横浜発シンガポール行き乗船記(12月7日)

横浜発シンガポール行き乗船記(12月7日)

2018年12月9日 18:32
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mr. minamiku

アメリカ在住の2001年、マイアミ発の西カリブ7泊8日カーニバルトライアンフでの家族旅行が初クルーズ。当時小学生だった末娘も今や独立、夫婦二人の旅行はクルーズがメインとなり、乗船実績は10回を超えました。最近は寄港地に加えて船で選んでいます。新しい船はポッド推進機採用により旋回性能が飛躍的にアップしており、港の中での入出港取り回しを見るのが楽しみです。

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乗船記速報(写真は後日)

7日に横浜で乗船した、ダイヤモンドプリンセス12泊13日のシンガポール行きリポジショニングクルーズを、可能な限り時間遅れなく掲載してみます。

横浜発の海外クルーズ

ダイヤモンドプリンセスは2800名を超える乗客でほぼ満室状態とのこと。驚いたことに、横浜発なのに日本人の乗客は10名に満たないとの乗組員からの情報です。「横浜発なのに本当ですか!?」船内新聞も放送も英語のみ。中国語はおろか日本語もまったくなし。日本人からすると、完全な外国船による海外クルーズ。こうなれば、外国人になった気分で、日本のクルーズを見てみましょう。

スムーズな乗船手続きは好感度高し

実は、初めてのダイヤモンドです。以前にはサンとサファイアでプリンセスクルーズを体験していましたが、三回目にして初めてダイヤモンドに乗船となりました。まずは、乗船の手続きですが、とてもスムーズ。基本的に並ぶことなくクルーズカードを頂きました。今回功を奏した方法は、まず12時過ぎに大桟橋到着。荷物を渡して整理券をもらったこと。それから、街に戻って乗船前の買い物をして90分ぐらい時間を使った後に戻ったところ、整理券番号は19番まで進んでいました。15番の我々は、待つことなくCIQへ。金属探知機は前に3組ぐらい。その後クルーズカードをもらう列も5組に満たない列があるだけ。対して、対応デスクはざっと見て10人を超えるスタッフがいて、ほぼ待つことなくスムーズなチェックインとなりました。

予定通り5時出航

横浜港の客船出航を見送りに来るのが恒例行事になっていますが、今回は見送られる側です。コスタ、スター、MSCと最近横浜を出航する外国船は30分以上出航が遅れることがざらでしたが、今回を含めてプリンセスは定刻出航が多い。今回もほぼピッタリ出て行きました。和太鼓の見送りありがとうございました。なかなかの迫力で良かったです。

かなり真面目なエバキュエーションドリル

ここ10年で乗った中で一番真面目なエバキュエーションドリルでした。最近はライフジャケットを持っていかないパターンも見られますが、今回も同様にマスターステーションに集まるだけのドリルでした。しかし、その内容は人員点呼の厳格さ、人の説明+ビデオを使った説明の深さ、その分かりやすさ等、安全に対する姿勢は、ここ10年で一番でした。

今回からまったく異なる外国人向けサービス

クルーズダイレクターを始め乗組員の説明で、「前回のクルーズまでは、日本マーケット向けのクルーズでした。今回から乗客が変わりました。」と何回も言っていました。今回のリポジショニングから、完全に外国人向けサービスに変わっているようで、日本人クルーズダイレクターも横浜では乗船していませんでした。ディナーメニューもワインメニューも更新されたようです。何れにしても、外国人向けクルーズになっていましたが、乗組員はキビキビと働き愛想もとても良く好印象です。日本人向けの日本近海クルーズではどうなのでしょう。また2月の後半に今回の逆コースで戻ってくるダイヤモンドです。

船長自ら日本酒の鏡割り

食事

ダイヤモンドの食事の質が下がったというような意見が色々な方のブログで拝見していましたが、私はかなり好印象でスタートです。

パイナップルの冷菜スープ


シーフードの盛り合わせ(名前は忘れました。)

横浜から清水

予定通りの航海でしたが、海は白波が見え隠れする程度の波があり、プロペラシャフト特有の短周期振動に加えて、時折船体に打ち付ける横波で飛行機の雲に入ったような、ガクンという揺れが続きました。冬の日本近海は揺れるのでしょうが果たして今回はどうなることでしょう。初日は少し強めの揺れに歓迎されました。

これから12日間。楽しみたいと思います。

シリーズ

2018 ダイヤモンド・プリンセス 横浜発シンガポール行き

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