このクルーズを選んだ理由
クルーズも回を重ね、「一度は(ニュージーランドから)日本へ船で帰国してみたい」と漠然と思っていたところ、当地のクルーズエキスポでシドニーから日本へのリポジショニングを発見。 出発の一年以上前だったが、まずは予約だけを入れて、オンボードクレジット等の特典を確保。 予約金も、以前のフューチャークルーズデポジットが充当できたので、その場での出費はなし(こうやって、クルーズ会社の無限連鎖に絡め取らめて行く)。

mr. shiawasemon さんの11回目の乗船記

2019年4月8日 投稿
2018年3月22日
23日間
夫婦・カップル
内側
総合評価
食事
サービス
客室
船内施設
この航程マップはイメージです。実際の航路や寄港順は変更となる場合があります。
シドニー
Sydney (NSW, Australia)
ダーウィン
Darwin (NT Australia)
コタキナバル
Kota Kinabalu (Borneo, Malaysia)
フーミ(ホーチミン)
Phu My (Ho Chi Minh City / Saigon, Vietnam)
ニャチャン
Nha Trang
香港
Hong Kong
大阪
Osaka
清水(静岡)
Shimizu (Shizuoka, Japan)
横浜
Yokohama (Tokyo, Japan)
寄港地
オーストラリア
—
寄港地
オーストラリア
—
寄港地
マレーシア
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寄港地
ベトナム
—
クルーズも回を重ね、「一度は(ニュージーランドから)日本へ船で帰国してみたい」と漠然と思っていたところ、当地のクルーズエキスポでシドニーから日本へのリポジショニングを発見。 出発の一年以上前だったが、まずは予約だけを入れて、オンボードクレジット等の特典を確保。 予約金も、以前のフューチャークルーズデポジットが充当できたので、その場での出費はなし(こうやって、クルーズ会社の無限連鎖に絡め取らめて行く)。
プリンセスクルーズで問題なし。 クルーズでは、「二週間分のメニューがある」と聞いたことがある。今回三週目に入って、第一週目のメニューが繰り返すのかと思ったが、そんなことはなく、でもメニューのいくつかに前に見たものが入ってくるという感じ。
スタッフのサービスも問題なし。 余談だが、所々日本人のクルーもいて、ちょっと話す機会もあった。どんどん世界に出て行く日本人を見ると心強い。 日本人に限らないが、香港から乗り込むクルーも多く、日本周遊に向けて体制を整えて行くと思われる。
問題なし。 日本人乗客は数十人だと思うが、日本語の船内紙も入れてくれた。日本クルーズの準備が進んでいるのだろう。
これまでで最長、22泊のクルーズということで、飽きるかなとも思ったが、全然そんなことはなかった。 乗船後すぐにサーマルスパの割引ディールを購入(普段はそんな贅沢はしない)。早期割引とスチームの一部不具合(これは航海中に修理され、ラッキー)で更にディスカウント。長い船旅であり、一日数ドルで入れたことになり、プールと一緒に日課となっていた。 ダイアモンドプリンセスには、泉の湯という露天を含む大浴場があるのだが、今回は外国航路のため温度設定が低めということも聞き、行かなかった。興味はあったんだが。
オーストラリア
オーストラリア
ダーウィンはバスもあるが、街まで歩ける。15分ぐらいか。途中のウォーターフロントの高級アパート群を抜けて行くのも楽しい。 市街もショッピングアーケードや役所、図書館、公園等普通に歩ける範囲にある。 地域柄、時期によってはスコールがあるので注意。
マレーシア
港から市街までは歩いて30分かからない。 両替は市内のショッピングモールにいくつもあるので、店頭表示レートを見て良さそうなところですればいい。 ちょっと離れた観光地(イスラムのモスク)にローカルバスで行こうと停留所で待っていたが、全然バスが来ず、係員に英語が通じない。結局時間を無駄にしただけでバスは諦め。 その後ウォーターフロントを散策し、最後に帰船時間が微妙だったが、決断して近くのタクシーと交渉、上記モスクへ寄って船まで連れて行ってもらった。
ベトナム
船のツアーで、港からホーチミンまでの往復のみのバスを利用。 ホーチミンでは解散集合場所の高層ビルを皮切りに自分たちで散策。噂通り、道路を横断するタイミングがむづかしい。 有名な観光地を歩ける範囲で踏破。 ベトナム戦争博物館は一度は行くべき。
ベトナム
同じ船の乗客同士10人ほどで、あらかじめ頼んでいた現地ツアーを購入(今はネット上でそんなこともできる)。現地のツアー会社の、多分社長が自ら案内でいろいろ回ってくれた。 緻密な刺繍、おなじみのござ編み、笠帽作り、ライスペーパー作り、広大な田んぼ(まあ普通の日本人には珍しくなく、むしろ懐かしい)、お寺と併設の孤児院学校、巨大大仏、ローカルの古民家での昼食、ローカルの川下り、最後は港近くの町でちょっと買い物と盛りだくさん。 この社長さん自身、現地ではそれなりにいい暮らしをしていると見受けられたが、孤児院の先生に対する尊敬の態度とかを見ていて、社会の中に温かいものがあるのを感じた。
中国
港からショッピングセンター行きの無料シャトルが出ているので、まずはそれで港を脱出。 ショッピングセンターを適当に冷やかしながら、まずはビクトリアピークのケーブルカーへ。これがすごく並ぶ。別料金を払ってツアーに参加すると早く乗れるらしいが、とりあえず普通の列で。 ケーブルカーの支払いで、カードを使えるか聞いたら、現金を持ってないのかと聞かれた。持っていたので現金で払ったが、カードしかないと言ったら使えたのだろうか。 その後は地下鉄やフェリーや徒歩で行きたいように行く。 最後はまたもやショッピングセンターから無料シャトルで港へ行けるが、時間に余裕をもたないと、心臓に悪い。われわれもちょっとギリギリで、一緒に待っていたいくつかの家族は安全のためタクシーをつかまえて帰っていた。 出港は夜遅くだが、待つ価値あり。世界一の夜景というのもうなずける。
日本
天保山岸壁は近くに海遊館やモールもあり、コンビニも近い。 地下鉄の駅も徒歩5分ぐらい、案内表示もあるので、日本人なら迷わない。 大阪には住んでいたので、市内に行くより、むしろウォーターフロントの近場を楽しんだ。 渡し船(公道の一部扱いなので無料)に乗ったり、その先のUSJ(の裏側)に行ったりして面白かった。
日本
清水港は二回目、前回は魚を堪能したが、今回は寿司博物館の近くの寿司屋で堪能。 JR清水駅まで歩いて、地方都市の衰微を感じながら日本の将来を思う。 帰りは駅前(南口)から港まで無料シャトルが出ている。
日本
予約については、冒頭に書いた通り。 後日談だが、乗船後船室内のテレビ情報システムに不具合があり、船長判断で乗客全員にクレジットが付与された。通常のオンボードクレジットは返金不可だが、このクレジットは返金可。オンボードクレジットは使い切ったが、この後付けクレジットの一部は残ったので、返金してくれた!
23日間の航海で、実質寄港は三ヶ国四ヶ所だけ。リポジショニングのシーデイを楽しめる人向け。 それでも、わたしはもっと船のシーデイを楽しみたかった。 余談だが、横浜が近くなると、この後の日本クルーズに向けての船内の一部改装が始まり、日本語の表示プレート、一般トイレの洗浄便座の設置等が行われるようである。そういう裏方の仕事を見るのもちょっと面白い(降りる側としては悲しいが)。 更に、興味深い出来事としてここに書いておくと、ある夜午前2時ごろ(!)船内全室放送で、船長から、「エンジニアの誰某、乗船していたらすぐに連絡するように」という放送があった。乗客のほとんどはこれで目が覚めたはず。多分、船外の作業か何かの途中で姿が見えなくなったのであろう。その後の連絡で、無事だったようだが、落船の深刻さを窺わせる出来事であった。

ステキな長旅。 家族がメルボルンに在住ですので この辺のコースを物色中です。 楽しく拝見しました。 クルーズの最後のせつなさはたまりませんね~

コメントありがとうございます。 日本行きの長いクルーズだと、こういうリポジショニングか、世界一周または環太平洋クルーズ(の一部分売り)になるようです。日本行きのリポジショニングは、シンガポールあたりからが多いみたいで、オーストラリアまで伸びているのは少ない気がします。でも探せばあるでしょうね。 2020年は、東京オリンピックの前後で、オセアニアから東京往復が出るようです(プリンセスクルーズ)。

ありがとうございます。 検討いたしますね
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