
シリーズの記事一覧
15件の記事
いざ、マルタへ
# 経由地から楽しもう 乗船地マルタ島バレッタまでは当然のことながら、直行便はなく、どこを経由していこうかと思案の末、パリへ。ついでに久々の夏のパリを楽しんでから向かおうと計画。 直前に今でも信じたくないノートルダム寺院の火災があり、これなら前回1月に寄ったときにもう一度行っておけばよかったと後悔の嵐。 でもパリはや…

要塞都市バレッタ
# 壮絶な歴史を持つマルタ島 地図で見てみよう。シチリア島も小さいが、さらに見えないくらい小さいのがマルタ島。パリから飛行機でなんと、3時間もかかるのを今回初めて知った。子供の時にマルタの鷹というハードボイルド小説でこの島の名前を知ったくらいで、何の知識も実はなかった。そういえば、最近みたエチオピア難民救出作戦の映画…

出航は思い思いの演出で楽しもう
# 汽笛とシャンパン 最近はクルーズ船寄港地として賑わうヴァレッタ。街は船が寄港している時間だけやたらに人であふれている。そんな要塞都市をバックに出航というのもなかなか乙なものであった。今回いつもと違っていたのは、乗船後すぐに部屋に案内されたことだ。ラウンジに通され案内されるまで待たされるというのが常だったので拍子抜…

客層の塩梅
# サービスと乗客の相乗効果 今回のポナンクルーズには大きな変動があった。これで4度目のポナン乗船であるが、過去3回とも、フランス語圏がからの乗客が7~9割と高かった。残りは大半がヨーロッパからの乗船客が占めており、アジアはもちろん米国、オーストラリア、ニュージーランド、南米から来た乗客は極少数であった。地中海だけで…

常連さんのぼやき
# ポナンが愛される理由 フランスのバカンス船として多くの愛好者を誇るポナン。大型クルーズ船と差別化した小ぶりな船で洒落たサービスと常連客をあきさせない企画力でフランス、ベルギーを中心に多くの人々を魅了してきた。 実際、いろいろなフランス語圏の人と話をすると、ほとんどがリピーターでポナンで世界中を旅している。彼らは永…

ギリシャの小さな島を巡る幸福 2
#リゾートと暮らし ギリシャの小さな島々を巡る喜びを熱く語ってくださった、2017年夏にご一緒したリリアルのキャプテン。今回の航路、東地中海の島々に寄港し終着港のイスタンブールまで、ギリシャ・ローマ・オスマントルコの盛衰を肌で感じながら、つくづくキャプテンのことばを思い出した。 地中海性気候の特色は、夏の強烈な日差し…

四方山話は情報の宝庫
# 船上口コミ調査 クルーズ中、あちこちで乗客同士の話に花が咲く。フランス人はポナン一筋派が多く、ほかの船の話にならずにどちらかといえばポナンへの苦言みたいな話になってしまうことが多い。これもポナン愛が強いからこその証である。期待値は常に高く基準は自分である。ヨットオーナーの気分でというコンセプトが忠実にヒットしてい…

パトモス島のオサレブティック
# ローカルモードを楽しもう パトモス島では先に口コミでも述べたが、終日20ユーロでスクーターを借りて、あちらこちら島内の観光案内にもないような所まで巡った。ポート付近の繁華街にはたくさんのレストランや土産物屋が軒を連ねており、その中に土産物色に染まらない3軒のオサレ度高のブティックをみつけ、それぞれにて買い込んでし…

常連さん、期待はずれに泣く
# VISA取得はお忘れなく ポナン船にはジャーナルにも掲載されず、しかもいつあるかもわからないが、常連さんが期待する、おなじみの行事がある。実施されるか否かは、すべてはキャプテン次第。この素敵な船からのプレゼントはいつも忘れたころにやってくる。 終着地の一歩手前の寄港地モリヴォスにて、その予感が走る。いつもは寄港地…

グラン・ブルーの世界を辿る
# どこまでもBlueなアモルゴス リュック ベッソン監督の映画 グラン・ブルーのロケ地の一つとして知られているアモルゴスに着く直前、船内はThe Big Blue Overtureが静かに流れ、乗客の気分は否が応でも盛り上がる。今か今かとテンダーボート乗降口は人集りとなる。私は前日シアターで開かれていた寄港地レクチ…

ガリポリの戦い
#黙祷を捧げる 40年も前のことと改めて認識するが、高校では世界史を選択していた。あの頃、世界史の勉強イコール大学受験のための選択科目でしかなかったが、地中海を巡るようになってから、遠い記憶を蘇らせつつ新たに学び続けている。 The Gallipoli Campaign 第一次世界大戦中、連合軍は同盟国側のオスマン帝…

傷口に塩を塗る
# 万国共通 母は強し シロス島はクルーズ船が頻繁に停泊する島でありながら観光地というよりは、そこで暮らす人々との距離が近い島だった。見どころである教会は丘の上にあり、そこに辿り着くまでに沢山の猫に出会った。私のキャンバスバッグで爪とぎ始めた猫ちゃんもいて、炎天下の中でのウォーキングも楽しくてしかたがなかった。 
キャプテンの采配が船旅を左右する
# 元船長さんのぼやき ポナンの旅はこれが4度目となった。船は新しく進化したが、残念ながら今回のクルーとサービスは発展途上段階でありツッコミ所が沢山あった。 今回元船長さんが乗っており色々と話す機会があった。彼はリタイア後は乗客として船旅を続けており、やはり我々と同意見かつ厳しい目線で口を切る。ポナンは新しい船を急激…

アポロンとアルテミス誕生の地
# 世界遺産を巡る 今回の航路は名所がめじろ押しである。中でも中盤に訪れた、獅子像が印象深いデロス島は申し込んだ時よりメインイベントの地位にあり、実際、忽然と失われた繁栄の刻印を一つ一つをガイドが丁寧に解説してくれ、私の想像力は無限に広がった。  正直、あまり遺跡への思い入…

インスタ映えの聖地 ミコノス
# 異空間と化す観光聖地 ミコノスも目玉寄港地であったが、当初の予定とはだいぶ変更になり滞在時間が短くなってしまった。挙句、テンダーボートも波が荒く定時に出発することができず、やきもきする乗客でプールサイドは溢れた。  よってセレブが競うようにインスタに掲載しているような夕…
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Takeshi & Kimi Blog
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