【ラプソディ・オブ・ザ・シーズ総集編】ビジョンクラス3隻目&アドリア海2回目

【ラプソディ・オブ・ザ・シーズ総集編】ビジョンクラス3隻目&アドリア海2回目

2018年9月24日 00:00
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2008年の初クルーズでその魅力の虜となりました。 これからも素人目線で庶民派クルーズレポートを発信していきます。 旅の思い出は4travelに掲載中! https://4travel.jp/traveler/hallelujah200x/

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西地中海の次は東地中海でしょ。

いつもの3人から「2018の旅行は「クルーズが良い」と言われ、早々に目的は決まっていたので船もコースも迷うことなく決まりました。
ただ、クルーズ代金が異様に高い!!!
船会社はロイヤルカリビアンから変えたくないし、日程を前後させても殆ど料金に変動なし。
人気のコースで数が限られているとなると料金もつり上げてくるのでしょうか。

窓のない安い部屋でも1部屋4,000ドル。
カジュアル客船でこの値段は高過ぎるけど仕方ないと諦めて予約を取ろうとした時、ふと思い出して米国の旅行代理店に問い合わせをしたところ、限定4部屋で公式サイトの約半額での特別価格が出ているとの返信がありました。

その代りキャンセルしたらディポジットは没収で(普通は90日前なら全額返金)残額はフューチャークレジットという1年間のみ有効なクルーズに使えるクレジットとしての返金方法というリスクあり。

一瞬悩んだけど、行くと決めたらキャンセルしないし、万が一キャンセルとなってもロイヤルカリビアンならまた乗船するだろうということで初めての海外代理店利用ということになりました。

リスクはあっても割引額が桁違い。
○るみくらぶの様になりませんようにー!

王道のアドリア海&エーゲ海7泊8日コース。
クロアチアではドブロブニクではなくスプリットに行くコースです。
前後のクルーズはドブロブニクなのに、なぜかこの日程だけがスプリットでした。
私は初寄港なので楽しみです。

エーゲ海ではみんなが憧れるサントリーニ島へ。
行くとなったらロバタクシーは外せない!

モンテネグロも陸路ではあまり選択肢に上がらなさそうな都市なので楽しみです。

最終の日程表はこちら。
申し込んだ当初とコトル&スプリットが逆転し、時間も変わってしまったけれども全体的には停泊時間も長いし文句なし。

窓側キャビン1室$2,133.94(チップ別)。
公式サイトだと同じお部屋が1室$4,300(チップ込)なのでおよそ半額。
迷わずこっちを選ぶでしょう。
公式サイト1部屋分のお値段で2部屋予約できてしまうという驚きの安さ。

GWの地中海クルーズへの出発2日前に予約支払いは全て完了。
5か月前の予約でした。

仕事帰りの出発なのでできればターキッシュが良かったけれども予算オーバー。
今回はエミレーツ利用となりました。

往路は約5時間の待ち時間。
オジサンは初ドバイなので出来ればブルジュハリファくらいはと思ったけれども、時間的にイマイチなので諦めました。
ベネチア到着も決して悪くはないので観光も出来そうだし文句なし。

帰りはこちら。
出発は早すぎず遅すぎず。
成田到着も遅すぎないので公共交通機関で買えることが出来ます。
復路の乗継時間は約3時間。
往路に比べたらまだましです。

航空券は約12万円/1人。

欧州なら許せる価格です。

航空券、クルーズ、ホテル2泊で27.5万円。
9月の連休をフル活用した日程にしてはお得な価格となりました。

ベネチア本島のホテルは高いので、初めてのメストレ滞在。
前泊のホテルはプラザホテルにしました。
部屋の広さ、清潔感、サービス等々上々です。

後泊のホテルはプラザホテルの道を挟んで隣にあるベストウェスタンホテルボローニャ。
バス通りに面しているので音が気になる人はいるかもしれないけど、朝食等を含めるとプラザホテルより若干上でした。
でもどちらもリーズナブルで良いホテルです。
なんといっても駅前の立地なのでどこに行くにも便利。

空港~ベネチアは水上タクシーよりもバスが安価。
ATVOのバスはメストレ駅行きも出しているのでこちらを利用。

空港内の窓口でチケットを購入したけど、バス停に券売機もありました。
クレジットカードも使えます。
バリデートを忘れずに。

ベネチアから港までのタクシーは定額制。
でも高い!
荷物が多いor人数が多い場合はタクシーでもいいかも。
タクシーは1台35ユーロ。
バスなら1.5ユーロ。
ローマ広場へ行ってピープルムーバーを利用しても3ユーロ。
やっぱりバスだわ!

今回はローマ広場まで行かずに途中下車して港まで徒歩。
歩けなくはないけどかなり回り道だし蒸し暑かったのできつかったー。
でもちょっと冒険気分になれたのでまた利用するかも。

港入口では乗船券とパスポートをチェック。
セットセイルパスを手元に用意。

さすがベネチア。
大型船が5隻います。
それぞれのターミナルを確認して移動します。
無料のWi-Fiも利用できるようになっていて港も随分発展しています。

ロイヤルカリビアンのチェックインはこちらのターミナル。
建物に入る前にスーツケースを預けて2階に移動します。
スーツケースにはタグをつけるのを忘れずに!

プラチナ以上の優先チェックインはこちら。
セットセイルパス、パスポート、クレジットカードのチェックと顔写真の撮影でチェックイン完了。
健康チェックの問診票はありませんでした。

キャビンは13時にオープン。
今回は窓側のコネクティングルーム。
コネクティングの扉は施錠されているのでステートルームアテンダントにお願いして開けて貰いました。

しかしこのお部屋で$4,000超えはやっぱり高いなぁ。
それだけ人気があるということなのか、それともロイヤルカリビアンが強気なのか・・・

ビジョンクラスのバスルームはシャワーカーテンタイプ。
やっぱりガラス扉タイプの方が気にしなくていいから好き。

シンフォニーに比べると歴史を感じる船内。
でも初めての船を思い出すどこか懐かしいお部屋です。
コンパクトに纏まっていて収納も多く利用しやすいのがキャビンの特徴です。

今回、初めてベッドが少し低めでスーツケースがベッドの下に入らないというハプニング。
アメリカの船のベッドにしては珍しい低さでした。

ビジョンクラスのテレビはこれと言って何もできません。
レストランの予約や混雑確認も出来ないしメニューも見ることが出来ません。
ステートメントくらいは確認できるけど何故か不具合多し。
アプリも未対応なので昔懐かしの船です。

ショッピングアーケードでは日々セール品が並べられます。
化粧品、香水、タバコ、チョコレート、日用品。船会社のオリジナルグッズ、その他ブランド品等々。
ついつい暇つぶしで足を運んじゃいます。

ビジョンクラスにはプロムナードが無いのでイベントと言えばこちらのセントラムで行われます。
各種ダンスレッスンや船長の挨拶、音楽イベントなど吹き抜けを利用して日々盛り上がります。

一番のお気に入り、プロムナードデッキ。
プールデッキの喧騒を離れて海を近くに感じながら波の音と景色と日差しを楽しむならこちらがおススメ。
日陰でお昼寝するもよし、日なたで日光浴するもよし。
人気の高いエリアです。

ダイニングの朝食メニューは毎日固定。
毎日あるのになぜかメニューには載ってないエッグベネディクト。
ウィンジャマーには無いトマトジュースがあるのでダイニングの朝食顔お気に入り。

終日クルーズの日しか味わえないダイニングのランチ。(寄港地ではどうしても降りてしまうため)
凝った料理が提供されるので楽しみの一つです。

ダイニングのランチはデザートが豊富。
ウィンジャマーよりも落ち着いているので静かにランチを楽しみたい人にお薦め。

テーブルが決まっているのになぜか並ぶダイニング。
そのうちみんな自分でテーブルまで辿り着けるようになるからか次第にディナーで並ぶことはなくなりました。

リピーター特典のBOGO(Buy one Get one)でワインを注文。
相変わらずリピーター特典の把握がイマイチなので特典番号を確認して注文時に伝えることをお薦めします。

ロイヤルカリビアンの地中海コースではロブスターが出なくなっちゃいました。
その代りチョップスグリルからオーダーすることが可能です。
頼まなくても十分メインダイニングのお料理も美味しいのだけれども、1週間以上のコースだったら頼むのもアリかも。

今回は初めてのChops Grilleでのランチ。
Cruise Plannerで事前予約です。

前菜もスープも美味しい!
そしてこのステーキ。
ランチで選べるサイズは1種類、一番小さいものだけれどもそれでもこの大きさ!
柔らかくて味も良くて大変美味。

この日が誕生日だということもあり、注文したデザートとは別に特別プレートを用意してもらえました。
もちろんバースデーソング付!

ランチのスペシャリティレストラン、とってもお得です。

ウェイターソングはオーソレミオ。
さすが、イタリア発着。

シェフたちも総出で挨拶。
毎日美味しい料理を作ってる方たちに感謝できる時間です。

最終日の夜はウェイター達のダンスショー。
お別れのダンスはDon OmarのDanza Kuduro。
場所によっては一緒に踊ってる人も居るけどこの時は静かなもんでした。

ターンダウンサービスではお決まりのタオルアート。
コンパスをチェックしてそれと同時にお部屋に届いた様々な案内。
今回はバースデー特典でスパで使える$50クレジットが来てました。
時差を補正する案内などもこの時に入ります。

タオルアートの動物は最初のうちは毎日楽しみだったけど、最近はもっぱら洗濯物の水切り用タオルとしてフル活用。
シャワーを浴びて、その時に洗濯したらすぐにタオルアニマルを崩して洗濯物を挟んで水切り!
船内のあちらこちらの干して乾燥対策。
バスタオルで水を切ることで翌朝にはほとんど乾いているのでおススメです。

フォーマルデーは船長の挨拶がセントラムで行われます。
船長との写真撮影もあるのだけれども、この時は全然いなくて可哀想になっちゃうくらい。
だいぶ経ってから少し列が出来てました。
人気ないのかな?

ビジョンに乗った時は全く列が切れることが無くて挨拶が始まらずどうなることかと思ったけど・・・
やっぱり見た目が重要なのかも。

アドリア海クルーズではイタリア発着で米国船なのになぜかイギリス人率が高い。
前回もそうだったけれども今回はイギリス人がダントツでした。
そのせいなのか正装率が高く、カジュアルで陽気なロイヤルカリビアンがちょっとだけ「英国船」を思わせるような場面がしばしば。

イギリス人乗客が大半を占めているせいかヘッドライナーショーはビートルズのコピーバンド。
年代的にも大盛り上がり。

セントラムのダンスイベントは深夜まで続きます。
とにかくみんな踊る!飲む!一緒に歌う!
船ならではの過ごし方です。

ラプソディのフォトショップはプリントアウトタイプ。
ついつい探して買ってしまう・・・・

2回目の終日クルーズではプールサイドで2枚で$20のセールを実施中。
どこの寄港地でも大抵同じTシャツ。
そろそろ違うデザインを出してほしいなぁ。

終日クルーズと言えば水飛沫コンテスト。
痩せてる人が勝ったのを見たことが無い・・・

プラチナ以上のトップティアイベントはダンスと歌と船長の挨拶。
9年前とは違ってフィンガーフードのサービスもなくなりちょっと寂しくなりました。

ヴィジョンクラスの最終日のパーティーは国旗パレード。
いつもながらロイヤルカリビアンは国籍豊か。

フェアウェルパーティーでは船長以下クルー達総出でお別れ。
"Until we meet again"をみんなで歌います。

下船時はこちらのモニターをチェック。
最終の乗船時間や最終のテンダーボートの時間が書かれています。

今じゃ当たり前になったプールサイドの大型スクリーン。
朝の挨拶も初めて見た時から4年たつとミスも直った上、ひらがな表示も追加という進化。

降りたくないけど降りなきゃいけない下船の朝。
最後までダイニングの朝食を楽しみ、手荷物をもって時間になったら下船。
並ぶことなくあっさり下船できてしまうのが何とも淋しいです。

最後にシーパスカードをスキャンしてさようなら。
船の大きさのせいなのか、無駄なチェックが少ないからなのかベネチアでの乗下船はとてもスムーズでした。

下船したらタグの色と番号から荷物を探して受け取り税関を抜けて(チェック受けるものは特になし)終了です。

メストレ行きのバス停までは上り坂だし距離もあるのでピープルムーバーを利用してローマ広場まで一旦出ることにしました。
ピープルムーバーの駅までもそれなりに距離があるのが恨めしい。

メストレ駅にはA5番乗り場から2番のバスに乗ります。
始発なのでスーツケースがあっても邪魔になりません。
ベネチア本島のホテルはとても高いのでメストレ滞在はこの先のクルーズでも活用できそうです。

テンダーボートで下船するときには事前に整理券を貰わなければなりません。
船内新聞で場所と時間をチェックして30分~1時間前から並び始める感じでした。
列が長くなってしまうと早目にチケットを配り始めます。

コトルの港では最終テンダーボートの時間までに必ず戻らなければなりません。
旧市街までは歩いて10分ほど。
スプリットよりはずっと近いです。
ユーロも使えるし旧市街の中もそれほど広くはないので徒歩で十分観光可能でした。

サントリーニと言えばロバタクシー。
ロバによっては崖側に寄ってしまうので怖いけど絶対お薦め。
フィラまで行ったら目指すはイア。
テンダーボートの時間があるので午前中にイア観光を済ませておくくらいのタイムスケジュールが良さそうです。

帰りは初めてのケーブルカー。
それにしても並ぶ・・・
入港している船の数と時間によっては要注意。

とにかく暑いので水分補給と凍ったタオルのサービスが有難い!
ケーブルカーも並んだけど、テンダーボートも割と並びました。

寄港地で申し込んだ方がお得なツアーも意外とあります。
カタコロンではオリンピア遺跡の往復バスツアーが断然お得。
それぞれの言語に合わせて開催されるのでその場で申し込みして出発です。

オリンピア遺跡は12ユーロで遺跡と博物館の2か所が入場できます。
3か所全部回るのはちょっと時間的に厳しいかな?

スプリットの港は徒歩で移動可能。
旧市街まではおよそ20分で、道中インフォメーションや両替所があるので少しだけクーナを用意しておくと便利。

今回はどの港でも暑いからか冷たいお水のサービスがありました。
今まであまりなかったように思うけど・・・
停泊時間は毎日同じではなく、少し早い日もあるのでピアランナーにならないように気を付けましょう!

シリーズ

2018 【アドリア海クルーズ&ベネチア近郊】ラプソディ・オブ・ザ・シーズ9泊12日

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