1 day, one-way from Tallinn to Helsinki
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1 day, one-way from Tallinn to Helsinki

mr. ranpou さんの12回目の乗船記

mr. ranpou
mr. ranpou

2019年7月15日 投稿

3110

出航日

2019年6月21日

同行者

一人旅

客室

内側

3.2

総合評価

サービス

1.0

客室

3.0

航程と寄港地

この航程マップはイメージです。実際の航路や寄港順は変更となる場合があります。

寄港地リスト

  1. 1

    タリン

    Tallinn

  2. 2

    ヘルシンキ

    Helsinki

1

寄港地

エストニア

1

寄港地

フィンランド

乗船記

このクルーズを選んだ理由

先にタリンク・シリヤ・ラインのヘルシンキからのクルーズに乗ることが決まっており、そこを基準に、前後の北欧旅行を計画しました。その際、IT先進国エストニアは興味があったので、どう組み込もうか検討し、タリンからヘルシンキへのこのクルーズを見つけました。 この航路は、日中だと2時間30分で到着するのですが、タイムテーブルを見たところ、夜タリンで乗船し早朝ヘルシンキで下船する、1泊の宿のように利用できるスケジュールを見つけました。これなら、貴重な旅行の時間を最も有効活用できると思い、決めました。結果はちょっと残念でしたが。

食事

乗船した時点で、レストランやバフェは閉店しており利用できませんでした。一部のバーのようなところはやってるようでしたが。 また、BistroBuffetの朝食は7:00~9:00が営業時間と看板が出てましたが、下船が6:45~7:30とされていたので、本当にオープンしたのか分かりません。客室を空けなければならないのも6:45ですから、荷物も多いので確認に行くのは諦めました。そもそも、仮に7時からオープンしても数十分しか食べられないならもったいないですよね。 この日は金曜日だったのですが、どうも他の曜日はヘルシンキの下船が10:30で、それならBistroBuffetの営業時間も納得だと思いました。他の曜日や、日中のクルーズなら、レストラン等もきっと楽しめるのでしょう。

サービス

1.0

ストックホルムに6:45が到着時刻とされているのに、それより前から追い出しが始まりました。 客室には、6:45から下船開始で、客室も6:45に空けなければならない旨の案内が置かれてましたが、その何十分も前から、3度客室のドアを開けられ下船を促されました。追い出された感じで、非常に気分が悪かったです。

客室

3.0

まあ、B2S Inside Piccolo Smallという一番安い部屋を選んでますし、アメニティなど一切なく、寝るだけで、可もなく不可もなくという感じで。下がソファーベッドな2段ベッドの2人部屋を1人で利用したので、上段で寝て、荷物はソファーに広がられたので、広さも丁度良かったです。あれを2人で利用すると、荷物を広げる場所に困るかもしれませんが。 WiFiが使える場所が決まっており、客室で使えないのは残念でした。

船内施設

ショッピングやレストラン、アーティストによるエンターテインメントショーが楽しめることになっている船なのですが、それは日中の便の場合のようで、深夜乗船した今回は、極一部のバーのような場所以外クローズしており、利用できませんでした。 スロットマシンは大量に稼働しているように見えましたが、カジノで私はテーブルゲームしか遊ばないので、利用してません。ま、遊んでいる人なんていませんでした。 バイキング・ラインも船によっては、タリンク・シリヤ・ライン同様にPaf Casinoによるテーブルゲームもあるようですが、この船にはありませんでした。

寄港地での体験

タリン

エストニア

5.0

https://www.sales.vikingline.com/my-booking/good-to-know/port-info/tallinn/ タリン港は、船会社によってターミナルが決まっており、バイキング・ラインはターミナルAとなります。ターミナル内では、軽食の食べられるカフェやバー、売店がありますが、遅い出発時刻のチェックイン時には閉まってしまいます。 ターミナルのあるSadamaという地域は、ショッピングモールがあったり、観光スポットも徒歩圏にあるので、ターミナルのコインロッカーに荷物を預けて周辺観光を楽しみました。(が、23時でも明るい夏至の時期で、お店が皆閉店して行き場がなくなって初めて、遅い時間になっていると気付きました。) コインロッカーは、一番小さいサイズで24時間3ユーロ。小さいといっても奥行きがあり、かなり大きな荷物を詰め込めるのですが、現金のみ、硬貨でしか支払えません。紙幣からの両替機は無く、他の利用者から両替できないかと聞かれましたが、キャッシュレスの進んだエストニアですから、ちょっとここは盲点です。私も硬貨の持ち合わせが無かったので、カフェで軽食を注文してロッカー用に硬貨を確保しました。お店が閉まっている時間だと困ったでしょう。なお、最大10日間まで預けられるので、タリンからヘルシンキへ渡って数日観光して戻ってくるなんて場合、重宝するでしょう。24時間を超えると返却時に超過料金を投入することになります。 タリンは、バスやトラム等公共交通機関が安いですし、ターミナルの前にもバス停がありましたが、私はBoltという配車アプリを活用しました。Uberと同様ですが、少し安い感じです。事前にアプリをスマホにダウンロードしておくと良いでしょう。 ちなみに、ターミナルAから徒歩20分弱ほどのSt Olaf's churchは、塔を登るのに3ユーロ払いますが、タリン港を見下ろす景色がオススメの観光スポットです。急な螺旋階段を登るの大変ですが、私の時は、クルーズ船が何隻も停泊しているのが見えました。 さて、カジノですが、タリンにはカジノが沢山あります。ショッピングモールに併設されてたりもします。が、テーブルゲームがあるカジノは限られ、スロットマシンがあるカジノバーのようなお店が多い感じです。 私はテーブルゲームを探して回り、Olympic Park CasinoとOlympic Casino Olümpiaの2店でBlackJackを楽しみました。入店時に会員証を作成するのですが、どちらもOlympicという系列店で、会員証は共通でした。この登録をすると、5ユーロ分のドリンクチケット等もらえ、これも系列店で共通に使えました。 24時間営業でドレスコードも無いですが、Olympic Casino Olümpiaはテーブルゲームが午後6時オープンでした。Olympic Park Casinoは、午後5時過ぎの入店時にテーブルゲームがオープンしてたので、店舗により多少の時間差はあるようです。Olympic Casino Olümpiaは、ちょっと手狭でテーブルも少ないですが、Olympic Park Casinoは広く、テーブル数も多いですし、クロークもちゃんとあるので荷物も預けられます。どちらか行くなら、Olympic Park Casinoがオススメ。どちらも、ミニマムベットが5ユーロからで、手軽に遊べました。何より、ディーラー含めスタッフが皆親切だったのが良かったです。

観光:自分で移動手段:バス・電車・タクシーなど移動時間:30分未満移動費用:500円未満

ヘルシンキ

フィンランド

5.0

https://www.sales.vikingline.com/my-booking/good-to-know/port-info/helsinki/ https://www.portofhelsinki.fi/en/passengers/katajanokka-terminal バイキング・ラインの船が利用するのは、Katajanokka Terminalとなります。よく分からないのですが、Skatuddens Terminalとも表記されます。 タリンク・シリヤ・ラインのオリンピアターミナルの対岸で、それほど離れてないのですが、自分が到着した朝はちょっと苦労しました。 ターミナルの目の前にHSL(ヘルシンキ地域交通局)の券売機があり、5番トラムの停留所もあるので、ABエリアの1デイチケットをクレジットカードで購入しました。(最初に交通機関を利用してから24時間、ABエリア(ヘルシンキの主要観光地を網羅)のバス、地下鉄、トラム等のHSLによる交通機関が乗り放題となるチケット8ユーロ。) ところが、時間になってもトラムが来ない。次の時間になっても来ない。自分以外にも待ってるお客はいましたが、結局ここからの乗車を諦めました。運休に関する情報は特に見つけられず、いきなり時間を無駄にしました。 ターミナル前で声をかけてくるタクシー運転手などいましたが、1デイチケット購入済みなので断り、少し離れた4番トラムのVyökatu停留所まで歩きました。 こちらはちゃんと時刻表通りにトラムに乗車出来ました。乗ってしまえば、10分もすればすぐに街の中心部。観光しやすかったです。 私の場合、深夜のバスでトゥルクへ移動する予定だったので、まずはKamppiというショッピングモールの地下にある巨大なバスターミナルのロッカーに荷物を預けました。そして、1デイチケットを活用してスオメンリンナ島へ渡り、スオメンリンナ博物館やKing's Gateなどたっぷり3・4時間観光しました。 午後になってからはカジノへ。 ヘルシンキ中央駅近くにあるCASINO HELSINKI(午後1時から深夜4時までの営業)でミニマムベット10ユーロ、マキシマムベット500ユーロのBlackJackを楽しみました。1階はスロットマシンだらけですが、地下にテーブルゲームが10卓ほど。このカジノに入るには会員証の作成が必要ですが、ファーストタイムと言ってパスポートを提示すれば、すぐに作ってくれました。 入場は無料、クロークに荷物を預けられるので、観光途中でも気軽に立ち寄れる感じです。事前にネットで調べた際、ドレスコード的に襟付きのシャツは最低限ということだったのですが、それが本当に必要だったのかは疑問です。スロットマシンなど遊んでいる客など、ラフな格好だったと思います。 その後、もう一店、Feel Vegas Helsinkiというカジノへ。こちらは、カジノバーという感じで、バーの中にスロットマシンと数台のゲームテーブルがありました。ここは会員証の作成もパスポートチェックもなく、ノーチェックで遊べてしまい、ちょっと驚きました。しかも、ミニマムベット4ユーロ、マキシマムベット40ユーロという半端で低額な謎の掛け金なBlackJackは、BlackJack役で勝っても1to1の同額配当しかもらえないという酷いルール。普通に勝ったのと同じ配当で、全然嬉しくありません。Feel Vegasなんて店名、よくつけたなと思いました。(ラスベガスにこんな酷いルールのBlackJackは無いです。) 夜(と言っても白夜)は、セウラサーリ島へ。ヘルシンキ最大のユハンヌス夏至祭でした。フィンランドの夏至祭では、大きなたき火(コッコ)をする習慣があり、セウラサーリ島でも21時から点火の予定でした。ところが、22時(白夜なので昼間のようでしたが)になっても点火されない。祭りのピークのはずなのに... この時、フィンランド語の説明と、少しだけ英語の説明もあったのですが、よく聞き取れず、理由は分からないけれどコッコは中止ということだけ理解出来ました。後ろ髪を引かれる思いで島を後にし、Kamppiのバスターミナルへ戻ったのでした。 (後日分かりましたが、当日は乾燥のため、コッコ禁止令が出ていたそうです。)

観光:自分で移動手段:バス・電車・タクシーなど移動時間:30分未満移動費用:500円未満

予約・手配(事業者)について

2.0

船会社のサイトには、一部日本語のページがあります。 https://www.sales.vikingline.com/my-booking/good-to-know/general-info/japanese/ しかし、具体的な予約は日本語対応はありません。まあ、それは仕方ないのですが、他に色々と問題があります。 今回の予約では、深夜である21日の0:10がタリンの出発時刻として表示されていました。船会社の公式アプリでも予約を管理できるのですが、こちらでは出発の90分前の22:40がチェックイン開始時刻とされ、21日の0:10が出発時刻で、6時間35分のクルーズ時間(6:45にヘルシンキ着)だとの表示。 ところが実際、22:40にターミナルに到着すると、出発は4:15と案内されていました。乗船は23:50~0:00の10分間。 え?と思いました。 出発時刻も変ですが、ホームページでは、タリンの乗船は出発の20分前に終了と書かれており、それとも矛盾します。これが、遅延の影響なら仕方ないのですが、そうではありませんでした。 この時間でもカウンターが1カ所オープンしているので確認したところ、0:10出発ということで予約した船が、4:15出発とアナウンスされている船で間違いないと。今チェックインして、23:50まで待てと。意味不明でした。 後に、船会社の英語のタイムテーブルのページを確認すると、確かに4:15の出発時刻が掲載されていたのですが、予約時の表示には0:10と出るのです。 こういった矛盾に見える公式ホームページは、日本人的には理解できないわけですが、実際は以下のようでした。 -- 22:40からチェックインを開始ですが、そのままTerminal Aで待つだけ。 23:50から乗船開始。0:00を待たず、もう乗る客がいないと判断すると、すぐに乗船締切。 0:00には自分の客室に到着しましたが、0:10になっても何も起こらない。船内を散策するも、ショップなどは皆閉店している。 4:15突如出港で、客室がガタガタと音を立てて大揺れで目覚める。 -- 問題点は3つ。 1、ホームページでは、出発の20分前が乗船締切とされているので、それより前から乗船できると解釈していたが、実際は0:10の20分前の23:50が乗船開始で、ターミナルへ早めにチェックインしても意味が無かった。(チェックイン時に受け取る乗船券にも20分前に乗船締切と嘘が書かれてます(苦笑)) 2、ショップやレストラン、エンタメがウリとされている船なのに、乗船時点でほとんど閉店しており、楽しめないということが、乗らないと分からない。 3、客室にもよるとは思うが、4:15の本当の出港で客室が激揺れして目が覚めざるを得なかった。乗船も遅いので、睡眠が細切れに。 これらが分かっていたら、タリンで泊まって夜までカジノで遊び、翌日の日中のクルーズで船内ショッピングやエンタメを楽しみながらの移動を選んだと思います。

予約・手配の方法:船会社への直接予約

おすすめの方

北欧旅行の途中、日中に数時間の移動手段として組み込むのが良いでしょう。今回の私のような、夜便での宿泊は、あまりオススメしません。そうすれば、時間を有効活用し、ショッピングやエンターテインメントショー、食事を楽しめます。 また、カーフェリーとしては、車やバイク、自転車で旅する人には、便利な交通手段でしょう。自転車は、たった5ユーロの追加料金で乗せられるようです。

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