
匿名ユーザー
2019年4月2日31日間 / 30 nights / 31 days, one-way from Buenos Aires to Los Angeles
寄港地観光 City Drive & Museum: 10:00am-12:00;$70【選定の理由】1982年にはここフォークランド諸島を巡って英国・アルゼンチンの間で戦争が起こりました。戦争の現場となった島々とは、いったいどのような風土なのか把握するために選びました。 寄港地観光の詳細、アクティビティ 【イクスカーション内容】テンダーボートに乗って、スタンリーの波止場まで移動。バスに乗車し市の東にある飛行場からトーテムポール、西の総督官邸まで車上観光をし、歴史博物館で下車しました。 【感想】上陸して風と雨が強く、観光を諦めていましたが、総督官邸に着くころから雨も止み日が差し、素晴らしい天気となりました。民家は白い壁に三角形の薄紅色・薄緑色の屋根が多く、青い空と背丈の低い草木の緑に映え、美しい景観を形作っていました。パナマ運河が開設されるまではマゼラン海峡を通るクジラ漁者にとって重要な街であったと思います。歴史博物館ではフォークランド戦争についての記録映画と展示を見ました。この静かで美しい村を突如としてアルゼンチン軍が占領したのには村民も驚き、憤りもきっと大きかったことと思います。フォークランド戦争はアルゼンチン ガルチェリ大統領が国民の不満をそらすために侵略し、それを人気が落ちていたサッチャー政権が絶好の好機として反撃し侵略軍をボコボコにし支持率が急上昇したというのが主人の独断です。なお島の住民はイギリス系白人の入植者がほとんどを占めるようです。先住民は白人が持ち込んだインフルエンザで滅んでしまった、という説明がガイドさんからあり、複雑な思いを抱きました。波止場の近くにある大聖堂には飾りはありませんが、がっちりとした印象でイングランド教会という感じがします。インターネットによれば住民の55%はイングランド教会でその他のプロテスタントが28%を占めているということです。歴史博物館の近くには何とカソリックのセント メリー教会が美しく建っていました。この事実は19世紀後半に入植し牛と羊を持ち込んだスコットランド人の信仰とその後の複雑な歴史を暗示しているように思います。
寄港地での過ごし方




