9days 8nights Yokohama round trip Okinawa Ishigaki Naha
MSCクルーズ · MSCベリッシマ

9days 8nights Yokohama round trip Okinawa Ishigaki Naha

mr. techi さんの23回目の乗船記

mr. techi
mr. techi

2023年5月8日 投稿

2020

出航日

2023年4月29日

日程

9日間

同行者

夫婦・カップル

客室

バルコニー

3.1

総合評価

食事

2.0

サービス

2.0

客室

3.0

船内施設

2.0

航程と寄港地

この航程マップはイメージです。実際の航路や寄港順は変更となる場合があります。

寄港地リスト

  1. 1

    横浜

    Yokohama (Tokyo, Japan)

  2. 2

    鹿児島

    Kagoshima

  3. 3

    那覇(沖縄)

    Naha (Okinawa Island, Japan)

  4. 4

    石垣島

    Ishigaki Island

  5. 5

    基隆 / 台北

    Keelung (Taipei, Taiwan)

  6. 6

    横浜

    Yokohama (Tokyo, Japan)

1

寄港地

日本

3

寄港地

日本

4

寄港地

日本

5

寄港地

日本

乗船記

このクルーズを選んだ理由

2018年にMSCスプレンディダの内覧会に参加し、MSCの船に乗ってみたいと思っていました。また、コロナ明けのGW期間中のクルーズで参加し易い日程であったため。

食事

2.0

【Lighthouse】デッキ6 メインダイニングは、事前に追加料金を支払い、2nd シーティングを指定し、6デッキ後方のライトハウスとなりました。ここは、朝食とランチでもテーブルサービのレストランとなっていました。 席によっては、窓から航跡が続く光景をテーブルから見ることができます。 料理の味はほぼ我が家には合っていましたが、メニューに依っては予想以上に濃淡もあり、例えば、アンチョビは塩気が強く、コーンスープは薄味でした。魚貝類、肉類の味付けは良く、エビ類やラムは美味しくいただきました。 初日は厨房にかなりの混乱があったようで、1st シーティングは17:00スタートにも拘らず20:30頃までテーブルが空かず、19:15スタート予定の2ndシーティングのディナーが終了した時には22:30を回っていました。 2日目はかなり改善しましたが、未だ混乱が残り、予約していた21:30からのメインシアターでのショーへ行くために、デザートを諦めることになりましたが、3日目以降は沖縄でクルーの増員があったとのことで、かなり改善されました。 6日目辺りに行われたシェフやヘッドサーバーの挨拶で、5デッキ後方及び6デッキ後方にある4つのダイニングの料理は、5デッキにある1つの厨房で150人のキッチンスタッフが調理しているとの説明がありました。しかし、分業かつ3回制のディナーとは言え、4,600人の乗客の内このレストランを利用しないアッパークラスや有料レストランに行っている人を除いた、約4,000人分を調理するのに150人は少ないのではないかと感じました。 メインダイニングはテーブル間隔が狭く、場所によっては後ろのテーブルに座る乗客や壁との距離が近く感じました。サーバーさんは乗客の右側からサーブすることができないため、テーブル越しに正面からサーブすることもあり、座った肩越しにサーブされるため体をよけたり、向かいの席の人が手を伸ばして皿を受け取る、というテーブルサービスのレストランとしては珍しい体験をしました。 ダイニングではメインサーバーとアシスタントサーバーの2人で10テーブル、24人程度を担当しているようですが、多くの船会社のようにメインサーバーは料理、アシスタントサーバーは飲み物と言うような区別は無く、全てメインサーバーがオーダーを受け、サーブを二人で行うというシステムだそうです。 そのため、料理に合わせたワインを相談して紹介して貰うような時間はなく、どのサーバーさんも5デッキの厨房と6デッキのテーブル間を厳しい表情で往復している印象で、残念でした。 カジュアル船であることと予期せぬトラブルを差し引いても、改善の余地があるように感じました。 また、朝食ではコーヒーか紅茶が出てくるのですが、ディナーでは何故か有料でした。 【Market Place】デッキ15 バフェはメニューの種類も多く、日本食も充実していました。混雑は有りましたが、想定内でした。 【Atmosphere Bar】デッキ15 プールサイドにピザやハンバーガーを無料で提供していましたが、無料の飲み物はバフェまで取りに行く必要があり、少し不便でした。 【Sky Lounge】デッキ18 大人専用のゆったりとしたスペースでサービスも良く、雰囲気の良いくつろげる場所でした。ノンアルコールのカクテルもあるので、お酒を飲まない方にもお勧めです。 ここではドリンクを注文すると、スペシャルチョコレートなどを頂くことができました。

サービス

2.0

【MSC for me】 船内WiFiアプリで、スケジュール管理や支払い状況の確認、ショーの予約、グループチャットが使えます。レストランのメニューも見ることができ、スマホで使用しますが、使えないと結構不自由かもしれません。 今回は航行中に能登での地震が発生しましたが、詳細を知る術がなく、国内ニュースなどを知るための新聞情報のようなものがあると良かったと思いました。 【Reception】 日本語対応のできるスタッフが少ない反面、片言の英語にも真摯に聞き入りコミュニケーションを取ろうとする姿勢のスタッフが多く見られました。 クレジットカード機能を乗船カードに付けるための端末の操作が判り難く、航海終盤になるとクレジットカードがブロックされるトラブルも発生していたようです。 ベリッシマの決済はフランスの銀行で行われるそうです。そのため、鹿児島でクレジットカードで買い物をして、船内に戻って買い物をすると同じ日にフランスと鹿児島、翌日は石垣島と言った決済が発生します。現実的にはあり得ないことなので、カード会社が海外での不正利用を疑い、決済を止めることがあるそうです。こう言ったトラブルは初めてクルーズ体験をされている方に多いようで、出港前にカード会社に外国船の日本発着クルーズに乗船することを伝えて、限度額の上限を上げておくことで回避できるようです。

客室

3.0

【キャビン】 キャビンは一般的に風の吹き込みが少ないインナーバルコニー(手すりの下が床まで金属)で予約していましたが、通常のバルコニー(手すりの下が透明)にアップグレードされていました。 【ルームキー】 キャビンはカードキーをタッチするタイプで、部屋に入るとキーボックスにカードキーを入れなければ電気がつきません。しかもルームキー以外のカードは受け付けず、カードに空いた穴が右上になるように入れる必要があることから、カードにICチップが入っているようです。キャビンに人がいる場合は、扉の外の上部にあるランプが点灯してハウスキーパーが状況を把握できます。 キーボックスの下にはDNDと書かれたスイッチがあり、Do Not Disturbの略でした。 【コンセント】 電源はベッド横にUSBが2つ、テーブルにUSB1つと国内と同じコンセント2つ、欧州仕様のタイプCが2つ、バスルームにも100Vが使えるコンセントがありました。国内仕様のまま6ヶ所使えるため、二人でもスマホやカメラ、予備のバッテリー充電には不自由しませんでした。 【収納スペース】 ベット下の高さは十分にあり、大きめのスーツケースも入りました。 収納はテーブル下の衣装棚、クローゼット、ベット横のナイトテーブル2つになります。衣装棚は幅があるものの20cm程度しか引き出せず、少し使い辛く感じました。 クローゼット内には木製ハンガーが14本ありました。 【ランドリー】 ベリッシマにはコインランドリーが無いため、有料のランドリーサービスに出すか、手洗いする必要があります。我が家は、荷物を減らすために手洗いをしています。 キャビン内は壁や天井にマグネットが付くため、フック付きのマグネットと軽い針金ハンガーを持参して手洗いした洗濯物を部屋干ししていました。船内は乾燥しているため夜に干せば、朝には乾いています。洗濯物が加湿器代わりにもなります。 旅慣れている方の中には、寄港地のコインランドリーで一気に済ませる方もいらっしゃたようです。 【シャワー】 シャワーブースも使い易い形状になっていましたが、私はもっぱらジムのシャワーを使用しました。ジムにはタオルはありますが、男女共にヘアドライヤーはありません。 【キャビンの装備品】 キャビンには、冷蔵庫、ポット、セーフティーボックス、アイスペールがあり、冷蔵庫には有料の飲み物とスナックが入っていましたが、手を付けることはありませんでした。 この他にスリッパ2組、バスタオル2枚、ハンドタオル2枚、足拭きマット1枚、プール用タオル2枚がありました。 【ベットメイキング】 ベットメイキングは朝夕に来ます。不要であれば、DNDスイッチをONにします。

船内施設

2.0

【アクティビティ】 チャータークルーズということもあり、船内アクティビティは限定的だったのが残念でした。5月5日はエリア限定で縁日のイベントが行われましたが、子供を対象としたもので、学園祭の模擬店風で子供達には大人気でした。 MSCのエンタメ部門が行うゲーム大会も幾つかありましたが参加者は少なめでした。反面、クルーが日本語を話せなくても盛り上げ方が上手く、参加者に一体感がありました。 【London Theatre】 デッキ6前方の観客席数900のメインシアターで、演目は船内アプリのMSC for meか船内にある端末で予約をします。予約が取れなくても開演前にキャンセル待ちの列に並べばほぼ入場できるようです。 メインショーは3回合計で2,700人、乗客は4,600人ですから6割位の乗客しかショーを見られない計算になります。 シアター自体、船体の大きさの割には狭く、船体の小さいキュナードのQEのメインシアターの方が遥かに広く豪華な印象でした。 メインシアターでのショーが全て事前予約の先着順と言うのは、違和感がありました。 【Carousel】 MuteとSweetと言う2つのショーが日に2回づつ交互に公演されていました。会場は円形舞台のBar Loungeで1ドリンク付き$18.00+15%のサービスチャージで$20.7になるためか、7〜8割に入りでした。 本来であればCirque du Soleilのショーの筈でしたが、チャータークルーズと言うことで、変わったのでしょうか? ですが、内容はアクロバティックなショーで素晴らしいものでした。もしかすると大人の事情でCirque du Soleilの名前が出せないのかもしれません。 このショーは絶対にお勧めです。 ただし、予約後直ぐに料金がチャージされるものの、チケットは無く、MSC for meと言う船内アプリでも自分のスケジュールに表示されないため、予約ができているのかが判らず、非常に不安でした。 座席指定は無く、開場の15分くらい前から入場待ちの列ができていました。 【有料のアクティビティ】 F1シュミレーターやボーリング、VAR迷路ゲームなどが乗船前から紹介されていましたが、有料でやや価格も高いためか、利用者は少なかったようです。 【ウォータースライダー/アスレチック】 船尾にある3種のウォータースライダーとアスレチックは思った程は混んでいない印象でした。 【プール】 インサイドとアウトサイドのプールがあり、インサイドプールの屋根は開閉式で晴天の日には開放されていました。 アウトサイドは船体中央と後方に、船首にはアッパークラス専用のプールがあります。 【ライブラリー】 カジュアル船のためライブラリーはありません。

寄港地での体験

横浜

日本

2.0

大黒埠頭へは専用のシャトルバスで移動。 シャトルバス、乗船手続きはスムーズでしたが、下船時は雨の中をスーツケースを持ち移動するのは大変でした。 横浜市への要望ですが、せめて下船口から客船ターミナルの間と、客船ターミナルからシャトルバスに乗る間は傘をささずに済む工夫が欲しいです。

観光:観光していない

鹿児島

日本

5.0

タイミングによっては桜島観光や水族館での無料のイルカショーも楽しめます。

観光:自分で移動手段:船会社等のシャトルバス移動時間:30分未満移動費用:無料

那覇(沖縄)

日本

5.0

下船までに時間が掛かったため、再建中の首里城見学と国際通り散策に止まりました。

観光:自分で移動手段:船会社等のシャトルバス移動時間:30分未満移動費用:500円未満

石垣島

日本

5.0

ユーグレナモールから少し離れた所に、はえ縄漁で上がったマグロの専門店があり、値段の安さと美味しさに驚きました。近くの公園に来ていたキッチンカーの島野菜の天ぷらと一緒に美味しく頂きました。 ユーグレナモールに、かりゆし・ウェアを多く扱うお店があり、夜に船内で行われるトロピカル・ナイトに合わせたかりゆしを購入しました。 公設市場も非常に活気がありましたが、突然の大人数の観光客に、島の方達は戸惑っているようでもありました。

観光:自分で移動手段:船会社等のシャトルバス移動時間:30分未満移動費用:無料

基隆 / 台北

台湾

5.0

基隆港周辺の徒歩圏内には歴史的な建物も多く、周辺には滷肉飯などの台湾料理を安価に楽しめるお店が多数あります。

観光:自分で移動手段:徒歩移動時間:30分未満移動費用:無料

予約・手配(事業者)について

2.0

チャータークルーズのため、いつもと違う旅行会社利用でやむを得ない部分もありましたが、乗船券がなかなか届かず、不安でした。 結局、届いたのが乗船の数日前でしたが、住所や緊急連絡先などに誤植が複数あり問い合わせたところ、ご自分で修正してお持ち下さい、と言う対応で乗船前から少しの不安と残念な気持ちになりました。 以前にも1度利用しましたが、その際も他人の乗船券が来たので、相性が良くないのかもしれません。

予約・手配の方法:クルーズプラネット」を利用

おすすめの方

カジュアル船のため、子供連れの家族は周りへの気兼ねを忘れて楽しめると思います。 イタリア船以外に乗船経験のある方は、全体的に雑然とした印象を受けるかもしれません。 クルーズ船に初めて乗船する方は、堅苦しさがないのでお勧めの船かと思います。

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