6 days Hong Kong-Guangzhou-Naha-Ishigaki
ドリーム・クルーズ · ワールド・ドリーム

6 days Hong Kong-Guangzhou-Naha-Ishigaki

mr. ranpou さんの5回目の乗船記

mr. ranpou
mr. ranpou

2019年1月10日 投稿

1430

出航日

2018年7月15日

同行者

一人旅

客室

海側

3.6

総合評価

食事

2.0

サービス

3.0

客室

5.0

船内施設

5.0

航程と寄港地

この航程マップはイメージです。実際の航路や寄港順は変更となる場合があります。

寄港地リスト

  1. 1

    香港

    Hong Kong

  2. 2

    広州(こうしゅう)

    Guangzhou (Nansha Port, China)

  3. 3

    那覇(沖縄)

    Naha (Okinawa Island, Japan)

  4. 4

    宮古島

    Miyakojima Island

  5. 5

    広州(こうしゅう)

    Guangzhou (Nansha Port, China)

  6. 6

    香港

    Hong Kong

1

寄港地

中国

1

寄港地

中国

3

寄港地

日本

4

寄港地

日本

乗船記

このクルーズを選んだ理由

6月中旬、香港のResorts World at Sea(Dream Cruises及びStar Cruisesに共通のカジノ)から、6~8月にいずれかのクルーズで5泊まで無料で招待するとのショートメッセージがスマホに届きました。どうせなら、5泊を使い切りたいと思い探したところ、World Dreamを見つけました。ただ、この1年前、同じ航路でGenting Dreamに乗船しており、航路に魅力はありませんでした。Genting DreamとWorld Dreamを比較してみたいという感じで、乗ってみました。

食事

2.0

無料の食事は、中華のコースと、インターナショナルビュッフェがありますが、まあ期待はしない方が良いです。普通です。大半を占める中国からのお客向けであり、ちゃんと美味しい食事をしたい場合は、有料レストランに行った方が良いです。安いフードコートもあります。

サービス

3.0

避難訓練が適当(苦笑) 中国のお客は、避難訓練中も全自動麻雀卓で麻雀をしていたのですが、それが咎められることもなかったです。 カジノでは、意外な場面に。 ブラックジャックをプレーしていた時、ブラックジャック初心者の中国人に中国語で質問され、日本人なんで言ってることが分からないと英語で答えたのですが、その客は英語が分かりませんでした。彼は次にディーラーに質問したのですが、ディーラーも中国語が分からず、フロアパーソンが呼ばれました。ところが、呼ばれたフロアパーソンも中国語が分からず、中国人客が途方にくれていたのです。しばらくして、中国語の話せる別のピットのフロアパーソンが現れ事なきを得るのですが。 この1年前、同じ航路でGenting Dreamに乗った時は、逆に英語が分からない中国語オンリーなスタッフが多く困った記憶があったので、逆のシチュエーションは意外でした。同じ航路なのに、スタッフの選考基準が違うのですかね。Genting Dreamは中華系のデイーラーが多かったですが、World Dreamは東南アジア系のディーラーが多く、デイーラーのレベルはWorld Dreamの方が少し上に感じました。 なお、船内通貨は香港ドルなので、カジノで遊ぶにはキャッシャーで円から両替することになりますが、両替レートはとても良かったです。乗船日、円から香港ドルへの両替は、空港の両替所のレートが1香港ドル=15.29円だったのに対し、カジノのキャッシャーは1香港ドル=13.94円でした。カジノのキャッシャーは、両替をサービスで行っているので、遊びやすいようにお得なレートにしているのでしょう。なので、カジノのために予め香港ドルを準備して乗船する必要はありません。 ただし、レセプションのレートはカジノのキャッシャーより悪かったです。同じ船内で、カジノとレセプションで両替レートが異なりました。一般的なクルーズ船と異なり、Dream Cruisesの船のジノの運営は、Resorts World at Seaという別組織なためだと思います。(Resorts World at Seaは、Star Cruisesの船のカジノも運営してます。)その結果、一般的なクルーズ船のカジノで遊ぶ際は客室のキーカードを提示するのに対し、この船ではカジノでResorts World at Seaの会員証(リワードカード)を別個に作り、提示することになります。このカードは、Dream CruisesとStar Cruisesの船のカジノで共通となります。自分の場合、前年のGenting Dream乗船時にカードを作成しており、これを持参しました。このリワードカードを提示して遊ぶと、その記録が集計され、ポイント等が貯まったり、様々な特典を受けられるので、カードの作成は重要です。(冒頭に記載した、スマートフォンにショートメッセージで5泊無料の招待が届いたのも、この会員情報に基づく特典だったわけです。)

客室

5.0

窓の外にヘリポートを見下ろす船首の部屋だったので、15万トンといえども揺れを実感しましたが、耐えられないほどではありませんし、快適でした。新しい船だけあって、USBや電源も充実してました。 ヨーロッパの船と違い、ドリームクルーズの船は安い部屋でもアメニティが充実しており、歯ブラシや髭剃り、櫛、シャワーキャップ、スリッパ、ティーバック、インスタントコーヒー、ペットボトルのミネラルウォーターも無料で備わってます。シャンプー、コンディショナー、ボディローションは、クリスタルライフという船内スパのブランドで統一されてました。

船内施設

5.0

5種類のウォータースライダーは圧巻。大人げなく制覇しました。 ロッククライミングウォールは、難易度は低いので、初体験したい人にオススメです。 命綱を自分でかけながらアスレチックのようなコースが楽しめるロープコースは、コース最後に短いですが船の外側にロープが張られているジップラインがあり、結構楽しいです。 ただ、これらはGenting Dreamにも同じ施設があるので、前年に経験済みの自分としては目新しくはなかったです。 最も驚いたのは、VRゲームの充実っぷりでした。これは、Genting Dreamになかった新しい施設で、有料ですが、様々なタイプのVRゲームがそろってました。自分は、VRコンテンツ制作やロケーション事業の会社に勤めていたこともあり、都内のVRゲーム施設なども行ったことがありますが、それでも驚きました。こんな船、他にないのではないですかね。 ショーは、シルク的なテイストのものもあり、レベルは高かったです。新しい船だけあって、お金はかかってる感じです。この手のショーを見慣れてない人なら、かなり見応えはあるかもしれません。自分は今まで色んなショーを見ているため、目新しさに欠ける感じでしたが、Genting Dreamのショーが突飛で意味不明だったのに比べると、World Dreamは普通のショーになった感じで良かったと思います。注意点は、無料のショーなのに予約が必要ということです。レセプション近くにBox Officeカウンターがあり、乗船中に見るシアターでのショー全て、ここで事前予約をします。一度に全日程のショーを予約することも出来ますし、予定が決まったショーから一つ一つ予約を入れることもできます。急ぐ必要はないですが、カウンターがオープンしてる時間は限られるので、出来る時にとっとと予約してしまった方が良いです。 カジノについては、上の方にも書きましたが、基本的にとても賑わってました。ブラックジャックのテーブルは、満席で遊べないこともありましたが、雰囲気としてはとても遊び易いカジノでした。那覇に寄港でカジノがクローズしても、宮古島へ移動する夜から朝まではオープンしてました。日本人客は自分1人ですから、当然中国人のお客とゲームテーブルを共にするのですが、英語ができる中国人は、こちらが予想外に日本人だと分かると、驚いた後にフレンドリーにアドバイスしてくれたりして、楽しく遊べました。

寄港地での体験

香港

中国

2.0

昼頃の乗船だったので、羽田から当日早朝に香港へ到着する香港エクスプレスの便で向かいました。午前中に観光したければ、ビクトリアピークにピークトラムで登る程度は可能です。自分はゆっくりしたかったので、空港のラウンジで朝食をゆっくりとり、観光せずに直接Kai Tak Cruise Terminalへ向かいましたが。(Star Cruisesが利用しているHarbour CityのOcean Terminalではないので、慣れてる人ほど間違わないように。) 下船後、少しは観光しましたが、香港のホテルは汚くて狭くても値段が高く、滞在するほど無駄に出費がかさむ感じで、宿代わりにStar CruisesのStar Piscesで1泊クルーズ等した後、マカオへ移動しました。

観光:自分で移動手段:バス・電車・タクシーなど

広州(こうしゅう)

中国

ここは、中国本土からの客が乗下船するだけで、香港から乗船した客は下船出来ません。

観光:観光していない

那覇(沖縄)

日本

3.0

日本人客は自分1人で、日本入国(帰国)の手続きが他の乗客と異なるため、事前にレセプションより呼び出しを受けました。普通とは異なるルートで日本の入管職員に引き合わされますが、特に難しいことはなく、優先的に下船出来る感じです。 ここで外国人は、パスポートのコピーが必須ですが、帰国するだけの自分は、パスポートを船から返還され入国手続きとなるので、コピーは不要でした。 ただ、下船してから困りました。1年前のGenting Dreamでは、下船後シャトルバスの列に並んで、そのまま乗れて国際通りまで行けたのですが、今回は事前に申し込んで乗車券を持っていないとシャトルバスに乗れなかったのです。シャトルバスの乗車券は、下船後は入手できないとのことでした。仕方なくタクシーを探したのですが、下船のタラップ周辺にタクシーは見当たらず、タクシー乗り場への案内もないのです。散々迷いましたが、かなり離れた場所がタクシー乗り場となっているのを見つけ、首里城観光に向かいました。タクシーの運転手さんは、お客が日本人だと分かると吃驚してました(笑) 残念なのは、那覇の滞在時間です。夕方遅い時間に下船となるので、できる観光は限られます。 なお、那覇は3隻もクルーズ船が同日に停泊することがあり、観光を終えてタクシーで船に戻るには、どの埠頭なのか聞かれます。タクシーの運転手さんは、船の名前で場所が分かるとは限りません。下船時にGoogle Map等で船の場所をよく確認し、帰りにタクシーで指示できるように注意した方が良いです。この時は那覇新港埠頭9号岸壁でした。(徒歩では侵入禁止)

観光:自分で移動手段:バス・電車・タクシーなど

宮古島

日本

5.0

平良港にテンダーボートで上陸しますが、ここでは、現地の旅行代理店(普通の旅行代理店ではなく、クルーズ船関連の日本側の手続きをコーディネートしている会社で、現地入管との対応もサポートしていました。)のスタッフを紹介されます。観光を終えて船に戻る際、他の外国人と異なり、日本人の私はパスポートを持参して通常の出国手続きが必要となるのですが、平良港に入管職員は来ないので、少し離れた場所にある入管の建屋まで、彼らに車で連れて行ってもらう必要があるのです。これに時間が余計にかかるので、帰りのテンダーボートの時間には、余裕を持って戻ってくる必要があります。なので、戻りの時間などを聞かれました。 なお、宮古島観光は、事前に予約していたレンタカーで自由に走り回りました。宮古島にレンタカー店はまあまああるのですが、平良港に送迎してくれる店は多くないです。自分の場合、送迎できることになっていたのに、当日電話してみると忙しくて時間がかかるとのことだったので、時間が惜しいのでレンタカー屋まではタクシーで移動しました。 レンタカーを利用できない場合は、高くてもタクシーを捕まえて、1日観光で回ってもらうしかないと思います。2人いれば、ツアー参加する金額とあんまり変わらないかと思います。平良港周辺は特に何もないですし、ツアーに参加してもスーパーで買い物するような内容で、完全に中国人観光客向けだと思います。ただし、タイミングを逃すと、タクシーを捕まえるのも難しくなります。

観光:自分で移動手段:その他

予約・手配(事業者)について

2.0

冒頭にも書きましたが、香港のResorts World at Seaからの招待で、その具体的なやり取りは以下のようでした。 6/14 Resorts World at Seaへの会員登録時に記載した番号のスマホに、ショートメッセージが届きました。Genting Cruise Bonusとして、6~8月、5泊無料でDream CruisesかStar Cruisesの旅をオファーするので、7/10までに、問い合わせの電話番号(香港)にコンタクトするように、との内容でした。 6/22 電話は不安もあり、e-mailで、7/22からのWorld Dreamを希望する旨回答。 6/25 土日を挟んだせいか3日後、本人確認のために以下の情報を送るよ返事が届きました。 Member Name、Member ID、Date of Birth、Contact Number、ID Number 6/26 情報を送ると、7/22は満室なので、他の日を選べるか?との返答。 そこで、7/15はどうかと問い合わせ。 6/27 何故か、7/22にInside stateroomでよければ最後の1室が今あるので、予約したいなら返事をとのe-mailが届いたので、じゃあ7/22でお願いする旨回答。 6/28 今度はe-mailではなく、スマホに直接英語で電話がかかってきて、やっぱり7/22は満室になってしまったので、7/15で良いか?と聞かれる。客室の種類等聞いてその場で了承し、やっと予約確定。その夜、e-mailの添付PDFで、乗船券が届きました。 最初にショートメッセージで連絡がくる辺り、香港らしいと思いましたが、ちょっと驚きました。英語が不自由でない人なら、電話すれば簡単に予約できたでしょうが、e-mailしたせいで時間と手間がかかってしまった感じです。また、PDFの乗船券以外、後は何もフォローがなく、たまたま前年に同じ航路でGenting Dreamに乗っていたので良かったですが、初めての航路だったら色々と不安だったかもしれません。 なお、Kai Tak Cruise Terminalでのチェックイン時は、Resorts World at Seaの会員証の提示も必要となりますので、注意が必要です。

予約・手配の方法:船内カジノのResorts World At Seaからの無料招待」を利用

おすすめの方

香港から日本に来る航路というだけで、まず普通の日本人は乗らないとは思うので、単にこの船の設備面からどうなのかと考えると、小中学生のお子さんのいる親子連れならバッチリかと思います。ウォータースライダーを筆頭に、この船は動くアミューズメント施設な感じです。 クルーズはドレスコードなど敷居が高いとか、小さい子供がいると大変と思って敬遠している家族がいるとしたら、その心配はこの船には当てはまりません。毎日の船内新聞には、ドレスコードの記載すらありません。公式サイトには、日中はリゾートカジュアル、夕方以降はスマートカジュアル推奨などと書かれてますが、中国のお客さんは気にしてない感じです。真面目にオシャレすると浮きます。(まあ、有料レストランで贅沢する時くらい、オシャレしても良いでしょうが。) なので、クルーズに慣れてる人が、この船も同様と誤解して乗ると、ガッカリするかもしれません。最新鋭の15万トンのクルーズ船ですから、ハードウェアとしてはとにかく綺麗でゴージャスで、お金を出せば超ラグジュアリーに過ごせますが、無料のダイニングはまあまあでしかありません。 なお、この航路は日本観光を目的とする中国人客がメインなので、日本人はアウェー感ありありです。カジノの中心にあるバー360等のステージで歌われる曲も、当然中国語の歌謡曲ばかり。また、乗船中は誰もがこちらを中国人だと思い込んで、中国語で話しかけてきます。その都度、日本人だと説明することになり、なかなか面倒です。乗るのであれば、別の航路の方が良いでしょう。

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