南極へ向かう探検クルーズ - 豪華クリスタルクルーズで行けば素敵です

南極へ向かう探検クルーズ - 豪華クリスタルクルーズで行けば素敵です

2018年10月12日 14:38
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ms. madamcurious

2014年にダイヤモンドプリンセスにのったとたんに中毒。 なんでもこれは船ではとか船にとか 毎日クルーズのことを考えられずにいられません。 海と船の素晴らしさを 皆様にお伝えしたい!

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探検クルーズ

ごく普通の、オーシャンクルーズから始まり、リバークルーズにむかい、そして興味は探検クルーズへ向かっていきます。

探検と思われるクルーズは、南極や北極圏、アマゾンのリバークルーズなど。

南極クルーズはその中でも最近人気で、たくさんの人が行っているようです。

日本からですと 通常は太平洋を飛行機で横断し、アメリカの空港、2か所くらいでトランジットし、その後、南アメリカまでさらに飛んでアルゼンチンのウシュワイアまでいって船に乗船するパターンが多いですね。

ここからの船もいろいろな会社がやっていて、トン数の少なめのクルーズ船でオーシャンダイヤモンドとか、クォークエクスペディション、フッテンルーティン、などをはじめ、シーボーン、シルバーシー、ポナンなどの豪華な客船で回るものなどが南極に本当に近づき、ゾディアックボートと呼ばれる、ゴムボートで上陸したりするものから、アザマラクルーズやホーランドアメリカラインなどの、大きめな客船でそばまでいってあれが南極ですとクルージングするタイプとがあります。

見るだけで良ければ60万円くらいで行くことができますが、上陸となると3ケタの価格は普通です。

で、こちらの南米発のクルーズはドレイク海峡という荒れることで有名な海を通らなければなりません。

でもその達成感や景色、動物たちの見学、など、他では見られない素晴らしいものだそうです。

いつかはとクルーズ好きならあこがれるところでしょう。

ですが乗船してしまえばともかく、行くまでが南米は本当にとおい。

カリブ海でさえ、太平洋を横断してアメリカの向こうに行くのだけでも大変ですが、さらに南米まで南下するので、それはそれは長く機上の人となります。

クリスタル・エンデバー

そこで、先程、作り始められたクリスタルクルーズのエンデバーという探検船。

クリスタルのサービスと豪華さとクオリティを積み込んだ探検船になる予定です。2020年に就航し、最初は日本にやってくるともいわれています。

その、クリスタルエンデバーが行くのが他の南極探検クルーズと違う、オセアニア側の亜南極をまわるもの。

オーストラリアのタスマニア島のホバートから出港し、22日間のクルーズをして、ニュージーランドのクライストチャーチまで行くルートです。

逆にクライストチャーチ発もありました。

その間、亜南極の島々を巡り、景色や動物たちを見学するいうコース。

この辺りはニュージーランドの政府が とても厳しく保全につとめていて、いま現在も限定されたクルーズでの訪問しかできないようです。

いまこのエリアで行われているクルーズは、豪華とはいえない、いわば知床の岬周りのクルーズ船のような、フェリーような簡単な船でむかいます。

セミナーなどはしっかりしていますが、紹介ビデオでみても揺れはそうとうなもの。若いか体力がしっかりしていないと不安になりそうです。

価格はしっかり、三ケタです。

それを考えると、22日間豪華なクリスタルエンデバーのsuiteで320万円くらい、米ドル$69,598が半額になって$31,159はお安いといえそうな気がしてきます。

お食事は 6つ星のシェフが監修していて、そしてなにより日本から行く場合はタスマニアやクライストチャーチのほうが断然近いのです。

そのことを考えても、ちょっとそそられるものがあります。

ちなみに、いま出ているクルーズ船はニュージーランドの南の方のダニーデンや、インバーカーギルまで行かなくてはなりません。

これらの街は小さいところで海外からの直行便はなく、大都市からのドメスティック乗り継ぎになります。

こちらもロス海という、荒々しい海が待ち構えていますが、クリスタルの最新鋭の客船ならば揺れもマシな気もします。

もちろん、アルゼンチン側に行くのが南極クルーズの本命という方もいらっしゃいますでしょう。

でも、楽に移動したい、もしくは場所にあまりこだわりなく南極へ向かいたい方などは、検討の価値はあるかと思います。

上陸にこだわりのないかたでしたら、クルージングだけの船で素晴らしい景色などをゆったり堪能するのもありですし。

世界中、海でつながっているところは船で行けるのが当たり前のことですが、クルーズ船に只乗っているとリゾート感はあっても、探検や冒険感は薄いもの。

永遠の少年少女が、たまに探検の楽しさを味わいたいときに、ラグジュアリーな探検船は大人の冒険心を満足させてくれるのではないかと思っています。

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