このクルーズを選んだ理由
バルセロナ発着クルーズであり、地中海地域唯一の未訪問国であるマルタに寄港すること、そしてMSCクルーズ社の最新クルーズ客船に乗船出来る事が理由です。

mr. kinjo_masahiro さんの18回目の乗船記

2025年2月8日 投稿
2024年12月27日
8日間
家族
海側
総合評価
食事
サービス
客室
船内施設
この航程マップはイメージです。実際の航路や寄港順は変更となる場合があります。
バルセロナ
Barcelona
マルセイユ
Marseille
ジェノヴァ
Genoa
チビタベッキア(ローマ県)
Civitavecchia (Rome, Italy)
パレルモ(シチリア島)
Palermo (Sicily, Italy)
バレッタ
Valletta
バルセロナ
Barcelona
寄港地
スペイン
00:18 発
寄港地
フランス
00:08 - 00:18
寄港地
イタリア
00:08 - 00:18
寄港地
イタリア
00:07 - 00:19
バルセロナ発着クルーズであり、地中海地域唯一の未訪問国であるマルタに寄港すること、そしてMSCクルーズ社の最新クルーズ客船に乗船出来る事が理由です。
全体的にはMSCクルーズ社の標準的なサービスです。 ビュッフェレストランについてはフロアが2層に分かれており、営業開始時間と終了時間をそれぞれ少しずつずらしていることで大型船にありがちな混雑をある程度緩和されていると感じました。 メインレストランはマイタイムダイニングを選択しましたが、特に待ち時間も無くスムーズに着席することが出来ました。
特に不満は無くMSCクルーズ社の標準的なサービスでした。 今回のクルーズは年越しクルーズだったので、ニューイヤーを迎えるカウントダウンイベント等があり息子もとても盛り上がりました。 他にも船上オリンピックゲームやギネスクイズ大会等乗客を楽しませるイベントが盛り沢山でした。
今回はMSCクルーズ社初のインフィニティ海側に泊まりました。 この部屋は一般的な海側船室とは異なり通常であればバルコニー海側となる区画のバルコニー部分の空間が船室側に取り込まれており、同一条件のバルコニー客室より広いというメリットがありまます。 又窓の方も海側の壁面全体がガラス張りとなっていていて眺望はバルコニー客室より上です。更に窓の上側は手元のスイッチで任意に開け閉めが可能であり外の風景を撮影することが多い私には非常にありがたい機能でした。 なお船室に小さな子どもがいる場合は、デフォルトでは窓の開閉機能はロックされており、この開閉機能を有効にするためには安全リスクに関する同意書のサインが必要です。
船内プール、ジャグジー等クルーズ客船で一般的な設備は一通り揃っています。 又本船ならではのイベントとして毎日夜に船尾側の屋外で行われる電飾と音響を使ったパームツリーショーがなかなか良かったです。 今回は息子が身長制限に引っかかって体験出来ませんでしたが、息子が大きくなったらウォータースライダーや船尾にあるスパイラルスライダーも体験してみようと思います。 あと船好きにはたまらないブリッジやエンジンコントロールルーム、厨房、ランドリー等の船内見学ツアーもシチリア島(パレルモ)寄港日開催されていました。
スペイン
ベタではありますが、初バルセロナである息子や母に合わせてサグラダファミリアやカサミラ等の定番のガウディ建築物巡りをしました。 宿泊先をサグラダファミリアのすぐ近くにしたので徒歩でほぼ巡ることが出来ました。 今回は高齢の両親が同行したので、一部タクシーも使いながら効率良く巡りました。
フランス
港から最初に山の上に建つノートルダム・ドゥ・ラ・ガルド寺院までタクシーで向かいました。片道約30分言い値で35ユーロでした。ノートルダム・ドゥ・ラ・ガルド寺院からは徒歩で街中を散策しながらマルセイユSNCF駅まで移動し、そこからはタクシーで帰船。料金はメーターで25ユーロでした。
イタリア
ジェノバ寄港では前々から行きたかったポルトフィーノを観光。 ポルトフィーノまでは港のすぐ目の前のGenova Piazza Principe駅から約1時間のS.Margherita Ligure駅まで列車移動。 そこからはバスでポルトフィーノまで移動。約30分。 運行頻度は鉄道は概ね1時間に1本、バスは15分に1本でした。 ポルトフィーノでは街中散策だけで終わらせてしまう観光客が多かったですが、個人的には町の南側の山の上に建つブラウン城からの眺めがお勧めです。タクシー等は入れない徒歩のみの山道を10分程歩く必要がありますが、ポルトフィーノの美しい港町を一望出来る最高のロケーションでした。
イタリア
港からは最寄りのチビタベッキア駅までシャトルバスを利用。2〜3km程の距離で1人6ユーロでした。(複数人いるグループであればタクシーの方が安上がり) チビタベッキア駅ではローマテルミニ駅までの往復鉄道チケットとローマ市内の主要観光地を巡るフリー乗降乗り放題の観光バス(2階席がオープンになっている観光地でよく見かけるタイプのバス)がセットになったチケットを駅構内の旅行会社で購入。一人当たり約30ユーロ。 ローマでは初訪問の息子の希望でコロッセオとバチカンで降車し観光、あとはバスからの車窓観光。 チビタベッキアからローマまでは片道100km程あるので、1日でローマを巡ることは困難なので基本的には行きたい場所にピンポイントで行く事をお勧めします。個人的には公共交通機関を使ったりするのも含めて旅を楽しむタイプなので、全て自力で移動しましたが、少しでも多く観光地を巡りたい場合は港からのタクシー1日チャーターか船会社のツアーに申し込みした方が効率よく巡る事が出来ると思います。
イタリア
マルタ
マルタは今回唯一の初訪問国。 島内では二階席がオープンになったフリー乗降式の循環観光バスで巡る。 普段はバレッタ中心部から出発の観光バスですが、クルーズ船来航時は港までバスが乗り入れてくれるようで非常に便利でした。 又料金の支払いも前日に各船室に届けられるバウチャーにサインするだけで船内会計と一緒に支払う事が出来るシステムとなっていました。
船室番号まで指定して予約出来るのが良かったです。又各種割引の適用から支払いまで全てインターネット上で完結するので、平日の日中に時間がとりずらいサラリーマンにはありがたいサービスでした。 それでいて疑問点等が生じた際は電話等で問い合わせが可能なので、ネット専業には無い安心感があります。
親子3世代の旅、最新設備の整ったクルーズ客船に乗ってみたい方、ヨーロッパの史跡・都市を効率良く巡ってみたい方にオススメです。
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