
MSCベリッシマでMSCヨットクラブを体験

mr. shibata
1975年コーラルプリンセスで初めて海外旅行をして以来、ずっと船旅を愛好しています。大学時代は横浜港、社会人になってからは神戸港、大阪港、そして現在は名古屋港に足を運び、客船の写真を撮っています。 定年退職したあとは時間が自由になり、色々な海域を巡り船を乗りつないで世界一周を達成。 40年以上の乗船歴を活かしてクルーズの伝道師みたいにクルーズの魅力を発信していきたい。 旅の詳しい記録は下記4トラベルに掲載しています。
プロフィールを見るMSCヨットクラブに乗船のチャンスが到来
日本に来港したクルーズ船で最大のMSCベリッシマに一度は乗ってみたいと前々から思っていた。そしてヨットクラブを利用した船友達から体験談を聞いて、いつかヨットクラブを是非体験したいと思っていたが、チャンスが到来した。
自分にとってはヨットクラブは高嶺の花と思っていたが、体験するにはクルーズ料金が安く抑えられる短いクルーズが良いと思い、照準を当てたのが日本発着クルーズから台湾発着クルーズに配置転換する東京から基隆までの3泊4日クルーズ。
東京港を出港した後は無寄港で台湾の基隆に直行するクルーズである。
無寄港のクルーズなので人気がないと思いきや定員の9割近い約4,900名の乗客が乗船しており、ビックリ。しかも乗客は台湾人3,500名、日本人900名、アメリカ人34名、中国人13名など多国籍で、ロシア人が11名も乗船しているのにも驚いた。
ヨットクラブ専用エリアは快適すぎる !
下記写真の先はヨットクラブの乗客だけの占有スペースで、区画を区切るガラスドアは各自のリストバンドかIDカードで開くようになっている。
ヨットクラブは船首部のブリッジ真上の14~19デッキにあり、17万トンの巨大船の上にラグジュアリー船が乗っているような感じ。
16デッキにはヨットクラブのレセプションと船の前方の景色がよく見渡せる展望ラウンジがあり、18デッキには専用レストランがある。

19デッキにはジャグジー、プールとグリル&バーがあり各種の軽食が用意され、飲み物もアルコールを含めて無料で飲むことができる。しかも自分専用みたいにゆったりと。(イタリアでは『17』は不吉な数字として忌み嫌われているのでデッキ17はない)


人気のショーも専用席にバトラーの案内でストレスフリー
劇場での夜のショーを観るには一般客は長蛇の列に並ばなくてはいけないが、ヨットクラブの乗客は黒服のバトラーに付き添われて予約なしで専用席で観ることができる。

非日常を味わうのがクルーズの醍醐味である。ヨットクラブを利用するとバトラーを味方にして長蛇の列の待ち時間もなくストレスがない。レストランではゆったりと食事もできて、しかも飲み物はオールインクルーシブでいちいち決済する必要もなく気分が良い。
ヨットクラブを利用するのにお金を払う価値は確かにある。
MSCは素晴らしいシステムを考えたものである。
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