このクルーズを選んだ理由
2名ともに宮仕えの身であるため長期休暇を取れる時期を中心に日本発着で乗船しています。今年のGWは、QE以外にダイヤモンドプリンセス、MSCベリッシマを早期予約していましたが、昨年のGW時にQE乗船した際に船上予約しておいたので早期割引、一人300$分のOBC、キャビンの事前指定が出来ていたことに加えて寄港地等を検討し、船内イベントの改善を期待して2024年のGWも2023年QWに続いてQE乗船に決定しました。

mr. ts さんの17回目の乗船記
2024年5月17日 投稿
2024年4月26日
10日間
夫婦・カップル
バルコニー
総合評価
食事
サービス
客室
船内施設
この航程マップはイメージです。実際の航路や寄港順は変更となる場合があります。
東京
Tokyo
青森
Aomori
秋田
Akita
釜山
Busan (Pusan, South Korea)
長崎
Nagasaki
鹿児島
Kagoshima
東京
Tokyo
寄港地
日本
22:00 発
寄港地
日本
08:00 - 18:00
寄港地
日本
08:00 - 18:00
寄港地
韓国
07:00 - 17:00
2名ともに宮仕えの身であるため長期休暇を取れる時期を中心に日本発着で乗船しています。今年のGWは、QE以外にダイヤモンドプリンセス、MSCベリッシマを早期予約していましたが、昨年のGW時にQE乗船した際に船上予約しておいたので早期割引、一人300$分のOBC、キャビンの事前指定が出来ていたことに加えて寄港地等を検討し、船内イベントの改善を期待して2024年のGWも2023年QWに続いてQE乗船に決定しました。
【ブリタニア】メインダイニング(MDR)のテーブル:オープン・シーティングにしていましたが「My Voyage」を利用して毎食ともに早い時間帯で予約していましたのでその都度に窓側のテーブルを希望しました。Deck02ブリタニア入り口の左側が「予約なし」、右側が「予約あり」になっていました。「予約なし」のほうは、開場30分ほど前から並び始め行列が伸び始めるので念のため10分ほど前に並ぶことが多かったのですが殆ど5番目入場以内でほぼ希望のテーブルに着席出来ました。決まったテーブルでは無いので毎回異なるスタッフからサーブされることになりますが各ウェイターに個性があって面白かったです。特にアントニオのサーブは楽しかったです。翌日のDaily Programを見ながら「My Voyage」で各食事毎の予約時間をその都度に決定出来るので有り難かったです。ブレックファスト以外は、メニューの日本語訳に???と思うものがありましたが、全く想像していたものと違うものが出てくることもあり食文化の違いを楽しみながら再認識しました。特に点心や「しらす」と書かれたメニューには想像を遙かに超えて笑えました。 ○ブレックファスト:早朝のリド・レストランは混雑しているのでルームサービスを頼むとき以外は「My Voyage」を利用してブリタニアで07:30予約していました。メニュー自体は航海中同じ内容なので気分次第でオーダーを変えていました。MDRでの食事は時間はかかりますが落ち着いて外を眺めながら堪能していました。追加で野菜が食べたくなったときなどはリド・レストランに行きました。 ○ランチ:毎回、MDR窓側のテーブルから景色を眺めながらビールを飲みゆっくり楽しむために寄港日も含めて基本的に12:00予約しました。ブリタニアのランチは意外と混まないのでウェイターとのやり取りもゆったりめでした。特に寄港日のランチは静かな環境で食事が出来ました。 ○ディナー:乗船する目的がショーを2回楽しむことでもあるため全回17:30予約にしていました。サーブ時間は初日こそ2時間近くかかりましたがその後は着席から退席まで概ね90分前後でした。Deck02のブリタニアでは最後部のテーブルから航跡を見ながら(予約時間が早い時間帯なので向きが良ければ夕陽が沈んでいくのを眺めながら)食事が出来るので終日航海日は可能な限り最後部の窓側をリクエストしていました(Deck03のブリタニアは構造上最後部にはなっていません。)。毎回、ショーで眠らない程度にキューナードワイン白・赤をグラス1杯だけ頂いておりました。 【リド・レストラン】基本的にはブリタニアで摂るようにしていたため野菜をたっぷり食べたいときや珍しいものが無いか確認するために訪れていました。自分で作るソフトクリームが食べたくなった時や空いているときに気分転換で読書時にカフェとして利用することもありました。刺身はリド・レストランでしか食べれません。朝食時に納豆が出ていましたが3日目以降くらいから出なくなりました。 【リド・グリル】今回のクルーズでは1回だけ利用しました。空いている時に「SPICY BEAN BURGER」と「CONEY ISLAND HOT DOG」をウェイターを介してオーダーしたところシェフから7分後に取りにくるように言われたためリド・レストランで読書しているとウェイターが出来上がったことを伝えに来てくれました。「SPICY BEAN BURGER」は次回のクルーズ時にも楽しもうと思いました。 【ルームサービス】天気が良くなると思われた前夜に朝食用に2回、あとはメニューを見て気になった「スーパーフードサラダ」と「りんごがたっぷり詰まったブラムリーアップルパイ」を夜食用にオーダーしてみました。「スーパーフードサラダ」は意外と普通?でした。 【アフタヌーンティー】終日航海日などでクイーンズルームが長蛇の列になっている場合は、ほぼ同じものがリド・レストランや場合によってはブリタニアで提供されていたので利用していました。今回のクルーズ後半は寄港地観光を優先させて行かないこともありました。釜山へ向けての終日航海日に開催された「Golden Week Celebration Afternoon Tea」では、開場前にシェフやパティシェたちがみんなで記念撮影している光景が微笑ましかったです。
過剰でない自然体のサービスで早朝や深夜での殆どのスタッフかた笑顔で挨拶・対応してもらいました。Diversityが当たり前になりつつありますが、ブリタニアでは非常に明るく積極的に話しかけてくるウェイターもいればやや寡黙に黙々と対応するウェイターもいたので人間観察するのも面白かったです。キャビンでは、頻繁にタオルを交換してくれて夜遅い時間帯のターンダウンサービスではベッドサイドに靴を脱いだ後に足を床に置けるようマット(布)が敷かれていて重宝しました。向きによって「GOOD NIGHT」、「GOOD MORNING」が薄ら見えるように織られていました。
船体構造の関係で中央部分は少し内側に入り込むため景色を考えて今回は右舷前方の最後方の客室を指定しました。反時計回りに航海するので左舷側の方が終日航海日は陸地が見えるかなと思いましたが予想以上に沖合を航行したのでどちら側でも代わりは無かったようです。天候が良く ○バス・トイレ:シャワーカーテンは新しいものに取り替えられていたようで綺麗で乾きやすい素材・織り方になっていたように思います。便座には100均一ショップであった貼り付けるタイプのカバーを利用しました。シャワーヘッドが固定式のままなのは残念ですが、湯量・湯温ともに問題なく使用できました。毎日、早朝に利用していたので利用者が少なかったのかも知れません。 ○バルコニー:両隣のキャビンと比較するとライトカバーが交換されており塗装も塗り直されていました。昨年のGW時に利用したバルコニーでは、強風時に仕切りが外れることがありましたが今回は全く問題ありませんでした。
【ショー】ロイヤルコートシアター:邦船や他の外国船のように上級客室専用スペースとして事前確保されたエリアが無いので平等感がありました。他の外国船に比べて無理な席取りは少ないように感じました。初日とマジックの日以外は2回鑑賞しました。 ○ロイヤルコートシアターカンパニー:昨年のメンバからは一新され、男女各2名のシンガーと男女各5名のダンサーで構成されていました。個人的には男性ダンサーのJackは小柄ながら切れのある演技をしていたと思いました。ショー終了後は1名のメンバーがシアターの出入り口でシアター出入り口で挨拶してくれていたのでほぼ毎回一緒に記念撮影させてもらいました。 ○ゲスト出演の「モニーク・ディヘイニー」さんのショー:昨年のSWショートクルーズ時にダイヤモンドプリンセスで行われた時同様の登場の仕方で、曲目等もほぼ同様の構成でしたが盛り上げ方は今回の方が上手かったと思います。1回目終了時にシアター出入り口で挨拶されていた際にダイヤモンドプリンセスで観たことを伝えました。釜山で下船されましたが、寄港地観光されていた方が街中を一人で散策されているモニークさんに出会ったそうです。 【講演会】英語と日本語解説者で交互に行われた時は時間の関係だとは思いますが 【ライブラリー】以前に比べて日本語の蔵書が増えたように感じました。「鬼滅の刃」等のマンガ本もありました。日常では読書する機会が少なかったので毎日2冊ほど借りていました。長崎港寄港時にクルーズターミナルのすぐ前にある「ナガサキピースミュージアム」訪問時に頂いた写真集を寄付させて頂きました。 【ランドリー】2・3日目位から混み合うようです。邦船やダイヤモンドプリンセスと比べると小型で台数も少なめであることも原因かも知れません。特に終日航海日は空き待ちで並んでいる方々を見ます。(全国の主要箇所を複数回訪問したことがあるため)寄港地であまり遠出をしない私たちは寄港日の午前中に利用するようにしています。また、今回の航海ではキャビンは極力ランドリーに近い場所を事前指定もしました。
日本
乗下船時にJR東日本品川駅改札口から徒歩約10分ほどの場所にあった品川駅港南口乗り場発着の無料シャトルバスを利用しました。大型荷物は往復ともに指定のSGムービングに依頼しました。無料シャトルバスには観光バスタイプと路線バスタイプがありバス会社も色々でした。乗船時は15:00チェックイン指定の方が多かったようで14分ほど待って路線バスタイプに着席することが出来ました。下船時は最終組の09:45下船でSGムービングに預けるのに若干待ちましたので約50%の乗車率でした。無料シャトルバス乗車時間は約20分間でした。
日本
コロナ禍前の2018年GWにMSCスプレンディダ乗船で帰港した際には強風により新中央埠頭に着岸できず沖館埠頭に変更になった経験があるので心配していましたが無事に新中央埠頭に着岸しました。今回は青森駅周辺を散策する計画でしたので朝食をゆっくり摂って08:50に下船しました。クルーズターミナルではご当地ゆるキャラ「あぷたん」の出迎えを受けました。JTBクルーズからの船内案内で第17回「AOMORI春フェスティバル」開催の資料があったのでターミナル内の観光案内所で新町通りで10:00-10:30に開催されるオープニングパレードで「大型ねぷた」運行が予定されていることを確認した上で先に09:00から営業している「ねぶたの家ワ・ラッセ」に入館し、館内で11:00から「ねぷた囃子演奏披露&おまつり体験(ハネト・囃子の体験)」も開催され再入場可能なので、「AOMORI春フェスティバル」オープニングパレードで「大型ねぷた」運行、ワ・ラッセで「ねぷた囃子演奏披露&おまつり体験」の両方を楽しみました。キャビンで楽しむ目的で道すがら和菓子を多めに購入してしまったので一旦クイーンエリザベスに戻りました。ランチ後は、「AOMORI春フェスティバル」で自衛隊の特殊車両が展示されていたので色々質問したり、青森駅前で寄港日前日にオープンしたばかりのJR青森駅東口ビルの4階にある青森市設置「青森市民美術展示館」と青森県設置「あおもり縄文ステーション じょもじょも」等を散策しました。
日本
当初は秋田市民俗芸能伝承館(ねぶり流し館)で行われる「竿燈定期公演」が13:30からと伺っていたので昼前から外出を計画していましたが、クルーズターミナル内の観光案内所の方から「ようこそクイーンエリザベス 秋田を見てたんせ」のイベントとして秋田駅西口にある「アゴラ広場」で11:00と12:00に竿燈演技があるということで午前中から観光することにしました。JTBクルーズからの船内案内に秋田港クルーズ列車の情報が記載されていましたが、ネット上では情報を確認で出来なかったため半信半疑でしたがクルーズターミナル内にJR東日本 秋田支社の方々がキチンとした案内所を設けていました。クルーズターミナルから無料シャトルバスで5分もかからない秋田港駅から「秋田港クルーズ列車」を利用して秋田駅まで乗車し、アゴラ広場では限定販売されていた「ソーサ&レモン」味のババヘラアイスを堪能した後に11:00と12:00に行われた竿燈実演を見た後に徒歩移動し秋田市民俗芸能伝承館でも「竿燈定期公演」を楽しんで秋田キャッスルホテル前から無料シャトルバスで戻りました。QE手配のツアーバスも同時刻を狙って到着していましたので大盛況で通常は1回公演を2回に分けて対応されていました。
韓国
今回は着岸時にチマチョゴリを着たマスコットキャラクターの出迎えがありました(申し訳ありません。キャラクター名を知りません)。午前中は、無料シャトルバスで約10分ほどの「スタンフォードホテル」前まで送迎してくれるので「チャガルチ市場」周辺を散策し、2013年11月に47年ぶりに跳開橋の機能を復元された影島大橋を見てLOTTEデパート光復店の屋上から停泊しているQEや万博再誘致も目指している釜山北港再開発事業の様子を眺めたりもしました。午後からは、徒歩で散歩がてら釜山駅周辺を散策しました。出港時には3組の演奏・踊り(サックス、3人組の女性、演舞)の披露がありました。一生懸命披露してもらったのですが司会者等の挨拶・説明が無いのが残念でした。
日本
昨年2023年GWにQE乗船で寄港した際には「チンドン屋」さんによるお出迎えがありましたが、残念ながら今回はありませんでした。松が枝クルーズターミナルを含めて長崎への訪問回数は多いので午前中は手土産ばら撒きように「元亀屋本舗」で切れ端を大量購入した後に元船地区を散策し、一旦帰船してランチを食べながらビールで喉を潤してから、午後は徒歩散策しながら長崎電気軌道の石橋駅から乗車して蛍茶屋駅で折り返して大浦海岸通り駅まで戻る市内見物のプチ旅行を楽しみました。その後に松が枝クルーズターミナルに隣接して「さだまさし」さんの呼びかけからスタートした「ナガサキピースミュージアム」を昨年GWに続いて見学しました。NPO法人で運営されているので本当に少額の寄付をさせて頂いたところ写真を頂きました。世界の人々の笑顔が掲載された写真集でしたのでQEライブラリーに寄贈させて頂きました。出港時には「私立海星高校 吹奏楽部」の皆さんによる演奏がありました。海星高校 広報室のインスタグラムで松が枝クルーズターミナル側から撮影された出港風景が見れます。
日本
早朝07:30前から「鹿児島港クルーズ船 おもてなし隊」と思われる多数の方々が出迎えて頂きました。色々な国際信号旗を持ちながら走って出迎えてくれる人も結構いました。「ドルフィンポート跡地」までの無料シャトルバスを利用して昨年同様に演歌が流れる「かごっま温泉」で一風呂浴びました。昨年のGWよりはQE乗船の方は少なかったように感じました。午後は徒歩20分ほどのところにある「金属団地」交差点まで散歩しドンキホーテや家電店、スーパーで足りなくなった物を補充しました。着岸場所の「マリンポートかごしま」でイベントが開催されていなかったので、昨年2023年GW乗船時のような大渋滞でシャトルバスの到着遅延等が無くてよかったのですが、機関不具合のため出港時間が40分ほど遅くなりました。出港セレモニーは、昨年GW寄港時にも披露してくれた小中学生ジャズバンド「リトルチェリーズ」の演奏でした。
QEは、2026年は日本発着クルーズ配船計画は無いようです。日本発着クルーズ乗船を期待されている方は2025年日本発着配船計画分を予約されては如何でしょうか。 ダンスを踊られるのがお好きな方は勿論ですが、ショーを観るのは好きだけど船内イベントが目白押しでは無くて、少しは寛ぐ時間が欲しいに向いていると思います。小さなお子様連れの場合はMSCベリッシマ、外国船だけれども大浴場も楽しみたい方はダイヤモンドプリンセスのほうが合うのではないでしょうか。 食事に関しては、リーズナブルに乗船できる外国船ならではの外国気分を楽しまれては如何でしょうか。残念ながら(当たり前?)、初めて外国船に乗船された方々は和食をチョイスする方々が多かったようですが、食事にかける時間、味付けや色彩感覚、盛り付け方法、ボリュームなど食文化の違いを楽しまれてはどうかなと思っています。お金と時間がある方は別の選択肢があると考えられます。
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