どうしてシーボーンに多く乗船しているの?

どうしてシーボーンに多く乗船しているの?

2018年9月11日 13:39
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ms. sae

訪問国数は58。かつてはひとり旅のバックパッカーでしたが、今はクルーズの自由と冒険がつまったぜいたくな時間にはまっています。事前の入念な情報収集でいつも最高の旅をめざしています。

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ブログ記事のテーマを考えていたときに、以前知人から聞かれたこの質問を思い出し、書いてみることにしました。

私がシーボーンに多く乗船している理由。

フレンドリーかつ丁寧で個別的なサービス、美味しい食事、小型船の居心地の良さ、限られた乗客数、客室レベルで待遇に差別がないこと、客室係が女子のみで気楽、イベントが少なく強制的にのんびりできること、などなど、もちろんたくさん理由はあげられます。

ただ、それだけなら、もしかしたら好奇心の方が勝って、同じ船をリピートするよりも、姉妹船や他のクルーズ・ラインを試したりしたかもしれません(かけられるお金と時間は限られていますから…)。

私が、シーボーンクルーズ、特にシーボーン・レジェンドのリピーターになったきっかけは、つまるところ、「ある乗組員のファンになったから」。

「はあ?」という声が聞こえてきそうですが、彼は背が高くてかっこよく、愛嬌もあり、乗客のご婦人方や、同僚(主には女性スタッフ?)から、とても人気があるのです。初めて乗船した2011年、レストラン2でのスマートで気の利いたサービスに感激してファンになり、2回目の翌年は、ダイニングで毎回、彼が担当するエリアをリクエストしました。

シーボーンのクルー(オフィサー以外)は、通常、4ヶ月勤務と2ヶ月休暇を繰り返しています。2回目の下船前の朝に、そのことを聞き出し、勤務スケジュールを計算して、全6回中5回、彼が乗船するクルーズに当たりました。今ではFacebookの友達なので、今乗っている船や、休暇に入った、などの様子もわかります(船のクルーはリピーターとは割と友達になったりするようです)。

常連のご夫妻が、彼と上司と4人、メインダイニングで一緒にディナーをとっている写真をFacebookにアップしていたのを見て、こんなこともできるのか!、と感心し、2016年10月のクルーズ(シーボーン・オデッセイ)では、私も乗船時にディナーをお願いしました。下船前夜に一緒に食事をしながら色々お話しができ、とてもよい思い出になりました。

乗組員(船長などオフィサークラスの場合が多い)と乗客との食事は、リージェント・マリナーに乗ったときも、よく見かけました。ラグジュアリー・ラインでは、リピーターへのサービスとして、普通に行われていることなのかもしれません。母の知っている、クリスタルクルーズの常連の方は、ダンスが趣味で、パートナーをしてくれるお気に入りのホストのスケジュールに合わせて乗船するそうです。クリスタル・シンフォニーで話を聞いた日本人ホステスさんによると、彼を日本に招待したこともあるらしい、とか…?

以上、クルーズには、こんなハマり方、楽しみ方もあるのです、というご紹介でした。

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