このクルーズを選んだ理由
2015年にアドリア海クルーズでヨーロッパ初参加。翌年2016年はやはり王道の西地中海に行きたい思いが募り、年越しクルーズを探し日程があったMSCを選びました。また、今は無くなってしまった「てるみくらぶ」がとても使いやすい日程と料金でツアーを組んでいました。被害を受けた方には申し訳ないですが、とても満足いく旅行になりました。

mr. minamiku さんの8回目の乗船記
2016年12月26日
7日間
夫婦・カップル
バルコニー
総合評価
食事
サービス
客室
船内施設
この航程マップはイメージです。実際の航路や寄港順は変更となる場合があります。
チビタベッキア(ローマ県)
Civitavecchia (Rome, Italy)
パレルモ(シチリア島)
Palermo (Sicily, Italy)
バレッタ
Valletta
バルセロナ
Barcelona
マルセイユ
Marseille
ジェノヴァ
Genoa
チビタベッキア(ローマ県)
Civitavecchia (Rome, Italy)
寄港地
イタリア
—
寄港地
イタリア
—
寄港地
マルタ
—
寄港地
スペイン
—
2015年にアドリア海クルーズでヨーロッパ初参加。翌年2016年はやはり王道の西地中海に行きたい思いが募り、年越しクルーズを探し日程があったMSCを選びました。また、今は無くなってしまった「てるみくらぶ」がとても使いやすい日程と料金でツアーを組んでいました。被害を受けた方には申し訳ないですが、とても満足いく旅行になりました。
MSCはワインが充実していました。昨年はドリンクパッケージをつけていたのですが、パッケージについたお酒が良いものではなかったので、ほとんど飲まない家内を飲み放題にするより、良いお酒を少し頼んだ方が良いと思い、パッケージを外しましたが、正解でした。個別に頼むワインもリーズナブルです。お食事の方は、可もなく不可もなく。でも満足度は高いです。
MSCのスタッフは、少しのんびり系に感じます。カーニバル系はカーニバル、コスタ、プリンセスとそれぞれスタッフが自分のポジション確保に緊張感がある感じを受けますが、MSCは少しルーズ。ラテンのノリといえばそれまでですが、エントリーレベルのサービス、例えば、ビッフェの机の片付けなどが少しスローだと感じました。部屋のスチュアートやレストランのウェーターは他社と遜色ないレベルでとりわけ不満は感じませんが、ビッフェやシアター、ラウンジなどで注文を取りに来る人たちには少し感じるところがありました。
広さはまずまず。ベッドの下にスーツケースを収納するのですが、スペースによっては収納に苦労するのですが、今回はスムーズでした。部屋もきれいで、ベッドメーキングや、昼から夜の就寝への準備もスムーズで満足です。
エンターテイメントの質はあまり高くないという印象です。外部から呼ばれるパフォーマーの質はまあまあですが、MSC専属のダンサーや歌手のステージは演出が今ひとつだった記憶があります。
イタリア
ローマから直接行きました。チビタベッキアでは観光をすることなく直接岸壁に行きました。最終日帰港したあとは、シャトルバスが駅まで出てくれて、電車でスムーズにローマに出ることが出来、ローマ観光が十分できました。ローマから空港までは同じく電車でスムーズでした。ローマ駅の荷物預かりは長蛇の列ができていますが、エクストラを払えばその列を全てバイパス出来ました。よく覚えていませんが、エキストラの金額は驚くほど高くなく、そのコストを払って時間が買えたと思えばやすいものでした。長蛇の列ができている場合は、一人列に残して一度カウンターまで行き、並ばなくて済む方法は無いか聞くことをお勧めします。
イタリア
港には、FUNTRAINと言う小型の牽引車が引っ張るトロッコのようなバスが走っています。小さな町ですので、それを使って町巡りをしました。観光はそれで十分。途中で降りることが出来るので、途中下車して買い物と、昼食をとりました。昼食は、Trattoria al Cancelletto Verde dal 1954で美味しいシーフードと安いハウスワインを楽しみました。
マルタ
寒い日でした。2階建バスの半日ツアーで主な観光地を巡りました。ほとんど降りることの無い観光地巡りでしたが、Marsaxlokk Bayなどは、少し降りて回ってみても良かったと思っています。マルタは見るところが多いので、最初からターゲットを決めて、少しそこに時間を費やすような観光プランを立てると良いのでは無いでしょうか。
スペイン
30年ぶりのバルセロナ。30年ぶりに同じレストランに入り同じテーブルで食事をしました。お店の人も感激してくれて、シャンパンを一本サービスしてくれ、全部空けてしまいました。30年前と変わったことは、サグラダファミリアやグエル公園などの景勝地が、全て予約制になっており当日フラッと入れる状態では無買ったこと。でも、景勝地でも外観は眺めることができますので、交通機関を上手に使って回ることをお勧めします。
フランス
マルセイユは旧港の周りが観光地。まずは、タクシーでノートルダム ド ラ ガルド寺院Basilique Notre Dame de la Gardeまで行き、あとは徒歩で旧港まで降りて、港の周りを回るのが良いのでは。 ブイヤベースを食べるのも良いと思いますが、我々は、アラブ系の地中海料理を楽しみました。言葉も英語は相手も片言になりますが、指差しで注文できますし、値段も驚くほどリーズナブル。お酒が無いのが残念でしたが、楽しめました。ちなみに、レストランは、Restaurant Tunisien Chez Yassineです。大晦日でしたが、空いていました。
イタリア
ジェノバはケーブルカーや登山鉄道が有名。元日着となったジェノバはケーブルカー&エレベーター&登山鉄道巡りを計画し回りました。動いていないケーブルカーもありましたが、かなり制覇できました。食事も、イタリアン駅近くのイタリアンが空いており、飛び込みで入ったのに、日本では味わえないジェノベーゼスパゲティを食べました。
最もポピュラーな航路で回りましたが、やはりヨーロッパ西地中海は外せない航路だと感じました。コスタかMSCで入門編を行い、気に入ったら、プレミアム船でプリンセス、ホランドアメリカ、セリブリティ、その次は少しマニアックな港に入るオーシャニアやアザマラなど、船を変えると楽しみも変わるような気がします。カリビアンクルーズと並んでオーソドックスな航路故、初心者から上級者までお勧めの航路。MSCはクルーズ初めての方から、ヨーロッパ未経験の方にお勧めします。
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