このクルーズを選んだ理由
世界のクルーズ海域をコツコツと分割し乗船してきて、一筆書きで世界一周を達成するのが長年の夢でした。残るはインド洋とスエズ運河と地中海を横断すれば世界一周を達成です。 2020年3月にコスタ・フォーチュナ号のインド洋、スエズ運河クルーズに乗船予定でしたが、コロナ禍でキャンセルとなり、2年以上待ちに待った結果、クイーンエリザベス号のバルセロナからシンガポールのクルーズを見つけ、満を持して乗船する事にしました。

mr. shibata さんの32回目の乗船記

2022年9月5日 投稿
2022年10月10日
21日間
一人旅
海側
総合評価
食事
サービス
客室
船内施設
この航程マップはイメージです。実際の航路や寄港順は変更となる場合があります。
バルセロナ
Barcelona
イラクリオン(クレタ島)
Heraklion (Crete, Greece)
スエズ運河
Suez Canal
ルクソール
Luxor
サラーラ
Salalah
コロンボ
Colombo
シンガポール
Singapore
寄港地
スペイン
—
寄港地
ギリシャ
—
寄港地
エジプト
—
寄港地
エジプト
—
世界のクルーズ海域をコツコツと分割し乗船してきて、一筆書きで世界一周を達成するのが長年の夢でした。残るはインド洋とスエズ運河と地中海を横断すれば世界一周を達成です。 2020年3月にコスタ・フォーチュナ号のインド洋、スエズ運河クルーズに乗船予定でしたが、コロナ禍でキャンセルとなり、2年以上待ちに待った結果、クイーンエリザベス号のバルセロナからシンガポールのクルーズを見つけ、満を持して乗船する事にしました。
料理の量は日本人には適量で、色合いや盛り付けにセンスの良さを感じた。 ウエイターが殆どすべての料理にペッパー振りかけを勧めるのはキュナードの文化とか。 航跡が良く見える船尾の席を希望し、指定席でウエイターとも親しくなり快適に過ごせた。
日本、ドイツ、フランスの乗船客に対しては専用ホスピタリデスクがあり、各種の相談に応じてもらえる。 日本人乗船客1名に対し、日本人スタッフは3名(男性1名、女性2名)が乗船しており、困った時には親切に対応してもらえて大満足。 これから東進し時刻変更が度々実施されるというのに腕時計が突然とまってしまい困っていた時に、日本人男性スタッフが自分の腕時計を貸してくれてとても助かった。 またインターネット接続が上手くいかない時には日本人女性スタッフが何度も丁寧に補助してくれた。 部屋やレストランのスタッフはとてもフレンドリーで不愉快を感じることはなかった。
部屋は一般的な海側客室。 変換プラグなしで日本の電気製品がそのままコンセントにさせるから便利。 シャワーが固定式なのが難点。 リンスはなくシャンプーとボディソープだけで他と比較して見劣りする。 船内のWiFiが部屋に戻ると繋がらなくなり不便だった。 隣室の声や音は全く聞こえず快適。
さすが世界一有名な名船だけに歴史と伝統を感じる重厚なインテリアと設備。 ロングクルーズなのでイベントは必要最低限に抑えられていてゆったりと過ごせた。 コロナ禍でカクテルパーティは実施されず、リピーターには代わりにスパークリングワインのボトルが提供された。 パブリックスペースのトイレの配置が実に良く分かりやすい。
スペイン
以前バルセロナで下船した時にサグラダファミリアなど市内観光したので、今回はバルセロナに寄港中のクルーズ船を撮ることに専念。 先ずは乗船日前日に遊覧船に乗って世界最大のクルーズ船ワンダー・オブ・ザ・シーズやバリアント・レディ、MSCビルトゥオーサに初対面。 乗船日にはモンジュイック城に上り、クイーンエリザベスとコスタ・スメラルダなどの船を撮影し、市内観光しなくても満ち足りた気分になった。
ギリシャ
これぞエーゲ海という感じで島と海が綺麗。 クノッソス宮殿とかには行かず、丘の上から景観を楽しむようなツアーだったので、せっかくギリシャを訪れても街を歩いたり、現地の食べ物を食べたり買物もできなかったのが心残り。
エジプト
パナマ運河のように閘門がなく段差がないので、約200㎞の区間をスムーズに進み、右側のアフリカ大陸、左側のアラビア半島の移り行く景観を楽しめました。 スエズ運河航行中は5階、6階、7階のデッキ前方が開放され、船団を組んで8ノット位で進んでいく様子は圧巻だった。
エジプト
サファガ港から120km位離れたルクソールに行くバスツアーに参加。 普通なら1泊で行くツアーが一般的なのに日帰りで企画したのがあっぱれ! 午前7時に出発し午後9時に帰ってきた過酷なバスツアー(往復8時間・トイレ休憩なし)だったが、参加料190ドル(約28,500円)と高額にもかかわらず、乗船客の半分以上の1,000名が参加。 エジプトの歴史と文化に触れ、車窓からの景色に感動した。
オマーン
サラーラはクルーズターミナルもないコンテナ港。 港から4輪駆動の車(トヨタのランドクルーザー)で荒野や観光スポットを巡るツアーに参加。 一般道でも制限速度120KMで疾走したり、エメラルドグリーンの海岸や荒野でラクダがのんびりと歩いている情景が変化に富み面白かった。
スリランカ
治安悪化のため抜港となり残念。 サラーラを出港してからシンガポールまで終日航海が8日間続く結果となった。
シンガポール
30日早朝にシンガポールに入港予定が、コロンボ抜港となったため1日早くシンガポールに到着し、本船で宿泊。そのお蔭で船上からシンガポールの素晴らしい夜景を見られた。 シンガポールの代表的な観光スポットのラッフルズ・ホテルやオーチャード通り、チャイナタウン、リトルインディアさらにはセントーサ島にも足を延ばした。 マリーナベイサンズの屋上展望台や出港していくクイーンエリザベスを名残惜しく見送りするなど充実したシンガポール観光ができた。
2022年になってから南極、北極、北欧、アラスカ、地中海などのクルーズ添乗を経験されているだけに、コロナ対策などで海外渡航上で問い合わせした際には自信をもった回答やアドバイスがあり、一人旅にとっては頼りになった。
日本発着クルーズは中止されるばかりで日本で待っているだけではなかなか外国のクルーズ客船には乗れないのが現状です。 長いフライト時間を乗り越え、魅力的なクルーズ客船がいっぱい運航されている欧米に出かけることをお薦めします。 長期間乗船するのでイギリスに滞在しているような気分で船旅の醍醐味が味わえます。
バルセロナからスエズ運河を通り、紅海・アデン湾まで来ましたね(^_^) このクルーズマンのサイトは、質問形式で船内のことも いろいろわかって船旅の臨場感がありますね。 引き続きオマーンからシンガポール下船までの旅、ご安航をお祈りします(^_^)/~

21日間と長いと思っていた船旅は居心地が良く、あっという間に過ぎていきます。 アデン湾は海賊が出没する事なく無事に通航できました。 乗船して2週間になりますが、ずっと天気に恵まれて全く船の揺れを感じません。 これからインド洋を東進しシンガポールに向かっていきます。
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