このクルーズを選んだ理由
一昨年QEで大西洋を横断した際、出来れば太平洋もどこかのクルーズで横断し乗り継ぎたかったのですが、時期的に良い選択肢が無かった。そこで、次は太平洋横断と思っていたのですが、私自身は、出来れば未経験のクルーズラインにしたかった。しかし、母がQEにこだわり、叔母にQEを体験させたいと。私は、QEのカジノが素晴らしく、またあのカジノでプレイしたいという思いはあったのと、東京国際クルーズターミナルを利用してみたいという思いもあり、またQEに乗ろうということで決着しました。

mr. ranpou さんの21回目の乗船記

2024年7月1日 投稿
2024年5月24日
19日間
家族
バルコニー
総合評価
食事
サービス
客室
船内施設
この航程マップはイメージです。実際の航路や寄港順は変更となる場合があります。
東京
Tokyo
青森
Aomori
小樽
Otaru
コディアック島(アラスカ州)
Kodiak Island (Alaska)
スワード(アラスカ州)
Seward (Alaska)
ハバード・グレイシャー(アラスカ州)
Hubbard Glacier (Alaska)
アイシー・ストレイト・ポイント(アラスカ州)
Icy Strait Point (Alaska)
グレイシャーベイ(アラスカ州)
Glacier Bay (Alaska)
ビクトリア(バンクーバー島)
Victoria (Vancouver Island, BC Canada)
バンクーバー(ブリティッシュコロンビア州)
Vancouver (BC Canada)
寄港地
日本
—
寄港地
日本
—
寄港地
日本
—
寄港地
アメリカ
—
一昨年QEで大西洋を横断した際、出来れば太平洋もどこかのクルーズで横断し乗り継ぎたかったのですが、時期的に良い選択肢が無かった。そこで、次は太平洋横断と思っていたのですが、私自身は、出来れば未経験のクルーズラインにしたかった。しかし、母がQEにこだわり、叔母にQEを体験させたいと。私は、QEのカジノが素晴らしく、またあのカジノでプレイしたいという思いはあったのと、東京国際クルーズターミナルを利用してみたいという思いもあり、またQEに乗ろうということで決着しました。
●Britannia Restaurant 乗船前にWebから、ディナーは1回目の時間を希望していました。しかし、座席指定の無いオープンダイニングにされていました。時間が自由なのは悪くないですが、座席指定が無く毎回違う席のため、担当するウエイターも毎回異なりました。日本語メニューを毎回記念にもらいたいという希望があり、前回は担当者が覚えてくれて、毎回言わずとも持ち帰り用にメニューをくれるようになったのですが、今回は毎回説明しなければなりませんでした。ホワイトスターを書く相手も出来ませんでした。 叔母が、胃が無く食道も一部切除している関係で、食事の前にお湯をもらってとろみをつけて先に飲む必要がありました。そのため、最初に水が注がれる際にお湯を希望するわけですが、その時のウエイターによって対応が異なりました。コーヒーカップに一杯お湯を持ってくるだけの人もいれば、ティーポットにお湯を入れておかわりできるように持ってくる人も。こういうことも、座席指定だったら毎回説明する手間が省けたのかもしれません。 朝食時、ジャパニーズブレックファーストと希望すると、メニューに無い和朝食をオーダーできました。しかし、和食の理解がイマイチ。紅生姜が独立した一品として大量に盛られた小鉢、梅干しが5つも盛られた小鉢、小さい魚の切り身はあっても、それより大きい肉料理。海苔はありましたが、流石に納豆等はありません。まあ、ご飯と味噌汁だけでもゆっくり食べたいという朝には悪くない選択ですから、多少の違和感は仕方ありません。大きいお盆で全てが一度にサーブされるので、テーブルの上を色々と片付けないと場所も作れませんし、オーダーしてからサーブされるまでかなり待たされ、イレギュラーな対応をお願いしてしまったのかなと思いました。急いでいる時は向きません。 ●Lido Restaurant 乗って数日で、ドリンク類の種類が減り始めました。ドリンクサーバーに、水かレモネードしか無いようなことが何度も。 途中で気付きましたが、実は毎晩、ディナーの時間はテーマがありました。初日から順番にオーストラリア、タイ、インド、日本、オリエンタル、スペイン、マレーシア、メキシコ、トルコ、イギリス、南米と続き、一度"シェフのおすすめ"の日があってから、アメリカ、ドイツ、アラブ、インド、鮮魚市場の夕食、日本、英国カーベリー料理とされていました。興味のある日は、ブリタニアに行くか迷いました。 なお、日本食の日、ラーメンと銘打って提供されていたのは、きしめんのような平べったい謎麺でした。 ●Lido Alternative Dining Bamboo(東アジア)、Coriander(インド)、La Piazza(イタリア)、Frontier(北米)と4~6日で料理のテーマが変わるのですが、前回2022年乗船時、Bambooがテーマの時に行きたかったのにタイミングが合わず行けず、今回は利用したいと考えていました。 乗船前、Webから予約することが出来たのですが、その時点では$20とお手頃価格で、前回乗船中でも$25だったのですが、今回乗ってからの値段は$35でした。$20で予約しておけば良かったと後悔。結局利用しませんでした。利用するなら、絶対に乗船前に予約した方が良いです。 ●Golden Lion ビンゴのある日は、無料のパブランチと合わせて利用することが多かったです。ただ、Cunard Craft CollaborationのCUNARD GOLD、CUNARD RED、CUNARD BLACKの3種類のビールを飲みたかったのですが、CUNARD GOLDはずっと売り切れのままで飲めませんでした。(他所でも、叔母がトマトジュースを品切れと断られることが何度かあったりしました。) ビンゴの時間とパブランチの終了時間は微妙で、基本的にランチは14:30までで、15:15からのビンゴ前に終わっているのですが、途中一週間連続で毎日正午に時差修正で1時間時計が進むことが続いた際は、ランチの営業時間を短縮しないために15:30までがランチタイムで、ビンゴに合わせてのランチが可能でした。とは言っても、ビンゴが始まると忙しいので、それまでに食べ終えるくらいがベスト。ただ不思議なのは、ここで食事をしている日本人には遭遇しませんでした。ビンゴは大体45分たっぷり楽しめるイベントで、それとパブランチでフィッシュ&チップスなんて、私としてはベストなQEの過ごし方だと思うのですが。 ●Queens Room アフタヌーンティーの時間に利用したかったのですが、物凄い人が多くて諦めました。前回乗船時はそうでもなかったので、予想外でした。この混み方が普通なのでしょうけど。 ●ルームサービス 朝食の場合のみ、前日オーダー用紙に記入する必要がありますが、我々は3人なのに用紙が2人用で困りました。2人分しか、オーダーを書けない。仕方なく、2人目と3人目は同じ内容のオーダーとして、2人目の欄外に3人目も同じ内容で希望していることが分かるように書き込みました。 ルームサービスで良かったと思ったのはGlacier Bayの日の朝。到着(湾に入り始める時間)が6:15amと早く、普通にリド等へ朝食を食べに行く時間が惜しい。ルームサービスの朝食は7:00が最初で、それも前日に厄介なオーダー用紙に記入する必要があるけれど、実はその前の時間帯、深夜メニューが7:00までオーダーでき、それはいつでも電話すれば良い。しかも、朝食メニューよりガッツリした食事が選べる。当日6:30になってからこれに気付き、慌てて6:45に電話でオーダー。50分かかると言われましたが、30分で料理が届き、バルコニーからの景色を楽しむ時間を無駄にせずに朝食がとれました。なお、深夜メニューのオーダーとは言え、結局朝食の忙しい時間帯に届けてもらうことになったわけで、無料のルームサービスですがチップを5ドル渡しました。 この日は、普段閉鎖されているデッキ5船首のオープンデッキが7:30から解放されるとデイリープログラムでアナウンスされており、自室は5003でその出入口のすぐ近くで、ルームサービスが届いたすぐ後には目の前の廊下に並び始めている人もいるような状況でした。こういう日に利用する場合は、せめて通路が混む前に届けてもらえるように、早めにオーダーしなきゃダメですね。 なお、3人でバルコニーで食事するには、椅子も足りないしテーブルも小さいので、室内の椅子とテーブルを外に出して対処しました。
●体調不良時 下の「お部屋」に書いた通り、母は船酔いで大変だったのですが、その少し前から風邪のような症状も併発し、38度の熱が出てしまいました。医務室の営業時間を確認したら既に終了後で、パーサーズオフィスで相談し、医務室から客室に電話をもらい、通訳に日本語ホスピタリティデスクでお世話になっていたユミさんに入ってもらえました。すると、とりあえず薬だけもらうか、時間外だけど医者に診察してもらうかの選択に。イギリスの一般的な風邪薬だといってもらった薬は解熱鎮痛剤でしたが、たった$2.88と安くて吃驚。それで様子見して改善しなければ翌日医務室の営業時間にという話に。なんとかそれで回復できました。 ユミさんには、ルームサービスでメニューに無いお粥を手配して頂いたり、翌日も体調確認にご連絡頂いたりと、大変お世話になりました。単に日本語話者が乗船しているというのではなく、ちゃんとサポートしてもらえるというのは、前回もそうでしたが、流石キュナードと安心できました。もちろん、ホワイトスターを書きました。(1月に乗ったMS●の医務室対応が酷かったというレビューを書いてますが、天地の差です。) ●ポストカード 前回同様、パーサーズオフィスで無料のポストカードをもらい、母が船から手紙を出しました。一通目の時、責任者が体調不良で不在とかで正確な金額が分からないとのことで、とりあえず$2.15(後で$2.50に変更されても構わないという約束の上)で書類にサイン。後日二通目の時は$3.50でした。最初の$2.15の請求は、最後まで修正されずそのままでした。 船から出すと、宛名面に記念になるような船のスタンプを押してもらえるのですが、母はかなり書き込んでしまっていて隙間が少なく、スタンプ押すのに苦労されてました。もし出すなら、スタンプ押されることを考慮して、宛名面に余裕が残るように書いた方が良いです。 まあ、船から手紙を出すというのは、いかにもクルーズ旅っぽいですから、出せる船なら出すことをオススメします。(●SCの某船ように、郵便サービスやってないとか断られるケースもあります。) ●カジノについて 前回2022年、クイーンエリザベスで素晴らしいカジノ経験をさせてもらいましたが、今回も素晴らしかった。初めてカジノに行った時点で「ヒロシさんですか?」と、私が来ることが伝わっていることに驚きましたが、ディーラーやスーパーバイザーだけでなく、毎日一緒になる外国のプレイヤーたちも素晴らしかったのが印象的。 いつも派手な奥さんと一緒で、マフィアの様な強面で高額ベットばかりする男性は、私のプレイスタイルを理解してからは受け入れてくれた感じで、寄港地で会っても気さくに挨拶してくれたり、奥さんからも先に周遊してきた日本各地の感想を楽しく聞かせてもらいました。 一見気難しそうな英国紳士風なお爺さんは、船内ですれ違うと突然大声で「ブラックジャ~ック!」と驚かせてくれたりと実はお茶目。違うテーブルで遊んでいても、レアなオプションベットで125倍配当を当てたらわざわざこちらを向いて自慢してきたので、親指立てて褒めてあげました。 どんな時もケラケラと大声で笑ってテーブルを明るく盛り上げるお姉さんプレイヤー、私がプレイしていると安心と言って参戦してくる子育てを終えて旅を楽しんでいるお母さんプレイヤー、BlackJackの基本となるベーシックストラテジーに反する選択を繰り返すのに皆から愛されてるマーリンお婆さん等々、楽しい人々ばかりでした。特にマーリンお婆さんからは、一度彼女が離席してしばらくして戻ってきた時、まだ私がいるのを見て「まだ生き残ってるの?」と言うので、Here is my stateroom.と答えて笑わせたら、次に会った時にMy lucky friend.と呼んでくれるように。ディーラーと一緒に爆笑しました。 スーパーバイザーからは、何やらフィリピンで友達を意味するらしいpreと呼ばれてましたが、女性ディーラーからはドレスコードRoaring Twentiesの夜の帽子を被った私の姿がカッコ良かったとか、(50歳だけど)35歳で通じる、特にいつも隣りに参戦してくる女性プレイヤーはあなたに気があると言ってた等々聞かされ、男性ディーラーが女性陣に「彼は奥さんを探しているよ」とか言い出し焦ったり。社交場としてのカジノをこれ以上無いくらい楽しみました。 殆どその場限りで再会しない陸のカジノでは、ここまでの関係は築けません。お客やディーラーと顔なじみになるクルーズ船のカジノならではの楽しみ方であり、このためにクルーズ旅行が好きな自分としては大満足でした。 しかし、ほとんどの日本人の乗客の方々からは勝敗や勝ち方ばかり質問される感じで、たまにプレイしている日本人もゲーム進行に集中している方が多い印象。社交場としてのクルーズ船カジノならではの魅力をもっと楽しんでもらえたら良いのにと、少し残念に思いました。もちろん、英語が不得意とかあるでしょうが、私も英語は得意では無いし、よくpardon?と聞き直しカタコトでなんとか答える程度。私の発音が悪くて伝わらなかった時、お姉さんプレイヤーが何度も聴き直してくれた末にやっと理解してくれ、大声で笑いながら「やったー!彼の通訳になるわ!」とテーブルを爆笑させてくれたのは、良い思い出なのです。日本人同士が日本語で会話すると、もう外国の方は黙ってしまうので、同じテーブルに外国の方がいる場合は、私は相手が日本人ディーラーでもなるべく日本語で話しかけないよう心掛けていました。 ・日本人ディーラー そうそう、このカジノで一番貴重だったのが、この日本人ディーラーのアヤコさんの存在です。カジノに不慣れな日本人でも日本語で教えてもらえる貴重な機会であり、もっと日本人の皆さんにテーブルゲームに参加して頂きたかった。日本人ディーラーの存在は、前回お世話になったインターナショナルホストから事前に聞いてはいたのですが、会って吃驚。初対面でしたが、私が卒業したのと同じカジノスクールの1年先輩でした。過去20回以上のカジノ目的の外国船クルーズ経験で、日本人ディーラーに出会ったのは初めて。普通のカジノでは出来ない濃いー話を色々聞けました。(飛鳥Ⅱの純粋なゲームでしかない疑似カジノの日本人ディーラーは皆私の母校の卒業生で、今も同期が乗船しており、私自身求人に応募して落ちた過去があります。しかし、外国船のリアルカジノで働けている日本人ディーラーは、超レアで憧れの存在だったりするのです。) 日本人ディーラーがいる外国船カジノの貴重さがどれくらいかと言うと、確かカーニバル全体で3人とか。その1人が乗船していたわけです。カジノ初心者な日本人客には物凄いラッキーな状況だったのですが、皆さんそれをどこまで理解されていたのやら。カジノ側も、あまり日本人客向けルール説明会などは積極的に見えなかったので聞いてみたのですが、以前はもっとやっていたとのこと。しかし、日本人は説明を聞くだけでお金を使わず、遊んでくれないのであまりやらなくなったとか。私がBlackJackをプレイしていると、それを見ている日本人の方は多く、何度も来られる方もいましたが、殆どはそれまで。興味はあるけど一線を超えられないのなら、勿体ないなと思いました。(こういう話は、陸のカジノでもよく聞く話で、遊んでもらおうとゲームに使える特典チップをカジノが無料で日本人に提供すると、遊ばずにそのチップをお土産として持ち帰ってしまうとか、残念なことをされるのでプロモーションをやめたとかアルアルなのです。個人的には、こういう話の延長線上に、クルーズラインの日本市場からの撤退増加という話があると思っています。) ・ギフト 母は、旅先でお世話になった人へのギフトをいつも持ってくるのですが、今回はギフトが余るというので、私がお世話になったカジノチームの11人に簡単なギフトを渡しました。丁度今回で下船するスタッフ等もおり、良い記念になると喜んでもらえ、スーパーバイザーからもお礼を言われました。Sewardでは観光中、休みで自転車観光していたディーラーとスーパーバイザーに呼び止められ吃驚しましたが、それくらい、カジノのスタッフとは馴染んでいましたし、カジノがオープンしていた全18日間を通して楽しく遊ばせてもらったことを思えば、渡せて良かったです。 ディーラーへのチップは、自分の賭け金と一緒にデイーラーの賭け金としてベットし、勝ったら倍額をディーラーに渡せるという方法(ディーラーと一緒に勝とうというムードが作れて盛り上がる)で合計何百ドル渡したか数えてませんが、お金と別に形のあるギフトを渡すことは、この船のカジノでは意味があります。何故なら、ディーラーへ渡したチップは、その個々人が直接受け取るのではなく、他のプレイヤーからのチップと全て合算し、カジノスタッフ皆で均等に分け合うからです。過去に、個人を名指しで、下船時に$100入った封筒を何通も送ってくれたお客がいたそうですが、それも名指しされてないスタッフ含め皆で均等に分け合ったと聞きました。これは、ディーラーとお客の癒着を防ぐ、カジノ特有のチップのルールであり、クルーズ船の他のサービスのスタッフへのチップとは全く異なる扱いとなるわけです。 その為、受け取る側としても、誰からいくらもらったのか等、具体的には分からない。あえてそう処理される訳です。対して、形のあるギフトでお礼すると、癒着防止ルールの抜け道的ではありますが、個々のスタッフから「ヒロシからだ!」と思ってもらえる。それでも、特定のディーラーのみに渡すのでは、もしかしたら断られるかもしれないし、受け取る側を困らせる可能性もあったと思うので、カジノの全スタッフに行き渡るように渡せたのは幸いでした。(もちろん、ホワイトスターでディーラー個人を褒めるのも良いでしょう。私は、カジノチーム宛とし、チーム全体をホワイトスターで賞賛しましたが。) ●失敗、残念だったこと ・船内での様々な予約 乗船前からWebで各種予約が出来るようになっていましたが、乗ってからでも構わないと思っていました。しかし、値段が全然違いました。Lido Alternative Diningが乗船前$20だったのが、乗船後$35だったのは上にも書きましたが、他にも似たことが。 私は今回、船のBarBarでヘアカットする予定で、MAREELスパのBarBarでのMen's wet cut and style dryが乗船前の予約は寄港日$41とされていたのを確認していました。しかし、乗船後に聞きに行ったら$45に15%サービス料で何故か$54(計算合わない)と言われ、更に実際にカットしてもらった後の請求は$56.35でした。 Lido Alternative Diningもそうですが、何故乗船前に予約しなかったかと言うと、船内の清算にして、カジノの結果によって現金精算しようと考えていたからなのですが、こんなに高くなるなら先に予約しておくべきでした。(BarBarのカットが下手だったのも残念。) ・船内アカウントの清算 前回、乗船後に発生した支払いは、下船前夜にカジノの勝ち金で現金精算したので、今回もそのつもりでいました。ところが、下船3日前の6/8くらいに何故かOn Board Account Statementが部屋に届きました。その封筒には、航海の終了時にカード決済されると明記されていましたし、最初に客室に配布されていたクルーズガイドにも決済手続きはクルーズ終了時と書いてあったので、特に気にしていなかったのですが、翌日スマホでMyVoyageの自分への請求を確認したら、それまでの請求が消えて金額が$0になっていてアレ?と。パーサーズオフィスで確認したら、既にクレジットカード会社で決済済みで、もう現金清算は出来ないと。現金清算は6/8までに申し出る必要があったと言われ落胆しました。 特別私だけの話ではなく、こんなイレギュラーな対応をするなら全体に分かりやすくアナウンスすべきだし、クルーズ終了時という誤ったアナウンスをしていた自覚がパーサーズオフィスに無いことに驚きました。何故通常より数日早く決済されてしまったのか不明ですが、予め$1=149.5円で両替し持参した軍資金を十分に持っていた私にとって、カード会社から1$=160.566円で請求されたのはガッカリでした。(そんなこともあって、カジノ最終日の6/9に現金が余ってしまい、大勝負に使ってしまったのですが(自爆)) ・カジノ最終日 ビクトリアに寄港する6/10はカジノがオープンせず、6/9がカジノ最終日ということを、私は直前まで知りませんでした。ビクトリアの出港が夜遅いからなのか、バンクーバーへの移動は公海に出ないのか分かりませんが、恐らくカジノをオープン出来ない理由があってのこと。そういうマジメなところもキュナードらしいのですが、アナウンスがあったのは6/9夜に届いた6/10のデイリープログラム。私は偶然、カジノでそれより早く知りましたが、デイリープログラムまで知らなかったら最悪でした。 思えば、何日目かにカジノオープンが1時間程遅れた日があり、この時は公海に出るのが遅れて、船長からカジノオープンの許可メールがもらえない(メールで許可がカジノに届くというのも面白い)という理由でした。(過去にM●Cで、大阪湾の中なのに違法にカジノをオープンしている場面に遭遇したことがありますが、そういういい加減な会社とは違うわけです。)なので、真面目にオープンしないこと自体は仕方ないですし、それまで18日間も遊べただけで十分なのですが、最後にもう1日遊べると思っていたのが無かったのは予想外だったのと、それが手遅れになるまでアナウンスされないということは残念でした。まあ、カジノに興味の無い大半の乗客には、どうでも良いことなのでしょうが。 ・日本語版デイリープログラム 英語版よりコンパクトなため、オリジナルからの情報の省略が多すぎ、それに気付くまで見逃したイベントが多かった。特に最初は、英語版が部屋に届けられず、省略翻訳版の日本語版デイリープログラムしか無かったので、これに気付けなかった。(思い返せば前回も省略版でしたが、すっかり失念していました。)カジノに興味がある日本人は多くないという前提で、カジノイベントが日本語版からは削られていたのです。ホスピタリティデスクでユミさんにアピールし、後から掲載してもらえるようにはなりましたが。(前回日本人客はうちの2人だけだったのが、今回は約150人ですから、カジノが後回しにされるのは仕方のないことなのだろうとは思います。なおカジノでは、過去に日本語版デイリープログラムでカジノイベントについて誤った情報を掲載されてお客様と揉めてしまったことがあったそうで、カジノの存在意義について正しい理解が得られていないのだろうなとは思いました。) ・ウエイターへのチップ 私はカジノから、ゲーム中にオーダーするドリンクは全て無料にしてもらっていましたが、それを運んでくるウエイターには毎回$5のチェック(テーブルゲームで使用しているチップ)を渡していました。これだけで計$80くらい払っており、常識的には高すぎると思うのですが、ミニマム$5のテーブルで$5未満のチェックに両替してもらうのが面倒だったのが最初でした。が、毎回同じウエイターのオジさんで仲良くなり、私がゲームを始めると背後でオーダーを待ってくれるようになり、パブのゴールデンライオンでも丁寧に接客してもらえ、おじさんにチップ払うとゲームに勝てるような気もして(笑)、これはこれで良かったです。ただ、この話がウエイター間に広まり、他のウエイターも私のオーダー待ちに来るようになっているとディーラーに知らされてから、アチャーと。おじさんだけ特別のつもりだったのですが、最後は別のウエイターにも$5払ってました(苦笑)
最初に予約したのは、デッキ1の1091という海側の客室でしたが、本来の希望はバルコニーでした。しかし、予約した時点では3人可(1人はソファーベッド)のバルコニーが売り切れとされており、窓のみの海側は仕方なくの選択でした。それも、3人可はデッキ1しか残ってなかった。(自分が、海側が$1,000を切るのを待って3月まで予約しなかったせいですが(自爆)) とはいえ、キュナードの売り切れは当てにならないと考えており、どうせ直前まで後から後から空室が出るだろうとは思っていました。ただ、そうは思っていても、もし本当にダメだったら困るので、少ない3人部屋を押さえられる時に押さえておかねばと予約したのです。バルコニーに空きが出たら、前回同様差額でアップグレードすれば良いと。 ところが今回、前回と違い、キュナードは他社のように入札でアップグレードする制度を導入しており、仮にバルコニーに空きがある場合に、いくら出す気があるかを自己申告するシステムとなっていました。空きがあったら、他の入札者より高い金額を提示していればアップグレードできる。そこで悩みましたが、海側からバルコニーへのアップグレード1人分として、$400を提示。乗船一週間前、アップグレードでデッキ5前方の5003に変更になったと連絡を受けました。実はこの間、ウォッチしていると3人可のバルコニーに空室が出たり消えたりを繰り返していることが分かったのですが、その金額は私の提示した差額を海側で払った金額に足したより高かった。これ以上値下げは無さそうだけど、どうせ売れ残るから入札が成立するという読みが当たった訳です。 この入札制度、アップグレード先の客室を選べないというのは欠点ですが、3人の場合にとても有利。入札では1人分の金額を提示し、2人部屋前提なので最終的には提示金額の2倍が請求されるわけですが、なんと3人でも2倍で良いのです。3人目のアップグレード料金は無料。普通に予約する場合、3人目は1・2人目の半額払う計算となるでしょうが、今回は最初の予約時の海側客室料金で半額払っただけ。なので、3人で海側からバルコニーへのアップグレードにかかった差額は、たった$800でした。もっと高いスイートも同じ条件ですから、3人でスイートにしたいけど...という場合、どうせスイート売れ残るだろうと思うなら、とりあえず一番安い客室を予約し、入札でアップグレードを狙うのは手です。もちろん、失敗しても知りませんが(笑) ●アップグレードしたバルコニーの5003 船首すぎたので揺れを心配していたのですが、案の定厳しい日があり、母が船酔いしました。少し気持ち悪いと言っていた段階で酔い止めを飲むようすすめたのですが、母は従わず最悪に。(私と叔母は平気でしたが。) また、3人目のソファーベッドが広がっていると、デスク前のスペースが殆ど埋まるような状況で、高齢な母や叔母はバルコニーに出るのも大変なくらい、予想以上に邪魔でした。以前、他船で3人部屋を利用したことはあったのですが、今回ここまで不便になるとは思いませんでした。ソファー状態とベッド状態との変更は結構大変で、自分では無理。今日は清掃いらないと思うような日でも、毎日2回、必ずベッドルームスチュアードにやってもらう必要がありました。(これが、朝食をバルコニーで食べたい時間帯は早すぎてまだ来ないので、ルームサービスの食事をバルコニーに運ぶのが大変でした。) 加えて、直前のアップグレードによる部屋変更の影響もあってか、事前にキュナードにWebから申請していた、母が希望していたシャワールーム用の椅子が届いておらず、3人なのに2人分しかコップやタオルも無かったり、デイリープログラムが足りないとか等々、最初はドタバタがありました。(日本語ホスピタリティデスクを通じて全て改善しました。) 逆に、5003で本当に良かったと思ったのは、6/5のハバードグレイシャー、6/7のグレイシャーベイの2回。普段は閉鎖されている船首のオープンデッキが開放されたのですが、この出入口まで3秒の位置でした。お陰で、自室のバルコニーと船首を簡単に何度も行き来して、景色を堪能できました。 本来なら、もっと上のオープンデッキの景色がベストと思うのですが、高齢な母と叔母はエレベーターホールへ行くのも大変で、何度も行き来できる場所ではない。部屋の近場のデッキ5船首が開放されたことで大助かりでした。あと、数階降りればすぐにカジノに行けたというのが、自分的には高得点でした(自爆) ●その他 前回と全然違うと感じたのは、客室テレビのプログラム。日本語チャンネルがありましたが、子供向けの作品ばかり。前回最初に配布されたような、下船日までの番組表は無く、チャンネルの説明のみ。 前回テレビプログラムの充実っぷりに感心したのですが、今回客室で寝そべりながら映画を楽しむことはありませんでした。コスト削減なのか、つまらな過ぎました。
●セルフランドリー 洗剤含め無料で利用できるセルフランドリーがあること自体、長期旅行者には有難いことなのですが、前回とは比べ物にならないくらい、乗客同士のランドリー争奪戦が激しかったです。基本、みんなと違う時間に行動するよう心がければチャンスが広がるのですが、一つのデッキに洗濯機と乾燥機が各3台ずつしかない以上、そりゃトラブル起こるよなと。船側は、ランドリールームの運用には関与せず、乗客同士のマナー任せなのですが、旅慣れていないどこかの国の乗客が勝手に仕切って、他の乗客のランドリーの使い方に意味不明なダメ出しをし始め、まともな使い方をしていた人たちを困らせるようになった後、揉めないよう注意を喚起する張り紙がランドリールーム入口に貼られるようになりました。 こういう場所で、洗濯できることを何か自分の権利だと勘違いし、譲り合いの精神を持たず、他の乗客と揉めるようなタイプの人がいると、本当に迷惑なことになりますし、それに巻き込まれないようにしなければなりません。 洗濯が終わっても直ぐに取りに来ないと、次の人が勝手に洗濯物を取り出して外の籠等に置くのは当たり前であり、待っている人がいるのに終わる時間に取りに来ない方が悪い。また、皆が待っている以上、なるべく一人一台で済ませたり、洗濯や乾燥のモード選びは無駄に長時間を選ばないようにするのが当たり前というのが私の考え方なのですが、中盤以降、夫婦で洗濯機を複数同時使用したり、少量の洗濯物を複数の洗濯機に分けそれぞれ異なるモードで洗濯したり、普通の倍以上の時間がかかるモードで洗濯する人々が現れ、必要以上に競争が激化。その上、洗濯が終わっていたので他の乗客が洗濯機を使うのに洗濯物を取り出したら怒り出す輩が... 幸い私は、常に余裕をもって行動し、洗濯で苦労することはありませんでしたが、こういうことに不慣れな叔母は、何が問題なのか理解できないけどアジア系の人に怒られて諦めたとか、何度も洗濯できないでいるうちに追い込まれ、毎日毎日洗濯の心配ばかりするようになってしまいました。言葉の通じない相手に怒られても、自分に非がないなら日本語でもいいから毅然とした態度を取るべきですが、叔母はそれが出来ず、自分が悪いのかと譲歩してしまい、追い込まれていくタイプでした。 ある寄港地を出港する際、ルームサービスでアフタヌーンティーをオーダーし、バルコニーで楽しもうとセッティングしたのですが、「バルコニーからの景色を今見るべき」と誘っても、叔母はランドリールームでの順番待ちを優先してしまいました。こんな残念な話はありません。 そもそも、船にセルフランドリーがあるのは当たり前ではなく、客室の洗面所で洗う方が普通くらいに考えていれば良いし、最悪同じ服をまた着ても構わないので、旅を楽しむことを優先すべきです。乾燥だって、完全に乾くまで乾燥機を占有するのではなく、最短モードで多少湿っていても、後は客室で干せば部屋の乾燥対策にもなる。日常生活同様の完全な洗濯をセルフランドリーに求めて長時間複数台を占有するような迷惑行為は控え、ランドリー争奪戦に必死にならざるを得ないような状況にならないようにして欲しいものです。 叔母がマナーの悪い利用者に感化され、乾燥機が1度では完全じゃないから2度回していると聞いた時は、そんなのは部屋で干すべきだと、キツく言わざるを得ませんでした。 ●フィットネスの無料サウナとシャワー 前回存在に気付かず、今回知って大活用したのが、デッキ9フィットネスのロッカールームにある無料のサウナとシャワー。海を見下ろす景色の良いサウナ自体素晴らしいですが、5003の狭い(母用に椅子もあり邪魔)シャワーより、ここの広いシャワーを使うメリットが大きかった。ただ、サウナは自分も外国の方も皆水着着用していたのですが、一人日本人が裸にタオルで入ってきた時は、ドキッとしました。まあ、隠していれば良いらしいですが、タオル一枚の本人が一番気まずそうでした。 なお、ここのロッカーの鍵は、スパの受付でクルーズカードと引き換えで借りられるのですが、結構な確率でロッカーは空いてないと断られました。しかし、ロッカー利用者の大半は着替えてどこかでエクササイズ等している訳で、ガラガラのロッカールームのサウナやシャワーは誰も使っていない時間が多い。別に自分はロッカー使わずとも構わなかったので、鍵を断られても自由にサウナ等は利用しました。はっきり言って穴場でした。 ●カジノ 2022年のレビューでも色々書いてますが、私がここのカジノが好きな理由として、マシンを使わずにカードをハンドシャッフルしているというのがあるのですが、お客が席を外して一人もいなくなると、例え数十秒で戻ってきても、その都度カードのシャッフルをやり直すという紳士的なルールも素晴らしい。プレイヤーの目の前でシャッフルされたカードのみをゲームに使う、公正なスタンスなのです。カジノにとってBlackJackは、ゲーム数をこなせるだけこなすことが重要なので、シャッフルの待ち時間が増えるのは本来好ましくないのですが、それよりも公正さを重視しているわけです。(一人でプレイしていて、流れが悪いシューをどうにか早く終わらせたい時に、シューの途中でも一度トイレ等へ席を立てば、勝手にシャッフルされる裏技に使えるとも、ディーラーにこっそりアドバイスされました(笑)) もちろん、BlackJackのルール自体もまとも。知らない人は当たり前と思うかもしれませんが、まともなルールのBlackJackを提供するカジノは、実はとても貴重な存在なのです。寄港したビクトリアでも、下船したバンクーバーでも陸カジノ巡りをしましたが、クイーンエリザベスのような紳士的なBlackJackを提供するカジノはありませんでした。同じBlackJackでも、カジノによってディーリングの順序や細かいルールが異なるということ自体知らない人も多いでしょうが、クイーンエリザベスのBlackJackは、お客に不利になる小手先の改悪をしていない、紳士的なカジノなのです。 また、一度中華系の乗客がBlackJackテーブルに集団でやってきて、着席しているプレイヤーのゲームに相乗り(勝ちそうな人のゲームに勝手にお金だけ賭け、自分はプレイしない方法)をしようとした際も、ディーラーがそれを阻止しました。相乗りは、中華圏のカジノでは認められることが殆どですが、欧米では禁止のところが多いと思います。阻止された側は、最初何故ダメなのか理解出来ずにいましたが、それくらい中華圏では当たり前の行為なのです。カジノからすれば、相乗り禁止は賭け金が増える(=利益が増える)ことに反対するようなものですが、社交場としての存在意義を否定するような行為を禁止するのは、紳士的なスタンスと言えるでしょう。(相乗りは、カジノをただの賭場にしてしまいますし、争いの元にもなるのです。昔スリランカのカジノで、私のゲームに、私の10倍の賭け金で相乗りしてきた中国人がおり、私がヒットしようとしたら彼がステイしろと激怒し、ディーラーが「このゲームは着席している彼のものだ」と私をかばってくれた事があります。将来日本でオープンするカジノは、相乗りが認められるだけでなく、相乗り客の方が着席しているプレイヤーより自由度が高く賭けられるという酷いルールをカジノ管理委員会が定めてしまっており、他にもメチャクチャなルールがテンコ盛りで、私は絶対に行きたくありません。) 他のクルーズラインと比較しても、ここは改めて貴重なカジノだと思いました。(ただし、8デッキ(組)のカードを使っていて、再シャッフルのためのカットカードの挿入位置がほぼ中央。つまり、半分の4デッキ強しか使わないというのは、極端なカウンター対策だなとは思いました。) ・2022年からの変更点 以前は、クルーズカードでチップを買う際、3%の手数料を余計に取られていたように思うのですが、ディーラーに聞いたら、変更されて無くなったそうで、改善していました。船内アカウントに請求されるので、クレジットカードのショッピング枠で支払えるのですが、ゲームで使う以上に購入すれば、残したチップを額面通りキャッシャーで米ドルの現金に交換出来るので、寄港地でキャッシュが必要という場合の効率的な両替に利用できます。寄港地のATM等でキャッシングすれば、キャッシング枠で利息を払う必要があるわけで、カジノで遊んだついでにショッピング枠で手数料無しにキャッシュを得られると言うのは、裏技的に便利だと思います。 また、以前はFun21というBlackJack類似の違うゲームのテーブルがあったのが無くなり、1卓だったBlackJackが2卓に増えていました。お陰で、”ミニマム$5、マキシマム$200”と、”ミニマム$25、マキシマム$500”とリミットの異なるBlackJackが同時に2卓オープンし、賭け金の異なるお客が棲み分けできていました。(カジノが大きなクルーズ船では当たり前ですが、小さいクイーンエリザベスでどのゲームを提供するかは、なかなか厳しい選択があるのだろうと思います。) 私自身、カジノ最終日の6/9昼間までは安いテーブルで皆とワイワイ盛り上がって遊ぶのを楽しみ、18日間の合計で勝ち越していたので、最後は高いテーブルで一人で純粋に勝負に集中(高いテーブルで遊ぶ人は少なく、他人が余り参戦してこない)しようと、夜は全く遊び方を変えて所持金全てを投入。それまでの長く遊ぶための負け辛い賭け方ではなく、負けを覚悟の短期決戦スタイルに変更。これで負けて大赤字となりましたが、2卓あることで異なるスタイルで勝負を楽しむことができ、大満足でした。(親しくなったディーラーからは、安いテーブルに戻ってきなよと誘われましたが(^^;;) ・トーナメント BlackJackとルーレットのトーナメントが何度か開催され、私もBlackJackで参加しました。決勝で負けましたが、とても楽しめました。この時、見ていた日本人の方からトーナメントの勝ち方はあるのか聞かれ、運しかないと答えたのですが、実はこの時に限って言えば、席選びが全てでした。ディーラーが勝ちすぎて最後の7ゲーム目に皆がオールインするしかない状況で、最後に賭け金を決めたプレイヤーが$100残してベットし、最後もディーラーが一人勝ちしたため、$100賭けずに残った人が優勝したのです。 トーナメント特有のルールでは、プレイヤーがベットする順番は右のプレイヤーからと決まっており、誰がいくら賭けたかを見てから自分の賭け金を決められる左側のプレイヤーが有利です。しかし、最初に賭けなければならない不利な席というのは、1ゲーム目が一番右の席、2ゲーム目はその左の席、3ゲーム目は更にその左の席...と、順々に左に移動します。そうすることで、席によって不公平にならないようにしています。ゲームは7回、今回プレイヤーも7人でしたから、最後のゲームは一番左の席のプレイヤーから賭け金を決め、次は一番右の席に戻り、最後に決められるのは一番左から2番目の席のプレイヤーでした。 予選上位者から決勝の席を選べるので、最後の7ゲーム目で最後に賭け金を決められる席が有利だと思う人は、この順番を意識して着席します。(つまるところ、予選の順位は、先に席を決められる以外に意味がありません。) とは言っても、最後に賭け金を決められることに意味がある程度のゲームの流れが、それまでに成立していなければ意味が無く、どの席が勝利に恵まれるかは運次第。なので私は、慣れた席に座って運に任せた訳ですが、質問された方には、席選びが重要と考える人もいると答えるべきだったかもしれません。 ・ビンゴ Golden Lionのところにも書きましたが、母と叔母のため、ビンゴのある日は全て参加しました。カジノのキャッシャーでビンゴカード($30で6枚x4回分)を購入し、15:15からのGolden Lionでの抽選へ。3人でビンゴカードにスタンプを押し、一度賞金を獲得することも出来たので良い思い出となりました。ただこのビンゴ、単純に1列揃えるだけではないので、初めての日本人客の方が混乱されてました。1回目はビンゴカードの1列、2回目は四隅、3回目は2列、4回目は全ての数字が埋まることがビンゴの条件。日本語のルール説明は無いので、1枚のビンゴカードで2列揃う必要があるという時に何か誤解し、間違ってビンゴを宣言してしまった日本人の方もいらっしゃいましたが、混乱するのもの仕方ないでしょう。 一度、いつもと違う司会者の日があり、その時だけ、どこでも良いから4マスでビンゴという変則ルールになった時は、私も混乱しました。 ・カジノの定番土産 どこにもディスプレイしてないので、普通は気付かないと思うのですが、テーブルゲームで使用済みのカード(トランプ)が、1組$2.00でキャッシャーで販売されていました。よくあるカジノ定番のお土産なので、売ってないのかディーラーに質問したら、色が4色あることも教えてくれました。カードはCUNARDの文字やロゴが入ったオリジナルなので、とても良い記念になります。 カードケースには、それがいつ、どこのテーブルで使われたか書かれていたり、それを確認した人のサインが入っていたりする(全てではない)ので、もし自分が実際に遊んだ可能性があるカードだったり、親しくなったディーラーのサインがあったりしたら、より思い出深いお土産になるでしょう。 私は、世界中様々なカジノの使用済みカードを買っており、今回全4色購入しましたが、初めて、お世話になったディーラーのサインがあるカードが含まれていることに帰国後気付き、とても嬉しかったです。 なお、使用済みカードは、テーブルゲーム中に不正使用されないよう、見分けがつくように角が丸くカットされていますが(カジノによっては中心に穴を開けたりします)、普通に遊ぶ分には問題無く使用できますからご安心を。
日本
日本
クルーズターミナルから徒歩圏に、ねぶたの大きな観光施設( ねぶたの家ワ・ラッセ)があり、青森駅も近くで、その周辺観光だけでも良いかなと思ったのですが、ワ・ラッセ見学後折角なので青森駅前からタクシーで三内丸山遺跡へ。(片道2500円程度) 縄文時遊館併設のレストランでランチの後、徒歩で青森県立美術館へ。これが見応えがあり、堪能した後、またタクシーで船に戻りました。とても効率よく観光出来て良かったです。 なお、青森駅横にはDAISOもあり、船内で必要な小物の買い忘れを補うにもピッタリでした。
日本
クルーズターミナルから徒歩圏に主要な観光スポットが多く、観光に便利でした。小樽市総合博物館 運河館見学後、小樽運河クルーズに乗船。日本銀行旧小樽支店も見学し、新紙幣のお菓子等購入。高齢な母と叔母は、これで疲れてしまい船に戻ったので、その後は一人で賑やかな堺町本通りへ。いくつもお店を見て、お土産買いたいなと思いつつ、船内でちょっと食べたいようなお菓子を六花亭で購入。そこから船へ帰る途中、見学無料の看板を見て小樽ビール醸造所へ。併設のビアパブは魅力的でしたが、時間切れで船へ帰りました。
アメリカ
ここは、キュナードのWebの事前情報ではテンダーと明記されており、足の不自由な母は下船出来ない可能性がありました。(テンダーボートは、高さ20cm、奥行き45cmの段差を自力で超えられることが乗船条件とされており、これが母には無理だったのです。)なので、寄港地観光等も予約して無駄になると困るので、検討しませんでした。ところが実際は、徒歩で下船でき助かりました。(上から岩が崩れてきたら船に当たりそうな急斜面近くに接岸し、バルコニーの目の前に山が迫っているような不思議な光景でした。) 下船するとすぐ無料のシャトルバスに乗れ、Kodiak Visitor Info Centerへ。ここで周辺の地図をもらい、散策開始。歩いてすぐのKodiak National Wildlife Refuge Visitor Centerは、熊に関するユニークな展示がありました。屋外の巨大な熊の像の前での記念写真もオススメ。 そこからまたすぐ近くのKodiak History Museumは、ドア空いてるのに入れない感じで、よく分からないのですが、Google Map情報では休館日で、何かツアー客にだけ対応する準備をしているようでした。ちょっと残念。 近くのHoly Resurrection Orthodox Cathedralを覗いて、少し歩いてSt. Herman Theological Seminaryも少し見て、ロシア時代の名残りを実感。 Alimaq Bridgeへは、少し行き方に迷い苦労。母と叔母は、半分まで渡るともう戻りたいと言い出し、仕方なく船に戻る方向へ。とは言っても早すぎるので、どこかで休憩すればまた歩く気になるかなと、レストランを探しながら、母らの文句を聞き流し、なんとかショッピングモール(KANA Marketplace)に到着。ここで軽く食べたり、お土産買探したりで時間を費やして、もう母らの船に戻りたい圧力に屈しました。物凄く限られた狭い範囲を見ただけなので、残念でした。 自分は、Kodiak Military History Museum at Miller Point Fort Abercrombieとか、その近くのハイキングコースとか、もっと遠くに行きたいところは色々あったのですが、高齢者二人は興味が無いし、直ぐに疲れて船に戻りたがるので無理でした。(辛うじて小樽までは、二人を先に帰して自分だけ観光を続ける事が出来ましたが、もう外国というだけで二人には自力で戻れないと言われてしまい、諦めました。) なお、徒歩では無理ですが、ウォルマートもあります。(カジノのディーラーたちは、ここまで終日航海日が続き働き詰めだったので、ウォルマートが楽しみとか言ってました。)
アメリカ
元々、ここだけは最低でもツアーに参加してKenai Fjords National Park等じっくり観光したかったのですが、完全に失敗しました。 自分だけなら、それこそ氷河を歩けるようなアクティブなツアーに行きたかったのですが、歩くだけで大変な80代の母(1月のMSC乗船時に転んで背骨を圧迫骨折し安静にしていた影響で、足がかなり弱ってしまったのです)と叔母が参加できそうな中からよりアラスカらしいツアーを探し、小型船で氷河に近づくようなKenai Fjords National Park Tourというツアーを見つけ、これがピッタリに思えました。ところが、3月にクルーズを予約した時、キュナードのWebで予約可能な船からの寄港地観光は、上記含め面白そうなものは既に売り切れていたのです。バリアフリーをうたったツアーもいくつかありましたが、少し考えているうちに完売。 そこで、船を通さず、直接現地のツアー会社のツアーに申し込もうと探したところ、船で扱っているツアーの説明と同じ写真で、内容説明も殆ど同じツアーが、agodaで安く売っているのを発見。他のサイトも色々見て、他のツアー会社の類似ツアーもいくつか見つけ、比較しました。 で、agodaで予約し、これで解決かと思いきや、船の到着予定時刻から、ツアーの集合時間に間に合うかどうかという問題が浮上しました。 当初、船のスワード到着は6:00amとされ、ツアー開始は8:00amで、厳しいけどギリギリ可能性ゼロではないかなと思ったら、その集合時間は7:00amだと。現地のツアー会社から、絶対無理とは言わないけれど、間に合う可能性は低いから、キャンセルして他の遅い時間のツアーに変更してはと言われました。 しかし、出港予定時刻は5:00pmで、帰船はもっと早いことを考えると、今度は戻れる類似のツアーが無い。かと言って、短時間のツアーでは、何かしっくりくるものが見つからない。とりあえず、agodaのはかなり直前までキャンセル無料だったので、そのまま残してクルーズ開始後に可能性を探ることにしました。 クルーズ最初の終日航海日、日本語ホスピタリティデスクでユミさんに相談し、売り切れになっているKenai Fjords National Park Tourのウェイティングリストに入れてもらうことになりまそた。そこからずっと、ユミさんが状況をフォローしてくれ、ツアーデスクのスタッフの感じでは直前までキャンセルが出て参加できる可能性はまだあるらしいということと、自分で予約してる現地の7:00am集合のツアーは、やはり間に合わないだろうと教えてもらいました。この時まだ青森の頃で、ネットが繋がったので、そこでagodaの予約はキャンセルしました。(その後、実際のスワード入港は8:00amに変更されたので、このキャンセル自体は正解でした。同時に、他のツアー会社の類似ツアーもこの時間ではアウトでした。) ウェイティングリストの成否は、前日夜までにチケットが届くかどうかまで分からないのですが、結局ツアーデスクからは何も届かないまま、スワードに到着してしまいました。(ウェイティングリストに賭けてしまったので、まだ売れ残ってる人気の無いツアーを検討すらしなかったのは、少し失敗だったかも。) ということで、ノープランな当日、どこに行こうかということになり、無料のシャトルバスでAlaska SeaLife Center(水族館)へ行きました。よく知らずに入ったのですが、入場料高いなーと思ってたら、かなり見応えのある施設で、ここはここで楽しめました。行けて良かった。 次は、徒歩でResurrection Bay Historical Societyへ。入場料$5.00を払って入ったら、いきなりトラブル。後から入ってきた男性客が、突然倒れてしまったのです。直ぐに救急車を呼ぶような状況で、展示施設は閉鎖するから出ろと、返金されずに追い出されてしまいました。しばし呆然。スタッフが救命に慌ただしく動いているのに、$5.00返してとも言い辛い雰囲気。仕方なく2階の図書館を見に行って、少し時間を潰しました。30分程で戻ると、医療機材を持った人々が救急車へニコニコ帰るところで、先程倒れた男性は展示施設のスタッフとにこやかに会話してました。で、もう入って良いかと確認すると、スタッフもこちらを覚えていて、どうぞどうぞ、ご協力感謝しますと。やっと展示を見ることが出来ました。 その後、海沿いの遊歩道を歩くと、天気が良く大自然の景色が素晴らかった。ところが、もう疲れてる母と叔母は、船に帰ることで頭がいっぱい。帰船時間までまだまだ何時間も余裕があるのに、大自然に興味を示さず、立ち止まって写真を撮っている私を置いてどんどん先へ。一度追いかけ、写真を撮らないのかと聞くと、やっと景色に気づいて数枚写真を撮っていましたが、そこでまた私が撮影している最中に、また二人は先へ歩いて行ってしまいました。 ここで、もう追いかけるのをやめました。海沿いの遊歩道からの素晴らしい湾の景色の向こうに、停泊しているQEが小さく見えており、いくら何でも二人が迷う要素が無い。私に対して、早く船に連れて帰れと言うけれど、勝手に先に歩いて行ってしまったのはあちら。ここから船に帰る道すがら、Kenai Fjords National Park Visitor Centerもあるし、多くの土産物屋もあり、レストランやカフェも寄れ、それらを楽しんだ後、その近くから船に戻る無料のシャトルバスに乗ればベストだったのですが、言っても無駄と悟りました。どうせ説明しても「もう歩けない」とか、「早く帰らないと間に合わず船に迷惑をかける」と、事実に関係なく苦言を呈され、二人だけでは帰れないから早く船に連れて行けと言われるのが目に見えました。しばらく一本道で、私が必要なら、待っているか戻って来るだろうと思いましたが、私がまだ写真等撮っている間に、見えないくらい遠くまで行ってしまいました。 (後で船に戻ると、私が二人をおいて勝手に消えたという話にされており、流石にイラッと。二人で迷いながら徒歩で戻るのが大変だったとか不満をぶつけられましたが、それでも戻れたところまでが私の想定内であり、私を置いて行かなければ無料のシャトルバスも乗れたのであり、文句を言われる筋合いはありません。しかしこれが、この高齢者姉妹を旅に連れて行くということなんだと、これまでの経験から想定できていたことでもありました。できる限り旅を充実させようとすると、2対1で私が悪者にされる。だからこそ、ツアーに参加させられなかったことが悔やまれました(シクシク) なお、私が反対を押し切って、散々文句を言われながら連れ回す程、帰国後は感謝されるというのも毎度のことです。無理に連れて行ってくれたお陰で良い経験が出来たと、必ず感謝される。最後に感謝される経験をさせるために、現地でどこまで自分が悪者になるか、苦労するしか無いのです。) さて、一人になって、ゆっくり景色を堪能しながら歩いていると、向こうから自転車で近づいてきた外国人に「ヒロシ〜」と声をかけられビックリ。なんと、カジノで顔なじみになっているディーラーとスーパーバイザーでした。私服で全然気付きませんでしたが、二人はクルー用の自転車で、寄港地の自然を満喫しているところでした。「一人なの?」「母たちはもう先に帰った(それ以上ややこしい説明はせず)」「楽しんでる?」「今日は天気に恵まれて素晴らしいよ」とか話し、またカジノでとSee you laterと別れました。 その後、Kenai Fjords National Park Visitor Centerへ立ち寄り、シアタールームでアラスカの大自然のムービーを見て、こんなのもっと近くで生で見たかったなぁ、そのためには次は一人で来るしかないなぁ...と、また来たいという思いを強められました。キャンプ場マップとかもあり、テント持参も良いな...とか。それから色々寄り道しながらアラスカ鉄道スワード駅へ。アラスカへの片道クルーズと、鉄道組み合わせるのも良いなとか、色々想像しながら船に戻りました。 なお、何カ月前にクルーズの予約をしていたら、希望の寄港地観光が出来たのかは、全く分かりません。
アメリカ
ここは乗船したまま終日航海なのですが、海上で小型船に乗り換えQEより氷河に近づける寄港地観光が1つだけ存在しました。しかし、これもとっくに完売済みで、他に選択肢もありませんでした。(乗船後に聞いた話では、これを楽しみに乗船しているイギリスのお客が沢山おり、もうずっと前から完売状態なのだということでした。) どこまでQEが氷河に近づいてくれるのか分からないし、天候も少し悪かったので、最初は期待していなかったのですが、結果としては想像以上に素晴らしく、景色を堪能できました。特に、普段閉鎖されているデッキ5船首のオープンデッキが乗客に解放されたことで、その出入口が目の前だった自室(5003)が大正解となりました。歩くのに苦労する母でも、船首と自室のバルコニーの行き来で景色を楽しむことが出来たのです。大量のアザラシが寝そべっているのも見つけられ、双眼鏡が活躍しました。
アメリカ
事前のキュナードのWeb情報では、テンダーの可能性があるような書き方で分からなかったのですが、普通に歩いて下船出来る浮き桟橋に接岸したので助かりました。 ただ、この日は雨風が強いタイミングがあったり、天候が不安定で、たまたま母が下船した時が最悪で、母は一度船に戻ってしまい、後でもう一度連れ出すまで叔母と二人での観光となりました。 どこに行くか迷ったのですが、高額なゴンドラ(ロープウェイ)で山頂行っても曇りで景色見えなかったら嫌だなと躊躇し、フーナまで海岸線を歩くという大失敗を犯しました。海岸沿いの道は、途中までは景色も素晴らしく歩き甲斐があります。これが、ただの車道沿いの歩道になるところで引き返すべきでした。そのままフーナまで歩いてしまったのですが、フーナには観光スポット的なものは何も無かったのです。土産物屋少しと、トーテンポール削ってるおじさんとか居ましたが。(その夜カジノで、フーナに何も無かったと嘆いたら、お姉さんプレイヤーに「あそこは何も無いのよ!」と、ケラケラ笑われました。山頂からの景色は良かったそうで、ケチるのではなかったと後悔。) フーナから戻り、一度船へ。軽く食事をしてから再度母を誘い下船。浮桟橋から徒歩5分程の所に大きな土産物屋や飲食店で集まっているので、お土産買えるよと。そしたらその途中、偶然クジラを見ることが出来ました。ここには生息しているクジラがいるとのことで、海が気にはなってはいたのですが、簡単には見えないだろうと思っていました。しかし、見つけ方は簡単でした。ホエールウォッチングクルーズの船を見つけて、その周囲を注視するだけでした。ただ、陸から遠いので、高倍率のレンズのカメラや双眼鏡じゃないと、潮吹いてるなーくらいしか分かりません。吹きあがる潮が見えた辺りを更にじっくり見ていたら、尾びれで海面を叩く様子もバッチリ撮影出来ました。
アメリカ
船に乗ったまま氷河を眺める、ハバード・グレイシャー同様の終日航海日なのですが、非常に天候に恵まれました。(暖かいので、プールやジャグジーを利用する人も。)また同様に、デッキ5船首が開放されたので、母らには良かった。湾の奥で、船はゆっくりと回るので、バルコニーにいるだけで全方向の景色は見えますが、デッキ9後方やデッキ10で一度に迫力あるパノラマな景色を楽しむのがベストでした。 アザラシとか何度か目撃し、あとはクマだなと双眼鏡で海岸線を探しましたが、クマは見つけられませんでした。
カナダ
ここでカナダ入国となり、船内でイミグレを終えて下船。ATMでキャッシングし、無料シャトルバスで街中へ。そこから、現金払いの路線バス(75番)でCA$5.00の一日乗車券(デイパス)を買い、Butchart Gardensへ行きました。見応えはありました。お土産買う時間含め、3時間程滞在。母らはこれだけでもう十分だから船に帰ると言うので、自分は現地のカジノに行くのに別れたかったのですが、船に戻れないというので路線バスで最初の無料シャトルバスのところまで連れ戻りました。母らを無料シャトルバスに乗せ追い返し、自分は別の路線バス(95番)でElements Casino Victoriaへ直行。 まあ普通のカジノでしたが、やはりQEのカジノとは比較にならないというか、ディーラーも客層も雰囲気全然違うし、ルールも普通に悪いBlackJackで、シャッフルもマシンでエンドレス。楽しくないので、適当に切り上げ船に帰りました。
カナダ
QEを下船したカナダプレイスから、徒歩15分の宿で3泊しました。ケチって安宿にしたので、叔母がドン引きしてましたが、偶然そこはクルーズがテーマの宿でした。廊下等にキュナードの古いポスターが大量に飾られていて、なんだか縁を感じました。 下船日の午後、ショボいとは知っていても、一応蒸気時計を見にガスタウンへ。 翌日は、歩けない母を残して、叔母とスタンレーパークのトーテムポールへ。そこからイングリッシュ湾海水浴場、イヌシュク、サンセットビーチと歩き回りました。 3日目、カナダプレイス前から無料バスでCapilano Suspension Bridgeへ。また歩けないと散々拒否されながら、母らに吊り橋を渡らせました。(すれ違う多くの人々から、母は「グッジョブ!」とか褒められてましたw) そこから更に、路線バス236番でGrouse Mountainへ。帰りは無料バスの予定でしたが、最終便が満席で断られ、また路線バス236番に。シーバスに乗り継いでウォーターフロントへ戻りました。結果的に、無料バスに乗れなかったことで、母らにシーバスも経験させられて良かったです。(尚、路線バスもシーバスも、タッチ決済対応のクレジットカードでそのまま乗れるのは便利でした。) 最終日4日目、グランビルアイランドのパブリックマーケットへ。配車アプリLyftで呼んだ車のドライバーは、カナダ在住30年という、偶然同じ名前の「ヒロシ」さん。日本語で観光案内してもらえて超ラッキーでした。 もちろん、連日夜は一人で、parqやRiver Rock Casinoを巡り、QEのカジノは良かったなぁと、思いを馳せたのでした。
担当の方が信頼できるので、前回QE予約でお世話になったクルーズブラザーズに、またお世話になりました。ただ、空室情報等は何度も質問できないので、日常的にはVacationsToGoやCruiseCheap.com等で情報収集。QEの前年のアラスカクルーズの値段から見ていて、そこから1年近く価格変動を追い、前年同様に値下がっていく様子を虎視眈々と狙っていました。(乗るか関係なく、あらゆるお得なクルーズ情報を追うこと自体が趣味のようになってますw) https://www.cruisebrothers.jp/p/2020518.html
カジュアルクラスのクルーズは嫌だなとか、ドレスコードでオシャレを楽しみたいし、大自然も満喫したいけれど、お得な価格で...という方向け。終日航海日も多いので、船内のアクティビティ重視にも向いている。私の場合はカジノばかりでしたが、ダンスレッスンのプログラム等も多く、クイーンズルームでダンスしてみたいなんて意欲のある方、大人の社交場を楽しみたい方には最適。逆に、派手なウォータースライダーやVR施設なんかは無いので、子供には向かないかも。
まだコメントは投稿されていません。
コメントの投稿にはログインが必要です。