このクルーズを選んだ理由
一度、キュナードの船に乗ってみたかった。サウザンプトン近くに住むイギリス人の友人と再会できる。

mr. seaday さんの14回目の乗船記
2019年10月5日 投稿
2014年4月28日
12日間
夫婦・カップル
バルコニー
総合評価
食事
サービス
客室
船内施設
この航程マップはイメージです。実際の航路や寄港順は変更となる場合があります。
サウサンプトン
Southampton (England)
フンシャル(マデイラ諸島)
Funchal (Madeira Island, Portugal)
ラス・パルマス・デ・グラン・カナリア(カナリア諸島)
Las Palmas (Gran Canaria, Canary Islands)
サンタ・クルス・デ・テネリフェ(テネリフェ島 / カナリア諸島)
Santa Cruz de Tenerife (Canary Islands)
リスボン
Lisbon
サウサンプトン
Southampton (England)
寄港地
イギリス
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寄港地
ポルトガル
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寄港地
スペイン
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寄港地
スペイン
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一度、キュナードの船に乗ってみたかった。サウザンプトン近くに住むイギリス人の友人と再会できる。
〇ブリタニアレストラン:よく考えれば英国の伝統を受け継ぐ船であるのに、豪華船というキャッチフレーズで期待が高かったせいか、今まで乗った船の中で一番不味く感じた。ほとんどの料理の味がぼやけていて、ワーカーがかけてくれる黒コショウの味でごまかして食べた。しかし驚くことに乗客の90%近くを占める周囲の英国人は皆美味しそうに食べている。最初、長旅の疲れや時差でこちらの味覚がおかしくなったのかと不安になったが、別の日本人カップルがわざわざ「本当に不味いですね」とこちらのテーブルまで確認しに来るほど不味かった。〇リドもメニューの変化が少なく、パンも不味かった。 英国は階級社会なので、スイートのグリルクラスとの差をつけるためにわざとブリタニアレストランを不味くしているのか等色々と考えさせられた。ただ、これがキュナードの料理のベンチマークとなったため、翌年乗船予定のクイーンエリザベスに対しても大きな不安を抱えることとなった。(結果は杞憂に終わったが。) 〇ゴールデンライオンのフィッシュ&チップスとカレーはエールビールとの相性も良く美味しかった。さすが本場の味。 〇クイーンズルームで室内楽を聴きながらのハイティーは良かった。スコーンにジャムとクリームを塗り、アールグレーの紅茶でいただいた。
ワーカーは良く働いてくれた。
船室はパブリックスペースに比べて明るいトーンの内装でシンプルな印象。それだけパブリックの内装が素晴らしいということだと感じた。
初めて体験するクイーンズルームは素晴らしかった。乗船した時は既に幾組かのカップルのダンスの花が咲いていた。 ショーのレベルも高く、中でもリバーダンスのショーは秀逸であった。ゴールデンライオンでのデキシーランドジャズも乗客を楽しませてくれた。
イギリス
サウザンプトンから少し離れたプール在住のイギリス人の友人宅にクルーズ前に2泊前泊と後に2泊。プールは穏やかな美しい海岸が続く。多くの地元の人々が水遊びや散歩を楽しんでいた。
ポルトガル
ポルドガル。サッカー、クリスティアーノ・ロナウドの出身地。ちょうどフラワーフェスティバルが開催中で、通りには、たくさんの花飾りや花の絨毯で街全体に花が溢れていた。花で着飾った少女や美女が、カメラを向けると笑顔でポーズをとってくれた。地元のお祭りだが、観光客を歓迎するおもてなしの姿勢を感じた。いつもどおり地元の市場も散策。魚市場には大きなマグロが水揚げされていた。
スペイン
スペイン。このあたりの一番大きな街だけあり、メインストリートにはデパートや大きな建物が続く。ちょうどオートバイのパレードが行われており、排気ガスとともにエンジン音をひびかせたくさんのオートバイが街中をパレードしていた。メインストリートから少し入ったところにある美しいビーチは、かなり長く遠くまで続いている。トップレスの女性達が日光浴。写真を撮ってくれた親切なおじさんは、先祖はアフリカからこの島に来た。昔多くの人がカリブ諸島やアメリカ大陸に連れていかれたと話してくれた。
スペイン
スペイン。日曜日だったが、母の日のためシエスタは無く多くの店が開いていた。因みにスペインでは第一日曜日が母の日。フリーマーケットや店が立ち並び、地元の人や観光客でごったがえしていた。5月にしては日差しが強かった。
ポルトガル
〇街中を散策。坂道が多く高台に登ると街が一望できる。名物の路面電車も街中で映える。 〇なんと驚いたことにリスボン港には、クイーンメリー2、クイーンエリザベスが先着。彼女たちはそれぞれワールドクルーズの帰途。夕刻、スリークイーンズはメリー2、エリザベス、ビクトリアの順に一斉にリスボンを出港し、3日目の早朝、同時にサウザンプトンに入港。出港時、空には報道のヘリコプターが複数旋回し、多くの人が見送ってくれた。太西洋に出てからはフラッグシップのメリー2を挟んで両側にエリザベスとビクトリアが並走。それぞれの船では、「ゴッドセイブザクイーン」や「威風堂々」の音楽が流れ、互いの船の乗客が配られたユニオンジャクの小旗を振る光景も見られた。ビクトリアは急病人が発生したため途中フランスの港に立ち寄ったが、無事サウザンプトンに到着。ただ3隻が同時に到着したため港が混雑したのは言うまでもない。新聞やテレビでもニュースが流された。当然他の乗客は知っていたのだろうが、私達は何も知らなかったので嬉しいハプニングであった。
料理も含め一度はキュナードを体験したいと思っておられる方。
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