このクルーズを選んだ理由
Asia Starは、旧船名をRadisson Diamond と言い、Radisson Seven Seas Cruiseのラグジュアリーシップとしてカリブ海を中心に航行していた双胴の銘船です。 2006年にAsia Cruisesに売船されAsia Starに改名された、と聞き乗船しました。 因みに、日本人は私達2人だけでした。 その後更に売船が繰り返されて、2011年にChina Star、2017年にはSaipan Starと改名されています。

mr. techi さんの4回目の乗船記

2019年7月6日 投稿
2007年12月22日
夫婦・カップル
バルコニー
総合評価
食事
サービス
客室
船内施設
この航程マップはイメージです。実際の航路や寄港順は変更となる場合があります。
香港
Hong Kong
香港
Hong Kong
寄港地
中国
—
寄港地
中国
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Asia Starは、旧船名をRadisson Diamond と言い、Radisson Seven Seas Cruiseのラグジュアリーシップとしてカリブ海を中心に航行していた双胴の銘船です。 2006年にAsia Cruisesに売船されAsia Starに改名された、と聞き乗船しました。 因みに、日本人は私達2人だけでした。 その後更に売船が繰り返されて、2011年にChina Star、2017年にはSaipan Starと改名されています。
メイン・ダイニングはGrand Dining Roomというレストランで、中央ステージで女性シンガーによる歌謡ショーがディナー・タイムの間に行われていました。 しかし、音楽を聴く人は殆どおらず、友人と喋りながら食事を楽しんでいて、BGM状態でした。 食事は中華料理をメインとするバフェで、味は悪くないのですが、やや脂っ濃く感じました。デザートも数種類のホール・ケーキ、杏仁豆腐、フルーツがありました。 不思議だったのが、ケーキの上半分が無いもの幾つもありました。スポンジやムースを残し、上半分だけ取っていく人が少なからず居るようで、マナーとしては如何なものかな、と感じました。 全体的な印象として、チェック・イン後に荷物を部屋に置き、メイン・ダイニングのオープンと共に一気に食事をし、カラオケとカジノに走る、というのがこの船に来る多くの人の楽しみ方のようでした。 ゆっくりとディナー・ショーや食事を楽しむと、カラオケ・ルームやカジノ・テーブルに入れなくなるようで、私達が食事を終えてディナー・ショーを最後まで見てから、船内を散策した際には殆ど人とすれ違いませんでした。乗船時に居た、あの大勢の人達はどこへ行ってしまったのだろうか?と、不思議な思いでした。 The Grill Restaurantは10デッキにあるバフェ・レストランで、乗船日は午前0時~午前3時までSupper Buffet、翌朝は午前7時~10時まで Breakfast Buffet、と成っていました。 午前3時に閉め、後片付けと朝食準備をして4時間後には再び開く、というタフなレストランです。 Supper Buffet のメニューは煮物、炒め物、点心、麺類からデザートといった内容で、午前0時30分過ぎに来る人は殆ど居ません。 カラオケの騒音が遠くに聞こえていて、まだまだ盛り上がっていて夜食どころではない、 という感じなのでしょう。 Breakfast Buffetも煮物、炒め物などの中華料理がメインで、ソーセージやベーコン、ココナツ饅頭を含めて、街中の外資系ホテルの朝食と同じような感じでした。やや濃い目の味でしたが食べ易い味でした。麺類は麺と具を選べるのですが、広東語が解らなくても指し示すことで伝わりました。
6デッキのRECEPTIONでBoading Passを提示してキャビン番号とカードキーを貰い、自分で9デッキのキャビンへ行来ました。 ホテルのフロントと言う雰囲気です。 船自体の印象は良かったのですが、アクティビティーや船内設備は期待や前評判とは少し違うものでした。 客船としての第一線を退き、単に海上でカジノとカラオケを楽しむ場になっているというのが正直な印象で、 少し残念でした。 キャビンのカテゴリーによる区分けではなく、船会社からみたVIPという肩書きで施設が区別されたり、 カジノとカラオケ以外には余り行くところがない、という状況は残念でした。 あえて言うならば、宿泊可能な納涼船、というイメージかも知れません。 かつてのラグジュアリー・シップが身近になり、手頃な価格でカジュアルに豪華客船体験を楽しめます、といった旅行案内を目にすることがあります。しかし、カジュアルではあるものの豪華客船とは言い難く、乗船を目的に香港まで行く、という程のものではないように感じました。
売船されてラグジュアリーシップからカジュアルシップになったとは言え、「カジュアルに豪華客船を楽しめる」 と言う謳い文句ですから、キャビンの内装は殆ど変わらないはのでは? と、ちょっと期待して、キャビンに向いました。 キャビンの内装は綺麗な木彫で落ち着きがあり、 長期間のクルーズにも馴染み易いように感じました。 クローゼットや引き出しなどの収納スペースは、空間を上手く使っていると感じました。 ラグジュアリーシップとして、長期間のクルーズに対応した設計に成っていたことが覗えます。 バスタブ付きの浴室と洗面所は、見た目よりも広く感じました。 エコノミークラスのシティーホテルやリゾートホテルのバスルームよりもゆったりしている感じでした。 バルコニーはインナー・バルコニーで奥行きがあり、テーブルとデッキチェアがありました。 海を見ながらゆっくりとくつろぐには良さそうでした。 インナー・バルコニーの方が、全面開放のバルコニーよりも航行中の風や雨の巻き込みが少なく、快適にバルコニーでの時間を楽しめるように思います。
RECEPTIONの正面にあるメインエレベーターは、左右2台から成るガラス張りの展望エレベーターで、 その回りを足元が透かしになった螺旋階段が取り巻くように延びています。ちょっとお洒落で、かつてのラグジュアリーシップの面影が残るデザインでした。 双胴船という特徴を利用して、かつては4デッキから船尾の可動式船外プール (海面付近にネットを張ってプールにしたそうです)に出られたり、ジェット・スキーを楽しめたようです。 また、喫水線よりも下の2デッキ右舷には、窓があり、海中や海底を観察できるように成っていますが、居ながらにして潜水艦のような光景を楽しむことができたのは、透明度の高いカリブ海を拠点としたラグジュアリー・シップ時代の名残です。香港周辺の透明度の低い海域の、しかもナイト・クルーズでは、全く活用できないのは残念でした。 船内にはレストラン、カジノ、カラオケ・ルーム、カード・ルーム、ギフト・ショップ、プール、スパ、 フィットネスセンターなどの一般的な設備が有ります。更に、香港在住のVIP専用カジノやダイニングなど、 一般乗船客は入ることのできない施設もありました。 ディナー後は、船内やプールサイドなどのパブリックエリアを歩いている人はまばらで、 殆どの人はカジノかカラオケ・ルームに入っているようでした。特に、カラオケ・ルームは盛況で、 日付が変わってもその盛り上がりは衰えませんでした。 10デッキ後方にはフィットネス・センターがあり、自由に利用できました。 昼間はデッキ越しに大海原に伸びる航跡を見ながら、フィットネスを楽しめます。ランニング・マシンと共に、乗馬体感型フィットネス器具が有りました。ディナー後に15分間の乗馬運動で消化を促すことにしました。 10デッキの中央にはプール、ジャグジーと共にSplash Barというバーがありましたが、閉まっていました。プールにも水が張ってありましたが、12月ということもあってかジャグジーは使われていませんでした。 20名限定の無料の「Bridge Tour」 が夜10時からあり参加しました。予約をして集合場所に行くと、私達以外はカナダ人1名でした。 カジノやカラオケは大いに盛り上がり、ロビーまで大音響が轟いていますが、船を楽しむよりカジノ&カラオケのようでした。 時間になるとキャプテンが迎えに来て船首の操舵室に案内されました。夜間のため操舵室は消灯され、様々な電子機器のランプや計器、モニター上の航跡だけが灯っていました。 薄明かりの中、機器類の説明や海図での航路の説明を受けました。 昼間の操舵室であれば、水平線や島影などの景色も楽しめるのでしょうが、夜の海は漆黒で所々に漁船の明かりが点在するのみの神秘的な景色でした。
中国
寄港地観光と言うよりは、香港旅行に行くついでに乗船した、と言うのが正しい。 香港発着で有ればone nightだけで無くショートクルーズも利用し易いと思います。Fly and Cruise入門にも良いと思います。
キャンペーン期間中のため、 海側窓付のキャビン料金で海側ベランダ付にアップグレードされるように手配して頂きました。
現在は乗船可能なのか定かではありませんが、香港から深圳あたりで運行されているようです。
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