
コスタ・ネオロマンチカ乗船記~その42~13階がないお話

コスタ・ネオロマンチカは大海原を航行していました。


あーあ。やっと船に慣れてきたと思ったのにもう下船!!
そうなんです。
今回の船旅は4泊5日の行程でした。
クルーズ旅行としては短期間扱いのショートクルーズです。
実際のところ、船に乗るまではやっぱり少なからず思っていました。
ずっと船に乗っていたら、飽きるんじゃないの??
この心配は今ならこう答えられます。
むしろ、時間が足らない。
クルーズ船で過ごす時間は全てがあっという間でした。
寄港地観光も、船でのご飯も、船内探検も、出会った人との交流も、
5日間では忙しすぎて時間が足らないのです。
なので、次回は1週間くらい、いやもっと長い期間。クルーズ船に乗りたいなぁ。なんてことを思ってみたり。そんなに会社が休めるのか。うーーーん・・・???
さて、そんなコスタ・ネオロマンチカを余すことなく楽しむため、本日もお部屋を出て船内散策へ向かうこととします。この頃になると、ほとんど迷うことなく船内を行き来できるようになってきてました。
ちなみに、他の乗客の方々も言っていましたが、クルーズ船で困ることの代表格として「目的地が何階にあるのか」と「目的地は船の前後どちらにあるのか」が一番の迷いどころのようです。私も最初は階数をよく間違えました。
クルーズ船は、少しでも船内が分かりやすくなるように、階数毎に名前が付いていることがほとんどですが、ここで今回はコスタ・ネオロマンチカの各階数の名称を一挙公開します。
各階ごとに紋章も決まっていたのでそちらもあわせてどうぞ!!!

デッキ4「アムステルダム」は最下層の客室階です。
イベント設備などは特にありません。
名称はオランダの首都アムステルダムから来ています。
紋章はアムステルダムの基礎自治体旗と同じデザインになっています。

名称はデンマークの首都から来ています。
紋章はデンマークの市章の中心部にあるお城のデザインから。

名称は、これは皆さんご存知、イギリスの首都から。
紋章はロンドンの旗のデザインです。
デッキ7も客室のみのフロアです。
名称は、こちらも有名なフランスの首都から。
紋章はパリの紋章から。帆船が描かれているのは、船頭の組合長が代々シテ島を支配してきたことが由来なんだとか。
デッキ8にはメインダイニング「ボッティッチェリ」や「グランドバー・ピアッツァイタリア」「カジノ」などがあります。船の中でも訪れる機会が多いフロアです。
名称はイタリアの西側、ヴェネト州にあるヴェローナ県の県都の名前です。
紋章は13世紀~14世紀にかけてヴェローナを支配していたスカラ家の紋章からきています。

名称はオーストリアの首都、ウィーンのイタリア語読みです。
紋章はウィーン州の紋章から。

深夜以外の時間帯なら、お腹が空いたらここに来れば困ることはありません。
名称は、こちらもお馴染み、スペインの首都マドリードから。
紋章はマドリードの紋章から。右上に記載してある「熊と山桃の木」のものが一般的なようですが、この3つの紋章もマドリードのもののようです。

レストランが全て営業終了していても「グリル・カプリ」に来れば軽食が食べられます。
名称はモナコのにあるモンテカルロ地区から。
紋章はモナコの国章からきています。
デッキ12にはジョギングトラックがあります。
入出港時には、景色を見るためにやって来た多くのお客さんで賑わっていました。
名称は、フランス南西部にあるピレネー・アトランティック県にあるコミューン(基礎自治体)名から。サーフィンリゾートで有名な場所らしいです。
紋章は・・・うーん調べてみたんですがわからなかった。
ビアリッツの紋章はもっと別のものなんですよね・・・
ご存知の方いたら是非ご教示ください。
2017年9月 コスタネオロマンチカ 乗船記
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