1 nights / 2 days, one-way from Turku to Stockholm
タリンク・シリヤ・ライン · バルティック・プリンセス

1 nights / 2 days, one-way from Turku to Stockholm

mr. ranpou さんの15回目の乗船記

mr. ranpou
mr. ranpou

2019年7月29日 投稿

6100

出航日

2019年6月25日

同行者

一人旅

客室

海側

3.8

総合評価

食事

4.0

サービス

2.0

客室

4.0

船内施設

3.0

航程と寄港地

この航程マップはイメージです。実際の航路や寄港順は変更となる場合があります。

寄港地リスト

  1. 1

    トゥルク

    Turku

  2. 2

    オーランド諸島

    Aland islands

  3. 3

    ストックホルム

    Stockholm

1

寄港地

フィンランド

2

寄港地

フィンランド

2

寄港地

スウェーデン

乗船記

このクルーズを選んだ理由

先にギャラクシーでストックホルムからトゥルクへ渡ることが決まっており、観光目的を終えたら、どうやってストックホルム側に戻るべきか考えました。その際、朝トゥルクに到着する船(ギャラクシー)と、同日の夜ストックホルムへ向かう船(バルティック・プリンセス)を同時に予約すると、往復クルーズ割引きというのが適用され、代金が半額近く安くなることが分かりました。今回の旅では、そもそも先にフィンランドを観光しており、トゥルクに時間をかける必要はなかったので、片道料金より少し高いくらいでストックホルムとトゥルクを往復できる往復クルーズ割引きが適用できる船ということで決めました。

食事

4.0

無料の食事はありません。乗船日の夕食、下船日の朝食として、必要な人のみがオプションとして選択します。クルーズ予約時に事前予約すると、10%安いという料金が表示されてました。 夕食で予約できるのは、GRANDE BUFFETが34ユーロの他、以下のアラカルトレストランは席のみの予約でした。 GRILL HOUSE:ハンバーガー、ステーキ等+ビュッフェ形式の前菜&デザート HAPPY LOBSTER:シーフードレストラン TAVOLÀTA RISTORANTE ITALIANO:ピザやパスタ等のイタリアン 私は夕食の予約をせず、免税スーパーでの買い物に時間をかけ、免税スーパーで軽食とドリンクを買ってキャビンで食べたので、無茶苦茶安く済ませてしまいました。 朝食は、GRANDE BUFFETが12ユーロ、GRILL HOUSEが特別バフェで17.50ユーロ、テイクアウトの朝食セットが10.50ユーロで予約出来ました。 ストックホルムは朝6時過ぎ到着と早く、ゆっくり食べる時間が無いのと、どんなものなのか興味深いので、朝食はテイクアウトを選択しました。朝5時にFAST LANEという軽食のお店に取りに行くと、思ったより大きい四角い箱で朝食一式を渡され、コーヒーか紅茶は自分でマシンから入れるよう言われました。これを客室に持ち帰り、下船の準備をしながら、景色を見ながら食べました。

サービス

2.0

・ムーミン タリンク・シリヤ・ラインはムーミン公式クルーズですから、乗船時、ムーミンがお出迎えしてくれたのは良かったです。が、その後船内では会えませんでした。船会社の日本語ホームページでは、金・土しか乗船していないように読めるので、この時は船内で会えないものと思っていたのですが、後で英語でホームページを確認したところ、私の乗ったホリデーシーズンは毎日ムーミンが乗っていることになっており、もっと探せば良かったです。恐らく、子供向けのプレイルーム(SILJA LAND)に行けば会えたのではないかと思います。 ・レセプション テイクアウトの朝食は、クーポンにはどこで受領するのか書いてないので、朝レセプションにてクーポンを見せながら質問しました。その際、誤った案内をされました。上のデッキのレストランと言われたのですが、そこへ行ってクーポンを提示すると、下のデッキのFAST LANEだと。レセプションのスタッフは、もしかしたら朝食バフェのクーポンと勘違いしたのかもしれませんが。 ・Tax Free Shop 旅行中にスマートフォンのUSBケーブルが不良となり、USB Type-Cのケーブルを探していました。免税スーパーにモバイルバッテリーやケーブルなどスマートフォンアクセサリが充実したコーナーがあり、USBのケーブルが何種類も売っていたのですが、Type-Cは見つかりませんでした。店員に質問すると、USB Type-Cの規格自体を知らず、在庫を探すなどの対応もしてくれないので諦めました。 ・Paf Casino オープンしている時間でも、ディーラーはゲームテーブルをクローズして離れて仕事をしてないので、まずオープンさせるところから始まります。BlackJackできるか?と呼ぶと、対応してくれました。普通はテーブルでお客を待つものですが。 私がテーブルをオープンさせると、すぐに一緒にプレーするお客が現れました。クローズしていると、慣れてない人は声をかけ辛いものです。 ゲーム中のディーラーの態度は普通ですが、サービス精神とかお客を楽しませる感じは全然無かったです。

客室

4.0

海側キャビンで一番安かった部屋で、アメニティ類は無いですが、3人部屋で使わないベッドを壁に収納することが出来たので、広さは十分でした。シャワーはあってもタオルなど無いのは残念ですが、まあ一晩なので。早朝、ストックホルム群島の景色を楽しめ、良かったです。

船内施設

3.0

・Tax Free Shop タリンク・シリヤ・ラインの船は3隻目でしたが、免税スーパーの充実っぷりは共通でした。お酒やお土産的なものだけでなく、日用品やお菓子、ドリンク類が充実。カーフェリークルーズなので、大きな荷物でも車で運べるお客が多いため、何でも箱売りしているのが圧巻。免税価格で日用品を大量購入できるわけです。こういうところは、一般的なクルーズのショッピングとは違う点でしょう。また、バルティック・プリンセスはムーミンキャビンがあるわけでもないのですが、タリンク・シリヤ・ラインはムーミン公式クルーズということで、ムーミン関連のお菓子やコーヒー、タリンク・シリヤ・ライン限定のムーミングッズも売られてました。ムーミンランドに行った後に乗る人も多いでしょうが、同じ商品があればこちらの免税スーパーの方が安く買えます。 なお、旅行中にモバイルバッテリーが不調になったのですが、このスーパーで新しいモバイルバッテリーも買いました。なかなか良い製品が、手頃な価格で買えたと思います。 支払いはユーロでもスウェーデンクローナでも可能でした。 ・Paf Casino 大量のスロットマシンと、テーブルゲームはルーレットとBlackJackが1卓ずつ。フィンランドのオーランド諸島でもカジノを運営してるPafというカジノ企業が、タリンク・シリヤ・ラインの船上カジノを運営しています。 Pafなので、ギャラクシーなど他の船同様、BlackJackのルールは酷いです。19以下の同点は負け扱いで、掛け金は没収されます。他のお客が、17対17で掛け金没収された際に質問してましたが、フィンランドでは普通のルールだとディーラーが答えてました。(が、正確ではないです。ヘルシンキ中央駅近くのCASINO HELSINKIという大きなカジノでは、同点で負けになるような酷いルールはありませんでした。) BlackJackの掛け金は、ミニマム4ユーロ、マキシマム100ユーロ。ギャラクシーでマキシマムが20ユーロしかなかったのと比べればマシですが、調子よく勝っていたら、急にもうクローズだと、ゲームを終了させられました。たまたま本当に時間だったのか、分かりません。

寄港地での体験

トゥルク

フィンランド

4.0

https://www.tallinksilja.com/ja/web/int/turku-harbour タンペレのムーミン美術館からの帰り、トゥルクまで鉄道を利用しましたが、ターミナル近くのトゥルク港駅まで行ける列車は本数が限られており、時間が合いませんでした。市中心部のトゥルク駅(こちらは本数が多い)で下車し、市バスでトゥルク港近くまで戻りました。 バス停で普通に待っていてバスに乗れたのですが、運転手さんからは、もっと手を挙げアピールしないと乗るのか分からないからバスは素通りしちゃうよと教えてくれました。バス停でもアピールしてバスを止めるのが普通なのですね。親切に止まってくれる運転手さんで助かりました。 最後にトゥルク城を観光しようとしましたが、できませんでした。閉館時間が18:00となっていますが、チケット販売が17:30に終了で、これにギリギリ間に合う時間に到着したのに、チケット売り場はクローズしていました。しかも、他にチケットを持っているらしい親子連れがいて、中に入っていったのですが、直ぐに入口に戻ってきました。つまるところ、少し早くチケット販売が終わっただけでなく、閉館時間の何十分も前に入場を締め切られてしまいます。乗船前の観光に丁度良いと思っていたのですが、トゥルク城に行きたい場合は、アナウンスされてる営業時間よりかなり早めに余裕をもって訪れる必要があるようです。日本のように、時間通りに営業していると思うと失敗します。 http://www.turku.fi/en/turkucastle トゥルクターミナルでの乗船時の注意点ですが、自動チェックイン端末で早めにチェックイン出来るのは良いのですが、客室のカードキーを兼ねる乗船券をかざして自動ゲートを通って広い待合室のようなスペースへ入るのは、あまり早くない方が良いです。20:15出発なのに、私は18:00には自動ゲートを通ってしまったのですが、実際に乗船出来たのは20:00でした。この間の約2時間、中でやることが無いのです。子供向けのプレイエリアのような場所や、軽食のカフェなどもあるのですが、2時間過ごすのは長すぎました。乗船開始は19:45からで、時間が近づく程待合室内は混雑し、座る場所も無くなるのですが、一度入ってしまうと出られないのです。もっとトゥルクの街中を観光すれば良かったです。

観光:自分で移動手段:バス・電車・タクシーなど

オーランド諸島

フィンランド

ここは、深夜1時前に到着し、5分程で出発でした。ストックホルムへ向かう乗客は、降りることはできません。オーランド諸島を目的地とするお客と、出発地とするお客が少人数乗降します。 また、この旅で3度乗ったタリンク・シリヤ・ラインで共通しますが、オーランド諸島で乗降する場合、キャビン無しの自由席というのが安く予約できます。オーランド諸島にもカジノがあるので、1日くらい観光をスケジュールすれば良かったとも思います。ただ、あるといってもPafのカジノなので、酷いルールでしょうけど。

観光:観光していない

ストックホルム

スウェーデン

5.0

https://www.tallinksilja.com/ja/web/int/stockholm-vartahamnen 朝6:20には下船しました。先にシリヤ・セレナーデで来た時は、クルーズ予約時に市内への直行バスを予約していたのですが、この時は特に予約しませんでした。詳しくは、シリヤ・セレナーデの口コミのストックホルムの欄に書きましたが、ターミナルから100mと離れていないバス停から76番バスに乗り、地下鉄に乗り継ぎ、ストックホルム中央駅に接続するT-centralen駅へ出ました。 荷物をロッカーに預けた後、スイカのようなSLアクセスカードを活用して以下を観光。 ・Skinnarviksberget https://www.visitstockholm.com/see--do/attractions/skinnarviksberget/ ゴツゴツの岩場で落書きが多い、特に何もない丘なのですが、純粋に景色が楽しめました。 ・北方民族博物館:Nordiska museet http://letsgo-sweden.com/nordiska-museet/ スウェーデンの民族史、文化史的な展示がほとんどです。スウェーデン王グスタフ1世の巨大な像は必見。 地下に無料のロッカーがあり、荷物を預けられます。音声ガイドは、日本語はありませんでした。 ・ヴァーサ号博物館 https://www.vasamuseet.se/ja 沈没から333年後に引き揚げられ、復元された巨大なヴァーサ号は、壮観でした。様々な角度からヴァーサ号を見ることができ、写真撮りまくりでした。この戦艦自体が、建造された当時のことが分かる歴史的な遺産であり、かなり充実した展示の博物館でした。ミュージアムショップで日本語のガイドブックが買えたのも良かったです。 ちなみに、箱根の芦ノ湖に、海賊船バーサ号というのが最近まで運行していましたが、それがモデルとしたのがこのヴァーサ号でした。私は箱根によく行くので、妙に親しみを感じました。 ・Casino Cosmopol Stockholm 一つ前に乗ったギャラクシーの口コミのストックホルムの欄に詳しく書きましたが、バルティック・プリンセスを降りた後もカジノに寄りました。前回作成した会員証を提示することで、2回目は入場料は取られずに入場出来ました。(通常は60スウェーデンクローナの入場料がかかります。) なお、多数の博物館等観光施設に無料で入れる、観光に便利なストックホルム・パスというのがありますが、このカジノの入場料も無料対象です。パスを購入しているなら、ストックホルム中央駅に近い街中にあるカジノですから、観光ついでに気軽に寄ってみると良いでしょう。(一部のカジノ情報サイトに、ドレスコードがあるとか書かれてますが、実際はTシャツのお客も普通におり、服装を気にする必要は無かったです。)

観光:自分で移動手段:バス・電車・タクシーなど移動時間:30分未満移動費用:500~1,000円

予約・手配(事業者)について

4.0

日本語対応の船会社ホームページから予約しました。 https://www.tallinksilja.com/ja/japanese 前日乗船したギャラクシーとの同時予約で、往復クルーズ割引きで安く予約できました。 朝トゥルクに到着し、同日夜トゥルクを出発する日程で往復クルーズを選択すると、自動的に割引き価格が表示されます。半額近くになるので、片道料金に少しプラスした程度の金額で、往復できました。 また、タリンク・シリヤ・ラインのCLUB ONE会員になっていたので、この会員割引もききました。 4人部屋を相部屋するという選択肢なら、最も安いシェアキャビンというのもありましたが、シェアキャビンには往復クルーズ割引きが無く、通常の単独利用のキャビンでの往復クルーズ割引き時との差額が数十ユーロしかありませんでした。他人と相部屋は何かと厄介ですから、普通に単独利用のキャビンにして良かったと思います。 なお、後から気付いたことですが、日本語と英語のページを比較すると、日本語のページの表現だけでは誤解していたような点もありました。また、ブラウザにFirefoxを使用していたのですが、Internet Explorerで表示したら初めて見えた説明もありました。ある程度は仕方ないことなのでしょうが、ブラウザや表示言語は、注意した方が良いです。

予約・手配の方法:船会社への直接予約

おすすめの方

フィンランドからスウェーデンへ渡る旅程なら、この航程か、ヘルシンキから乗船する航程かのどちらかになるでしょう。トゥルクはムーミンランドのあるナーンタリに近いので、ムーミンランドに行った後にストックホルムへ渡りたいなら、最適な選択肢だと思います。ムーミン公式クルーズですから、船内でムーミンに会えるかもしれませんし、ムーミングッズが免税価格で買えるのも魅力です。 また、カーフェリーでもあるので、車やバイク、自転車で旅する人には丁度良いです。(自転車を載せる追加料金は10ユーロ。)

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