このクルーズを選んだ理由
季節と寄港地から、この航路に決定した。緯度の高いイギリスは、日照時間が長く観光時間がしっかりとれるので、時季は夏と決めていた。リーガルプリンセスは各寄港地での滞在時間が長い。寄港地はエジンバラ・ダブリン・ベルファストは外せず、出来れば、エジンバラ城でこの時期開催される「ミリタリー、タトウ」が見たかった。また、この航路は、13日間で大ブリテン島、アイルランド、スコットランドなど、ほぼ一周するのが魅力だった。

ms. 11fune さんの10回目の乗船記
2025年9月23日 投稿
2025年8月13日
13日間
夫婦・カップル
バルコニー
総合評価
食事
サービス
客室
船内施設
この航程マップはイメージです。実際の航路や寄港順は変更となる場合があります。
サウサンプトン
Southampton (England)
コーク
Cork
ダブリン
Dublin
ベルファスト(北アイルランド)
Belfast (Northern Ireland)
リヴァプール
Liverpool (England)
グリーノック / グラスゴー(スコットランド)
Greenock (Glasgow, Scotland)
グリーノック / グラスゴー(スコットランド)
Greenock (Glasgow, Scotland)
インバーゴードン(スコットランド)
Invergordon (Scotland)
クイーンズフェリー(スコットランド)
Queensferry (Scotland)
ル・アーブル(パリ)
Le Havre (Paris, France)
サウサンプトン
Southampton (England)
寄港地
イギリス
—
寄港地
アイルランド
—
寄港地
アイルランド
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寄港地
イギリス
—
季節と寄港地から、この航路に決定した。緯度の高いイギリスは、日照時間が長く観光時間がしっかりとれるので、時季は夏と決めていた。リーガルプリンセスは各寄港地での滞在時間が長い。寄港地はエジンバラ・ダブリン・ベルファストは外せず、出来れば、エジンバラ城でこの時期開催される「ミリタリー、タトウ」が見たかった。また、この航路は、13日間で大ブリテン島、アイルランド、スコットランドなど、ほぼ一周するのが魅力だった。
プレミアム船なので、少し期待していたが、今回は有料レストラン利用せず、無料のところを利用したせいか、それほど素晴らしいものはなかったが、満足できる内容だった。 予約なしのメインレストラン、こちらの都合の良い時間に行っても、待たされたのは、初日のみ20分余り待たされただけで、他の日は、5分程度の待ちでプライベートシートが利用できた。 予約していく「アレグロ」場合は、「海側の席」など希望しておけば、そこに通してもらえる。(終日航海に予約した)ただ、乗船後は、有料・無料問わず、希望時間帯がアプリから予約しようとしても、なかなか空いていず、希望の時間はとりにくい。 ピザ専門店もアイスクリームバーも無料。 終日航海日には、アフタヌーンティーが、レストランでサービスされた。
キャビン付きのスチュワードはいつも手早くキャビン内を整え、キャビンで鉢合わせするようなこともなく、気持ちよく過ごせた。パスポートをキャビン付きスチュワードに乗船後預け、預かり証が出され、20日には、きちんと返してくれた。 ビュッフェでも、早め早めに、食器をさげ、テーブルの上が整えらえれていた。スタッフが足りず、雑然としているということはなかった。水やジュース、コーヒーのサービスもテーブルの間を回り気を配っていた。 日本語対応のアプリが不備でなかなか使えず、せっかくのアプリ予約機能が役に立たなかった。 テンダーボートで乗下船する港が2つあったがいずれも、朝、整理券のため、かなりの時間並ぶ、復路は港で長蛇の列。朝は、当日予約した施設の入場時間が気がかりだし、復路は疲れて帰ってきて暑い中の行列。水やおしぼり配る以外の対策を何かしてほしい。 他の船でもテンダーボート利用はあり、並んでいるが、これほどのことはなかったと思う。 乗客数に比し、テンダーボート乗船口、隻数が少ないのだろうか?
バルコニーつきキャビンで、シャワーのみ。ツインベットと大きな鏡のあるライテイングデスク、イス1脚、ソファがない。2人用の部屋なので、予備ベットになるソファーがないのだろうか?部屋の広さはカジュアルクラスのMSCより狭い。スーツケース2つを広げられない。(MSCにはソファーがあり寛げた。定員4名?)物入は、引き出しはデスクかベット脇にあるだけで少なく、棚の状態で扉つき、クローゼットに扉はないがハンガーはたくさんある。洗面所は広さはある。 ただ、シャワーカーテンの裾をしっかり中に引き込んで、シャワーヘッドの向きを注意しないと、不用意にただカーテンを引くくらいだと、床がびしょびしょになってしまう。 バルコニーは充分な広さ椅子2脚オットマンあり。
船そのものが古いせいか、プール設備もジャグジーもたいしたことはない、子供たちでにぎわっていたが特別なものはない。おそらく、この時期がプールが最も利用される時だと思うが、物足りなさを感じる。 シアターも、初めのうちにいきショーの内容は物足りず、以後食事時間との兼ね合いもあり、あまり見ていない。 長期のクルージングに備え、船のランドリーサービスに加え、自分で洗濯できるランドリーコーナーもあり、洗濯機・乾燥機・アイロンなどが使える。(日本語対応あり、メダリオンでトークン購入)私は少量だったので、下着・靴下など手洗いしたが、量が多くなって、ランドリーサービスに出しにくい下着類は自分で洗えば、着替えの準備を減らせ助かるだろう。
イギリス
前泊のバーススパから電車でサウサンプトン中央駅に行き、駅前からタクシーに乗った。 乗船まえは、分散されているせいか、それほどタクシー待ちしなくてもいい。(乗船する埠頭まで15分くらい10ポンドあまり) 下船時は一斉に乗客が行動するので、タクシー待ちは長蛇の列になる。 少し歩いてターミナルを出たところで「ウーバー」を呼べば10分くらいの待ち時間ですむ。 ただ、待ち合わせ場所に注意を、「横断歩道近く・交差点」は不向きのようで、かなり離れた場所で停車しており、車が見つけられなかった。車側が「近くに到着」とメール送ってきても遭遇できず、【キャンセル】され料金全額支払うことになった。周りをよく見て車を見つけることが必要。2回目依頼し、注意深く車を探し、サウサンプトン中央駅に無事ついた。
アイルランド
コーク(アイルランド)は、「コーヴ」という港に着く。ここからコークまでは電車で30分ほど。 コーヴの駅はクルーズターミナルの目の前にある。船のビュッフェの窓から、レンガ造りの駅舎が見え、ホームからクルーズ船が見えるほど近く、下船後徒歩10分もかからないくらい。運賃はリープカードというプリペイドカードを使用し支払う。このカードはコークだけでなく、アイルランドのかなりの地区で使えるそうで、ダブリンでも使えた。電車やバスなど、小銭を用意しなくてもいいし、1日の上限額が決まっているので、毎回運賃支払うよりかなり、安くなる。 コーヴは、坂の上にある聖コールマン大聖堂からの港を見おろす眺めが素晴らしい。パステルカラーの家並みもとてもいい。 コーク(ケント駅)までは電車で行き、市内の主な見どころは徒歩で移動できる。二階建てバスも走り、リープカードで乗れる。聖ティンバー大聖堂、聖アンナ教会を見学し、イングリッシュ、マーケットでは、地元の人たちに交じって観光客が買い物したり、ちょっとした食事を楽しんだりできる。
アイルランド
到着港は、ダン・レアリー港。 テンダーボートを使っての上陸となる。この乗船券をもらうため、船内でかなりの時間並ぶ。ダン・レアリー港からダブリン中心地へは、DART(ダート)という電車を利用する。 運賃はコークで買ったリープカードを利用する(20€チャージしてあるので充分)ダブリン市内の移動には、バス、トラム(LUAS)電車(DART)などの公共交通機関が充実、バスは市内の主要な場所を網羅していて、観光地へのアクセスに便利。トラムは2路線あり、市内の東西と南北を結ぶ、これらは、リープカードで利用できる。徒歩での観光も可 トリニティカレッジ アイルランドの国宝「ケルズの書」で有名な図書館がある大学。ここは事前にネットで予約しておくほうがいい。ケルズの書は1200年前に書かれたもので現在も見事な状態で保存されており、現存する世界一美しい本と言われてる。 国立考古学博物館「 タラのブローチ」「アーダの聖杯」「コングの十字架」など、アイルランドの宝物がみられる。 国立美術館 「キリストの逮捕」カラバッジョ・「手紙を書く婦人と召使」フェルメールなど素晴らしい絵画がある。 私たちはアルコールをたしなまないで、縁がなかったが、テンプルバー アイリッシュパブやギネスビール生誕の地、ギネス・ストアハウスなど、左党には魅力的な場所もある。
イギリス
ショアエクスカーション:ベルファスト港からのジャイアンツコーズウェイツアー 船会社のエクスカーションではなく、かなり安く、少ない人数で催行する地元観光業者のツァーを旅行業者のサイトで見つけ参加。船の下船場所から10分もかからないところに集合、帰りも同じ場所までバスで送ってくれる。 ジャイアンツコーズウェイは、見事な六角形の石柱の上を歩くことができる、柱状節理の岩場が続く。日本でもあちこちに柱状節理の場所はあるが、これほどの規模でしかもそこを歩き回れる場所はそうはないと思われる。柱のてっぺんは崖のふもとから続き飛び石をして海の中まで続く。ほとんどの柱は六角形だが四角、五角、七角、そして八角の断面を持つものもある。見応えのある大自然の景観だ。 このツァーは早く終わるので、自力で少し市内観光し、クルーズターミナルへ戻ろうとも思ったがタクシー・バスなどがうまく利用できないようでクルーズターミナルへはツァー会社のバスでもどった。 出港まで時間があったのに、ベルファスト市庁舎・聖アン大聖堂などをみるには、足が見つけらず心残りだった。
イギリス
クルーズターミナルから徒歩でリバプール市街へ。リバプールはビートルズゆかりのものが多く、それほど関心にない私たちは、電車で1時間足らずのチェスターを訪ねた。 中世の街チェスター(英国家具の原点とも言えるチューダー様式の建物が並んでいるウェールズとの境にある城郭都市)へ。 ローマ時代に作られた城壁が残っていて、白と黒のチューダー様式の建物が並ぶ街並みが特徴的。市街地を囲う城壁に沿って「イーストゲート・クロック」・「ザ・ロウズ」・「チェスター大聖堂」 をめぐる街歩き。 ロウズ地区はチェスターのランドマーク的で、14世紀に建てられた白壁に黒い柱の木組みのチューダー様式の建物があり、2階のバルコニーが通路になってつながっているショッピングアーケードが珍しい 中世の素敵な街を訪ね、早めにリバプールに戻り、スリー・グレイシズ三美神 「ドック・ビルディング」、「キューナード・ビルディング」、「ロイヤル・リヴァー・ビルディング」ピア・ヘッドにある3つの荘厳な建築物 3つの女神を名にもつ歴史的建造物やアルバートドックなど、近代のリバプールの街の様子を眺めた。
イギリス
港からグリーノック駅までは徒歩約15分。グリーノック駅からグラスゴー駅までは、電車で40分足らず(30分おきにある) グラスゴー駅から、賑やかなブキャナンストリートまでは歩いてすぐ。街角には、チェックのスカートの民族衣装を着てバグパイプを吹く人や砂絵を描く人、澄んだ歌声で歌う人など、ストリートミュジシャンがいる。ショップやカフェも多く、街歩きが楽しい。 グラスゴー大聖堂(スコットランドの宗教改革から唯一完全な形で残された12世紀の中世教会で、見事なステンドグラスがある。)・プロバンド領主館・聖マンゴー宗教博物館などを見学し、ウーバーを利用し、ケルビングローブギャラリーまで行く。ケルビングローブギャラリーでは、素晴らしい絵画が見られた。 スコットランドは「ウィスキーのふるさと、水がよい」ところ、駅には、給水器があり、水をくむことができる。 ここから、エジンバラへは、1時間半くらいでバスや鉄道でいける。出港は明日午前2時、船のエクスカーションはエジンバラの「ミニタリータトウ」鑑賞がある。アプリでのエクスカーション確認が遅くなってしまい、高い1999$(30万円くらい)ものしかなく断念。もっと早く予約することができれば手の届く価格があったかもしれない。オンラインの入場券は2万円くらいのもあったが、船に深夜に戻るのが不安なので個人行動は諦めた。 アプリの利用がなかなかスムーズにできず、売り切れになっており ほかの分を含めもっと、早く船のエクスカーション申し込みがしたかった。
イギリス
インバーゴードンの港から インバネスへ.。鉄道駅までは徒歩約 10 分 電車(ScotRail)で1 時間 11 分(6 駅乗車) 駅から インバネス大聖堂まで徒歩15分. インバネスはイギリスの北端に位置し、歴史は、6世紀まで遡る。19世紀初めの城は中世の城跡に建てられ、現在は州の裁判所となっている。城は改修工事のため閉鎖されているが、ネス川東岸の低い崖の上に建つ城からは街の素晴らしい景色を眺めることができ、散策して街の景色を楽しめる。 インバネス城はインヴァネスの駅・バスターミナルから徒歩10分 この周辺ハイストリートが繁華街で、ショップやカフェ、レストランが立ち並んでいる。 インバネス大聖堂周辺のネス川のほとりではベンチもあちこちにあり、休憩しのんびり景色も楽しめた。 インバネスの駅近くには、ショッピングセンターやスーパーのM&Sなどがある。買い物したり、ここでサンドイッチや飲み物を買うこともできる。また、ちょっとしたお土産、紅茶やお菓子なども買えよかった。 インバネスは中心部は小さく旧い建物や城がネス河畔にあり街歩きが楽しめた, ·
イギリス
サウス・クイーンズフェリーは テンダーボート乗下船。朝から、テンダーボートの乗船券を手に入れるため、並んで待つ。 テンダーボートは、フォース鉄道橋(世界遺産)を間近に見ながら進む。少し、風があるがボートの上層階に座るとよく見える。 エジンバラ、エジンバラ城観光にいく。入城チケットはオンラインで予約しておく。 電車なら、サウスクイーンズフェリーの最寄りは、Dalmeny(ダルメニー)駅。港から近道使って徒歩10分Edinburgh Waverley(エディンバラ・ウェイヴァリー)駅まで20分弱。 例 ダルメニー駅(スコットトレイル利用)8:42発 エディンバラ・ウェイヴァリー駅9:06着 徒歩10分でエジンバラ城 バスなら、埠頭から道路に出るとすぐに「X99 Cruiselink」というバスのバス停があり、係員の人にカード払いでチケットを購入 往復で1人12.5£ エジンバラのバスの乗降場は「ハードロックカフェ」前(「ニュータウン教会/Edinburgh New Town Church」も目の前) エディンバラ城はキャッスル・ロックという岩山の上に建つ古代要塞であり、世界遺産に登録されているエディンバラの街を見渡すことのできる、絶景スポット。きらびやかな宮殿ではなく、ホールには防具・武器などが展示されていたり、「戦争の記念館」は戦没者の追悼の場で、博物館のような建物。 エディンバラ城名物である大砲「ワンオクロックガン」 1時に撃つ大砲を見られる。 ロイヤルマイル エディンバラ旧市街を東西に貫くメインストリート。ホーリールード宮殿から、エジンバラ城までを貫く。ショップやカフェ、レストランなどがあり、賑やかな雰囲気。 カールトンヒル 小高い丘からエディンバラの景観を一望、フォース湾まで見える。 スコットランド国立美術館も近く名画がいっぱい。無料(寄付を求められる。)
フランス
【ル・アーブルからエトルタへ】 Le Havre鉄道駅近くバスターミナルから、バスで1時間ちょっとで「エトルタ」 エトルタの街で、バス停から歩いて15分くらい、モネを始め、多くの画家が描いた白い断崖が見える海辺へ出る。切り立ったアヴァルの断崖、高さ50mにも及ぶ「エギーユ・クルーズ(エトルタの針)」と言われる白い岩やアーチ状の岩を見られる。崖の白い岩肌とビーチの白い小石が輝き、真っ青な空と海の風景を見て、モネなど、印象派のひかれたのもわかる気がした。 左手と右手に断崖があり、そのどちらにも上れる。眺めが素晴らしい。左手の崖には、ゴルフ場がある。 右手の崖にチャペルがある。 街中にはノートルダム教会、ルパン荘(モーリス・ルブラン邸)アングロ・ノルマンディー様式の美しい木組みの民家・市場などがある。観光地なので、ホテル・レストラン・カフェ・土産物店・カジノまである。 ル・アーブルの港から、船会社はオーギュスト・ペレ広場までシャトルバスをだしているようだ。 ただ、ル・アブール駅やマルロー美術館とは、離れており私たちには、あまり役立たなかった。 港から駅まで平日ならバスがあるが、日曜日だったので往路徒歩30分くらいかかった。 帰りは、港の工事の船のため、道路の信号が赤のままで通行できず、橋が通れないため、通行人や車は資材置き場や船溜まりや空き地をぐるっと遠回りさせられ、1時間くらいかかり疲れた。
やり取りはメールのみ、必要な情報は得られるが、余分なものはない。 乗船用のタグも、メールで送られたものを自分で印刷してもっていく。その代わり手配手数料などはかからない。
イギリスをゆっくり観光したい人、クルーズなので海沿いしか行けないというわけではなく、1時間ほど電車に乗れば観光の範囲はぐっと広がり、歩くのが苦にならなければ、いろいろなところに行け街歩きを楽しめる。 ゆったり時間のとれるひと、歴史や、絵画、建物などに興味がある人におススメ。 さほど、英語が堪能でなくとも行けるが、なるべくネット情報が使える方がいい。観光地では、事前のオンライン予約が重要なものがある。
8/13 ヒースロー空港から電車で前泊のバース・スパに宿泊、電車でサウサンプトン中央駅まで行き、サウサンプトン港まではタクシー利用でした。 前日旅行社から、『【重要】乗船場所変更のお知らせが届き、「潮汐制限のため、サウサンプトン発のリーガル・プリンセス号クルーズの乗船場所は、当初予定のメイフラワー・クルーズ・ターミナルではなく、クイーン・エリザベス2世ターミナルに変更となりました。」』とメールを見て少し慌てましたが、タクシーの運転手は間違いなく連れて行ってくれました。
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