4 nights / 5 days, round-trip Port Klang & Phuket
ロイヤル・カリビアン · ボイジャー・オブ・ザ・シーズ

4 nights / 5 days, round-trip Port Klang & Phuket

mr. ranpou さんの8回目の乗船記

mr. ranpou
mr. ranpou

2018年12月31日 投稿

310

出航日

2018年10月8日

日程

5日間

同行者

一人旅

客室

内側

3.6

総合評価

食事

5.0

サービス

4.0

客室

4.0

船内施設

2.0

航程と寄港地

この航程マップはイメージです。実際の航路や寄港順は変更となる場合があります。

寄港地リスト

  1. 1

    シンガポール

    Singapore

  2. 2

    クラン(クアラルンプール)

    Klang (Kuala Lumpur, Malaysia)

  3. 3

    プーケット

    Phuket (Phuket Island, Thailand)

  4. 4

    シンガポール

    Singapore

1

寄港地

シンガポール

2

寄港地

マレーシア

3

寄港地

タイ

5

寄港地

シンガポール

乗船記

このクルーズを選んだ理由

1人で乗船することが多いのですが、9月のツーリズムEXPOジャパン2018にて、この日程のクルーズはシングルでも追加料金が無いと知ったのがきっかけで、安かったのですぐに申し込みました。まだロイヤルカリビアンは乗ったことがなかったので、どんな感じか知りたいという思いもあり、良い機会だと。なので、特に寄港地や日程に拘りはなく、どこでも良かったです。

食事

5.0

毎日とても美味しかったです。以前、他社のクルーズで、噛み切れない草履のような肉が出てきて、お客同士で顔を見合わせるようなことがありましたが、そんなことは一切なく、何を頼んでも美味しかったです。前菜、メインディッシュ、デザートから1品ずつだと足りない感じはあったので、前菜2種(スープとサラダ等)とか、デザート2種(スイーツ+アイスクリーム)をよくオーダーしました。

サービス

4.0

デザートは毎日2種(うち1種はいつもアイスクリーム)オーダーしていたので、最後のディナーの際、「あーんど」と言ったら給仕係に「バニラアイス?」と先に言われました。少し恥ずかしい気もしながら毎日2種オーダーしていたので、給仕係に覚えてもらえ嬉しかったです(笑) また、1人だったせいか、日本人コーディネーターの方にも気にかけてもらい、大変心強かったです。

客室

4.0

内側ですがバーチャルバルコニーというのがある部屋にしたので、どんなか楽しみでした。 部屋の一角に、身長ほどあるシャープの大きなモニターが窓のように縦長に配置されており、船首方向と思われるカメラ映像が常時流れていました。ただ、操作などは一切できず、決まった方向が見えているだけで、画質もそれほど鮮明ではなく、夜は真っ暗な画面だけですし、直ぐに飽きてしまいました。せっかくあんな巨大モニターがあるのに、他に何も活用できないなんて、勿体ないと思いました。 予想外だったのが、この客室がaccessible roomだったので広かったことです。車椅子のまま入れるバリアフリーな仕様で、シャワールームには壁備え付けの折り畳みの椅子がありました。自分にハンディキャップはありませんが、座ってシャワーを利用できると、随分と楽なものだと思いました。高齢な母親を連れてくるなら、こういう客室が選べると良いのだと、参考になりました。ただ、車椅子とまでいかない、足が不自由なだけでも予約できるのか分かりませんが。

船内施設

2.0

ロッククライミングを体験しましたが、安全な利用方法についてのアドバイスが一切なかったのが残念でした。申し込みの際、直ぐにサインを求められ、装備を装着したら、何も聞かれず直ぐに登らされました。登った後、高所からロープを頼りに飛び降りるには、壁にぶつからないよう距離を取るため、壁を蹴って降りる必要があるなどアドバイスがあって然るべきですが、係員はそういった説明を全くしていませんでした。他の客も、初心者でも直ぐに登らされていましたし、滑り止めのチョークの提供もありませんでした。自分は初めてではないから知っていましたが、初心者が怪我しないよう、もっとアドバイスすべきだと思いました。他のクルーズ会社の船でクライミングした際は、もっとアドバイスがありました。 次に、カジノについて。 私は、クルーズではカジノを最も重視しており、ブラックジャックをしたくて旅をしております。各国のカジノ、クルーズ船のカジノで、どの様なルールのブラックジャックや類似ゲームがあり、ディーリングがされているか、興味を持っています。その観点から、この船のカジノは最悪でした。 ブラックジャックは、ミニマム10USDのテーブルと15USDのテーブルしかなくこの時点で残念だったのですが、この2種ですら配当ルールが異なっていて奇妙に感じました。ブラックジャックの役がそろった際、ミニマム15USDのテーブルは3to2配当なのに、ミニマム10USDのテーブルは何故か6to5とされており、ディーラーに聞くと、ミニマムの金額が少ないから6to5との回答でした。普通のカジノでは、金額の多寡は、ルールを改悪する理由になりません。 ミニマム10USDのテーブルでも、15USD以上ベットすることが当然あります。例えば100USDベットした場合、ミニマム15USDのテーブルでは150USD配当なのに、ミニマム10USDのテーブルでは120USDしか配当されません。カジノに有利な改悪ルールです。少額プレイヤーを冷遇するために6to5を導入するカジノなど聞いたことがありませんが、10USDと15USD等というレベルで差をつけることの合理性も感じられませんでした。 また、ディーラーのディーリングにも問題が多かったです。 数種の異なるチップが重ねてベットされている場合、ディーラーの基本は、チップをずらしての金額確認です。 同種のチップのみがベットされている場合、配当チップをベットに並べて置き、高さ(枚数)をそろえ、間違いなく同額を配当するように振る舞うのも基本です。 しかし、いずれも行わないディーラーの方が多かった。プレイヤーのベットに数種のチップが含まれても目視のみで触れず、ベットと離れた場所に配当を置くだけ。ダブリングダウンで追加でかけられたベットも、元のベットと同額か確認しない場面もありました。これらは、ディーリングの正確性を重視する多くのカジノでは許されません。 加えて、不必要に高額チップに両替する配当も目立ちました。 25*2+5*4=70ドルのベットで勝ったプレイヤーに対して、25*3=75を配当し、ベットから5を1枚取り、計70配当したのと同じにするようなやり方です。それ自体は問題ないのですが、上記のようなディーリングにこれが重なる頻度が多すぎる結果、配当ミスが生じていました。 100+5*2(=110USD)をダブリングダウン(=220USD)し勝った際、私は100+25を配当され、ベットから5を1枚取られました。つまり、120しか配当されませんでした。明らかに配当が足りないので、ディーリングをストップさせましたが、フロアパーソン(ピットの中にいて、複数テーブルのディーラーやゲーム進行を監督し、間違いがあれば正す、ディーラーの上司のような人です。カジノによって呼び方に違いがあるでしょうが、ここではフロアパーソンと呼ぶことにします。)から100が1枚足りないと指摘されるまで、ディーラーは理解できずにいました。不必要な合算や高額チップへの両替をしていなければ、単純に110を2回配当するだけなので、配当ミスなど生じない場面です。 更に問題だったのは、配当金額や勝敗判定ミスで誤ってチップを回収をしても、多くの場合フロアパーソンに報告せず、プレイヤーに指摘され理解するとすぐにディーラーがチップを配り直してしまうシーンを何度も目にしたことです。 5*4(=20)でブラックジャックがそろったプレイヤーが、自ら5*3と誤り、1*2+0.5を提供し、ディーラーがそれを受け取って25を1枚配当してしまったことがありました。残りのプレイヤーのゲームも全て終え、カードを回収してゲーム終了した後、当該プレイヤーが計算ミスに気付きました。5*4だったのだから、そもそも1*2+0.5を提供する必要はなく、5*6か、25+5を貰えば良かったのだと。それを伝えられたらディーラーは直ぐに理解し、フロアパーソンに報告せずにその場で配当し直してしまいました。まともなカジノなら、この様なミスをしたディーラーは、必ずフロアパーソンに報告し、許可を得てから訂正の配当をします。正常なゲーム進行の手順から外れて、ディーラーが独断でプレイヤーとチップの受け渡しをしてしまうなど、決して許されない行為のはずです。 私が、テーブルリミットのマキシマム500USDをベットした時も、ディーラーはコールせずに、少ない金額と同様に無言でそのままゲーム進行しました。プレイヤーの初めてのマキシマムベットをコールでフロアパーソンに注意喚起しないカジノも珍しいです。フロアパーソンへのapproval callのカジノもあるくらいです。 この船のカジノでは、このようなやり取りが自由なのか、単にディーラー教育がいい加減なのか分かりませんが、管理体制に問題があるのは明らかで、運営方針に疑問を感じざるを得ませんでした。 こんなにいい加減なディーリングだらけだと、プレイヤー側は常に配当や勝敗判定にミスがないか、自己防衛のため注意していなければならず、本当に疲れました。

寄港地での体験

シンガポール

シンガポール

4.0

乗船地なので、クルーズより何日も前から滞在し、カジノ中心に観光しました。 ここの問題は、ロイヤルカリビアンの公式サイトで公開されている地図のMarina Bay Cruise Centreの場所が、非常に不正確ということです。私は、数日前に下見して地図の誤りに気付いていたのですが、当日、他に迷っているお客さんに聞かれたので、教えてあげました。ややこしいのは、地図で「錨」のマークで示されている場所が本来のMarina Bay Cruise Centreの場所から遠いというだけでなく、その錨マークのすぐ近くに、Marina South Pierというフェリーなどが多数行き来する活気のある港があることです。そこが指定の港だと誤解したVoyager Of The Seas のお客さんが迷ってました。

観光:自分で移動手段:バス・電車・タクシーなど

クラン(クアラルンプール)

マレーシア

2.0

港からクアラルンプールへは遠いのに対し、寄港時間が短いと思ったので、私は降りはしましたが、Boustead Cruise Centre周辺を歩いただけでした。そもそも、クルーズ終了後にシンガポールからバスでクアラルンプールに移動し私の旅は続くので、ここでわざわざ行く必要がなかったというのもありましたが。 それでも一応、行く場合の費用など確認しました。タクシーは定額制とのことで、Boustead Cruise Centreからクアラルンプールまで片道120RM(USD40)と看板が出てました。その場でスマホアプリの配車サービスGrabを使い、kl sentralまでの料金を検索したところ、91RMでした。マレーシアでGrabは当たり前であり、明朗会計のためにも必須アプリですから、ツアーでなく個人で寄港地観光をする人は、事前にスマホにインストールして行った方が良いです。 また、後日のためにBoustead Cruise Centre内の唯一の両替所でSGDをRMに両替してみたのですが、酷く悪いレートでした。シンガポール市内で両替するより、2割ほど悪いです。ここから寄港地観光をする人は、事前にシンガポールでマレーシアリンギットに両替して行った方が良いです。Marina Bay Cruise Centreにも両替所が2ヵ所ありましたが、そこのレートはチェックし忘れましたが、多分Boustead Cruise Centreよりマシだと思います。

観光:観光していない

プーケット

タイ

4.0

こちらはたっぷり時間がありましたが、何故か上陸する港の場所が、主要な観光地であるパトンピーチとは島の反対側のPhuket Deep Sea Portで、ツアーに参加しない場合、そこからはタクシー等を使わないとどこにも行けません。というか、港周辺はタクシー業者だらけで大変です。プーケットはタクシーマフィアが牛耳っているそうですから、彼らのためにこんな不便な場所に上陸させられてるのではないかと思わなくもないですが(苦笑)、こういう時もGrabです。とりあえずビッグブッダに行きたかったので、Grabで検索。値段に納得して予約を入れると、直ぐに車が見つかりました。ただし、港周辺がごった返しているためか、少し歩いた場所にあるセブン・イレブン前まで誘導され乗車しました。 (Grabの他に、deedeePhuketというサービスもあるそうで、こちらが便利という話もあります。) Grabの運転手に、ビッグブッダの後の観光について車内でセールスされ、結局最後までその車で観光することになったのは予定外でしたが、嫌な思いをすることなく、プーケット観光を楽しめました。ビッグブッダに到着した時点で、それまでに伝えたこちらの希望をいくらで回ってくれるか教えてもらい、その後に追加でレストランや土産物屋に寄ってもらいましたが、追加料金などはありませんでした。 タクシーを利用するにしても、料金は交渉ですから、Grabの金額を交渉材料にすると良いのではないでしょうか。

観光:自分で移動手段:バス・電車・タクシーなど

予約・手配(事業者)について

2.0

ツーリズムEXPOジャパン2018で、このクルーズは一人でも高くないと紹介してくれた代理店での予約でした。ただ、これまでの利用であまり良い記憶はなく、注意しながらの予約でした。 9/27に予約し、翌9/28に予約内容確認書が届いた時点で、既に乗船の10日前。自分は10/2午後に出国予定。出来れば日本にいるうちに乗船券等を受領し印刷したかったので、乗船1週間前の10/1に催促のメールをしました。10/2に乗船券と荷物タグという説明で3ページのPDFが届き、ギリギリ印刷が間に合ったと思ったのですが、10/3にもGUEST TICKET BOOKLETという約20ページのPDFが届きました。実は、こちらに本物の荷物タグがあり、印刷しろとのことで、10/2に受け取ったPDFの荷物タグは本物ではありませんでした。シンガポール空港のラウンジで印刷出来たので良かったですが、案内に一貫性がないのは残念でした。 また、この10/3のメールは、添付のPDF以外にも重要な情報が色々とリンクで紹介されていて、船会社の公式サイトからの寄港地ツアーやスペシャリティレストランの事前予約、日本人コーディネータの説明会の案内などがありました。これらは、GUEST TICKET BOOKLETのPDFがなくとも、もっと先にメールで案内できる重要な内容ばかりで、乗船の5日前になって届けるべきものではないと思いました。 もっとも、この代理店はこの2年前、予約番号の連絡が遅かったせいで船会社の公式サイトからのオプション予約期限が過ぎ事前予約出来なかった際に、船会社の公式サイトからの寄港地ツアーの事前予約は他の客にも案内していないとして、乗船後に申し込むよう案内を統一していると答えた会社でした。それに比べれば、当たり前ですが、船会社の公式のサービスの存在を案内するようになったのは、大きな改善だと感じました。

予約・手配の方法:ベストワンクルーズ」を利用

おすすめの方

ショーも料理も素晴らしいので、他のクルーズでそれらに不満のあった方にオススメです。 特にアイススケートショーは素晴らしかったです。決して広くはないリンクですが(アイススケートリンクがあること自体珍しい)、多くのスケーターの演技は圧巻でした。日本人も2名出演しており、応援してしまいました。その他のショーも、歌と踊りのレベルが高く、毎日本当に楽しめました。ショーに重点を置く人は、是非乗って欲しいです。 ただし、ドレスコードがほとんど守られないというのは、このクラスでは仕方ないのかなという感じでした。フォーマルナイトにフォーマルは少数派でした。トロピカルカジュアルに至っては、自分以外にトロピカルな人に出会いませんでした(苦笑) ドレスアップした華やかな世界を楽しみたいという人には、このクラスの船は向きませんね。

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