【クイーン・ヴィクトリア総集編:前編】クルーズあれこれ

【クイーン・ヴィクトリア総集編:前編】クルーズあれこれ

2015年10月11日 00:00
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2008年の初クルーズでその魅力の虜となりました。 これからも素人目線で庶民派クルーズレポートを発信していきます。 旅の思い出は4travelに掲載中! https://4travel.jp/traveler/hallelujah200x/

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今回の総集編は前後編に分けてみました。

前半は主にQVについて。
後半は個人手配のあれこれについてです。

更に今回は船内でお買い物をしたり利用したカードの決済トラブルが発生という前代未聞の事態。

下船してから1か月以上たった2015年11月29日現在いまだ解決せずという状況に陥っているので、このあたりのことも後日談としてまとめたいと思います。

イスタンブール港はトラムのフンドゥクル駅から徒歩5分。
かなり道が悪いのでスーツケースがあると短い距離でも重労働。
港の入り口もイマイチわかりにくいので迷いつつ入りました。

細い小道を抜けるとこの小屋に到着するので、パスポートを見せて制限エリア内に入ります。

小屋を抜けて右手にスーツケースのドロップオフポイントがあります。
いくつかの船が停泊をしている場合、船会社によって別れているので荷物を手放す前に必ず船会社のタグをつけていなければなりません。

イスタンブール港のチェックインと出国審査はこちらの建物で。
オンラインチェックインを済ませておけば必要書類(乗船券)をプリントアウトしてパスポートを見せて登録したいクレジットカードを渡すだけです。

キャビンは13時に解放されます。
乗船時間がちょっと遅かったのですぐに利用することが出来ました。

通常は手荷物を持ったままリドでランチなどをしながら過ごすことになります。

QVのキャビン内はとても明るく使い勝手も良かったです。

テレビの下には冷蔵庫もありました。

冷蔵庫内はソーダ、ビール、ミネラルウォーター。
このペットボトル、ちょっと悩みました。

ウェルカムドリンクの代わりにキャビン内に準備してあるウェルカムシャンパン。
飲まずに置いておくとターンダウンの際に片づけて、シャンパンだけテレビの横に残しておいてくれました。

ベッドはかなり高かったです。
寝心地は抜群。
大きめのシートが掛けられているのでスーツケースを載せて7泊の準備・・・
だけど荷物が届きません。

そんな時は船内新聞やデッキプランを読み込んでこれからの船生活の準備を。
1面の重要ポイントをチェックしたらタイムスケジュールを見て気になるイベントを探します。

船内新聞は毎日配られます。
1面には寄港地名、時間、ドレスコード、夜のショー。
その他の注意事項など様々なことが書かれています。
中は主に船内のタイムスケジュール。
裏面にはレストランやバーの営業時間が書かれています。

日本語のダイジェスト版もありましたが、なぜか私の部屋には入ったり入らなかったり。
ゲストリレーションに行った時、ついでにお願いしてからは毎日届くようになりました。

クローゼットをチェック。
海側客室は全部で3か所。
ハンガーもたっぷりあります。
バスローブやスリッパも揃っているので快適!

セーフティボックスもチェック。
カード、暗証番号どちらも対応しているタイプでした。
庫内は広めなので何でも仕舞えます。

バスルームは至ってシンプル。
今まで乗ってきた船とほぼ同じです。

シャワーが固定式でちょっと残念。
カーテンタイプなので水ハネ注意!

アメニティは英国王室御用達のトータルグルーミングブランド「ペンハリガン」。
ボトルタイプでちょっとだけリッチな気分。
最近はほとんど備え付けタイプなのでこのタイプに巡り合えると嬉しい気持ちになります。

船の廊下は長い・・・
カーペットの色でポートサイド、スターボードサイドが別れています。
また、奇数と偶数でもわかれているので間違った方で延々と部屋を探さないよう要注意。

船内はシックでシンプル。
どぎつい色もなく、大人の雰囲気です。

キュナーディアエリアはキュナードにゆかりのある人たちの品々を集めた博物館的な場所です。
有名人だらけでびっくり。
さすがはCUNARDです。

QVのシンボル、ブロンズレリーフです。
この場所は写真の人気スポットでもあり、この階段がグラウンドロビーでやるイベントを見るのにちょうど良いポジションになったり・・・

いつも明るいので周りにあるソファーが読書するのに最高の場所でした。

人気のスポットその2。
どこにあるのかな〜と思ったらカジノの横でした。
ギラギラしていないカジノなのでシックな時計が良く似合ってます。
1階はカジノとバー。
2階の回廊部分はショッピングアーケードです。

こちらはキャプテンパーティ会場、ダンス、クラシックのリサイタル、アフタヌーンティー会場、フェンシングレッスン場と変幻自在。
思ったよりも狭かったけど、それでも船内だと思えばかなり贅沢な広さです。

アフタヌーンティーはサンドイッチ、ケーキ、スコーンから選べます。
紅茶は1種類。
希望の茶葉があればティーバッグとポットを持ってきてくれるようです。
アフタヌーンティーは毎日開催されるので、お茶を飲みながらゆっくり音楽を聴いたりするのにおススメです。

大人気のフェンシング教室。
スケジュールを確認して参加する場合はちょっと早めに行きましょう。

ダンス教室は大人気!
会場は常にいっぱいです。

ピアノリサイタル。
劇場ではないので思い思いの場所での鑑賞が可能です。
こちらも良い席を確保したい場合は少し早めがお薦め。

スポーツデッキは狭くていつも閑古鳥。
客層を考えれば納得です。

プールもデッキチェアも豊富にあります。
暑いエリアでは日陰が人気、涼しいエリアだと日向が人気です。

ブックショップはお土産屋さんも兼ねてます。
ペンやメモ帳などCUNARDオリジナルグッズも沢山あるので小さいお土産を買うならブックショップがおススメです。

QVのライブラリー蔵書数は類を見ない多さでした。

船内で最も気に入った場所がこちら。
船内ライブラリーは蔵書の数もさることながらこのデザインと螺旋階段がとても素晴らしかったです。

リドをお散歩。
お料理の内容も種類もQVだから特別ということも無くいたって普通。
シンプルが一番ということでしょうか。

ドリンク類は充実していました。
朝しかジュースがないカジュアル船とはやっぱり違う!

紅茶の種類が充実しているのはやはり英国船だからでしょうか。
コーヒーよりも紅茶を飲んでいる人が多かったです。

ドレスコードはバーやレストランの前に掲示されます。
ディナータイム以降は寝るまでこのドレスコードが適用されます。
ドレスコード関係なく過ごしたい人はリドならOKです。

キャプテン主催のパーティーは1回目のフォーマルデーに開催されます。
入り口入ってすぐの所でキャプテンとの記念撮影。
その後、ドリンクを貰ってクルーの紹介などを見て解散。
この時はイスタンブールで乗船したファーストシーティングの人だけだったので少なめでした。

レストランのテーブル番号はカードではなく個別にお部屋に通知されます。
今までカードに書いてあることばかりだったので、初日はこのカードを見せてテーブルに案内してもらいました。

ディナーはファーストが18時、セカンドが20時半。
今までのカジュアル船は「フォーマル」か「スマートカジュアル」の2種類だったけど、今回は「フォーマル」か「インフォーマル」の2種類でした。

インフォーマルでは膝丈のワンピースを着ましたが、みなさん思い思いの華やかな装いで、年配の方が多かったせいかパンツスタイル+ラメ入りストールなんて方が多かったです。

テーブルは毎晩同じ。
番号を伝えて案内してもらっても良し、自分でテーブルについても良し。
大体担当ウェイターが気づいてエスコートしてくれます。

お料理は好きなものを好きなだけ。
でもかなり量が多めなので、前菜+メインで十分かもしれません。
前菜によってはサラダ+スープ+メインにしたりお好みで。

うっかりパンを食べてしまうと肝心のメインが入らないのでパンはお断りしてました。。。

メニューは左ページが前菜、サラダ、ドレッシング。
右ページがメイン、デザートです。
ベジタリアンメニューも含まれているのでそれほど多くはありません。
また、毎日選べる料理もメニューには載っていないので確認するしかないようです。

フォーマルディナーでのメインはビーフウェリントンとロブスター。
どちらか一方に絞れなかったので両方頂きました。
付け合せの野菜はごめんなさい・・・

チョット焼き過ぎだったけど、味はとても良かったです。
QVの食事は濃すぎず薄すぎず、日本人の口に合う味でした。

シェフズディナーなので最後にシェフとパティシエが出てきてご挨拶。
ナプキンを振って称えるシーンはどの船も同じです。

ディナータイムの後はダンスタイム。
QVのにはアンバサダーホストが5人ほどいるので女性の1人客の方々もダンスを楽しんでいました。

劇場はあまりお酒を飲みながらと言う方は見かけませんでした。
バー担当ウェイターも殆ど回ってこないし、他の船とちょっと違いました。

夜のショーはお好きな席へ。
バルコニー席はシャンパン付の有料プランもあるようでした。

近くで見たい人は最前列でもOK。
ただし、コメディショーだとイジられる可能性あり!

バーで頼むと同じビールがちょっとだけお値段高かったかな?
元々の差なのか、チップなのかは不明。

フルーツカービング等のイベントは終日クルーズ日の日中に開催されます。
時間を確認してちょっと前に行くのが良い席を確保できるコツ。

フルーツカービングで作られたインディアンと、SUSHI。
外国人には大人気だけど日本人から見たら間違いなく寿司ではない。
海苔だけは今までの船に比べたら古くないし、ものも悪くなかったです。

寄港地の気温はテレビでチェック。

最終乗船時間は出口手前に小さく表示。
見逃さないよう要チェック!

乗船前の水分補給もしっかりと。
乗船時にはクルーズカードをスキャンします。

ギャレーツアーは終日クルーズの日に開催されました。
スタート時間と集合場所は船内新聞をチェック!

ブリタニアレストランのランチはボリュームたっぷり。
プールサイドのハンバーガーも美味しかったけど、ここのも最高でした。
それにしてもこの大きさ!
夕飯が入らなくなっちゃいます。

お世話になったクルーには是非メッセージを!
下船日前になるとゲストリレーションで貰えます。

今回、船首側を撮ることが出来なかったけど、QVは船尾もカッコ良い船でした。
ガラス張りの場所は最後の朝食をとったブリタニアレストラン。

シリーズ

2015 【エーゲ海クルーズ】クイーン・ヴィクトリア8泊10日

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