4 nights / 5 days, one-way from Naha (Okinawa Island, Japan) to Shanghai
MSCクルーズ · MSCベリッシマ

4 nights / 5 days, one-way from Naha (Okinawa Island, Japan) to Shanghai

mr. ranpou さんの23回目の乗船記

mr. ranpou
mr. ranpou

2024年12月25日 投稿

1050

出航日

2025年1月12日

日程

5日間

同行者

家族

客室

内側

3.4

総合評価

食事

1.0

サービス

3.0

客室

3.0

船内施設

3.0

航程と寄港地

この航程マップはイメージです。実際の航路や寄港順は変更となる場合があります。

寄港地リスト

  1. 1

    那覇(沖縄)

    Naha (Okinawa Island, Japan)

  2. 2

    那覇(沖縄)

    Naha (Okinawa Island, Japan)

  3. 3

    宮古島

    Miyakojima Island

  4. 4

    上海

    Shanghai

1

寄港地

日本

2

寄港地

日本

3

寄港地

日本

5

寄港地

中国

乗船記

このクルーズを選んだ理由

クルーズ料金をウォッチする趣味で、何カ月もずっと前から、海外では激安になっていて気になっていた。当時は日本人が中国旅行にビザが必要だったからかと思っていたが、ビザ無し渡航が解禁されても安いまま。日本の代理店すら、内側をビザ無し解禁後に3分の1に値下げするのを見て、こりゃ空いてるなと。今までベリッシマに乗って良い思いは無いですが、乗客が少なければ多少はマシな接客を受けられるのではないか...という期待が。丁度1年前、ベリッシマ乗船前に転倒して背骨を圧迫骨折した88歳の母にとっても、リベンジになるなと。怪我の影響で不自由になった歩行機能についても、リハビリツーリズムに丁度良い。上海に母は行ったことが無いし...等々で選びました。

食事

1.0

●Marketplace Buffet 朝食時のみ、ドリンクサーバーでジュースが飲めますが、その種類が以前の乗船時より減っていました。例えば以前なら、一つのサーバにオレンジ、パイナップル、グレープフルーツ、フルーツポンチと4種類のジュースがあったところが、同じフルーツポンチが複数あって種類が2・3種類になっていたり。ティーバックも、種類が減ったように感じました。まあ、そんな細かいことをと思うでしょうが、これが一事が万事な訳です。夜食の提供も非常に乏しかった。夜、パソコンを持ってビュッフェに行って操作しながら少し食べたいのに、残念な食事しかできませんでした。 ●Lighthouse(メインダイニング) 固くて食べるのが大変な肉とか、味付けが悪いロブスターとか、かなり残念な食事でした。まあ、それはある程度想定内でしたが、以前と比べて明らかにサービスのクオリティが下がったと実感しました。パン用のバターも、もらえたのは最後の夜だけ。 私は、ボトルウォーターと、コーヒーかティーが、ランチとディナーに無料で含まれるパッケージでした(US経由で予約すると、このパッケージになるようです)が、スタッフがこのことをよく理解していなかった。ディナーの際、ボトルウォーターが欲しい(食後、残りはボトルをキャビンに持ち帰って紅茶等で使いたい)のに、無関係な他のお客のテーブルのボトルからグラスに水を注がれました。以前は、この逆をやられましたが、よく他のテーブルのお客が怒らないなと思いましたし、私はボトルがもらえなかったことに落胆。更に、食後にコーヒーを頼んだら、まるで麦茶のような、味の薄過ぎる不味いコーヒーが出てきたのは酷かった。しかも、コーヒーに砂糖とミルクが欲しいと言ったところ、ミルクは有料だと言われて吃驚。そんな馬鹿なと思いつつ、文句言うのも面倒になり諦めて砂糖だけに。あれは、コーヒーというより砂糖を溶かした麦茶でした。翌日からは、コーヒーは注文しませんでした。以前に乗船した時は、コーヒーにミルクは無料でもらえたと思うし、それが常識だと思うのですが、今回のベリッシマのメインダイニングには通じませんでした。

サービス

3.0

●乗船前  乗船日は那覇に停泊するとのことで、乗船は遅い時間でも大丈夫かと思っていました。何故か、指定された乗船時刻より早いのはアレだけど、遅い分には問題無いと思い込んでました。数日前から那覇に滞在し、観光していたので、乗船前にレンタカーを返却する必要があったのですが、19時にはチェックインを終了するということを知らなかったので、危うく乗船できなくなるところでした。まあ、いくら停泊していても、チェックインは早く終了するということは想像出来ることなので、これは完全に私が悪いのですが...もっと分かりやすく告知してほしかった。  まずレンタカーで那覇第二クルーズバースへ行き、荷物をチェックインさせ、母を待合室に残し、那覇空港の向こうにあるレンタカー屋に車を返しに行きました。18時過ぎに返却し、レンタカー屋の送迎で空港まで送ってもらっている途中、18:30頃母から電話が。スタッフから、19時にはチェックインを締め切るので、それまでに来れなかったら乗船出来ないと言われたとの連絡。慌てて、空港へ向かう送迎途中のバンを途中下車し、タクシーを拾えたのが18:45頃。事情を説明し、タクシーの運転手が「やってみる」と言ってくれ、いけないスピード(苦笑)と思われる速さで他の車をどんどん追い越し、空港周辺から那覇第二クルーズバースまで10分足らずで運んでくれました。2500円でしたが、3000円でお釣りはお礼ですと言って、チェックインに走り、滑り込みました。  そうしてチェックイン手続きに入ると、その場で中国の入国書類への記入を求められたのは驚きした。中国の入国書類は、過去2年間に渡航した国や地域を全て申告する必要があり、様々な国を旅している私には記載事項が面倒で、まさかこんな場所で立ったまま書かされるとも思っていなかったので、非常に手間取りました。入国書類は、乗船後にキャビンに届くものと思っていたのです。  私は、下船後も中国に留まり、一週間は観光する予定もあったので、滞在先等も詳しく記載する必要があったのですが、途中でスタッフに記載事項を質問したところ、入国書類を正確に書く必要は無いと、適当に書いて大丈夫だ等とアドバイスされたのは本当に驚きました。過去2年の渡航先も、「他の人はJAPANとしか書いてない」とか、中国での滞在先も「SHANGHAI」とだけ書けば良いとか、無責任なアドバイスでした。これは、たまたま当たったスタッフがいい加減だったのではなく、質問相手は書き方が分からず、詳しいらしいスタッフに聞いてもらってのこのアドバイスでした。パスポートのスタンプを見られたら一発でばれる嘘を書けなんて、クルーズ客のチェックはそれだけいい加減ということかもしれませんが、もし中国で問題になってもこのスタッフが責任を取ってくれるわけも無く、怖いと思い、時間をかけて極力正確に記入しました。このため、全く行列等には並ばなかったにも関わらず、チェックイン開始から乗船まで、立ったまま40分は要しました。適切な記入例等も無しに、適当なアドバイスをして入国書類をあんな場所で書かせるのは、かなり良くないと思いました。 ●カジノ  今まで、スプレンディダ、ベリッシマと何度も乗船し、カジノの無料招待で乗船したこともありましたが、カジノでは嫌な思いをさせられることが多かった。それが今回、カジノの対応が大きく改善していたので驚きました。私はブラックジャックが好きなのですが、一昨年12月にベリッシマに乗船した時は、クローズしているブラックジャックテーブルをいつオープンするのかで、カジノのスタッフと大変揉めました。(詳しくは以前のレビューをご参照ください。)  しかし今回、クローズしているブラックジャックテーブルで、プレイできるかと質問すると、即座にオープンしてプレイさせてくれたのです。以前は、「ディーラーが他のテーブルで出払っているからオープン出来ない」と何度も断られていたので、今回も諦め気味に質問したのですが、即座にオープンすることに驚きました。休憩中のディーラーを呼ぶのではなく、複数いるフロアパーソン(複数のテーブルのゲーム進行をチェックし、ディーラーのミスを指摘したりする少し偉い人)の一人がジャケットを脱いでディーラーとしてテーブルに立つことで、クローズしていたブラックジャックテーブルを即座にオープンさせるという対応で、非常に素晴らしかった。過去に私は、下船後のアンケートでMSCのカジノの様々な問題点を指摘してきたのですが、改善につながったのなら、苦言を呈した甲斐があったと感じました。  気持ちよく遊べたので、ディーラーへのチップも気持ちよく渡せました。いつも通り、チップをそのまま渡すのではなく、ゲームの掛け金として、一緒にゲームに勝ったらディーラーに倍額のチップが渡せるという方法で、一人につき最高50ドル渡せました。ベリッシマでディーラーにチップを渡すのは珍しいようで、吃驚されましたが、喜んでくれたので良かったです。  ただ、そもそもブラックジャックのテーブルが減らされ、一卓しかなかったのは残念でした。ミニマム25ドルのブラックジャックテーブルが一つあるだけ。以前と異なり、今回はテーブルの選択肢が無かった。  それから、最後の夜、24時より前にカジノの全テーブルをクローズしてしまったのは、とても落胆しました。デイリープログラムに、カジノの終了時間は記載されていなかったので、お客がいればもっと遅い時間までオープンしていると思っていたのです。最後の夜に大勝負しようとカジノに行ったら、ブラックジャックは15分前にクローズしたと。ではドリーム21で良いからと言ったら、あと10分で閉めると言われてしまいました。  デイリープログラム等で営業終了時刻を記載すべきなのですが、 しかしこれで思い出したのが、MSCのカジノが時間にいい加減というのは、今回が初めてではないということ。スプレンディダの頃は、まだ日本の領海を出ていないのに、デイリープログラムに書いてある時間より早く違法にカジノをオープンさせていた場面に遭遇し、唖然としたこともありました。オープンにしてもクローズにしても、カジノの営業時間をデイリープログラムである程度アナウンスするのは、クルーズ船のサービスとして最低限の守るべきポイントだと思うのですが、ここでは違うのです。  お客が少なければ早くクローズするというのは理解できますが、今回はそうではなかった。カジノのスタッフにとっては毎日の繰り返しでしょうが、乗客にとっては貴重な体験の最後の夜であり、期待を裏切られるのは悲しかったです。  尚、カジノで貯まるドリームポイントは、今回2000ポイントでした。最終日にもっと遊べていればと思いますが、短期クルーズで、実質3・4時間しか遊べなかった。1000ポイント貯まった日に、翌日には1500ポイントに達するだろうからと、予め電話番号やメールアドレス等の書類の記載事項を確認されていたのですが、カジノがクローズするタイミングで2000ポイントの交換となりました。次回クルーズ10%割引の「MSC船内特典プログラム」の書類をもらい、その時ちゃんと確認しなかったのですが、過去の自分のベリッシマのレビューを見返して気付きましたが、10%割引は1500ポイントの特典のはずで、書類を間違えられた可能性があります。1500ポイントに達する前提で予め書類が準備されていたようなので、2000ポイントなのに、その1500ポイントの書類をそのまま渡されたかもしれないと思っています。まあ、そういうところも、MSCらしいですが(苦笑) ●クレジットカードの登録解除  カジノでの支払い等でクルーズカードでの請求が1000ドルに達した時、支払いに登録していたクレジットカードが勝手に解除され、再登録が必要となった事がありました。カジノでプレイするのにクルーズカードを提示して数百ドル要求したら、クレジットカードの状況に問題があるようだから、レセプションに行くようにと言われたのです。レセプションでは、1000ドルになったので解除されたけれどもう一度同じクレジットカードを再登録するだけとの説明で、その場で再登録されたました。何故1000ドル程度でクレジットカードの登録が解除されるのか理由が分かりませんでしたが、非常に時間を無駄にしました。  スプレンディダの頃は、2000ドルを超えたら一度クレジットカードの決済をするという話はあったと思いますが、ベリッシマではそもそも、カジノでチップを購入した時点で、その都度都度、クレジットカード会社に請求が上がっていました。つまり、最後に船内の支払いをまとめて請求されるわけではない。カジノで1000ドル使おうが、クレジットカード会社が止めてもいないのに、何故ベリッシマでのクレジットカード登録が解除されクルーズカードでの支払いを出来なくする必要があるのか、意味が分かりませんでした。  少なくとも、そんなルールだと言うなら、高額を扱う乗客を相手にするカジノのスタッフは知っているべきだし、お客にも分かりやすい方法で予め教えて欲しいところ。知らされていれば、カジノとレセプションの無駄な往復をすることなく、予め1000ドル超えたところで自分で登録端末でクレジットカードを再登録しておけば済む話でしょう。そういうところがまた、MSCのダメなところなわけです。

客室

3.0

一番安い内側客室の収納が足りないであろうことは分かっていたので、磁石のフック等大量に持参し、色々とつるしました。相変わらず使い辛いゴミ箱。アメニティが殆ど無いのも知ってましたが、ティッシュも無いので、ボックスティッシュ持参。トイレの便座が冷たいとのことで、母が那覇の100円ショップで便座シートを購入し使用。まあ、スーツケースを広げるスペースは十分にあり、今回はそれで十分でした。二人で諸税込み300ドルでお釣りが来るクルーズの客室に、文句などありません。

船内施設

3.0

●アウレアSPAのバーバー  男性のシャンプー&ヘアカット29ドルに、ヴォヤジャーズクラブの10%割引、サービス料15%で、30.01ドルでした。乗船前にWebから予約を入れたかったのですが、Webでは「Shampoo & Haircut and a Shaving & Beard Ritual」のみが予約可能で、40%割引で40ドルでした。シャンプーとヘアカットのみのWeb予約は出来なかったのです。髪が伸びきっていたので、乗船初日最後の20:15の枠で、速攻でMSC for meから予約して行きました。直前の予約だったので、スタッフが予約を把握しておらず、少し待たされました。一昨年のクリスマスクルーズの際に同じベリッシマのバーバーでカットした際の写真をスマホで見せ、これと同じにとお願いしました。  クイーンエリザベスで髪を切って以来7カ月以上伸びてたので、カット後は見た目が大きく変わり、乗下船時の本人確認の写真との比較で同一人物に見えないと言われてしまい、レセプションで写真を取り直してクルーズカードの再発行となりました。 ●ロンドンシアター(無料)  ミスターペンギン以外は良かった。基本的に、歌とダンスのプロダクションショーのレベルは高いと思います。 ●カルーセルラウンジ(有料)  スイートとミュートの2作品は、自分は見たことがありましたが、同行の母は前回骨折した関係でミュートしか見ていなかったので、今回はスイートを見ました。ただ、前回乗船時は、乗船前からWebで割引価格の12ドルでチケット購入が出来ていたのが、今回はそれが無かった。乗船後正規料金の18ドルで購入するしかなく、しかも15%のサービス料が加わり、20.7ドル払う必要があったのは残念でした。Webからの乗船前の割引価格が無くなった理由を知りたいものです。

寄港地での体験

那覇(沖縄)

日本

5.0

那覇第二クルーズバースは、那覇空港から遠いので嫌なのですが、MSCは昨年からここなので仕方ないですね。でも、第二クルーズバースから沖縄県立博物館・美術館や、県庁前のデパートリウボウ前まで無料循環バスがあったのは良かったです。そこから、DiDiでタクシーを使い、首里城等を観光しました。  なお首里城公園では、1時間かけて首里城の復興状況を詳しく解説してくれる1000円のツアーがあるので、これが絶対にオススメです。1日3回、各回定員10名の予約制なので、早めに予約した方が良いです。 https://oki-park.jp/sp/shurijo/events/detail/8749

観光:自分で移動手段:バス・電車・タクシーなど移動時間:30〜60分移動費用:500~1,000円

宮古島

日本

4.0

以前来た時はタグボートでの上陸だったので、平良港国際クルーズ船専用バースが完成していたことを知らず、直接船が接岸出来たことにまず驚きました(笑)以前は、入管施設のある別の建物に車で移動し、事務室みたいなところでスタンプ押してもらっていたので、平良港は面倒と思っていたのですが、今回で考えを改めました。  クルーズ港に送迎があるレンタカー屋を予約していたので、クルーズターミナルからもスムーズにピックアップされ、レンタカーでの島内観光を楽しめました。予約したレンタカー屋には、クルーズ船用プランというのがあって、一日借りて4000円でした。

観光:自分で移動手段:その他

上海

中国

5.0

下船後、上海の呉淞口国際クルーズ港では、地下鉄3号線の宝楊路駅等への無料のシャトルバスが運行していました。しかし、これに乗るには、クルーズターミナルに掲示されていたポスターのQRコードをWeChatでスキャンし、中国語の画面で乗車の予約をしなければなりませんでした。その説明のポスターにしても、中国語でしか書いてなかった。そして、こういう重要なことが、乗船中に知らされていなかった。  私は、行きたい駅名をスマホで表示し、クルーズターミナルの警備の女性に見せたら、ポスターのQRコードをスキャンして登録すれば無料シャトルバスで行けるということを非常に丁寧に教えてくれたので助かったのですが、クルーズターミナルで日本語で話しかけてくる人は無料シャトルバスの存在を隠し、高額な移動手段の勧誘ばかりで、日本人はカモな感じでした。MSCは、下船後のことを情報提供をすべきだと思いました。  このバスに限らず、今中国の多くの施設は、WeChat等を用いて事前予約が必要なところが多いのですが、上海での下船時間が読めなかったので、下船日はどこも予約していませんでした。しかし、そういう場合でもオススメできる観光スポットは、予約不要の上海博物館東館です。上海博物館というと、以前は人民広場のところだけでしたが、今は東館と二カ所あるのです。人民広場側は今も、入場時間指定のある予約制で、時間が読めないと難しいのですが、新しい東館は予約不要。しかも、下船日に東館、翌日に人民広場側へと両方行きましたが、人民広場側から東館に多くの展示が移されていて、現在は東館の方が展示が充実しているし、空いているのです。人民広場の上海博物館は、空いたスペースでエジプト展とか外国の特別展示を行っていて、外国人観光客的には上海で何で中国以外の国の展示を見るのか意味不明な状況でした。そういう意味でも、どちらか行くなら上海博物館東館の方が良いです。  それから、コロナ前と今では、中国観光のハードルが格段に上がっており、スマホにAiPayやWeChatの事前準備が必須ということを、強く念押ししたいです。私は今回、北京にも移動して万里の長城や紫禁城等色々と観光しましたが、現金を使うことは一度もありませんでした。クレジットカードが使えない場面も多かった。つまり、AliPayやWeChatPayが使えないと、どうにもならない場面というのが多い。北京の地下鉄は、クレジットカードのタッチ決済に最近対応したのですが、上海の地下鉄は未対応。バスはどちらも未対応。しかし、アプリのQRコード決済は対応している。アプリで支払いできるようにさえしておけば、全ての問題は解決します。 「SHANGHAI PASS」という旅行者向けのICカードが昨年登場し、チャージしてSUICAのように使えるので旅行者にオススメというネット情報もありますが、これは空港や一部の地下鉄駅等で入手できるとされていて、クルーズ港は入手場所リストに入っていませんでした。  また、レストランに入り注文を伝えようとしたら、テーブルのQRコードをWeChatでスキャンして注文しろと言われました。店内なのに、アプリで注文しなければならないのが普通なのです。デパートのようなところの大きなレストランでは、WeChatで何故か注文画面に進めず、店員が代わりに自分のスマホで注文してあげるから、自分にアプリで送金してと言われました。送金は、AliPayで行いました。こういう場面で、「SHANGHAI PASS」があっても意味が無いわけです。電車は乗れても、結局AliPayやWeChatが使えないと、自由に食事もできない。観光スポットの予約や飲食の注文含めて観光全体を満喫するには、これらアプリは必須という訳です。一つ残念なのは、一度の支払いが200元を超えると、3%の手数料を取られますのでご注意を。  アプリへのクレジットカード登録や、パスポート写真のアップロードによる認証等、渡航前に準備、設定しておくべきポイントがあり、時間もかかりますので、渡航予定のある方は今からダウンロードしておいた方が良いです。(ちなみに、中国の電話番号だか銀行口座だかが無いと、中国国外では支払い機能が使えません。なので、アプリ上で予約と同時に支払いが必要な施設等は、日本から予約出来ません。そういう施設の場合、普通にWebブラウザでアクセスできるサイトからクレジットカード決済で予約できるルートがあるか、無ければTrip.comで入場券が正規料金で買えたりします。)

観光:自分で移動手段:バス・電車・タクシーなど

予約・手配(事業者)について

4.0

USの公式サイトからの予約で、特に可もなく不可もなく。予約後、乗船前から船内の各種サービスの割引購入が出来たり、MSC for meで色々出来ます。日本の代理店経由で予約した人みたいに、Webチェックインもせずに直前までチケットが届かないとか、ハラハラさせられることはありません。しかし、必要最低限という感じなので、クルーズ慣れてない人には難しいでしょう。

予約・手配の方法:船会社への直接予約

おすすめの方

片道クルーズを安い移動手段として考え、サービスに期待せず、自分で問題解決できる人向け。

フォトギャラリー

10枚の写真

コメント

まだコメントは投稿されていません。

コメントを投稿する

コメントの投稿にはログインが必要です。