【シンガポール発着クルーズ】クァンタム・オブ・ザ・シーズ 両親と行く!親孝行クルーズ 1日目&2日目:前半

【シンガポール発着クルーズ】クァンタム・オブ・ザ・シーズ 両親と行く!親孝行クルーズ 1日目&2日目:前半

2020年2月7日 00:00
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2008年の初クルーズでその魅力の虜となりました。 これからも素人目線で庶民派クルーズレポートを発信していきます。 旅の思い出は4travelに掲載中! https://4travel.jp/traveler/hallelujah200x/

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2019年に気に入って2回も行ってしまったこのコース。
3回目は両親と一緒に行くことになりました。

11月のシンガポールクルーズを終え
『年が明けた寒い時期に恒例の母とのグアムかな』
といつもの調子で検索を始めたころで
「もしかしたらシンガポール発着のクルーズなら父も行くかも?」
とふと思い声をかけてみることに。

というのも旅好きの父なれど、ヘビースモーカーで機内禁煙になってから海外に行ったのは私の海外挙式のみ。
年を取り、最近では本数もかなり減ったというのでクルーズ船に乗ったことが無い父を「母のバースデークルーズ」という文句を使い誘ってみることにしたのでした。

以前『タバコは我慢は出来るけど、吸えない環境と思うと嫌だ』と言う父に横浜発着のクルーズに行こうと声をかけたこともあるのですが「日本人ばかりの船には興味が無い」とワガママを言ったので、以後母だけを誘っていたのです。

体は丈夫でも高齢者と呼ばれる域に入りつつある両親で、今後いつ体調を崩すかもわからず一緒に旅をするチャンスもそうそう無いと思い半ば強引に誘いをかけて即日申し込み。
残念ながら夫は仕事の都合がつかず一緒に行くことはできなかったけれども、久しぶりに両親とのプライスレスな時間を過ごすこととなりました。

今回のクルーズは船会社はもちろんロイヤルカリビアン。
同じクルーズでもボイジャー、改装後ボイジャー、クァンタムとそれぞれ船もコースも少しずつ違うので新鮮な気持ちで楽しめそう!
残念ながら中国仕様のクァンタムなのでダイヤモンドラウンジは無くなってしまってるけれどもダイヤモンド会員の恩恵に期待を寄せて予約です。

出発1週間前になってコロナウィルス関連でロイヤルカリビアン米国本社より突然のメール。
中国、香港、マカオ人、中国経由便利用者および15日以内に中国を訪れた人の乗船制限を実施するとのお知らせでした。
更にシンガポール政府が上記の入国制限をしたためクルーズ船の乗船率は50%でクルー以外はノーチャイニーズ。

2月3日にダイヤモンドプリンセスでC19の感染者(香港で下船済)が出たためその後のコースを途中キャンセルし横浜に帰港。
私達の出発直前の2月5日、船内で初の感染者を確認。

この頃はまだC19感染者は中国国内がメインだったため、何も対策をしていない日本よりも入国制限をしているシンガポールの方が「むしろ安全」と思えるような状況でした。

******************************************
2/6 羽田→シンガポール到着 グランドパシフィック泊
2/7 クァンタム・オブ・ザ・シーズ乗船 出港
2/8 ポートクラン入港(マレーシア)
2/9 ペナン島(マレーシア)ジョージタウン入港
2/10 終日クルーズ 
2/11 シンガポール入港 シンガポール→
2/12 羽田着
*******************************************
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両親とは羽田で待ち合わせ。
空港職員とキャビンクルー以外は日本人でもマスクをしている人はほとんど見かけず。
この頃はまだまだ平和。
C19は近くて遠いお隣の国での話という感覚でした。

父は最後の一服をしてくると言ってなかなか戻らず。
タバコを空にすべく吸い溜めをしているのかな~と思ったら、実はもうひと箱スーツケースに忍ばせていたという・・・
シンガポールは1本から課税対象で、その手続きに煩わされるのが嫌なので「シンガポールには持ち込まないで」と言ったのに・・・

仕事を終えて夜便で出発です。
モニターのクルーは笑顔だけど、残念ながら今回はマスク&手袋でのサービスです。
美しい笑顔が拝めません。

順調なフライトでシンガポールに到着。
入国は今回初めて『SG Arrival Card』を利用。
機内で配られる用紙を持っていなかったからか、並んでいると係員に用紙の記入を促されたけれども『SG Arrival Card』を登録していると話すとシンガポール国民の有人カウンターに進むよう促されました。
日本人だしシンガポールに住んでいないと伝えても大丈夫だとのこと。
恐る恐る進むと両親ともに別々のカウンターへ通されてしまいました。
案の定、色々聞かれたので状況を説明すると「シンガポール在住」と勘違いされたとのことでした。
シンガポールの審査場はそれぞれが近いので、私の対応をした係官が周りに声をかけてくれたお陰で両親もすんなりと終わることが出来ました・・・
いや、父は手荒れにより指紋がうまく取れずかなりてこずっての入国です。
 
入国審査後は税関です。
たばこ1箱のために初めてDeclareの方へ進むもだーれもおらず。
遠くにお喋りしてる職員がいたので声をかけると「タバコ?どれくらい?1箱?ノープロブレム!」と言われてしまいました。
うーん、良いのかなー。
ちょっと心配だけど良しとしましょう。

23時半到着だったので当初、ホテルは取らず空港の仮眠エリアなどを利用しつつ空港散策して過ごすつもりでした。
でもその話を友人にすると
「老人虐待」
と言われたのでホテルを取る事に。
両親にホテルを取ったことを伝えると
「寝るだけなのにわざわざもったいない」
「空港で過ごしてみたかった」
と言われ、
「あぁ、やっぱり私の両親だな」
と改めて感じる一幕も。

そうは言ってもシャワーを浴びてベッドで寝れば深夜着とはいえリフレッシュ。
古いけれど、清潔感があり広々としていて良いホテルです。

バスタブはあるけど水回りはかなり古いかな。
まぁシャワーを浴びる程度なら十分です。

翌朝は徒歩観光から始まります。
まずはシンガポールスリングで有名なロングバー。

ラッフルズホテルのアーケードを散策。

天気も良く緑も生い茂って清々しい朝です。

ロクな思い出が無いホテルだけど、雰囲気だけは好きなのよねー。

春節は終わったけれどもまだ春節モードのエントランス。

改装も終わって立派な佇まいでした。
サービスはカジュアルクラスのクルーズ船よりも劣ってたから私の中ではカジュアル船以下。

朝食は喜園珈琲店へ。

カウンターが混みあっているのできっと美味しいはず。

注文方法が良くわからなかったので前後の人に聞きながら注文。
みんなが頼んでいたものをちょっとずつ頼みました。

まずはカヤトーストと珈琲。
ふわふわの厚切りカヤトースト、美味しい!

ビーフンは大人気。
厚揚げもみんな頼んでたので注文。
どれ食べてもしつこくなく素朴な味で美味しかったな~
どうやらビーフンは朝だけの人気メニューだそうです。
どおりでみんな頼むわけだ。

食後はまたまた歩いて観光開始!
それにしても暑い!
日陰が無くて死にそう。

ナショナルギャラリーに初めて来てみました。
ここだけ見るとヨーロッパ。

ラッフルズ卿のモニュメント。
ちょうど日本人の団体客と一緒になりました。
私は初めて来たけど、もしかして定番なのかな?

モニュメントからの眺めが最高でした。

川沿いには猫の親子の彫刻もあったりして。

フラトンホテルに到着。
こちらもまだまだ春節モード。

中は思いっきり中国式なのです。

地下通路を抜けてワンフラトンへ。

マーライオンパークに到着。
シンガポールと言えばここ。
それにしても暑い!
シンガポールらしい暑さ。

チェックアウトの時間が迫ってしまったため、帰りはホテルまでタクシーを利用することに。
ワンフラトンのタクシースタンドに行き、先頭にいたタクシーに乗ってホテルまでお願いすると「シンガポール初めて?」「これからどこに行くの?」「港まで送ってこうか?」なんて感じでどこにでもあるタクシー。
車はアルファードだけど、海外だとこんなのあるあるでしょう。

でもホテルについたら「55ドルね」と。
「え?15ドル?」(せいぜい10じゃね?)
「55ドル」
「は?」
「リムジンタクシーだから」
「は?」(降りてホテルに入っていく両親。鍵は私が持っている)
「リムジンタクシーは55ドルがベースだから」
「聞いてないんだけど?」(両親よちょっと待て、娘はトラブってるぞ)
「じゃぁ初めてだから20ドルオフで良いよ」
「は?高い」(娘が来ないことに気づきホテルから出てくる母)
「35ドルね」
「(ヤバイ、チェックアウトの時間が!しかも父が先行っちゃってるし!)30ね!」(渡して降りる)

両親「どうかしたの?」
「ボラれた」
「え?」
「リムジンタクシーだから55ドルって」
「それっていくらくらい?」
「4500円くらい。せいぜい800円くらいの所なのに!」
「それで払ったの?」
「30ドルにしろって言って2400円くらい払った。悔しい。」
「値切ったの?」
「値切ったよ。もっと値切りたかったけど2人とも先行っちゃうから!!!」
両親「シンガポールでもそんなことあるんだねー!」(なぜか楽しそう・・・)

両親と一緒じゃなかったらホテルマン呼んで規定料金まで下げさせたけどね。
なんなら警察呼んでもOK。
でも今回は諦めました。
今までのシンガポールでは「これはリムジンタクシーだよ」と先に言われたり、そもそも乗り場が違っていたので避けてたのですが、まさかこんなことがあろうとは。

ボッタクリタクシーめっ!
あぁでも悔しい!

シリーズ

2020【シンガポールクルーズ】クァンタム・オブ・ザ・シーズ 5泊6日

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