良いでしょう。浮くこともないかと思います。しかし、日本人客だらけの雰囲気というのは、それはそれで面白みに欠ける部分もあります。特に自分の場合、見知らぬおば様方とテーブルを共にした夕食は、あまり居心地の良いものではありませんでした。しかし、アジアのクルーズで中華系の方が多数派の場合に比べれば、雰囲気は良いとも言えます。(台湾からの乗船客は、日本人500名に対し、台湾の方は200名とのことでした。) 派手な最新設備はありませんが、長期なら大浴場の存在も有難いと感じる方は多いでしょう。食事も、海外で直ぐに和食が恋しくなる方には良いでしょう。個人的には、日本人を意識し過ぎで外国の船で旅をする楽しさに欠ける気がしなくもないですが、日本人に広く受け入れられる、日本人が憧れるクルーズのイメージに忠実なサービスを実現しようと努力する姿勢を感じられる、貴重なクルーズだったと思います。

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