1-Night Hong Kong Cruise

乗船後すぐの時間に、夕食ビュッフェはオープンします。１泊ですから、時間を無駄にしない為にも、夕食は早めに済ませた方が良いです。混み始めると、席を探すにも苦労します。味は、あまり日本人には向かないかもしれません。大半を占める中国人のお客向けなので。まあ、あちらの味としては普通だと思います。

カジノのキャッシャーの外貨両替レート（日本円→香港ドル）が良いです。この日、香港空港で１香港ドル＝15.037円だったのが、船内のカジノのキャッシャーでは13.83円。（ただし、船のレセプションのレートは14.16円。カジノはResorts World at Seaなので、Star Cruisesとは別会社であり、同じ船内でもレートが異なる。） 例えば、１０万円を香港ドルに両替するなら、空港と船内カジノのレートの差額だけで、この１泊クルーズに普通にお金を出して乗船できる程度の金額が浮く感じです。 なお、カジノでBlackjackをプレーした際のディーラーに、前年夏にGenting DreamでBlackjackをプレーした際と同じ人物がいました。Star CruisesとDream Cruisesのカジノは同じResorts World at Seaなので、こういうことがあり得るのでしょう。

一番消費ポイントの少なくて済む部屋なので、期待はしてませんでしたが、２段ベットの２人部屋は、１人でも狭く感じるくらいでした。それでも、無料のミネラルウォーターや歯ブラシ、使い捨てスリッパなどアメニティがそろっているのは、アジアのクルーズ会社ならではかと。

カジノしか利用してません。自分はBlackjackを遊びたいのですが、最初は見つけるまで迷いました。一番広いデッキ７のカジノが、全てのテーブルがバカラと分かった時、絶望的な気分でしたが、デッキ３のカジノに行ったらBlackjack１テーブル、Pontoon１テーブルが見つかり、ホッとしました。 なお、カジノは物凄く賑わってます。この船に乗る人の目的は、やはりカジノなんだと思います。高齢な女性ギャンブラーが多いです。お客もディーラーも、まさか日本人が乗っているとは思わないので、当然中国語で話しかけてきます。日本人だと英語で答えると、皆に驚かれる感じです。

Resorts World at Seaの公式アプリは自分のスマホでは少し不具合があり、ブラウザで公式サイトにアクセスしての予約でしたが、とても簡単でした。船名や日程で検索すると、空室のある検索結果が出てきて、保有ポイントで可能な客室を選択。その場で個人情報の入力等終えれば、予約完了でした。すぐにe-mail添付で乗船券PDFが届きます。 しかし、他に何の補足資料も届かないので、香港のHarbour CityのOcean Terminalでの乗船までは、自力で調べて辿り着ける前提です。旅慣れている人、ネットで調べるのが苦でない人なら問題ないでしょう。 ただし、つい最近、Resorts World at Seaのサイトで予約方法ががらりと新しくなり、今後どうなるかまだよく分からないので、公式サイト要確認です。

香港からの１泊クルーズは、日本から土日の往復で利用できるので、カジノが好きならそれだけでも経験してみると良いです。カジノはそれほど興味がないという場合、あまり楽しめる船ではないとは思いますが、香港に泊まらなければならないスケジュールの場合に、単純にホテルの代わりにクルーズで１泊というのは、十分に良い選択肢だと思います。香港は宿が高いわりに、酷いところが多く、この船の宿としてのコスパはとても高いです。