このクルーズを選んだ理由
パンフレット記載のキャッチフレーズは“サン・プリンセスで航く「日本の美」再発見の旅”。このキャッチフレーズの日本発着クルーズに惹きつけられ、滅多には行けないオホーツク海を巡る「北海道周遊とサハリン9泊10日クルーズ」に参加しました。

mr. shibata さんの15回目の乗船記

2019年1月3日 投稿
2013年6月14日
10日間
友人
バルコニー
総合評価
食事
サービス
客室
船内施設
この航程マップはイメージです。実際の航路や寄港順は変更となる場合があります。
横浜
Yokohama (Tokyo, Japan)
釧路
Kushiro
コルサコフ(サハリン島)
Korsakov (Sakhalin Island, Russia)
小樽
Otaru
函館
Hakodate
青森
Aomori
横浜
Yokohama (Tokyo, Japan)
寄港地
日本
—
寄港地
日本
—
寄港地
ロシア
—
寄港地
日本
—
パンフレット記載のキャッチフレーズは“サン・プリンセスで航く「日本の美」再発見の旅”。このキャッチフレーズの日本発着クルーズに惹きつけられ、滅多には行けないオホーツク海を巡る「北海道周遊とサハリン9泊10日クルーズ」に参加しました。
食事は外国船にしてはボリュームが少なく、大きな体格のアメリカ人やオーストラリア人には物足りない感じでしたが、日本人には丁度良い量。朝食には和食が用意され、ご飯かお粥を選択した上で焼き魚、煮物、香物、果物が配膳された。バーの中には夜は寿司バーに模様替えされるバーもあり、アメリカ仕込みの日本人寿司職人が日本人・外国人乗客と和やかに語らいながら寿司を握っていました。
乗船客の8割を占める日本人乗客が快適に楽しく過ごせるように色々と配慮され、プリンセスクルーズの努力が垣間見られました。日本語対応も行き届き、挨拶言葉だけに止まらず、私の英語よりも余程ましな日本語を話すクルーも多く、不自由なく船上生活を送れました。日本語表示の船内新聞やメニューが配布され、邦画の上映や落語など多彩なイベントも用意されました。 特筆すべきは道産子の通訳案内士による一味違った観点から北海道を紹介するユニークな講座。3回に分けて開催され、北海道に来る外国人観光客専任の通訳観光ガイドをされている講師の話だけに実際にあったハプニングの話はとても面白く、観光スポット・美味しい店のグルメ情報はとても役に立ちました。
一般的なベランダ付きキャビン
オープンデッキの中央部には2つのプールと3つのジャグジーと大型スクリーンもあり、映画が上映され、男はつらいよ・釣りバカ日誌 などの日本人に馴染みのある映画も上映され退屈しませんでした。日本の客船のようには大風呂はないため、夕方はジャグジーに入り、あとはミストサウナに入るのが私の日課となりました。
日本
最初の寄港地釧路ではユニークな名称の耐震・旅客ターミナルに接岸。 大型の外国客船来訪を釧路市民の人達は大変心待ちにしていたようで、埠頭では「おもてなし広場」と題して生バンドも出演し、イベントや観光物産の屋台も出店され、突如として現れた大型ビルのような客船が話題を呼び、多くの市民が訪れて港は賑わっていました。 釧路での観光は湿原内を走るJR釧網線のノロッコ湿原号に乗って塘路まで行き、塘路駅でレンタサイクルを借り、行動範囲を広げて釧路湿原の展望台付近を散策し、広大な湿原風景を満喫しました。
ロシア
サハリン(樺太)にはコルサコフ沖で投錨し、テンダーボートで上陸。船のオプショナルツアーに申し込んだ乗客はパスポートを船には預けず携帯し、ロシアにビザなしで上陸でき、サハリン州都・ユジノサハリンスクまで往復4時間のバスツアーに出掛けました。サハリン郷土史博物館やレーニン広場に立寄り、異国文化を感じました。ロシアの囚人の流刑地というだけに殺風景で手つかずの自然や建物は稚内から僅か100キロ位しか離れていないのに、別世界のサハリンは逆に何か感じさせるものがありました。
日本
レンタカーを借り、積丹半島と神威岬まで足を延ばし、昼食はグルメ番組でも紹介された積丹町美国の店で豪華なウニ丼を賞味しました。出港までは小樽市内の散策や買物をして過ごしました。
日本
JR北海道の特急スーパー北斗で先ず大沼公園に行った後、市電・バスに乗り放題の共通1日乗車券(1,000円)を購入し、五稜郭や谷地頭温泉と函館山を訪れ、夜景を鑑賞しました。
日本
観光バスで八甲田山、奥入瀬渓谷、十和田湖を巡り、奥入瀬渓流ホテルで昼食。青森では青空市場を訪れ天然ホヤなどを賞味したり、青森駅前の寿司屋で寿司を食べたりして最後の寄港地での観光を楽しみました。
日本発着クルーズで気軽に手軽に船旅が楽しめて日本語対応も充実しているので、クルーズ経験のない人にお薦めだと思います。
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