
コスタネオロマンチカが四日市港に初入港

mr. shibata
1975年コーラルプリンセスで初めて海外旅行をして以来、ずっと船旅を愛好しています。大学時代は横浜港、社会人になってからは神戸港、大阪港、そして現在は名古屋港に足を運び、客船の写真を撮っています。 定年退職したあとは時間が自由になり、色々な海域を巡り船を乗りつないで世界一周を達成。 40年以上の乗船歴を活かしてクルーズの伝道師みたいにクルーズの魅力を発信していきたい。 旅の詳しい記録は下記4トラベルに掲載しています。
プロフィールを見る2018年という新しい年がスタートしました。
コスタネオロマンチカが四日市港に初入港するというので今年の初出動で四日市に行って来ました。
コスタネオロマンチカは昨年10月末より太平洋クルーズを運航していますが、冬の悪天候で運航には苦労しているようです。
今回のクルーズでは悪天候の影響で神戸、奄美大島は抜港し航程変更となり、四日市港への入港時間は午前6時30分から午前1時に早まったりとスケジュール通りには運航できていないようです。
三重県の四日市界隈の人にとっては外国客船が初入港する事は画期的で待望の出来事でもあり一大イベントであったようです。
伊勢神宮にアクセスも良い四日市港には6月にダイヤモンドプリンセスが初入港し、年内に5回も寄港することになっており、客船誘致では地理的にも名古屋とライバルになりそうです。

四日市港に初入港のコスタネオロマンチカ

コスタネオロマンチカに久しぶりのご対面。会う所が違うと新鮮な気持ちになります。

Welcome to Yokkaichiの旗四日市は客船誘致に情熱が注がれているのを感じました。

歓迎イベントの案内看板

四日市港⇔近鉄四日市駅連絡の無料シャトルバス乗り場

四日市港⇔イオン四日市北店連絡の無料シャトルバス乗り場

三岐鉄道の貸切バスで運行

バスは古いが運賃は無料で嬉しいサービス

「振る舞い酒」「甘酒振る舞い」「伊勢うどん振る舞い」のふるまい体験ブースコーナー

観光振興のため、四日市港に客船の誘致を図り、地域の活性化に寄与することを目的に四日市客船誘致協議会により「四日市港クルーズファンクラブ」が設立されており、コーナーでは乗船客や乗組員へのおもてなし活動がされていました。http://www.yokkaichi-cci.or.jp/cruise/news/359/

「昇龍道」プロジェクトのPRコーナーも設置されていました。日本の真ん中に位置する中部北陸地域の形は能登半島が龍の頭の形に、三重県が龍の尾に似ており、龍の体が隈なく中部北陸を昇っていく様子を思い起こさせることから同地域の観光エリアを「昇龍道」と呼んでいます。

無料Wi-Fiは寄港地では必須

クルーズで訪れた舞鶴や境港は国際貿易港といえども敷地が狭くて直ぐに立入禁止区域になり、船の写真を撮る時には苦労しましたが、四日市港は広々とした敷地で自由に動き回れました。

到着した頃には小雨が降っていましたが、青空となり黄色のコスタのファンネルが映えていました。

船尾方向から船の全形をパチリ

船首の方向には雪で白くなった鈴鹿山脈が見え、純白のコスタネオロマンチカ船体と白い雲のコントラストが青空に映えて美しい

付近は緑地・公園としても良く整備されています。

俯瞰的にコスタネオロマンチカを撮ろうと思い、高さ100mで三重県内で一番高いビルの四日市港ポートビルの展望台へ四日市港ポートビルは日本を代表する夜景資源として「日本夜景遺産」の施設型夜景遺産部門に認定されているとか。

最上階の14階(地上90m)にある展望展示室「うみてらす14」に昇ってみると開放感溢れる360度のパノラマが素晴らしく感激しました。中央は霞大橋

耐震補強工事した埠頭は長さにも余裕があり、これなら世界最大級の客船が来港しても大丈夫そう

展望展示室からコスタネオロマンチカを望遠レンズでパチリ後方は知多半島コンテナ航路を持つ国際貿易港だけにクレーンが林立キリンのような形のクレーンが邪魔してコスタネオロマンチカ全景を撮れず残念でした。

東側の景色四日市港は羊毛の輸出入で縁が深かったオーストラリアのシドニー港と姉妹港提携しており、シドニー通りという道路が真っ直ぐに伸びています。

広々としたコンテナヤード

西側の対岸の浜園緑地と富双緑地と国道23号線

浜園緑地かつては中部国際空港(セントレア)への高速旅客船ターミナルもありましたが、現在は撤去。

北東の方向には名古屋の高層ビル群も見えて絶景

夜になるとこんな素敵な夜景が見えるようです。工場夜景の「聖地」と称される四日市のコンビナート夜景https://youtu.be/T6ILAOomWu8<四日市港ポートビルのHPから拝借しました>改めまして本年もよろしくお願いいたします。
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