このクルーズを選んだ理由
本格的なクルーズも四回目となり、いよいよ憧れの地中海デビュー。 地球の裏側(当方ニュージーランド在住)まで遠征しての乗船で、ちょっと気合いが必要だったが、妻の希望もあって決断。 時期的にも、盛夏を外してベストと思った(が、実際はすでにかなり暑かった)。

mr. shiawasemon さんの4回目の乗船記

2019年6月24日 投稿
2014年5月8日
13日間
夫婦・カップル
内側
総合評価
食事
サービス
客室
船内施設
この航程マップはイメージです。実際の航路や寄港順は変更となる場合があります。
バルセロナ
Barcelona
ヴィルフランシュ=シュル=メール(ニース・リビエラ)
Villefranche-sur-Mer (Nice, France Riviera)
リヴォルノ(フィレンツェ / ピサ)
Livorno (Firenze / Pisa)
チビタベッキア(ローマ県)
Civitavecchia (Rome, Italy)
サレルノ
Salerno
ミコノス島
Mykonos Island
クシャダス / エフェソス
Kusadasi (Ephesus, Turkey)
ピレウス(アテネ)
Piraeus (Athens, Greece)
ドゥブロヴニク
Dubrovnik
ヴェネツィア
Venice
ヴェネツィア
Venice
寄港地
スペイン
—
寄港地
フランス
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寄港地
イタリア
—
寄港地
イタリア
—
本格的なクルーズも四回目となり、いよいよ憧れの地中海デビュー。 地球の裏側(当方ニュージーランド在住)まで遠征しての乗船で、ちょっと気合いが必要だったが、妻の希望もあって決断。 時期的にも、盛夏を外してベストと思った(が、実際はすでにかなり暑かった)。
普通においしくて満足。
セレブリティ品質。普通に満足。
インサイドだが、ちょっと広く感じた。
とにかく、ポートデイが多く、船の設備を使い倒す暇がなかった。セレブリティは内装も気に入っているので残念。
スペイン
航空料金の都合で、出航前に数泊。そのおかげで随分いろいろ廻れた。 とにかく、ガウディの天才に感動しきり。捉えようによっては醜悪とも見えるデザインの裏に、緻密に巡らされた意図と計算に打ちのめされた。 サグラダファミリアは、絶対に朝早い入場をすべき。朝の静謐な感じ(ガウデイの意図)が、昼前にはごった返す観光客で台なしになってしまう。 地下鉄は便利だが、スリには注意。
フランス
地中海クルーズの初寄港地ということで、ちょっと興奮。それまでの南太平洋とかの島とは違い、迷子になって戻れなかったらどうしようかと思った(ちょっと大げさ)。 実際、港近くの駅までは辿り着け、ニースまで行けそうな感じではあったが、万が一帰船できなかったらどうしよう、と考えて怖気づいてしまった。実際には充分行って帰れたと思う(多分)。 方針変更で、徒歩で近場を回るのみにしたが、それでも充分楽しめた。 道を登っていくと自然に高台に出て、湾に錨泊している船を見られたり、おしゃれなレストランやパン屋さんがある。普通のパン屋さんなのに、クロワッサンが絶品。さすがフランス。 テンダーが着く小さなクルーズターミナルに簡単な観光案内と無料WiFiとトイレがある。街中にも、公園近くのトイレとか、観光スポットのトイレとかがあり、探すのにはあまり苦労しなかった。 午後は、エズという山のような丘のようなところの最上部にある村へバスで。中腹の広場でバスを降りた後は、石畳の坂をちょっと登るが、中世ヨーロッパのような街並みは興味深い。頂上はサボテンだかの植物園になっていて、見晴らしは最高。
イタリア
寄港時間が長くはなく、ピサもフィレンツェも、となると自前では厄介なので、珍しく船のツアーを奢った。時間や料金は曖昧です、済みません。 バスに乗ってピサまで行くが、これが結構長い。その間にイタリア車の工場とか米軍基地等の地方の話も出て、面白かった(イタリアも日本と同じ敗戦国だから、米軍が駐留してるのか)。 ピサはさすが世界的観光地、駐車場でバスを降りると物売りがすごい。アフリカ系の人が多く、ヨーロッパが地続きであることを実感。ただし、規制がかかってるのか敷地内には物売りは入って来ない。 ピサでしばらく時間を過ごした後、フィレンツェに向かう。行く所見るもの全てが美しく興味深いが、わたしはいつものことで調査不足。帰ってから後で調べて残念がるパターン。 昼食はフィレンツェでパスタ、その後妻の買い物に付き合ってバスで帰船。
イタリア
現地の旅行会社(とは言っても、多分アメリカ人の小規模なもの)の個人ガイドのツアーで、まず鉄道に乗ってローマへ行き、現地は徒歩で回るツアーに参加(事前申し込み)。随所で船のツアーのグループに遭遇した。 港から駅までは徒歩で15分ほど。ガイドさんの説明通り歩いて難なく到着。鉄道に乗る前の注意で、スリには充分注意、とのこと。そういう職業が事実上黙認されている、というのを聞いてびっくり。 ローマでは、コロッセオ、トレビの泉、バチカン等有名どころを徒歩で回れた。バチカンはちょっと並んだが、コロッセオ含めてツアーの優先入場もあったようで、業者に頼んだ甲斐があったように思う。
イタリア
バスツアーを申し込んで、海岸沿いのシーニックロードを行く。途中、柑橘類の販売所に寄ったりして休憩後昼食。 その後ポンペイまで連れて行ってもらい、遺跡を見学。一日でそれまでの栄華が固定され、一千年以上保持されて来た(現在も発掘は続いている)。死者は黙して語らないが、その現実に自然の脅威を感じる。なお、発掘で地表に出たことで急速に風化崩壊が進んでいるらしい。見に行くなら早い方がいいかも。
ギリシャ
さすが世界有数の観光地。白一色の風景は一番印象に残った。 この景観を保つために、定期的に壁の塗り直しをしているらしい。明らかに無人で、ほとんど廃屋になっているんじゃないかという家も、外は綺麗に白く塗られている。その努力は観光収入として報われているのだろう。 島の前面部(白壁の家があるエリア)は入り組んでいるが、歩いて回れる。レストランも工芸品の店もある。
トルコ
初めてのトルコ。港からすぐのあたりに、土産物店が並び、街にはスピーカーからコーランが流れる。独特な雰囲気。 でも、街なかには車も走っているし普通の商店もある。 今回は、エフェソスの遺跡を目指して、公共バスで移動することにした。遺跡の前まではバスは行かないが、一番近い停留所から一キロぐらいで歩ける。 遺跡は、さすがの存在感。古代史への興味が掻き立てられる。 帰りは、同じ路線のバスに乗って帰って来られた。 クサダシのターミナルには無料WiFiはなかったと思うが、WiFiが使えるカフェはそこここにあった。
ギリシャ
港を一歩出たところから、ちょっと怪しいお兄さんが(多分)偽物のロレックスとかiPhoneとかを売り込んで来る。 港にはWiFiはなかったと思うが、街中の普通のカフェにはあると思う。 市内までちょっとあるというので、Hop on hop offバスに乗った。料金はこんなものだったと思う。初めてだったが、なかなか便利だった。港からシティまでの移動と、市内の観光地巡り(パルテノン神殿等含む)に充分使え、港まで戻って来られる。 時期的に、ちょうどギリシアの経済危機が問題になっていた頃なのだが、アテネ市内はそれなりに整っており、活気に満ちていて驚いた(数年後に同じ場所で騒動が起こり、荒廃した様子をテレビで見ることになる)。
クロアチア
港から街までは普通の路線バス。通貨はユーロではないので、港で両替が必要だが、乗客のほとんどが殺到するので、早めの行動がいい。 市街の城壁は有料で安くもない(クレジットカードは使えた)が、話のネタと風景で一度は行く価値あり。 港にはWiFiがなかったと思うが、市内のカフェで飲食するとネットが使える。トイレも同様。
イタリア
泣く子も黙るヴェネツィア、入港時にトップデッキから眺める鐘楼や街並みは絵葉書そのもの。 今回のような大型船は、本島端のクルーズターミナルに着岸、鉄道(トロンケット)で一本だが、歩くのにも問題ない。 ヴェネツィア本島の宿は高いので、今回停泊した船で一泊できたのもメリットだった。
妻が自分の好みで直接予約。ありがたい。
12泊で西と東の地中海をまわる欲張りなクルーズ。その分、忙しい感じは拭えないと感じた。 一回のクルーズで地中海を一通り見た気にはなれる。 地中海は流石に揺れが少ない。
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