7 nights / 8 days, round-trip Osaka To Osaka Q809
キュナード・ライン · クイーン・エリザベス

7 nights / 8 days, round-trip Osaka To Osaka Q809

mr. techi さんの17回目の乗船記

mr. techi
mr. techi

2019年1月18日 投稿

1320

出航日

2018年3月15日

日程

8日間

客室

バルコニー

3.5

総合評価

食事

4.0

サービス

3.0

客室

4.0

船内施設

3.0

航程と寄港地

この航程マップはイメージです。実際の航路や寄港順は変更となる場合があります。

寄港地リスト

  1. 1

    大阪

    Osaka

  2. 2

    高知

    Kochi

  3. 3

    広島

    Hiroshima

  4. 4

    鹿児島

    Kagoshima

  5. 5

    大阪

    Osaka

1

寄港地

日本

2

寄港地

日本

3

寄港地

日本

5

寄港地

日本

乗船記

このクルーズを選んだ理由

最も好きな船会社であるキュナード が日本発着をするとなれば、乗船しない理由が見つかりません。しかし初回の2017年は、早期に申し込みましたが予約を取れず、2018年の乗船になりました。Queen Elizabethに乗船すること自体が目的でしたが、当初予定されていた瀬戸内海航路にも期待していました。

食事

4.0

メインダイニングはブリタニア・レストランです。 テーブルの間隔や後ろの席との椅子の間隔はサーバーさんやゲストが通るのには十分な広さで、C社のようにサーバーさんが移動する際に体が当たることはありません。 ただ、QE2の時代と比べると、気遣いと言う点で、サーバーさんの質は落ちたように感じました。 例えば、パンを皿に置く際に、少し上から落とす感じになることがありましたが、QE2ではちゃんとお皿の上に置いてくれました。これは、有料のザ・ベランダを除く他のレストランでも感じられました。 また、お皿の向きもキュナードのロゴマークが12時の位置からズレていることがあり、細かい気遣いと言う点で質が落ちたのは残念です。 食事も悪くは無いですが、盛り付けの美しさなどの特別感は感じませんでした。この点でも、QE2とは少し異なるように感じました ただ、アシスタント・サーバーさんに毎日、食後は紅茶かコーヒーか、を問われるとは思いませんでした。キュナードの船は4回目の乗船になりますが、こんなことは初めてで、これまでは初日に聞かれただけでした。

サービス

3.0

ブリタニア・レストランでしてが、QE2のモーレタニア・レストランよりもサービスが雑になっていたのが残念です。サービスはカジュアル路線に引っ張られている印象があります。 昔ながらのWhite Star Serviceを貫いて欲しいものです。そこが、キュナード の売りであるはずです。 ただ、キュナード本来のサービスが継承されているであろうグリル・クラスのサービスを経験したことがないため判断はできないが、こんな光景を目にした。 朝食ならクイーンズ・グリルに入れないかと思い、入り口で聞いてみましたがダメでした。話をする間、係の方は穏やかな表情でしたが、失礼します、と会話を終えると笑顔を横の階段に向けました。 笑顔の先には、階段を上がってくる初老の夫婦の姿があり、◯◯様お久しぶりですね、と彼が先に声をかけました。名前を呼ばれて、二人は少し驚いた様子で、だいぶ前なのに覚えてくれていたの?あなたに会えるかと思って来てみたの。今回は下のクラスだけど、またここに来たいわね・・・と少し言葉を交わした後に、階段を降りて行きました。 降りのエレベーターを待つ僅かな時間の出来事でしたが、ここには White Star Service があるように感じました。 デイリー・プログラムは英語版発行後に日本人スタッフが作成するそうですが、イベント情報などが多数省略されているのが残念です。 できれば、英語版と日本語版を両方貰い、イベント内容と時間を確認することをお勧めします。

客室

4.0

キャビンはBAのため、バルコニーは障害物もなく大海原が広がり、眼下には救命ボートが並んでいました。風の強い日や波の高い日の翌日には、ハウスキーパーさんに依りバルコニーの手摺や床、扉、椅子の水洗いが行われ、べた付くこともなく快適に使えましたが、季節柄ちょっと寒く、長時間は出て要られませんでした。 収納は思ったよりも少なく、特に引き出しにはもう少し工夫が欲しく感じました。 スーツケースはいつも通り、ベットの下に入れたが、毛布やベットカバーを入れる引き出しがあるためベット1台の下に入れられるスーツケースは大型が2個、計4個がMaxでは無いかと思います。厚みが30cmを超えるものは入らないかも知れません。 壁はマグネットが付くので、船内新聞のデイリー・プログラムを貼り付けておくと便利です。 また、100均で売っているフック付きのマグネットも便利に使えます。 一方、ルームキーは磁気に非常に弱く、乗船中に5回もロックアウトされ、その都度再設定し直して貰いました。 原因は、携帯電話のようです。着信を伝える振動子の磁石がルームキーの磁性体に影響し、動作不良を引き起こすようです。 ルームキーと携帯電話を離して持つようにしてからは、ロックアウトされなくなりました。

船内施設

3.0

船上では、英国式のアフタヌーン・ティーの他に、ダーツ、シャッフルボード、卓球、パドルテニス、ボーリング(楕円形のボールを使いターゲット向けて転がして点を競う)、クロケット(恐らくゲートボールの原型)、輪投げ(5m位離れたターゲットに入れて点を競う)、クイズ大会、イントロ当て大会、ブリッジ(トランプ)、初心者向けダンス教室(ワルツ、ルンバ、フォックス・トロット、タンゴ、チャチャ)、ラインダンス(ディスコなどで踊られるグループダンス)、ヨガ教室、ストレッチ教室、ジムなどの無料のものから、手芸教室、ガラスアート、ビーズアート、水彩画などの材料費のみ有料のものまで様々に用意されています。 外国船では、ダーツやシャッフルボード、輪投げなどの参加希望の多いゲームでは、順番待ちの乗客がボランティアとして手伝う光景をよく目にします。 今回は、アクティビティ・ホステスさんが英語しか話せかったため、英語の解る日本人が通訳をする場面もありました。 こう言ったことをきっかけに、海外の旅行者と友人になることも珍しくありません。 ただ、各イベントにラッシュする英語の解らない人々を船側がさばききれておらず、ちょっと混乱していたのが残念でした。 今後は船側にも対応を検討して貰いたいと思いますが、乗客側も冷静にゆったりと楽しむ気持ちを持ちたいものです。 3月と言うこともあり屋外はまだ寒く、プールデッキには人が殆ど居ませんでした。

寄港地での体験

大阪

日本

3.0

大阪港では入港記念イベントとして、クイーン・エリザベスが停泊する天保山岸壁周辺にて、大阪市主催、駐日英国大使館後援の「クルーズ・カーニバル」が開催されていました。 キュナードのメール会員募集、大阪市オリジナルの日付入りクイーンエリザベス記念グッズ販売などがありました。乗船客の下船口や客船ターミナルは船首付近、イベントは船尾側で、間に天保山マーケットプレイスの建物がありが、下船口から直接見えないため、人は疎らでちょっと残念な状況でした。 客船ターミナル横の天保山マーケットプレイス内の広場ではキュナード社の歴史を紹介する展示や、歓迎イベントが行われ、乗客やクルーだけでなく、見学者や通りすがりの人も楽しめるイベントになっていました。

観光:自分で移動手段:徒歩移動時間:30分未満移動費用:無料

高知

日本

4.0

船内の朝食をゆっくり楽しんだ後に、はりまや橋などシャトルバスと徒歩で行ける所を少し回リ、足跡を残しました。 はりまや橋と道を挟んだ向かい側にからくり時計があり、高知城、坂本龍馬、よさこい祭り、はりまや橋と言った高知ゆかりの絡繰が1時間毎に現れます。

観光:自分で移動手段:船会社等のシャトルバス移動時間:30分未満移動費用:無料

広島

日本

4.0

厳島神社に行くならば、満潮と干潮の時間を確認しておくのがお勧めです。 今回はタイミングが良く、午前中に島へ渡りましたが、この時点では潮が満ちており、鳥居の周りには小舟が出ていました。 ゆっくり神社を参詣し、昼食を取って出てくると潮が引き始めていて、鳥居まで歩いて行くことができました。

観光:自分で移動手段:その他移動時間:30分未満移動費用:500~1,000円

鹿児島

日本

3.0

気温や船内の様子が掴めず、多めに持って来た衣類や船内で購入したお土産、デイリープログラムなどを街中の郵便局から自宅に発送し、持ち帰りの荷物を減らしました。 日本発着ではこう行ったことができるため便利で、最終日の下船準備も楽になります。 国内の港ではツアーに参加せずに近場の地元スーパーマーケットの惣菜売り場に行くと、そこでしか味わえない地物の食材などがあり、予想以上に楽しめることがあります。

観光:自分で移動手段:バス・電車・タクシーなど移動時間:30〜60分移動費用:無料

予約・手配(事業者)について

5.0

いつものように、予約確定と同時に客室も決まり、安心して手配を任せられる。

予約・手配の方法:クルーズネットワーク」を利用

おすすめの方

落ち着いた非日常を楽しみたい人向け。若者向けのアクティビティは殆ど無い。テーブルメイトやアクティビティを通して異国の人や文化と触れ合うことに興味があり、社交の場を自ら楽しめる人にお勧めの船。

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