このクルーズを選んだ理由
2年前乗船したアムステルダムに再度乗りたかった。パナマ運河を通ってみたかった。フロリダ在住の友人と再会できる。

mr. seaday さんの10回目の乗船記
2019年10月30日 投稿
2010年12月22日
15日間
夫婦・カップル
海側
総合評価
食事
サービス
客室
船内施設
この航程マップはイメージです。実際の航路や寄港順は変更となる場合があります。
ロサンゼルス(サンペドロ / ロングビーチ)
Los Angeles (San Pedro / Long Beach)
サンルーカス岬
Cabo San Lucas (Baja California Mexico)
アカプルコ・リビエラ
Acapulco (Mexico Riviera)
プエルト・ケツァル
Puerto Quetzal
プンタレナス(プエルト・カルデラ)
Puntarenas (Puerto Caldera, Costa Rica)
パナマ運河
Panama Canal
カルタヘナ
Cartagena (Colombia)
フォートローダーデール(フロリダ州)
Fort Lauderdale (Everglades, Florida)
寄港地
アメリカ
—
寄港地
メキシコ
—
寄港地
メキシコ
—
寄港地
グアテマラ
—
2年前乗船したアムステルダムに再度乗りたかった。パナマ運河を通ってみたかった。フロリダ在住の友人と再会できる。
ホリデークルーズと冠がついた、船上でクリスマスと新年を迎えるクルーズで、料金も少し高かったがそれに見合うだけの料理が提供された。クリスマスや大晦日の料理は特に豪華であった。
ワーカーの多くがインドネシア人のため、船内は、全体にゆったりゆっくりとした空気が漂っていた。ダイニング、部屋付きのワーカーはしっかりサービスしてくれた。
オーシャンビュー。プレミアムクラス他社の船より広く、バスタブもついていた。木目を生かした内装は落ち着く。ベッドの上には毎晩違ったタオルアニマルが主人の帰りを待っており、楽しませてくれた。時代の経過とともに船会社やクラスによりこのサービスもなくなっているので懐かしい思い出でとなった。
〇ホランドは、通常乗客の平均年齢が高く船内は比較的静かである。今回はホリデークルーズで中年現役層、家族連れや若者も多く、アメリカ人の比率が高いこともあり、多くの乗客が夜遅くまでお酒を飲み、しゃべり夜更かししていた。特にクリスマスと大晦日新年を迎えるパーティーは大盛り上がり。私も、酔っぱらった米国熟女軍団に、ネクタイをとられ頬にキスの洗礼。気がつけば午前2時。彼らは本当にエネルギッシュ&フレンドリー。その時一緒に盛り上がった2組のカップルとは今も親交が続いている。 〇明かりを少し落としたラウンジで室内楽の演奏を聴くと、しみじみホランドに乗って良かったと感じる。傍のワゴンには、自由につまめるチョコレートやナッツが置いてある。大人の時間を楽しむための演出が素晴らしい。ホランドの魅力。 〇プロのショーはいいものもあったが、少し残念なレベルのものもあった。ある晩は、インドネシア人ワーカ達の本格的なケチャックダンス等の民族舞踏ショーがあった。これはこれで面白かった。
アメリカ
空港からタクシーでロングビーチ港へ直行。埠頭の隣にはホテルとなったクイーンメリーが係留されている。悪天候のため船の到着が遅れ、午後5時の出港が午後11時になった。
メキシコ
LA出港の遅れを取り戻すべく、悪天候の中船は全速力で航行。そのため妻が船酔いでダウン。予定より4時間遅れで午後3時カボサンルーカスへ到着。到着が遅れたお詫びにプールサイドでマルガリータのサービスがあった。ここは過去2回訪れているのでテンダーで上陸せず。クリスマスイブの夜、劇場では数十人のワーカー合唱団が讃美歌を歌ってくれた。ディナーのステーキが美味しかった。
メキシコ
遅れを取り戻しここからは予定通り。朝8時接岸。港にはコーラルプリンセスが先着。午前中は地元のお土産屋さんとスーパーへ。午後は旧市街を散策。ビーチも街も暑かった。
グアテマラ
朝8時接岸。波の静かな入り江に吹く風が心地いい。桟橋前のお土産屋さんが集まったエリアを散策。公園のように綺麗に整備されている。広場では民族衣装の親子3人組がマヤ音楽の生演奏をやっていた。お土産にCDを購入。グアテマラは翡翠で有名。買おうか迷ったがそれなりに値段がするので結局買わず。日本に帰って値段を見て、買っておけば良かったと後悔。
コスタリカ
午前8時接岸。何もない貨物船用ターミナル。運動がてらビーチがあると思しきあたりまで歩く。灼熱の太陽の下、港へ出入りする大型トラックの巻き上げる土埃の中、片道40分、往復歩いた。着いた海岸も残念ながらそんなにきれいではなかった。残念。 港に帰ってくると、子供たちで満員のバスが数台到着する場面に遭遇。船会社が社会貢献活動として、地元の孤児院の子供たちをアムステルダム号のランチに招待していた。 港を出港した翌日は終日航海のシーデー。コスタリカのドルセ湾の海岸近くをゆっくり航海する。船内では「岸にクロコダイルが見えます」と突然のアナウンス。コスタリカは野生動物の宝庫。
パナマ
今回のクルーズのハイライト。新年1月1日朝5時太平洋から全長80kmのパナマ運河へ入る。前方にパンアメリカンハイウェーの走るセンテニアル橋が見える。運河通過を見ようと船前方のラウンジ、クローズネストは超満員。最初のミラフローレンス閘門2つ目のペドロミゲル閘門を超えてガツン湖へ。閘門では川崎重工製の電気牽引車が船を引っ張っていた。ガツン湖から最後のガツン閘門を通りパナマ運河を通過しカリブ海に出たのは夜7時であった。
コロンビア
船で友達になったアメリカ人夫妻とタクシーをチャーターし世界遺産の要塞や地元市場などを観光。暑い中、休憩で立ち寄った地元食堂で飲んだコロナビールは旨かった。
アメリカ
フォートローダーデール在住のアメリカ人の友人夫妻が車で街を案内してくれ、所属するゴルフクラブのクラブハウスでランチ。その後自宅に向かい一泊させてもらった。翌朝のフライトでアトランタを経由し日本へ帰国。フロリダは遠い。
パナマ運河クルージングとホランドの中型船アムステルダム号を体験したい方。ほぼ一日おきにあるシーデーを楽しみたい方。フレンドリーなアメリカ人の多いホリデークルーズを楽しみたい方。
私もホーランドアメリカが好きなので、楽しく拝見させていただきました。
ありがとうございます。私は特に6万トン級Rクラスのアムステルダム号が好きです。年齢層の高い乗客達が、落ち着いてロングクルーズ楽しんでいる様子は古き良き時代の船旅を想像させてくれます。コストパフォーマンスの良い船会社だと思います。
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