1-Night Hong Kong Cruise

前回の乗船同様、まあ中国のお客向けだなというビュッフェでした。この時は、夕食の時間は17:15～20:30とされていて、18:30に乗船後、シャワーを浴びてから食べに行ったら、時間に余裕がなかったです。この日、乗船は17～19時とされておりましたが、もっと早く乗船するか、乗ったら夕食は早めに済ましてしまった方が良かったです。 この夕食を逃すと、翌朝5:30～9:00の朝食まで無料のビュッフェはなく、夜食(23:30～1:00)は30香港ドル（もしくはカジノのGENTING POINT 5）です。ただし、カジノ内ではパンなどの軽食が無料で提供されてます。

乗船翌日の朝８時には、香港に船は戻ってしまうのですが、下船は１１時までとされてました。９時まで朝食をとって、ゆっくり下船出来ます。お土産が買えるようなお店も、９時頃まで朝オープンしてました。また、50香港ドル払うと、１４時まで滞在でき、もう50香港ドル払うと、最長１５時まで滞在できるとのことでした。こういう選択肢は珍しいと思うのですが、早朝にカジノがクローズするまで勝負し続けたお客がゆっくり下船するのかもしれません。 レセプションでパスポートを返してもらうのは朝８時からで、追加の支払いがある場合はここで清算できますが、結構行列になっていることもあります。 なお、この１泊クルーズでは、大きな荷物を持参する人はいないと思いまが、船内新聞でも、下船時に荷物を預けることは推奨されてませんでした。どうしても預けたければ朝７～１１時にレセプションに持参するのですが、なるべく自分で運ぶよう書かれてました。

カジノのポイントで泊まれる一番下のランクの部屋なので、狭い２段ベットの部屋なのですが、この時これに乗った理由が、香港やマカオに滞在する費用を節約することにあったので、もしも香港等にお金を出して泊まった場合と比較すると、よっぽど快適な部屋だと思いました。 香港等は、１万円くらいの宿でも汚い雑居ビルの酷い部屋だったりするので、こちらの客室の方が遥かにコスパが高いです。

多くのクルーズ船では、カジノは一カ所だと思うのですが、Star Piscesはカジノがメインなので、複数デッキに分かれていくつかあります。自分は、Blackjackの出来るデッキ３のカジノしか行きませんが、一番広いデッキ７のカジノはバカラのみ、デッキ１１はVIPしか入れないGenting Clubがあります。Genting Clubは、自分の会員証では入室を断られたので、どういう基準で入れるのかは分かりません。

乗船の１週間前、船内カジノのResorts World at Seaのサイトより、カジノのリワードポイントを利用して予約しました。予約後すぐにメール添付のPDFで乗船券が届きました。提供されるのはこれだけ。Star Piscesのこの予約は既に２回目なので、この簡単な手順に疑問はありませんが、初めてだと他に何の情報提供もないことに不安になるでしょう。 この後は、通常のお金を出しての予約の場合と異なり、実際のチェックインの時点で、Resorts World at Seaの会員証の提示が必須となります。 なお、Resort World At Seaのサイトが最近新しくなり、無料クルーズ等の特典ルールも変更があったようなので、今後はサイトを要確認です。

香港から出て香港に戻ってくるだけで、カジノが複数ある船なので、カジノが目当てという中国系のお客が大半です。なので、基本的にはカジノが好きな人にオススメなのですが、クルーズ船としての基本的な施設はそろってますし、通常の予約でもクルーズ代は安いので、単に香港旅行時のホテル代わりに１泊乗ってみるという選択もアリだと思います。