【クァンタム・オブ・ザ・シーズ総集編】ニューノーマル時代のクルーズを先取り!?

【クァンタム・オブ・ザ・シーズ総集編】ニューノーマル時代のクルーズを先取り!?

2020年2月12日 00:00
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2008年の初クルーズでその魅力の虜となりました。 これからも素人目線で庶民派クルーズレポートを発信していきます。 旅の思い出は4travelに掲載中! https://4travel.jp/traveler/hallelujah200x/

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欧州に比べて短いフライトで満喫できるアジアクルーズ。
今回は初めて両親とのクルーズです。

出発1週間前になって新型コロナウィルス関連でロイヤルカリビアン米国本社より突然のメール。
中国、香港、マカオ人、中国経由便利用者および15日以内に中国を訪れた人の乗船制限を実施するとのお知らせでした。
更にシンガポール政府が上記対象者の入国制限をしたためクルーズ船の乗船率は50%でクルー以外はノーチャイニーズ。

2020年2月3日にダイヤモンドプリンセスにC19感染者が乗船が発覚したため横浜に逆戻り。
私達の出発直前の2月5日、船内で初の感染者を確認。
この頃はまだC19感染者は中国国内がメインだったため、何も対策をしていない日本よりも入国制限をしているシンガポールの方が「むしろ安全」と思えるような状況でした。

2020年2月6日出発。
まさに今なお続いているパンデミック直前の優雅な船旅。
早くまたストレスフリーなクルーズが出来る日が戻ってきてほしいものです。

シンガポールクルーズも3回目。
出来ればプーケットまで行くコースが良かったけど日程重視なのでポートクラン&ペナンに決定。

今回は大人3名利用になるので初めてジュニアスイートを選択してみました。
バルコニーよりも広くてバスタブ完備、夜だけスイート専用レストランも利用可能な特典付き。
その割にはお値段がかなりお得。
リピーター会員のステイタスもダイヤモンドになったので自動で100ドルの割引になります。

4泊で1室$1,712.15、3人利用なことを考えるとかなりリーズナブル!
2019年12月に予約完了です。

今回も仕事帰りに利用可能な夜便が予想外に高かったので早退して羽田便を利用することにしました。
下船後もかなりゆったりな滞在時間長めのフライト。
これが一番リーズナブルなチケットで、一人当たり59,700円。
1年前は破格だったのにな・・・。

シンガポール弾丸クルーズで初めてのホテル予約。
トリプルで泊まれる中ではリーズナブル。
滞在時間も短いので立地重視でホテル・グランド・パシフィックにしました。

弾丸クルーズするなら直行便。
羽田、成田を利用できる人なら仕事帰りシンガポールへ行けちゃいます。
シンガポール航空の快適な空の旅は深夜便でも疲れを残しません。

今回は初めて弾丸クルーズで前泊ホテルを予約。
滞在時間は短めなのでお値段と立地重視。
今までの弾丸クルーズでは空港のラウンジのシャワーを利用していたけど、たった数時間でもホテルで仮眠をとると疲れが抜けます。

シンガポールらしいカヤトーストの朝食。
空港で朝食を済ませることも多かったけれども、街角の食堂で地元の人に紛れて食事をすることが出来るのもホテルに手荷物を預けられてるお陰です。

立地重視でホテルを選んだのでラッフルズホテルも徒歩圏内。

ラッフルズ卿上陸記念のモニュメントからのリバーサイドの眺めはシンガポールならでは。

シンガポールと言えばここは外せません。
乗船前にはやっぱり定番スポットを観光するのがお薦め。

3回目のシンガポールクルーズはクァンタムクラス。
更に巨大化しているので乗船時に全景を見ることが出来ません。
船は巨大でもC19のせいで乗客は定員の約半数。
乗船はとてもスムーズでした。

乗船したらまずはランチ。
入口に手洗い場があるクァンタムクラスだけれども、普段はアルコール消毒すればOK。
でも今回はコロナの影響で強制的に手を洗うように促されました。

クァンタムクラスのウィンジャマーで一押しなのがこのヌードルスタンド。
自分好みの具材で味付けも自由に出来るのでガツンと食べたいとき、さっぱりと行きたいとき、それぞれ選べるのでお勧めです。

初めてのジュニアスイート。
大人3人でも十分すぎる広さ。
窓もバルコニールームより広いので部屋が明るいので開放感抜群!
ターンダウン後にソファーがセミダブルサイズのベッドになります。

ジュニアスイートはかなり広めのバスタブ付き。
アメニティはロクシタン。
トイレが2か所あるのもポイントです。

ジュニアスイートはアジアクルーズでは定番の電気ケトルの他にコーヒーメーカーも完備。
更にC&A特典のミネラルウォーターとスナックのサービスの追加。
ミネラルウオーターは今回は毎日補充されたのでラッキーでした。

日本のエージェントを通して申し込むと日本語説明会に参加できます。
都度変わるシンガポールの入国審査や船の注意事項、寄港地観光などの簡単な説明が受けられるので参加がお薦めです。

RCIも上級スイート客室と上級リピーターを差別化するようになりました。
大型船になるとある程度区別しないとRCIも上級スイート客室(グランド以上)と上級リピーターを差別化するようになりました。
大型船になるとある程度区別しないと捌けないのかな?

カジノは中国系仕様。
C&Aリピーターラウンジもハイローラー専用カジノになっちゃったクァンタムクラスです。

大人気のフローライダーも乗客が少ないせいで待ち時間無し。

バンパーカーも待ち時間なしで乗り放題。

船内も驚くほど人がいません。
乗船率は50%なのでパンデミック以降に再開したニューノーマルスタイルクルーズと同じくらいです。
ただこの時はマスクは必須ではなく、むしろ「コロナにかかってない人」「蔓延地域以外からの乗客のみ」なので安心感があり快適でした。

16:30~20:00はハッピーアワー。
ダイヤモンド会員以上は3杯無料でアルコールを含むドリンクが頂けます。

RCIと言えば質の高いエンターテインメント。
Sonic Odysseyも圧巻のパフォーマンスでした。

夕食はジュニアスイートでも唯一と言っていい特典の一つであるスイート客室専用レストランのコースタルキッチンが「空きがあれば」夜だけ利用することが出来ます。
乗船率50%なのでもちろんガラガラ。
毎日利用できました。
落ち着いた雰囲気と静かなレストラン。
賑やかなメインダイニングも好きだけれどもたまには大人のディナータイムも良いものです。

お料理はメインダイニングに比べてワインランク上。
盛り付けも凝っていて繊細な味付けでとても上品でした。

フィレミニヨンステーキも食材が上質。
チョップスグリルで頂くステーキのように美味しかったです。

デザートは定番のニューヨークチーズケーキ。
ロイヤルカリビアンの食事は初めて乗ったころと比べると格段と良くなっているけど、コースタルキッチンは更にランクアップでした。
このランクの食事が毎晩頂けるのはラッキー!

ランチはメインダイニングがお薦め。
賑やかなウィンジャマーも良いけど、優雅にダイニングルームでランチタイムです。

フォーマルデイだからなのかなんなのか、C&Aの特典がお部屋に届きました。
小さく見えるけどまあまあの大きさ。
一つ食べるとガツンと来ます。

ソラリウムに到着。
中国ベースにいた時はスイート客室専用でしたがシンガポールベースでは誰でも利用できるようになっています。
でもアンセムと違って摺ガラスで中が見えないから入りにくい。

温室のように暑いけど、お子様NGなので静かに過ごしたい人にお薦めのエリア。

スクーナーバーでは様々なトリビアイベントが開催されます。

3回チャレンジして2回優勝!
賞品はキーリングとボールペンでした。
右の2つはC&Aがダイヤモンドに昇格したので記念のピンです。

ロイヤルロフトスイートの見学会が開催されました。
普段なら絶対に入れないお部屋。
そのゴージャスさに圧倒されました。

広すぎて迷子になりそう。
船尾の大きなジャグジーで航跡を眺めながらのシャンパンタイムなんて最高なんだろうな~
4泊でだいたい$8,000~/室です。
私なら4回乗るな。

Two70で行われるスターウォーターショーは必見。
最新技術を駆使した見ごたえのあるショーです。
船の上とは思えません。

シンガポールクルーズで初めての船長主催のイベント。
閑散としている船内だったけれどもこの時はまあまあ集まりました。

ターンダウンのタオルアートはRCIでは定番。

たいていのクルーズでは混みあうゲストサービスもこの時ばかりは殆ど並ぶことはありませんでした。

ダイヤモンド会員だとロイヤルエスプラネードにあるラ・パティスリーでスペシャリティコーヒーが無料。
カプチーノやホットチョコレートが毎日飲み放題!

クァンタムクラスといえばノーススター。
アジア圏では有料だけれども一度は乗ってみたいアトラクションです。

$8/1人。
一気に上昇して船がオモチャのようです。
あ、よく見たら船尾のクマも写ってる。

船内イベントで人気なのがレーザータッグ。
ボイジャー&オアシスクラスだとStudioBでの開催ですが、クァンタムクラスではシープレックスでの開催なのでちょっぴり広めかも。

下船前夜のショーはとっても華やか。
美男美女が踊りまくり。

Two70ではスクリーン一面を使って花火のショーが開かれます。

3回目のポートクラン。
周りはジャングルです。

ここで初めて船を外から眺めることが出来ます。
ポートクラン入港で今までと違った点は体温測定。
全身防護服を纏った職員が非接触型の体温計で測ってくれました。

バトゥ洞窟とクアラルンプール両方に行きたいと交渉しても「ムリ」との答え。
距離的にそうでもなさそうだけど、道路状況があまりよくないマレーシアでは無理は禁物なのでしょう。

結局またフードコートを物色。
ここはかなり割高だけど、見ていて楽しいです。

ペナン島のジョージタウンに到着。
ここでも船を見渡すことは出来ません。

ジョージタウンでも入国審査時に体温測定がありました。

ジョージタウンは治安も良いので徒歩観光も良いけど、暑いので無料のバスを使いつつ回るのがお薦め。

マレーシア土産を買うならGAMA。

同じくシンガポール発着クルーズをしているコスタが先に出港です。
船ってカッコいい!

ペナンを出港したら次の港はシンガポールです。

まだ夜が明けきらないうちにシンガポールに入港。
朝食を済ませたら下船まで最後の船内散策を楽しみます。

いつもは混みあう下船も今回ばかりはスムーズ。

港のストレージサービスを利用して下船後最後のシンガポール観光に出発です。

ターミナルにはもう次の乗船客が集まっています。
といっても人が少ない・・・
結局、この航海を最後に全てのクルーズがキャンセルとなりました。
2020年12月にシンガポール人だけの無寄港クルーズが再開されましたが、外国人が乗船出来るようになるのはいつになることやら。

フェリーターミナル屋上からの眺めがお薦め。
シンガポールの街とクルーズ船を一望できます。

シンガポールと言えばベタなアラブ人街。

もう一つ、ベタなリトルインディア。

歩き倒したのでフラトンホテルでティータイム。
雑多なアジアの喧騒から一気に優雅なホテルライフとなります。

空港へはMRTを利用。
チェックインを済ませたら帰国準備万端。

今回は無料でラウンジを利用出来たので汗を流してサッパリしてから搭乗することが出来ました。

帰国便も快適な空の旅でした。

シリーズ

2020【シンガポールクルーズ】クァンタム・オブ・ザ・シーズ 5泊6日

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