9月22日 サンフランシスコの午後、ケーブルカーから降りて、再びフィシャマンズワーフに戻る、さて観光バスでサンフランシスコを一周するか、また湾内観光船に乗船
するか迷っていると。
San Francisco's Land and Water Adventure 「Ride The Ducks」の文字、
そして見ると水陸両用のダックバスがとまっている。
所要時間一時間半、少し長いがこれなら、市内そして海と廻れるのでこれに
決める。
私が最後の乗客で、なんと運転手の後の席、どこから来たかと聞かれ、地震の
日本からと答える。
バスは出発。リトルケーブルカーと何回もすれ違う。
たしかにここサンフランシスコの街はきれいだ。
思い出のサンフランシスコ
To be where little cable cars
Climb halfway to the stars !
の歌詞はこんな光景で、もっと坂が急勾配の事か。
街の様子も高いビルよりは、なんとも可愛い建物が多い。
しばらくうっとりと外を見ていたが、このダックツアーの特徴は、車内と社外にも
スピーカーがあり、全員で歌を歌う。
一番何度も歌うのは、ジャクソン5のこの曲。
ABC
私は、一番前なので、あれやれ、これやれといろいろ指示が飛ぶ。
そして、この部分は全員で歌う。「やれやれ、ノリノリバスだったか?」
信号で止まると、運ちゃん外スピーカーで、アメリカ女子に一緒に歌えと盛んに誘う。
さすがに初めは「バカね」の顔をするが、最後は必ず一緒に歌い踊る。
これがアメリカ人だ、アメリカ女性だ。その変化がこのツアーの最大の
見どころ。しかし皆最後は歌う。
特別ノリがよい。景色もたまには見ていたい。
したがってどこをどう走るかより、30分、いろいろな歌合戦。
音楽コーラスバスである。もっと説明でもしろと言いたいが、乗ってしまった。
BEATLESも歌う。
そうこうするうち、海に入る、専用の傾斜桟橋より海にSplash!
海に出る、しかしえらく遅いぞ、四ノットくらいだ。
そうか、水中走行はあまり性能がよくないのだ、アルカトラズ島のそばまで行くのが
楽しみだったが、とんでもない。
陸から、百メートルほどを歌を歌い進む。
もう一台のダックに遭遇、いやあちらものろのろ進行だ。
バスはサンフランシスコのジャイアンツ球場のあたりで、円を描き回転する。
乗客に運転させるのだ、ごく遅い速度。ハンドルを握ったところを運ちゃんが
カメラ撮影。しばらくこの撮影会の繰り返し、私もやれと言われたが断った。
しばらくすると、球場からホームランが飛んでくると言う。
そここの球場はも船のホームランキャッチが有名だ。
ATTパーク はこれが有名。サンフランシスコジャイアンツのホームグランド。
しかしこんな時間にゲームなどやらない。
さあ球場の横から、再び陸上へ上陸する。
また歌う。ジャクソン5。
そしてこの部分は大きな声で歌う。
Chorus:]
[J5:] ABC
[Michael:] Easy as...
[J5:] 123
[Michael:] Or simple as...
[J5:] Do re mi
[Michael:] ABC, that's how easy love can be, now!
[J5:] ABC
[Michael:] Easy as...
[J5:] 123
[Michael:] Or simple as...
[J5:] Do re mi
[Michael:] ABC, 123, baby, you and me!
さあ最後だ、乗車するときわたされた、ダックの鳴き声の笛をふき、フッイッシャマンズワーフに到着。長い歌声喫茶ならぬ、歌声ダックバス。
$40なり。ちょと高いと思う。
一時間半歌いバスを下りる。何なんだ!
ダックの宣伝ビデオ
東京湾にこのバスが今度登場する。
しかしあまりお勧めはできない、水上はノロノロだ。
Singaporeにもあった、乗らないでよかった。
しかしバスを降りても、まだ時々歌っている自分が悲しい。
だれでも覚えられる
ABC 123 ドレミ である。
観光にはならない、ひたすら歌を歌う一時間半。
さあ気分転換、蟹くうぞ。蟹だ蟹だタンジネスクラブ
※このダックバスはお勧めできない。観光にならない。しかし歌の好きな人はよきアトラクション。
サンフランシスコと言えばこれこれ。
I Left My Heart In San Francisco
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