【エーゲ海クルーズ】クイーン・ヴィクトリア 初キュナードでアップグレード! 1日目~2日目:後半

【エーゲ海クルーズ】クイーン・ヴィクトリア 初キュナードでアップグレード! 1日目~2日目:後半

2015年10月3日 00:00
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2008年の初クルーズでその魅力の虜となりました。 これからも素人目線で庶民派クルーズレポートを発信していきます。 旅の思い出は4travelに掲載中! https://4travel.jp/traveler/hallelujah200x/

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DAY1

12時から乗船出来るのに足止めを食らったお陰で港到着は13時半過ぎ。
逸る気持ちを抑えていよいよ乗船です。

オンラインチェックインを済ませていたのでタグをつけ、荷物をドロップオフラインで預けてチェックインカウンターへ。
所定の手続きを済ませてカードキーを貰うと「あれ?6階のはずなのになんで4階?もしかして?アップグレード?」

いやでも格安プランで申し込んでるしそんなことも無いか~
リピーターでもないしね。

と思って乗船。
いよいよラグジュアリー船に乗り込みます☆

乗船するとそこはもう別世界!!!!!!
でもなく、案外普通。
「客船ってあんまり変わらないんだな~」というのが正直な感想。
この時間はもうキャビンは使えるというので早速部屋へ。
到着してみるとやっぱり海側。
やった~!初CUNARDでUGだー!
今まで同じカテゴリ内でのアップグレードはあったけど、インサイドからアウトサイドのUGは初めて。

乗船時のウェルカムドリンクは無いけど、部屋にウェルカムシャンパンはあるし、これだけでもう7泊の旅の期待が高まりました☆

■シップデータ
総トン数 90,000トン
全長 294m
全幅 32.3m
喫水 7.9m
デッキ 12層(全体で16デッキ)
客室数 990室
乗客定員 1,990名
乗組員数 約900名
巡航速度 18(最高23.7ノット)
就航年 2007年12月
船籍 英国領バミューダ

トラムヴァイのフンドゥクル駅から徒歩5分。
悪路をスーツケースを引っ張って歩き、「ここが入口?」というくらいわかりにくい脇道に入るとIDと乗船券をチェックする小屋があり、そこを抜けるとドロップオフレーンがあります。

ここで6階のタグをつけたままのスーツケースとお別れ。。。

9万トンのQVがビルを抜けてちょっとだけ見えてます。

手前のビルがイスタンブールのクルーズターミナルです。
クルーズターミナルと言うよりは、倉庫街の一角です。

矢印の書いてある扉の奥にセキュリティチェックとチェックインカウンター&イミグレーションがありました。
かなり空いていたので5分もかからず乗船口へ。

中の雰囲気はゴージャス!
ということも無く、至ってシンプル。
シックなカラーリングと木目を生かした内装がHALのダムシップに良く似ていました。

廊下も見慣れた光景。
カーペットのラインの色でポートサイドとスターボードサイドが別れています。
フカフカ感が今までとは違ったかな?

お部屋はスターボードサイドの4階。
窓側だけどテンダーボートで視界が遮られる部屋です。

それでも十分!
船室って天井が低いので圧迫感があるけれど、窓があるだけで明るいので随分と開放感があります。
ベッドに登らないと外は見えないけど、最高でした☆

初めてでもUGになることってあるのね♪
感謝感謝。

CUNARDによると部屋指定をしている人にはUGを断られることもあるそうで、断られなかった場合はその記録ももちろん残るので今後もUGの可能性は高いですよ♪と言われました。
わーい、リピーターになるぞーーーー
って、そうそう乗れる船会社じゃないのが残念なところ。。。

なんといってもお部屋が広いです。
シッティングエリアもこの通り。
ベッドも大きいし最高のお部屋。

シャンパン冷えてました!
母は飲めないのでお土産としてお持ち帰り♪

だいたいテレビはガイドチャンネルになっているのに、やっていたのはプレミアリーグの試合。
流石英国船!

ベッドも広め。
寝心地も良かったです。

ベッドに登って外の景色を一望。
スターボードサイドなので海側で明るく、入室した時の感動もアップ。

入り口に戻って集合場所を確認。
QVは前方、中央、後方でABCと別れているようです。

流石CUNARDの船。
クローゼットも3か所、ハンガーの数も多いです。

カードでも暗証番号でもどちらでも対応のセーフティボックス。

でも今回、パスポートは初めて船にお預けでした。
いつもはパスポートや現金を仕舞っているけど、今回は現金だけセーフティボックスへ。

バスルームをチェック。
部屋に比べてバスルームの広さは他社船とあまり変わらず、、、というか、バスルームの作りもそっくり!

違う所と言えば最近は備え付け式が多くなったシャンプーやシャワージェルがボトルタイプだったとこ。
コットンボールや綿棒なども透明のケースに入っていました。

残念なのはシャワーブース。
ガラス戸式じゃないのは良いとして、ボトルタイプのシャンプーなどを置くには明らかに狭すぎる棚と固定式のシャワー。
最近は可動式が多かったのでちょっと残念でした。
古い船じゃないのにね。

冷蔵庫はまずまずの広さ。
このキュナードロゴのミネラルウォーター。
結構なお値段です。

ベッドに準備されていた船内新聞と175thロゴのカタログと船内のキーカード。
カードが赤いラインなのは初CUNARDの証拠。
リピーターはここの色が変わるそうです。

船内散策開始。

落ち着いた雰囲気で、Holland America Lineの船に良く似ています。

船からのガラタ塔。
船ならではの景色を楽しみます。

QVと旧市街側。
良く晴れて最高の乗船日です。

晴れると海も青いです。
大型船、フェリー、漁船、とにかくたくさんの船が行き来しているイスタンブール。

この日はQVの他、Celestyal Crystal(2.5万トン)、Amadea(旧飛鳥・2.8万トン)、Oceania Nautica(3万トン)が停泊してました。

クルーズ船のシンボルともいえるファンネル。
CUNARDは赤に黒いラインが入っています。

お腹は空いていないけど、どんなものかとリドを物色。
内容もどの船も似たり寄ったり。

オレンジジュース、レモネード、クランベリージュースがいつでも飲めるのは他社船とはちがうかも。

さすが英国船、というほどでもないけど紅茶の種類は多かったです。
また、コーヒーよりも圧倒的に紅茶が人気!

食後は船内散策。
キュナーディアというキュナードの歴史を綴った博物館エリアです。

キュナードにゆかりのある人の写真や展示物が並んでいました。

今回のオフィサー一覧。

クイーン・ヴィクトリアの命名式にはカミラ夫人が出席されました。

3層吹き抜けのグランドロビー。
各種イベントやライブなども開催されます。
1階にはパーサーズオフィス、ツアーオフィス、2階にはスペシャリティレストランのザ・ベランダ、2階3階吹き抜けの図書室、3階にはお土産も揃うブックショップなど、全てここに集結。

QVのシンボルともいえるレリーフ。
この階段は写真の人気スポットでした。

もう一つのシンボルともいえるロイヤルアーケードの時計と階段。
Deck2はカジノとバー、Deck3はショッピングアーケードになっています。

QVのカジノは驚くほど狭く、今まで見たどの船よりも閑散としていました。
CUNARDによると、ダンスフロアのためにカジノエリアを削ったのだとか。
カジノ船ではないということでしょうか。

アーケードからの時計。
船内とは思えない雰囲気で、ホテルの一角のようです。
まさにエレガントな空間。

ショッピングアーケードを抜けていくと・・・

QVが誇るダンスフロアのクイーンズルーム。
毎晩のダンスタイムやアフタヌーンティーにも使われます。

また、今回のボードドリルの避難場所もこちらでした。

クルーズカードにディナータイムと座席番号が書いていないなと思ったら部屋にこちらのカードが届きました。

レストランの時間と座席が書かれています。
今回は母と2人なので、メインダイニング(18時〜)で2人のプライベートシートをリクエスト。
果たしてリクエスト通りでしょうか?

この後18時からの食事でドレスコードはインフォーマル。
それなのにUG前のタグのついた荷物が一向に届かず・・・
不安に思って元々の部屋に行くと見慣れた2つのスーツケース。
どうしようかと思っているとこのエリアのキャビンスチュワードが「今取りに来るよ!もうちょっと待っててね」と。
部屋に戻ってまっていると、やっと来ました〜
時間は17:30。
ギリギリだー!

荷解きもそこそこにワンピースとパンプスを引っ張り出して夕食へ。

18時、ブリタニアレストランに行くとエントランスにずらりと並ぶウェイター陣。
その一人に座席に案内されるとリクエスト通り2人席。
直後、アシスタントウェイター、ウェイター、ヘッドウェイターが代わる代わる挨拶に来るもイマイチ覚えられず。。。

とりあえずこの日は担当ウェイター&アシスタントだけ覚えました。
アシスタントは何とビックリ、オカマちゃん。
私たち親子はお化粧バッチリの彼?彼女?の動きと喋りに度肝を抜かれ、すっかり虜に。
7日間、楽しいディナータイムになりそうです。

席に着くと担当ウェイターが「日本人?ツアーで来てるの?明日からみんなと同じにする?」と心配して聞いてきました。

今回は2名席をリクエストしていること、ツアーではなく個人で来てるので他の人と一緒じゃなくても大丈夫だと伝えると、「今回は日本人が130人くらい乗ってるんだよ!」と教えてくれました。
130人とはかなりの大所帯。
一番多い所では70名の団体ツアーなのだとか。
添乗員さんも大変!

確かに、すぐ隣の2つの8人テーブルは日本人の添乗員付きツアー客。
その奥にもいくつか大型テーブルを利用しているようでした。

CUNARDは日本語メニューも用意しているので初日は日本語のメニューをいただきました。
でもこの翻訳がかなりイマイチ!
翌日からは母には日本語を、私は英語のメニューをお願いしました。
これでバッチリでしょう!

前菜はグースのパテ。
味はまぁ普通です。

お皿にキュナードの刻印入り。

ビーフコンソメスープ。
こちらはとっても良い味!
ある時は毎回頼んじゃいました。

サラダは毎日2種類のドレッシングがあり、サーブの後ドレッシングを持ってきてかけてくれる方式でした。
この日はランチドレッシング♪

この後、メインが来るまでの時間「もしかして?」と思ってパン用の小さいお皿の裏を見てみると、、、、
食器は全てウェッジウッド!!!!!
それもCUNARDの刻印入りです。

あぁ、一式記念に買いたいくらい♪
これ以上の記念品は無いのになぁ〜

それにしてもこのお皿、重いです。
ウェイター陣はかなりの重労働でしょう。
そういえばリドの食器もウェッジウッドでした。
他社船のバフェはメラミン食器なのでこのあたりはさすがCUNARDというべきでしょう。

初日の夕食はサーロインステーキにしました。
イマイチ惹かれるものがなかったので無難なステーキ。
巨大だけどしつこくないので最後まで美味しくいただきました。

デザートメニューも1枚になっているCUNARD。
食後の気分で決めたいので、毎晩デザートはメニューを貰ってあとで注文。

デザートだけの小さなメニューがあるRCIの方がオーダーの時に慌てなくていいかな?

この日はチョコレートケーキにしました。
コーヒーと一緒に頂きます。
食後は毎晩2種類のプティフル付です。

かつてのオーシャンライナーの模型があちこちにあります。

名前を全く控えなかったけど、こちらはタイタニックの姉妹船だったかなぁ・・・

食後は音楽を聴いて一休み。

ライブラリーを覗いてみると本格的過ぎて圧倒。

読める本は無いので写真を撮って終了。

この螺旋階段とステンドグラスだけでも見る価値があります。

母は毎日ここでSUDOKUを貰っていました。
ハマってる人、多いみたいです。

これはクイーン・ヴィクトリアだったかな?
とにかくたくさんあるので・・・

今夜のショーは20:30から、ジョー・ウェストという男性アーティストによる公演です。
バルコニー席のあるロイヤルコートシアター。
この日は皆さんお行儀よく?拍手も小さめでした。

ショーが終わるころからスタートするクイーンズルームでのダンスのための生演奏。
毎晩ダンス目的で乗船している人が集まります。
女性一人や女性同士の乗船でも大丈夫。
必ずアンバサダーホストが4〜5人いるので順番にお相手してもらえます。

沢山食べてしまったので船内散策を再開。

こちらはスパにつながるハイドロプール。

イスタンブールの夜景です。
ガラタ塔も光ってる!
ちょっと冷えるけど、昼間の暑さに比べたら快適な気温。
天気も良いので最高です。

控えめな電飾のQueen Victoria。

夜の船のライトアップは一度見るとクセになります。

遠くに見えるボスポラス大橋。
本当だったら黒海に抜けるためにあの橋をくぐるはずだったこの船。
そう思うとどれだけ大きい橋なんだ!と驚かされます。

シリーズ

2015 【エーゲ海クルーズ】クイーン・ヴィクトリア8泊10日

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