このクルーズを選んだ理由
手頃な日数と寄港地が南国(東南アジア)で夏の休みを過ごすには最適だと考えたため。雨季の真っ最中であることは、行く直前に知りました。クアラルンプールでのショッピング、ペナン島での観光、プーケットでのリゾートステイとバランスの取れた旅行ができると考えました。 私たちの旅行は、毎回行き当たりばったりで、ざっくりとしたプランは立てるもののちょっとしたハプニングも楽しむような旅なので、東南アジアクルーズはローカルフードも安く種類も豊富で楽しめると思いました。

mr. daikiyamada さんの2回目の乗船記

2018年12月21日 投稿
2018年9月9日
6日間
夫婦・カップル
バルコニー
総合評価
食事
サービス
客室
船内施設
この航程マップはイメージです。実際の航路や寄港順は変更となる場合があります。
シンガポール
Singapore
クラン(クアラルンプール)
Klang (Kuala Lumpur, Malaysia)
ペナン島
Pulau Penang Island
プーケット
Phuket (Phuket Island, Thailand)
シンガポール
Singapore
寄港地
シンガポール
—
寄港地
マレーシア
—
寄港地
マレーシア
—
寄港地
タイ
—
手頃な日数と寄港地が南国(東南アジア)で夏の休みを過ごすには最適だと考えたため。雨季の真っ最中であることは、行く直前に知りました。クアラルンプールでのショッピング、ペナン島での観光、プーケットでのリゾートステイとバランスの取れた旅行ができると考えました。 私たちの旅行は、毎回行き当たりばったりで、ざっくりとしたプランは立てるもののちょっとしたハプニングも楽しむような旅なので、東南アジアクルーズはローカルフードも安く種類も豊富で楽しめると思いました。
サファイアダイニングでの食事は、とても美味しかったです。ステーキもアメリカ船なので、アメリカンな大味で硬い肉をイメージしていましたが、全くそんなことはなく食べやすい美味しいものでした。 ウィンジャマーカフェのビュッフェはランチしか行きませんでしたが、とても広く種類がかなり豊富です。キャビンにテイクアウトもできます。朝食をテイクアウトしてバルコニーで食べました。
初日に部屋のドライヤーが壊れていることを知り、真夜中にゲストリレーションデスクに行き交換を依頼したところ、真夜中(1時ごろ)であるにもかかわらず、対応しようとしてくれました。結果としては翌日の早朝に新品(箱入り)と交換してくれました。 クルーは廊下ですれ違っただけでも必ず挨拶をしてくれます。プーケットの港では、顔なじみになっていたバーのクルーが私服(オフだったとの事)でトウモロコシをかじりながら、笑顔で挨拶をしてきました。本当に気さくな人たちです!
部屋の真ん中に変な柱がある(船尾の角部屋だからか?)ためテレビを見るのに邪魔になります。天井がちょっと味気なく、いかにも船内の部屋という感じのものでした。客船のキャビンなので、そこも含めた船旅と考えれば納得感はあるのですが、コスタデリチョーザ(前回乗船)と比較すると残念な要素です。 船尾の部屋ならではなのは、バルコニーに出れば航跡を見ることが出来ること。これは船尾のキャビンでなければ絶対味わえないことなので、大きなメリットと言えます。また、バルコニーも広いのではないかと思われます。部屋の指定は、ロイヤルカリビアン直かミキツーリスト経由での予約でないとできないと思います。
プールは大人専用プールがあった。大人専用なだけに、静かでプールで泳ぐ人は少なく日光浴をしている人がほとんどでした。プールの水は海水。ジャクジーは水。 船内でのイベントはそれほど多くなく(※昨年行ったコスタクルーズと比較して)、シンガポールでF1開催の時期と重なったこともあるかと思われるが、クルーズ下船後にF1観戦をする予定のお金持ち紳士淑女が多かったからなのか、年配の方向けのイベントが中心であった。20代〜40代前半が盛り上がれるようなパーティー余りなく、音楽、ダンスイベントでの音楽は50年代〜80年代が中心で今回のクルーズはまさにその年代に青春時代だった方が中心だった。その世代の欧米人はもちろんとても楽しんでいた様子でした。 インド人のブライダルのゲストが数百人という回もあったということなので、こればっかりはタイミングによるのかなぁと思っています。 英語を母国語とする欧米人が乗客の大半を占めており、特にイギリスからの乗客が多かった印象があります。アジアのクルーズなので中国系が多いかと思ったら、欧米系が殆どでした。日本人の乗客はかなり少数派で10人程度しかいなかったと思います。船内でもほぼ見かけませんでした。
シンガポール
関空が台風で冠水し、飛行機が全便欠航となってしまいセントレアから臨時便のシンガポール航空でシンガポールへ。その影響で前泊することとなり、ケンバンガンというチャンギ空港から程近いローカル色強めの街に一泊。ローカル感満載のホーカーでローカルな食事を楽しみました。乗船当日もムスリム系のホーカーでスパイシーな朝食を食べ、地下鉄でマリーナサウスピア駅へ。 駅からクルーズターミナルへは、徒歩5分くらい。スコールに見舞われターミナルまでの道には屋根があるものの、水浸しになりました。強いスコールだと傘も屋根も無意味です。雨季の場合は濡れてもいい服装で行くのがお勧めです。 クルーズを終えて、シンガポールに戻った後は2泊して帰国する予定でしたが、関空が閉鎖されていた関係で1泊に変更して滞在しました。このクルーズはショートクルーズなので、シンガポールで宿泊して船旅の疲れを癒しつつ、シンガポール観光をしてから帰国されることをお勧めします。
マレーシア
ポートクランのBoustead Cruise Centreは、周囲には何もないところです。エクスカーションか自力で外出する計画を立てなければ何もできません。 計画としてはタクシーカウンターでタクシーを手配して、クラン駅まで行き電車でクアラルンプールに行こうとしていましたが、偶然フランス人の乗客がタクシーに便乗してくれる2人(4人で乗れば観光タクシーが割り勘にできるため)を探しており、声をかけられて一緒にクアラルンプールに向かうことに。280リンギットで1日回ってくれるので、140リンギットを渡しタクシーに乗りました。 タクシーは、ペトロナスツインタワーに1時間。KLセントラルタワーで記念撮影をしてチャイナタウンに3時間くらい。クルーズセンターからの往復2時間を含む6時間の観光タクシーでした。行き先の希望を伝えれば多分色々連れて行ってくれると思います。 ツインタワーは運悪く?マレーシアが祝日に当たるため休館しており、元々登る予定では無かったものの同じ建物内のショッピングセンターで時間を潰すことに。1時間程度で集合場所に戻らないといけないので船内で使うためのシャンプーとコンディショナー(船内のものが悪い訳ではないが、ビジネスホテルのリンスインシャンプー的な物なので、購入)しお茶して集合場所へ。 KLセントラルタワーは完全な観光スポット。見た目は我が街京都タワーとよく似ています。タクシーの運転手からは登りたいかどうかを聞かれ、フランス人たち含め全員一致でNOという結論に。駐車場から入って記念写真を撮り、すぐに出るのであれば駐車場代がかからないとの事で立ち寄って写真を撮って滞在時間は数分でした。 チャイナタウン近くのセントラルマーケットに到着し、徒歩でチャイナタウンへ。怪しい偽ブランド品街で店員が日本人と見るとすぐに声をかけてきます。買ったお土産を入れられるようなバッグが必要だったので、店員と交渉へ。最初はかなりふっかけてきますので、言い値の3割くらいで回答し徐々に歩み寄る感じで交渉しました。ただし、違法な物なので本来購入してはいけません。 トイレに行きたくなって、セブンイレブンに入りましたがあっちの中華料理屋で借りろと言われ、教えられたチャイナタウン付近のホーカーに立ち寄り、夫婦2人で360円程のチキンライスを食べました。観光客は皆無な地元グルメ店のようで、美味しかったです。ちなみにトイレだけ借りる場合は有料です。 タクシーの運転手は、無愛想ながら観光ガイドをしてくれて近々完成するツインタワーより高いビルの説明をしてくれたり、マレーシアには定年制度が無く年金もないからこの歳でも働かなければならない等世間話&愚痴を聞きながら(タクシー車内には、孫の写っているであろう集合写真が貼ってあった)フランス人達と楽しくクアラルンプールを巡りました。
マレーシア
ペナンには、偶然今年の6月から友人が住んでおり、街を案内してくれることに。港でもらえる地図には、徒歩圏内が港から円を描いて書かれており便利でした。街中を散策するだけなら徒歩で十分です。 元々のプランは、昼過ぎまでジョージタウン散策、午後にバトゥフェリンギビーチでくつろぐ予定でラササヤン ホテルの前のビーチを友人から勧められておりバスでそこに向かう予定でした。 当日は到着直後から曇り空そして雨へ。友人曰くすぐに止むと思うとの事だったので、ホーカーでお茶をしながら雨宿りをすることに。しかし、全然止まないので雨に打たれながらヒンドゥー教寺院、モスク、寺を巡りました。友人は色々下調べしてくれていたので、寺院のことなどを説明してくれました。ウォールアートもほぼ全部制覇する程案内してくれ、海に突き出た林さんのジェティー(一番でかいらしい)に行きました。 今では観光スポットになっているが、かつては陸で暮らせない貧しい人たちが海の上に違法に家を建てて住み着いた物との事で、バケツにコンクリートを詰めて基礎にして家たてていました。 いつか天気がいい時に来て、次はビーチにも行ってみたいのですが海は入るほど綺麗ではないとの友人からの情報でした。 この日は、最終乗船時刻ギリギリに船に戻ったので港の係員に『Fast Fast!』と急かされながら桟橋をダッシュで走り船に戻りました。乗船直後に船と桟橋をつなぐ通路を格納され、船内のクルーに「最後だったの?」と聞いたら「yes」と言われました。乗り遅れると大変なことになるので、気をつけないといけません。
タイ
プーケットは時期により、パトンビーチ沖合ではなく島の南東の湾に停泊するようです。今回もまさにそれでした。テンダーボートの整理券は事前の案内では朝の7時半から配布開始とされていましたが、そこは外国人だからなのか?7時10分ごろに様子を見に行ったら20人程が既に並んでおり、『これだけいるなら配り始めようか』的なノリで配布開始されました。お陰で#1の整理券をゲット。7時半に並び始めたら#4だったらしいです。 港に到着すると、出口ではタクシーの出待ちが次々に声をかけて来ます。港の場所がポートクラン 以上に何もない場所なので、足元をみてぼったくり値段で言ってきます。その情報は船内の日本人コーディネーターから聞いていたので、プーケットタウンまでタクシーで行き、そこからバスでパトンビーチに行く計画でタクシー運転手と交渉。4000バーツ程で1日観光を勧められるもプーケットタウンまでで降りることを伝え、1000バーツと言われましたが700バーツまで値切りました。運転手的には、1日観光で1日分の稼ぎを確保したいので、プーケットタウンまでの道中でも何度も営業をかけられます。像に乗る、虎を見る、レーシングカートをやる、蛇を見るなどなど抱き合わせでふっかけて来ます。その度にプーケットタウンからバスに乗るからと断り続けても懲りずに何度も何度も営業してきます。プーケットタウンまで700、そこからパトンビーチまで700、パトンビーチから船まで700、2100バーツから100バーツ割引いて2000バーツならいいよ、と少し折れて回答すると何とか2500バーツにしてくれと懇願され了承することに。途中、エレファントトレッキング も行ってもらいましたが値段はそのまま。お土産やさんに10分寄ってもらえば店から100バーツ貰えるからと懇願されましたが、その分ディスカウントしてくれるなら寄るよと回答したところ運転手も完全に諦めてそこからは運転に徹してくれました。支払いも港に帰り着いてからで構わないとの事で『実はいいヤツだったんじゃないか?』なんて思わせつつの観光でした。 プーケットタウンはオールドタウンがお勧めです。タクシーの待ち時間までは1時間半しかなかったので、カフェでお茶しながらカフェのオーナーにお勧め散策スポットを聞き、観て回りました。親切に色々教えてくれて助かりました。36cafe’という店で、日本大好きな優しいオーナーです。 エレファントトレッキングは、30分のコース900バーツですが像のスピードで時間が変わるので正味45分以上乗っていたと思います。途中、像の騎手?が像を降りて写真をたくさん撮ってくれました。高額チップを要求されないか心配していたら100バーツチップくださいね、とのことで安心して?降りる時にチップを渡しました。象牙製品を売りつけて来たりするので要注意です。 そこからパトンビーチへは30分程度。パトンでは雨季は遊泳禁止になっていることもあると聞いていましたがこの日は大丈夫でした。しかし、海は濁っておりイメージしていたような綺麗さはなかったです。なので、遊泳禁止を見越して調べていたKudo Beach Clubでのんびり過ごすことにしました。入場からある程度の出費は覚悟していたものの、ビーチベッド1台200バーツのみで終日居られるとの事でかなりリーズナブル。綺麗なプールにプールバーもあって、レストランの食事はかなり美味しいです。カルボナーラは日本円で900円くらい。PIZZAも1000円くらい〜とリーズナブルな割に美味しくてお勧めです。タクシーとの待ち合わせの17時までここでゆったりと寛ぐことにしました。いずれプーケットにまた来たら、Kudo Beach Clubにはまた来たいと思いました。 船に戻ってからの日本人コーディネーターの情報によると、プーケットのタクシーは本当に足元をみてぼったくって来るそうで、2500バーツはリーズナブルな値段とのこと。エクスカーションでは行きたい所に行けないいので、タクシーに乗られる方は代替交通手段を調べた上で降ろされても構わないくらいの覚悟で強気に交渉すると良いのではないかと思います。
ロイヤルカリビアンの日本語サイトみたいなものなので、無駄なやりとりもなく楽。キャビンの場所も選べるので、いい位置の部屋が取れた。本家の英語サイトより割引のものもあるのかもしれない。 予約してからは。本家の英語サイトからディナーの時間指定や、ドリンクパッケージの予約など色々できたのでツアーのものより選択肢は広いのかもしれない。 ただ、次にロイヤルカリビアンに乗る時は本家英語サイトからリピーター予約をすると思う。 言葉と現地でのクルーズターミナルまでの交通手段を下調べできれば、手続きそのものは直予約の方が旅行会社と面倒なのやりとりや、担当者の変な勘違いなどが無く気楽だと思う。 もちろん、これはクルーズターミナルに行くまでの見ず知らずの土地て、空港で無料で置いてあるガイド片手に行き当たりばったりで旅をするのが平気な人に限るが。 あと、時期的に関空が台風の影響で使えなかったので、ツアーで予約した場合は行けたのかどうかなどが気になる。シンガポール航空直で予約していたので、本国から連絡をもらい、名古屋から振替便があることを確認して、無事に旅立てたから良かったが、ツアーそのものがキャンセルになった場合どうなるのだろうかと思ってしまう。
アジアの南国リゾートと都市を効率よく巡りたい人には最適。寄港地観光をしてみて、身近なアジアなので後日ゆっくりと訪れる事を考えて巡ってみるのも良いのではないかと思います。

来年2月にボイジャーを予定しております。 初めてのアジアクルーズなので色々心配しておりましたが、スタッフは変わらず気さくでお料理内容も良さそうで安心しました! 今からすでに待ち遠しいです。
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