このクルーズを選んだ理由
2023年8月に乗船した4大夏祭りクルーズが2つの台風の接近に伴い、2カ所を抜港しました。その際に付与されたFuture Cruise Deposit を使えて、休暇の取り易い日程だったため、今回のクルーズを予約しました。

mr. techi さんの28回目の乗船記

2024年7月27日 投稿
2024年7月20日
8日間
夫婦・カップル
内側
総合評価
食事
サービス
客室
船内施設
この航程マップはイメージです。実際の航路や寄港順は変更となる場合があります。
横浜
Yokohama (Tokyo, Japan)
長崎
Nagasaki
ソギィポ(チェジュ島)
Seogwipo (Jeju Island, South Korea)
鹿児島
Kagoshima
清水(静岡)
Shimizu (Shizuoka, Japan)
横浜
Yokohama (Tokyo, Japan)
寄港地
日本
16:00 発
寄港地
日本
09:00 - 18:00
寄港地
韓国
08:00 - 18:00
寄港地
日本
10:00 - 19:00
2023年8月に乗船した4大夏祭りクルーズが2つの台風の接近に伴い、2カ所を抜港しました。その際に付与されたFuture Cruise Deposit を使えて、休暇の取り易い日程だったため、今回のクルーズを予約しました。
食事のメニュー自体は、メインダイニング、バフェ共に種類も多く、問題はありませんでした。 今回は焼き魚として、ししゃもがありました。 【メインダイニング】 サボイ、パシフィック・ムーン、ヴィバルディ、サンタフェ、インターナショナルは20分間隔の時間指定で予約をすることができました。コロナ前はテーブルが指定されていましたので、テーブルサーバーさんとも顔見知りになり、飲み物などの好みを覚えてくれたり、と言ったコミュニケーションも楽しみの一つでしたが、そう言ったことができなくなったのは少し残念です。 カジュアル船とは違い、落ちついて食事を楽しむことができます。フォーマル・デイのロブスターは提供後に目の前で殻を外してくれたり、スフレにソースを掛けてくれたり、と言った見せ場も楽しむことができます。 メニューはレストランによって変わらず、室内のデザインや装飾、明るさが少しづつ変わります。 【シュラスカリア・ブラジリアン・グリル】 ディナータイムにホライゾンコート後方の一部が、シュラスコ料理の有料レストランになります。以前はステーキハウスでしたが、最近新しくなったようです。 【ホライゾンコート】 バフェが22:00にクローズとなるため何か少し食べたいと思っても、23:00まで開いているプールデッキのピザがバーガーの選択肢になります。 メニューを絞って、果物やペストリーだけでももう少し遅くまで提供して貰えると嬉しく思います。 コーヒーの提供が巨大なコーヒーメーカーになっていました。これまでは、厨房からポリタンクに入れたコーヒーを運んできましたが、コーヒーメーカーの方が入れ立て感があります。各コーナーに2台設置してあるため、コーヒーが切れることはありませんでした。 マシンの横にはHot Waterの供給口があり、非常に便利でした。 レモネードとアイスティーのピッチャーが用意されていましたが、タイミングに寄っては空になっていました。 季節柄、氷の供給は追い付かず、製氷機から氷が出ないため、トレーから氷を取る形となっていました。 下船日などは、マイボトルに冷水や氷を入れる人が多くいますが、感染症対策としてマシンの口からマイボトルに直接入れるのではなく、コップで受けてから入れるように注意書きがされていました。しかし、国籍に関わらず無視して直接入れる人が多くいたのは残念でした。 【スワールズ・アイスクリームバー】 コーンかカップか、抹茶、チョコレート、バニラかを選ぶことができます。また、ダブル、トリプルと重ねることもできますが、暑い日はトリプルにすると溶けて崩れ易いので要注意です。 カウンターの端にはポップコーンがあり、フィリーで持っていけますので、ムービー・アンダー・ザ・スカイを楽しむ際には必携です。 【スカイウォーカーズ・ナイトクラブ】 5:00pm〜7:00pmはCaptain’s Circleのエリートメンバー向けラウンジになっていて、軽食ブッフェが用意されていました。 【アフタヌーンティー】 終日航海日にインターナショナル・ダイニングルームで行われますが、開場待ちの列が長くなると時間前にスタートすることがあります。
スタッフは総じてフレンドリーです。日本人クルーの人数が以前よりも増えているように感じました。 ゲストサービスでは半数は日本語対応可能だと思います。
【ハウスキーパー】 一度も顔を合わせることがありませんでした。誰なのかも判りません。ハウスキーパーさんとのコミュニケーションも船旅の楽しみの一つだと思っているので、残念です。 日本就航後に、英語に慣れていない乗客が、ハウスキーパーさんが乗船後に挨拶に来て、不明なことがあれば言って下さいね、と言ったコミュニケーションが判らず、ハウスキーパーさんは挨拶に来ないで欲しいと言うことが少なからずアンケートに書かれていたそうです。恐らくこう言ったことの積み重ねと、感染症対策として人との接触を減らすと言うことなのかも知れません。 【クローゼット】 ウォークインタイプで、ハンガーの数も十分にあります。高さがあるため、丈の長いワンピースなども裾がすることはありません。 幅も広いため、スーツケース置き場としても十分なスペースがあります。 スーツケースは一般的なサイズであれば、ベットの下に入れることができるため、スペースを有効活用することができます。 【コンセント】 テーブルボード周りに数ヶ所、洗面所内、ベットサイドにはUSBもあります。数としてはスマホ2台、ノートパッド、デジカメ、ビデオを同時に充電する位の余裕があります。 形状は日本国内と同じで、国内で使っているものがそのまま使用できます。 【アメニティ】 ハンドソープ、シャンプー、ボディーソープ、コンディショナーのボトルが備え付けになっていて、中身は補充されて使用感はありませんでした。 【マグネット】 キャビンの壁や天井、ドアは鉄製で磁石が付きます。スケジュールやメモを壁に貼ったり、キャプテンからのパティー招待状を貼って部屋のデコレーションにしたり、天井からハンガーを下げて濡れタオルをかけて乾燥防止にするなど、様々に利用できます。 最近では、マグネットはクルーズの必須アイテムと言えるでしょう。 【ティーセット】 ティーカップとグラスをトレー乗せて置いてありましたが、ほこりを被っていました。寝具を交換した際に付いたのか、暫く放置されていたのかは不明です。また、ポットも少しサビが出ていました。 こう言ったこともハウスキーパーさんが判れば直接注意することもできるのですが、残念です。
【スパ、フィットネスセンター】 ランニングマシンやトレーニングマシンがあり、ヨガ教室なども行われています。 ランニングマシン等のモニターの距離表示は、海外のゲストが使用するとマイル表示になっていることがあります。メートル表示だと思ってスタートすると1.6倍のスピードで慌てますので、使用開始時に距離表示を確認することをお勧めします。 このエリアにある、シャワールームのロッカーキーが新調されていました。扉を閉めて電子キーをタッチすれば、開閉できるもので、キーはスパ入り口右側のカウンターで、ロッカーキー・プリーズと言えば男性用は青、女性用は赤のリストバンドタイプを貸してくれます。 ロッカーのキーをタッチする部分にはクレジットカードのタッチ決済の通信マークがついていたので、クレジットカードをタッチしてみたところ、開閉することができました。もちろん、メダリオンもキーとして使用可能です。ただし、メダリオンやクレジットカードはロッカーの場所によって上手く作動しない場合がありましたので、使用前の作動確認をお勧めします。 私は入り口でキーを借りて使用していました。 【アクティビティの事前登録】 アクティビティの中には「卵落とし大会」のように乗船後に参加登録をする必要のあるイベントもありますので、参加を希望する方は要注意です。 殆どは、その場で参加することができますし、多少遅れて行っても参加できるものもありますので、気になるイベントは取り敢えず行ってみるのが良いと思います。
日本
日本
何度か訪問している長崎ですが、初めて卓袱料理(しっぽく)を食べに行きました。江戸時代から続く花月と言う老舗の料理店を事前に予約して行きました。 行きはタクシー利用で港から1000円ちょっとでしたが、帰りは歩いて20分位の距離でした。 タクシーの運転手さんは、何と若い頃には三菱重工長崎造船所で働いていて、ダイヤモンド・プリンセスの建造にも携わっていたのだそうです。 花月には坂本龍馬が付けた刀疵の残る床柱や岩崎弥太郎が酔っ払って落ちた池が今も残っていて、資料館を見るだけでも幕末の様子を知ることができます。 料理も申し分無く、初めて食する卓袱料理を堪能することができました。
韓国
日本
港からJR鹿児島駅まで往復$25の有料バスが運行していましたが、1人4,000円位になります。タクシーだと片道千数百円の距離なので、相乗りして利用する方が結構いました。 そのため最寄りの駅のJR宇宿駅まで、歩いてみました。徒歩で30分位掛かりますが、途中にAEONやドンキホーテがあるため、寄り道しながら地元の食材などを探すこともできます。 AEONでは、首都圏ではお目に掛かれない戸村の焼肉のタレを見つけました。テレビやネットでも話題になる焼肉のタレで、初めて現物を見つけて購入しました。帰宅後に使ってみましたが、大正解でした。 また、南国白くまプリンもお勧めです。しろくまアイスをプリンにしたもので、味も食感も良く、お土産用でも自分用でも、次回鹿児島に寄港することがあれば、是非購入したいと思います。 少し早めに下船して桜島まで足を延ばされた方もいたようです。
日本
清水港周辺には、赤い電話ボックスが幾つかあり目を引きます。英国ロンドンで1936年頃から使われていたものを移築したそうですが、上部には王冠がデザインされています。 港から徒歩15分程度の所に、清水次郎長の生家が資料館として残っています。また、次郎長ゆかりの船宿なども見学することができます。 近くにある箕輪稲荷神社は、江戸時代初期に京都の伏見稲荷神社から分社された静岡県下で最高位の稲荷神社だそうです。明治時代初期に作られた神社の石垣には、海運の安全と清水港の繁栄を願って寄進した清水次郎長やその子分の名前が刻まれています。 ここでは、手書きの御朱印を頂くことができます。
前年に船内で申し込んだFuture Cruiseのデポジットや台風で抜港したことに対するデポジット、リピーター割引など、通常の手続きで申請できるものは申し込みの段階で手際良く対応して頂きました。 通常手配のため、依頼した昨年8月の時点でキャビンも決まり、ゆっくり乗船を待つだけになれるのは安心できます。
日本発着を行う外国船も徐々に船会社間の個性や特徴が出るようになってきたと思います。 ダイヤモンド・プリンセスも以前よりはフォーマル度が下がったのは残念ですが、プレミアム船としてフォーマルナイトには着飾った装いで非日常を楽しむことができます。 また、テーブルサービスのメイン・レストランでは、ゆったりと落ち着いて食事をすることができます。 カジュアル船の雑然として雰囲気よりも落ち着いた雰囲気を楽しみたい方にお勧めです。
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