このクルーズを選んだ理由
今回のクルーズはJALカードのマイレージの期限が2020年4月までということもありどうせなら遠くへ行こうと考え以前参加して楽しかったカリブ海、特にドミニカ、バルバドス、グレナダなどなかなか行く機会のない国々をめぐれる南カリブ海クルーズということで参加を決めた。 また一人参加で倍の料金を払わないといけないため料金が安いことも決め手になった

mr. tokyosukipio さんの6回目の乗船記

2020年3月18日 投稿
2020年2月22日
8日間
一人旅
内側
総合評価
食事
サービス
客室
船内施設
この航程マップはイメージです。実際の航路や寄港順は変更となる場合があります。
サンフアン(プエルトリコ島)
San Juan (Puerto Rico)
ブリッジタウン
Bridgetown (Barbados)
セントジョージズ
St Georges
ロゾー
Roseau
フィリップスブルフ(セント・マーチン島)
Philipsburg (St Maarten Island, Dutch Antilles)
シャーロット・アマリー(セント・トーマス島)
Saint Thomas Island (Charlotte Amalie, USVI)
サンフアン(プエルトリコ島)
San Juan (Puerto Rico)
寄港地
アメリカ
—
寄港地
—
寄港地
イギリス
—
寄港地
グレナダ
08:00 - 17:00
今回のクルーズはJALカードのマイレージの期限が2020年4月までということもありどうせなら遠くへ行こうと考え以前参加して楽しかったカリブ海、特にドミニカ、バルバドス、グレナダなどなかなか行く機会のない国々をめぐれる南カリブ海クルーズということで参加を決めた。 また一人参加で倍の料金を払わないといけないため料金が安いことも決め手になった
ビジョンオブザシーズには2層吹き抜けのメインレストランと船首にあるビッフェレストランウィンジャマーカフェがある、このほか有料レストランとしてステーキハウスのチョップスグリルやジョパンニテーブル、日本、アジア料理のイズミが搭載されている、このほか軽食コーナーとしてソラリウムには夜食のピザやポテトチップス、タコスなどを提供するパークカフェがある。 今回はわたしが利用したレストランのみ評価したいと思う。 まずメインレストランだ、マイタイムダイニングのためその日によって時間を変えられるのは大変便利であった、ビジョンオブザシーズは肉料理がどれもおいしかったニューヨークテンダーロインやローストビーフなどどれも柔らかくニューヨークで食べたら30ドル以上は取られそうなクオリティで驚いた。また一日だけあったロブスターナイトで出されたロブスターも美味しかった。前菜ではほぼ毎回だされるシュリンプカクテルがおすすめだ。 一方メインでたびたび出されるサーモンは臭く食べれなかった、前菜のストロベリービスクもカーニバルクルーズのものと比べるとかなりレベルが下がる味であった。 またデザートはどれも潰滅的に不味く一口口をつけて残していた、アメリカでゼロシュガーが流行っている影響でゼロシュガーのデザートのラインナップが多くどれも美味しくない、かといって通常のデザート、例えばクリームブリュレなども手が凝ってなく美味しくなかったのが残念であった、ビュッフェレストランに行くとアイスクリームのマシンがありそれがいちばんおいしいという残念な状況であった。 また料理のバリエーションが乏しく毎回同じような料理ばかりで個性的な料理が少ないのも残念であった。 ビュッフェレストランはたいていお昼に利用していたが、ハンバーガーが肉が硬くて食べれたものではなかった、チャーハンやカレーなどアジア料理も出されていたが味はいまいちであった。 パークカフェで出されるピザは味もおいしく満足できた、夜間はサルサソースつきのタコスが出されるがこれもおいしく毎回食べていた。 有料レストランだが今回は一回も利用していない、チョップスグリルなど一回数十ドルのチャージがかかるうえロブスターなど一部料理はさらに追加でお金がかかるあまりお得ではない値段設定であったからだ。 ドリンクはそれなりに充実しているフラペチーノを提供するカフェもあり満足であった 全体的に見ておいしい料理と不味い料理の差がはっきりしている。ただ価格を考えると総合的に満足といったところであろう。
一般的なカジュアルクルーズのノリで満足であった。 ハウスキーピングも初日に何かリクエストはないかなど率先して聞いてきて満足、ウエイターもテキパキしており満足、バーサービスもくだらない話で盛り上がれるなどどこも居心地が良い、レセプション、エクスカーションスタッフも新設で自分の担当でないことも調べて教えてくれるなど好感が持てた。
もっとも安いカテゴリーのインサイド部屋4025部屋を指定。船首に近いもののアトリウムから離れておりうるさくない、揺れなどもそこまで感じなかった。今回一人利用のためダブルベッドを利用十分な広さであった。特記事項としてはクローゼットがかなり広い一人分の洋服すべてかけてスーツケースを入れても半分は空きがある状態でここは満足であった。 そのほかシャワーのつくりやベッドの寝心地などは他のクルーズ船とかわりなく特に不自由はない。 アドバイスとしてはどのカテゴリーであってもセントラムから離れた部屋にすることをすすめたい、ビジョンオブザシーズは中央に6デッキ吹き抜けのロビーがあるがなにせ深夜遅くまで大騒ぎのパーティーをしている、客室のエリアに入る際にドア一枚あるものの音は筒抜けのためセントラム近くの部屋はかなりうるさいと思われる。
ビジョンオブザシーズは1998年就航とロイヤルカリビアンのなかでは古い部類に入る船であるが2013年に大改装をしており古臭い印象は全くない。 総トン数は約78000トンと大きさも小ぶりだ、船内は船尾最上階に位置するバイキング・クラウン・ラウンジをトレードマークに6層吹き抜けの展望エレベーターのついたセントラムはガラスを多用しており明るい印象だ。上層部から順に主な設備を紹介したいと思う。 デッキ12には日本料理のイズミがある デッキ11は先度紹介したラウンジで景色が素晴らしく人も少ないのでおすすめだ。 デッキ10にはロイヤルカリビアン名物のロッククライミングやジョギングトラックゲームコーナーがある デッキ9には開閉式の窓のついたソラリウムがありここには軽食コーナーのパークカフェがあり、ピザやタコスが提供される、そのほかここにはメインプールやジャグジー、ビュッフェレストランのウィンジャマーカフェがある、このレストランは船首にあるので景色がとても良く窓側の席はすぐに埋まってしまう デッキ8,7は上級客室フロアだ デッキ6は船尾にラウンジや有料レストラン船首にはオリジナルグッズを扱うショップがある デッキ5はゲストリレーションズやエクスカーションデスク、カジノがある デッキ4にはメインレストランやインターネットコーナーがあるほか船首側は客室エリアになっているデッキ3,2は客室エリアだ。 このように客室エリアとパブリックエリアがはっきりと分かれているため非常に使い勝手がよく乗客定員も2000人ほどとゆったりしているのが特徴だ。 手ごろな大きさな船体のため寄港地での乗り降りもスムーズでストレスがなく其のうえ船内設備も充実しておりまさにバランスの取れた客船であると言えるであろう。
アメリカ
サンファンでは乗船前の3日間を過ごした。サンファンは大きく分けてスペイン風の街の残る世界遺産に登録されているオールドサンファンとリゾートホテルが並ぶ新市街地区に分かれている。私は街歩きを楽しみたかったのでオールドサンファンの中心のゲストハウスに宿泊したオールドサンファンのみどころは街歩きとエルモロ要塞といった史跡の観光だろう。旧市街はアメリカというよりカラフルなスペイン風の街といった感じでどこを撮っても絵になる。一日あればすべての見どころは回れてしまうくらいの大きさだ。私は3日連泊だったのでガイドブックに出ていない船舶博物館や猫のシェルターなど変わった見どころを見ることができた。 新市街のほうはビーチがありリゾートホテルやショッピングモール、レストランが並ぶマイアミのような街並みでこちらも半日ほど回れば十分だろう。 街に飽きた方はエルユンケ国立公園というアメリカ唯一の熱帯雨林の国立公園を訪れるのがお勧めだ、現地旅行会社で申し込むと70ドルほどでツアーに参加できる。 港は二種類ありオールドサンファンの目の前と、そこの反対側のパンアメリカンクルーズターミナルだ。ビジョンオブザシーズは反対側だったのでオールドサンファンからタクシーを利用10分ほどの距離で15ドルだった。歩いていくには距離があるのでタクシーが唯一の手段だろう
イギリス
ブリッジタウンは英連邦王国に属するバルバドスの首都である。 バルバドスはラテンアメリカ、カリブ海諸国全域において、最も議会制民主主義が定着した国であり 一人あたりGDPは14,326ドルで世界42位、カリブ海地域において最も裕福な国の一つである。 ここでは午前中はロイヤルカリビアンのエクスカーション「バルバドスハイライト」に参加。乗船前に申し込んだので38ドルだった まずは高台にあるガンヒルシグナルステーションへここは昔信号場だったところで現在では平坦なバルバドスを一望できる絶景スポットだ。その後はキノコ型の岩のあるビーチへそして最後にFARLEY HILL NATIONAL PARKへここでも絶景の写真が撮れる。これら三か所をめぐる3時間のツアーで個人では行きにくい観光スポットも周れて満足だった。 午後は自分の足でバルバドスの首都ブリッジタウンを観光、港から町まではタクシーで数ドル程度で行ってくれる。街中はボートが並ぶハーバーやブランド店が並ぶ通りなどがあり近代的な印象だ、街じたいは小さくすべて歩いて回れる。街のシンボルは石でできた国会議事堂で自分がイングランドにいるような気分にさせてくれる。 バルバドスは街だけなら数時間で見れてしまうのでぜひ半日はエクスカーションに参加するのをお勧めしたい。
グレナダ
グレナダはバルバドスと同じくイギリス連邦に属する国で人口は10万人ほど首都のセントジョージズは人口33000人イギリスの植民地だったので、17世紀から18世紀頃のイギリス風の町並みをしており、赤茶色の屋根、レンガの建造物が多くある美しい街並みだ。 ここでは午前中に船会社のエクスカーションの「イーストコーストドライブ」に参加こちらも事前申し込みで40ドルほどだった。このツアーではグレナダの伝統的な漁村や島の中心にある静かな湖、クレイターレイク、美しい滝つぼのあるANNANDALフォールをめぐる充実のツアーだった。 午後は首都のセントジョージズを徒歩で観光、港は街のすぐそばなので徒歩での観光が可能だ。ヨーロッパ風の家が斜面になるぶ美しい海岸線を散策するのもとても楽しい。ここでの絶景スポットはフォートフレドリックと呼ばれる砲台が置かれた高台の公園だセントジョージズの街が一望できるベストスポットだ。
ドミニカ
ドミニカは旧イギリス植民地であり、現在はイギリス連邦の一員である。自然が豊かなこの島にはカリブ海に存在する多種多様の植物が自生しており「カリブ海の植物園」と呼ばれている。また、カリブの原住民であるカリブ族(カリナゴ族)の人々が生存している数少ないカリブ諸国のひとつであり、18世紀までヨーロッパの植民地対策に最後まで激しく抵抗したことで知られる。ドミニカ共和国とは全く異なる国である。人口はわずか8万人と国というより街といった規模の国だ。 ここでは午前中は徒歩で首都ロゾーを散策した。港は街の目の前で散策は徒歩、街も今回寄港した街の中で一番小さいので地図なしで散策可能だ。街中には観光客向けのマーケットがありtシャツやマグネットなどのドミニカグッズを購入可能だ。素朴な街並みが並び散策も楽しかった。港のすぐ目の前には小さな博物館がありドミニカの歴史を学ぶことができる。 午後は船会社のエクスカーションに参加事前申し込みで45ドルだった「イーストーコーストドライブ」ではドミニカの伝統的な漁村と美しい海岸線が名物のスコッヘッドや温泉の湧くビーチや古い教会、絶景スポットを巡った。 ここでもやはり街は数時間で見切ってしまうのでぜひエクスカーションに参加して郊外に出かけてみてほしい、ロゾーとは異なった景色に驚くことであろう。
オランダ
セントマーチンはオランダ領、フランス領の二つに分かれておりさらに船で30分も乗ればイギリス領アンギラにも行くことができるという3か国を楽しむことのできる面白い島だ。 私はまずアンギラに行くために港からタクシーに乗り30分でフランス側のマリゴへここから船に乗りアンギラへ向かった。ここでの滞在時間は2時間ほど、まず首都のバレーへ。通りが一本と店が数件あるだけの何もない首都でアンギラグッズを購入、その後世界屈指の透明度を誇ることで有名なビーチへ写真を撮り再び港へ戻った。 港から再びボートに乗り30分マリゴの街を観光、ここにはマルシェがありお土産物の小物などが売られており見ているだけでも楽しい、高台の城塞あとを見学し次の目的地マホべイビーチへ ここはビーチよりも空港の滑走路のすぐ脇という立地から飛行機の着陸時に真上を飛行機が飛ぶことで有名な観光名所でビーチにはバーがり多くの観光客がカメラを片手に着陸を待ち構えていた。 そしてさいごにオランダ側船が停泊しているグレートベイへ戻り海岸沿いを散策、観光客の向けの店が並び今までの島で一番の賑わいであった。 この町ではタクシーのほか格安の乗り合いバスなども簡単に利用できるのでぜひ自力での観光をお勧めしたい。
アメリカ
アメリカ領バージン諸島アメリカ合衆国の自治領だ。ヴァージン諸島の西側半分でかつては「デンマーク領西インド諸島」としてデンマークの植民地であった。デンマークが植民地としての関心を失った、20世紀初頭にアメリカ合衆国が買収して今に至る。「島」と呼ばれるのは40程度あるが、ほとんどが無人島である。人が住み、一般の観光客が訪れるような主要な島は、セント・トーマス島、セント・クロイ島、セント・ジョン島の3島である。首都は、セント・トーマス島のシャーロット・アマリーでほとんどのクルーズ船はここに寄港する。 この島では観光客用に乗り合いジープがありすべての観光地に固定料金で連れて行ってくれる。 私も今回はそれを利用し観光した。 まず隣にある島セントジョンへ行くためジープで30分、港のあるレッドフックへここから20分ほど船に乗り隣の島セントジョンヘここには植民地時代のシュガープランテーション跡がありここを観光、植民地時代多くの奴隷が働かされた歴史に浸りつつ再びセントトーマスへ戻る、標高450メートルのマウンテントップで絶景を楽しみメインストリートのあるダウンタウンへ。デンマークスタイルのクリスチャン砦で写真を撮りダウンタウンを散策。観光客向けのブランド店、宝飾店が立ち並んでいるが私はそれらに興味がないので一通り散策し少し早めに船に戻った
最初に申し込んでから船会社の値段設定が大きく安くなったため再び予約を取り直してもらったり、港の位置や、デッキプランなど資料も豊富に郵送してくれ満足だった。 部屋番号の細かい指定などもスムーズにしてくれ安心して頼むことができた。
今回は日本からはなかなか行く機会のすくないカリブの小国をめぐるクルーズのため、旅慣れた方や変わった国に行くのが好きな方にお勧めしたい。もちろん一人旅でもお勧めだ。少し変わった航路のため日本人やアジア人の乗客は一人もおらず英語とスペイン語がメインなので多少の語学力が必要かもしれない。 またビジョンオブザシーズはちょうどいい大きさなので大きすぎる船に乗り飽きた方や船旅に慣れた方にお勧めだ。

Vision良いですね! 懐かしい船です。 姉妹船でDeck4のアトリウムの近くに泊まりましたが、キャビンの扉を閉めると一切音が聞こえなくなるのでとても静かで快適でしたよー。 意外でした。 コロナが終息してまた楽しいクルーズが出来ますように~

ロイヤルカリビアンの中では古い船ですもんね!大きすぎず、小さ過ぎずのちょうどいい大きさで居心地がよかったです! 廊下まで響いていました。立て付けわるかったんですかね(笑) そうですね。早く収まってお互いクルーズが再開できるよう祈りましょう!
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