【南カリブ海クルーズ＆ワシントンD.C.＆NY】アドベンチャー・オブ・ザ・シーズ　終日クルーズで謎寿司を食す　6日目

DAY4

終日クルーズ1回目。
この日のディナーは面白いことがありました♪

前夜にウェイターが
「明日は日本人のためにこのテーブルに寿司を用意するよ！」
と。

いや。。。
気持ちは嬉しいけど、私知ってます。
RCIの寿司は寿司じゃない。
そしてアメリカンなSUSHIでもない。
以前、RCIでどの海苔巻を見ても具が全部パプリカという衝撃のロール寿司を見たので、はっきり言って全然嬉しくないんですけど（笑）

でもせっかくなので厚意は受けることに。
あぁ、かなしき日本人。

ワサビ大好き人間の夫のために「明日はワサビを沢山ちょうだい、あとお箸も」とお願いすると、

「ソイソースもいる？」と。
いや、それ必須アイテムでしょ！！！
さらに、「グリーンソースは？」

超意味不明！！！

でもなんとなく察しがついた。
グリーンソース＝ワサビを溶いた醤油　なんですね。
なぜなら以前RCIの謎SUSHIコーナーで「ソイソース」「ホットソイソース」（ちょっとワサビが溶けてる醤油）「ベリーホットグリーンソース」（もはや醤油ではない）ってのを見ていたから・・・・

要りませんそんなもの。。。

そして本日出てきたSUSHIは何と2皿。
案の定寿司ではなく、そしてSUSHIとも言い難い。
だってもう、何が巻いてあるのか謎。

唯一握りっぽく見えなくもないSUSHIは生のイカ。
しかーし、シャリの部分は何故か海苔巻。
そして具に赤いパプリカ。。。
生のイカの上にはなぜかツメタレ。
いやいや、そこ甘いタレはつけませんから！！！

押し寿司的な見た目のSUSHIで間にサンドされているのはツナ（もちろんフレーク）。
そしてこのツナがなぜかちょっと辛い。。。

後はよく見かける謎のロール寿司。
具はここでもまたパプリカ、ニンジン、キュウリ、そして出ましたカニカマ。

えぇ、頑張って食べましたとも。
日本に帰って本物を食べるよ。。。
ってか、アメリカ本土でももう少しまともなSUSHI売ってるよ。
ネタみたいなのもたまにあって面白くて写真撮ることもあるけどさ・・・・

でもこのSUSHIのお蔭で思わぬ国際交流が。

まず箸。
最近みんな中華料理で使える率が上がってるように思ってたものの、ボストン夫妻はまるで駄目。
私がコーンとかを箸でつまんだら驚いてました。

ユタ妻はシーフードがダメ。
そして、寿司を殆ど見たことが無いらしく、「ビューティフル！」って写真撮りまくり。。。
ユタは田舎なのね。。。

ここで意外な行動をとったのがユタ夫。
最終日にシーフードが好き→×　エビが好き→○　と認めたものの、イカ以外の寿司にチャレンジ。

意外とイケたみたいで結構食べてました。それも箸で。

ユタ妻、夫が箸を使えることにビックリ。
「日本人みたい！」って。


更に、チャレンジャーなのがワサビ。
元々ワサビは食べたことがあって、ちょっと好きだったみたい。
でもこんなに大量に出てきたのが初めてで、最初はほんの少しだったのに段々多くして食べて、ツンツンで目をウルウルさせながら

「初めてホースラディッシュを食べた時と同じインパクト！」

と言って大興奮！
こっちがヒヤヒヤする位ワサビ食べてましたね。

んで、ここでまたびっくり。
醤油が2皿運ばれてきた。。。と思ってたら一つはなぜか弾力が。
これ、ツメたれだったんですよ〜
しかも超甘いの！そしてドロドロ。

日本ではこれをウナギに塗って焼いて食べる。
TERIYAKIソースだよ（いや、ちょっと違うけど）と教えたら、ユタ夫がまたもや興味津々。

そして、あらゆるSUSHIに大量のワサビとTERIYAKIソースを塗りまくって食べる。
結局、その日頼んだメインにもTERIYAKIソースを塗って平らげてました（笑）
私達からしたら「そんなのにも塗るの！？」って思ったけど、かなり気に入ってた様子。
ってか、甘いタレとワサビって、どうなのよ！？

そしてこれまた意外だったのがボストン妻。
なんと、ガリをえらく気に入った様子で全部平らげてました。
確かに、ここのガリはかなり良くできていて、ピンクではなく無着色。

程よく甘酸っぱく、程よく生姜の辛さが残っていて、まさかこんなに本物っぽいガリが南カリブの洋上で食べられるとは思っていなかったので私もびっくり。

「これは何？」　
「ジンジャーピクルス」
「ジンジャーは体にいいのよね。食べてみる」
　もぐもぐ　（ここでだいたい　美味しくない　とか　好きじゃない　ってお皿を押すのが普段のボストン妻）
でも特に何も言わず・・・

その後も、「ジンジャーとって」って何度か言われたのでお気に召した様子（笑）

ユタ妻は何も試さず、ボストン夫は
「海藻食うなんて信じられん！」
って感じだったけど、みんな楽しんでくれてたので（味はともかく）船の厚意に感謝です。

明日も用意しようか？と聞かれたけど、これはさすがに遠慮しました・・・
「いつでもどうぞ！」って言われたけど、いや、もういい。。。。