このクルーズを選んだ理由
今回のクルーズの同行者は高校、大学の同級生であり友人のマンガ家のK氏である。彼と私はウズベキスタン、フランスなど数か国を一緒に旅行した仲である。お互いマヤ文明に興味があったこと、k氏がクルーズをしたことがなく一度乗船してみたいとのことからカリブ海クルーズのなかでもマヤ文明の遺跡を訪問する西カリブ海クルーズを選択した。

mr. tokyosukipio さんの2回目の乗船記

2019年3月13日 投稿
2015年2月14日
8日間
友人
内側
総合評価
食事
サービス
客室
船内施設
この航程マップはイメージです。実際の航路や寄港順は変更となる場合があります。
マイアミ(フロリダ州)
Miami (Florida)
コスメル
Cozumel
ロアタン島
Roatan Island (Mahogany Bay-Coxen Hole, Honduras)
ベリーズシティ
Belize City
コスタ・マヤ
Costa Maya
マイアミ(フロリダ州)
Miami (Florida)
寄港地
アメリカ
—
寄港地
メキシコ
—
寄港地
ホンジュラス
—
寄港地
ベリーズ
—
今回のクルーズの同行者は高校、大学の同級生であり友人のマンガ家のK氏である。彼と私はウズベキスタン、フランスなど数か国を一緒に旅行した仲である。お互いマヤ文明に興味があったこと、k氏がクルーズをしたことがなく一度乗船してみたいとのことからカリブ海クルーズのなかでもマヤ文明の遺跡を訪問する西カリブ海クルーズを選択した。
メインレストランでは今回8日間のクルーズ中3回もロブスターが出たのに驚いた(私が今まで乗った他のカジュアル船では有料レストランにしかなかった) また名前は忘れてしまったがベリーズ寄港日にでたピンク色のスープがとても口当たりがよく甘くて美味しかった、カーニバルでのメインレストランでは必ず1品は寄港地の名物メニューが出るのでメキシコ料理、ベリーズ料理など様々な料理を楽しむことができた。 また軽食でおすすめなのがニューヨークタイムズの料理本のベストセラー作家のガイ氏のプロデュースしたハンバーガーが無料で食べれるガイズ・バーガー・ジョイントだ昼時など長蛇の列ができるが必ず食べてほしい。目の前で焼かれるジューシーなビーフにバーガー・ジョイントの特性ソースが最高の相性でクルーズ中毎日のように食べに来ていた。このハンバーガーのためにカーニバルクルーズに乗っても良いというほどに美味しいので見逃さないでほしい。 またタコスやブリトーなどメキシコ料理を楽しめるブルーイグアナ・カンティーナや前菜や一品料理を楽しめるザ・テイスト・バーなど船内には追加料金なしで楽しめるレストランが豊富で食事に関しては飽きることがないであろう。
他のカジュアル船と同様、インドネシア、フィリピンのバーサービス、ハウスキパーともにとても明るく、誇りをもって仕事をしているという印象で満足。他のカジュアル船同様「Hi guys~」といった具合に気さくに話しかけてくれてすぐに仲良くなれた。今回レセプションに日本人のスタッフが一名乗船しておりその方も親切だった。
今回インテリアの一番安い部屋だったか全く問題ははなくいたって普通だった。我々は寝るとき以外全く部屋にいないので窓がなくても全く不便はなった。部屋で寛いだりして部屋で過ごす時間が長い人にはおすすめしないがアクティブな方には十分な設備であった。
●11万トンということもあり船内には様々な施設があり退屈することはない。吹き抜けとガラス張りのエレベーターがあるロビーは華やかな雰囲気で1日中人が絶えることはないしぷーるデッキでは多くの家族連れが寛いでいる。 ●私のおすすめながデッキ14の一番前にあるオープンデッキのSERENITYだここは大人専用のエリアでプールデッキの喧騒とは無縁でドームのついたソファがで一番前の絶景を楽しみながら寛ぐことができる。最近のカジュアル船は最前部を上級客室専用のラウンジやデッキとしていることが多いのでこのように自由に出入りできるのは嬉しかった。 他に私がよく出入りしていたのがカードルームで、ここでカナダで時計店を経営する夫婦とカードゲームをよくしていた。御夫婦もプールデッキの喧騒が苦手らしく落ち着いて過ごすのが好きとおっしゃっていた。
アメリカ
●今回はまず成田からニューヨークに行き観光その後ワシントンも観光し国内線でマイアミに向かったマイアミには出航の3日前に到着した。 ●マイアミは大きく分けてダウンタウンとビーチの二つのエリアに分かれており1日目はビーチ地区2、3日目はダウンタウンに宿泊した。ビーチ地区はまさにリゾートと言った雰囲気でビーチにヤシが生えて散歩道になっている。アールデコのバーなど有名な建物もある。ただそこまでこれといった観光名所があるわけでもないので私の中でマイアミは観光の印象よりレストランの印象が強く残っている1番のお勧めは12月~4月?のシーズンのみ営業するジョーンズストーンクラブというレストランだ、リゾート地区の南に位置するレストランで夕方18時頃につき席に着けたのは20時頃と2時間もまったが、それでも待ってよかったと思える味だった、石のように固い甲羅からストーンクラブと呼ばれるかには身がタップリで特性ソースをつけて食べるのが絶品だった。値段もそこまで高くなくマイアミに来たら絶対行ってほしいレストランだ。 ●ビーチ地区は夜になると多くの建物がライトアップされ昼間の印象とはガラリと変わるガラの悪い人もいるので裏路地などにははいらないことをおすすめしたい。 ●ダウンタウン地区はこれと言ってみるものも少ないが中規模なショッピングモールがあり、そこでお土産などを購入することができるが夜間になるとダウンタウンに人が全くいなくなるので夜遅くは出歩かない方が良いかもしれない。 ●我々は1泊5000円のマイアミサンホテルというところに泊まったため設備などはいたって普通でビジネスホテルのようであったが港まではタクシーで15分ほどとアクセスは良かった。
メキシコ
●コスメルではコバのマヤ遺跡観光ツアーに参加した料金は99$だった コスメルからのエクスカーションはコバとトゥルムの2つで多くの人が海沿いにあるトゥルム遺跡にのエクスカーションに参加するらしくコバの方はバス1台と少人数だった。 そのためトゥルムの方は団体だらけでゆっくる観光できないため私はコバをおすすめしたい。 ●コバはカンクンの南に位置するトゥルムから北西45kmのところにある規模の大きいマヤ遺跡だ。この地域では、近くにある湖の水を利用することで紀元200年ころから農耕が発達。それとともに人口が増加し、500年ころから多くの建造物が建築されるようになった。最盛期は、800年ころで、中心地域の人口は5万人に上ったといわれる。これまで、トゥルム遺跡の陰に隠れて、あまり注目されなかったが、その規模の大きさに加え、各種神殿や大ピラミッドなどの建築物の多様さが魅力でまさにジャングルの中のマヤ遺跡と言った雰囲気。 ●コバのハイライトはノホック・ムルの大ピラミッドであろう。高さが42mあり、ユカタン半島北部の遺跡のピラミッドでは最も高い。階段はかなりの急勾配だが、ロープがあり最上部まで登ることができそこからの景色は絶景だ。
ホンジュラス
今回ロアタン島では港でたむろっている観光客用タクシーをチャーターした料金は1人当たり6000円ほどだたった。 まず水上集落とマングローブを観光するためボート乗り場へ。ボートに乗り換え観光、透き通る水の青さは今ままでの人生の中で一番きれいだった。マングローブのそばでボートを止めてくれマングローブの上にのって記念写真も撮ってもらえた。その後島のビューポイントに行き記念撮影をした。まだ時間があまっていたためかどこに行きたいかと聞かれたので島のローカルな生活が見たいとリクエストしロアタン島の東部観光へ、まさに中南米といった市場や家々が立ち並ぶ細い道を進んでいきローカルなスーパーマーケットを冷やかし港は出航2時間ほど前に戻った。
ベリーズ
●ベリーズシティではラマナイ遺跡観光を事前に日本でネットで直接現地の旅行会社に申し込んでいた、なぜなら私の行きたかったラマナイ遺跡観光が船のショーエクスカーションになかったためである。 料金は100ドルほどで港を降りたところで現地ガイドと待ち合わせし10名ほどでの少人数で出発、同じ船のゲストの他にベリーズに泊まっているというアメリカ人のおばさんたちも参加していたため船専用のツアーというわけではないようだった。(このおばさんは1時間ほど遅刻したため帰りの時間がぎりぎりになってしまった) ●ラマナイは中米ベリーズの北部に位置するマヤの遺跡だ。現在のグアテマラを含めたこの地方では古くからマヤ文明が栄えており、ラマナイもその起源は紀元前1000年以前にまで遡り、紀元前後には大規模な都市が形成されていたとされている。 ●この遺跡の特徴は、巨大な人の顔が壁面に据え付けられた仮面の神殿にある。この神殿は、階段状のピラミッドの形をしており、建設が始まったのは紀元前100年ころとされる。その後、増築が繰り返されて少しずつ大きな建造物になっていった。 ●ラマナイ遺跡へはベリーズ北部の町オレンジ・ウオークからボートツアーに乗り換えて向かう。オレンジウオークに向かう途中でベリーズの悪徳警官に車が検問されガイドが賄賂をはらい難をのがれるという中南米特有のイベントに遭遇しながら進み到着後10人乗りくらいの小型モーターボートに乗り換えジャングルの中を流れる川を1時間以上かけて遡る。 途中のジャングルでは運が良ければサルやイグアナ、川にはワニや水鳥などを見ることができる。 ●ハイライトはラマナイ最大のピラミッド神殿で高さ33m。作られたのは紀元前のことで、当時はマヤで最大級のピラミッドだったらしい。この壁面にも仮面が残されているが風化してほとんど見えなくなっている。こちらも頂上まで登ることができるので是非登ってみてほしい。 ●ラマナイの森には巨大なソテツや羊歯のような熱帯植物が多いため、古代の原生林がそのまま残っているといった感じがして神秘的だ。これまで行ったどの遺跡より雰囲気が良くマヤの時代にタイムスリップしたようだった。 移動の途中に出されたお弁当はガイドのお母さんが手作りしているらしく、とてもおいしかった、日本のお赤飯のような豆ごはんとチキンの料理は家庭的で素晴らしかった。 アメリカのおばさんの遅刻により帰りはかなり時間がギリギリだったらしく猛スピードで道をとばし出航15分ほど前についた。ハラハラしたが本当に参加してよかったと思えたツアーだった。
メキシコ
今回コスタマヤでは事前に日本でインターネットを通して現地旅行会社のネイティブチョイスという会社のツアーを申し込んだ。 コスタマヤはまさにクルーズ港のと言ったところで船から降りるとお土屋やバーなどがならぶショッピング街があるだけで多くの乗客はここからマヤ遺跡観光に出かけていく。我々はチャ―チョーベンという遺跡に行くツアーに参加した。同様のツアーが船主催のショーエクスカーションにもあるもののこちらのツアーのほうが3000円ほど安いうえ人数も少ないからだ。 ただし船から降りて港から15分ほどの旅行会社のオフィスまで歩いて向かわないといけない、我々もやや迷いながら向かった。 料金は1人75$であったバンに10人ほどの程よいメンバーで遺跡へと向かう。 途中パイナップルの屋台が街道沿いにあり1パック1$でうっておりみずみずしく美味しいので是非トライしてほしい。 遺跡自体は最初の2か所に比べるとこじんまりしているものの保存状態も良かった。やや観光客が多いのが残念だった。 1時間ほど前に港に戻りショッピングエリアを見て回りちいさなピラミッドの模型を購入した。
担当の方が親切で航空券も一緒に手配した。レスポンスも早く安心して申し込めた。
今回のクルーズは寄港地の観光がとても充実しているのでマヤ遺跡や世界遺産に興味のある方にはぜひおすすめしたい。またカーニバルは気軽な雰囲気で参加できるので友人同士や家族での参加もおすすめだ。料金もやすく今回1人あたり税金こみわずか6万円と破格でコストパホーマンスもかなり良いので気軽に参加してほしい。
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