
飛鳥Ⅱとの出会い、船旅との出会い、今後の運命を左右する出来事。

mr. normandie1935
飛鳥Ⅱ5回、外国船2回(サンプリンセス、クイーンエリザベス)。外航フェリー4回の経験があります。 また、趣味で船の絵を描いております。 特に好きな船はノルマンディー号です。
プロフィールを見るむかーしむかし・・・・それはまだ私が学生だったころの事です。
まだスマホもYouTubeもなかった時代、私は飛鳥Ⅱに乗船しました・・・・・。
当時アルバイトで新聞配達をしていた私は、
バイト代で買ったゲームにも飽きはじめ、貯金もあることだし、どこかに行きたいと思っていました。
当時16だった私は、「そういえば昔は(小学校低学年の頃)タイタニックとか、船旅に憧れてたなぁ。」
と思い、船旅に出ようと思いました。
そう思い私は、ぱしふぃっくびいなすのプロモーションビデオを、
毎日眺め、船旅への憧れは日増しに高まっていきました。
そんなある日、母が
「高知新聞観光のチャーターで飛鳥Ⅱの2泊3日のクルーズがあるよ。」と勧めてくれました。
これが現在にもつながりのある船旅の第一歩でした。
秋も深まり寒さが厳しくなる11月15日、
私は母に連れられ(というより船旅に行けることでハイになっていた私が早朝に)高知新港へと向かいました。
船はまだかと待つこと数時間・・・・・・・。



今思えば、これが運命の出会いというものでした。

飛鳥Ⅱはこの時点でクリスタルハーモニーとして就航して以来すでに17年が経過していましたが、
白く美しい船体は朝日に照らされ、より一層美しく輝きを放っていました。

テントが設営され、仮設の受付所が設置されます。
見送ってくれる母を後に、私は飛鳥Ⅱへと乗船しました。

乗船と共に広がるいい香り、それが高級ホテルなどでも使用されるアロマの香りだとは
知る由もなかった当時の私。
バルコニー客室は高かったため、現在ではできない相部屋となりました。

泊まったEバルコニー。

おのぼりさん状態の私は、一心不乱に撮影します。

船内のどこもかしこも美しい!!
客船はなんて素晴らしいんだ!!フェリーなんかじゃない!!最上級の空間!!

階段だけでも絵になる美しさ!!



どこもかしこも息をのむ美しさ!!
そうしてるうちに、出港の時間がやってきました。
船が汽笛を鳴らし、高知を後にします。向かうは横浜!!
ふと岸壁から手を振っている母を見つけると、なんと父までもが!!
わざわざ来てくれて手を振ってくれたではありませんか!!!!

この当時、埠頭はここしかありませんでした。
後にクルーズブームがやってきて、飛鳥Ⅱをもしのぐ巨大船が入港できるように
新しい埠頭が作られ、客船ターミナルまでもが完成するとは、
この時は夢にも思いませんでした!!
この時、私の人生は始まったのかもしれません・・・・・・。
人生初クルーズ!飛鳥Ⅱ乗船記
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飛鳥Ⅱとの出会い 1日目と2日目
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