このクルーズを選んだ理由
コロナも落ち着いてしばらく経ち、クルーズへの思いは絶ち難く、それでもいろいろな事情によりじっくりと検討する余裕のない中、妻が見つけてくれたオーストラリア東海岸のクルーズ。 当地南半球では盛夏のいい時期であり、しかも船はセレブリティエッジという新型船で、新しい試みがあるらしい。当方としては一も二もなく予約した。 このセレブリティー・エッジという船、マジックカーペットという、左舷に張り出した昇降テラスがウリで、普段は上層階の見晴らしのいいテラス席、テンダー時にはそれ自身が海面まで降りてテンダーへの乗下船口となる。とかく混雑しがちなテンダー乗降を少しでも効率よくするための工夫として、一定の効果は上げているように思えた。 もう一つの新機構がインフィニティベランダというもので、従来のベランダ客室の外側部分に天井から床までの窓を設置し、実質的にベランダ部分も室内的に利用できるというもの。この窓部分は上半分が開けられ、これを開けると普通のベランダのようになる(詳細は後述)。 今回、新しいインフィニティベランダの部屋を予約したのだが、部屋のアップグレード募集があった(入札制)。ダメ元で安めのビッドを入れたら、それが通って、アクアクラスのインフィニティベランダに変更できた。生きているといいこともある。

